まじめな話 |
私が、今の仕事に就いて、色々と様々なことを考えるようになっていった。
きっと、様々な「がん患者」さんに出会いました。
その中で、好きになった人、励まされた人、怒らせた人、嫌われた人。
辛くてたまらない日々も、笑いながら過ごした日々も、抜け出せない泥沼を共に歩んでるときも。
いろいろな人、いろいろな価値観、いろいろな治療法。
ベストなんて後から着いてくるものか。
インターネットが普及してから、情報の中心はインターネットになりました。
高速回線が当たり前に着くようになって、世界が瞬時に分かるようになりました。
ありとあらゆる人に、チャンスと危険性が現れるようになりました。
日々新しい薬、治療方針が入ってくる中、本当に大切な情報は何か。それを見いだせないこともあります。
期待を持って、相談してくれる人にアドバイスなんて簡単に出来ません。
ただ、自分の知っている情報を惜しみなく出すだけです。
知らないことがほとんどで、知っていることなんて少しです。
大切なことは、やはり真摯に対応する気持ちであり、それを表す手や声だと思うのです。
心電図を部屋につければ、患者さんを見なくなり、医者を見れば、「助けてほしい」そう思う気持ちは誰でも同じでしょう。
でも、それでいいのかと。。
今、している仕事の一つのものに、患者さん用の資料を見る仕事が有ります。
そこを分かるように、少しでも理解した上で伝えることが私の今の仕事かなって。
まあ、ちょっときつい休み日程での勉強なので、出来る限りでやってみます。
言ってみての感想は、それなりだなってこと。
まだまだ分からないけどね。
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2008年10月05日(日)
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