失せし希望
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 転換

生まれ変わろう
全てを捨てて
生まれ変わろう

今までのことを消して
生まれ変わろう

そう
考えると少し悲しくなった
頭の中だけだと我慢出来るのだけれど
字に起こしてみるとそーもいかず
これからの茨の道が悔しくて辛くて悲しくて

投げてしまいたい

生まれてごめんなさい

育ててくれてありがとう
そしてごめんなさい

不適合者は夢を見る
アルカディアを追っている
そぐわない現実は無くして
追う ひたすら 追う

一瞬一瞬の光を繋ぎとめておかないと
すぐにバラバラになってしまいそうだ。


どちらを求めるか

2002年01月01日(火)



 限界

ちゃちな言葉だ

主張すれば大体は意見を聞かない
強ければ強いほど

専門大学に行くことが
逃げる ということなのだろうか

微かに残っていた 生きる希望というか
繋ぎ止めていた儚い光
いつ消えるか分からないけど

それは本当に脆くて
崩れてしまうかもしれない
だけど
それが一つ一つ 繋がって
今 俺は此処にいる

否定

逃げる ならば
こんな命 捨ててやる
今 俺が此処にいることが
可能性で希望なんだ
捨てたら其処まで
ロープが喉に巻きつくだけの話

俺が感じる痛みは 普通じゃないのか?

何処で狂った?
何時 狂った?



風に吹かれただけで
遠くに飛んでいってしまう
儚い夢は
認識されないんですか

普通に生きて普通に稼いで普通に眠り普通に終わる
何よりも普通に生きることが難しい ってのは
なんとなく分かってる
けど そんなことに挑戦する気なんて
毛頭無い


もう 投げてしまいたい

久々に気が狂った夕方だった

2002年01月02日(水)



 楽園

苦しい 狂う 青い空

俺が此処まで成長し
欲しいものを与えてもらって
色々な事を学んだのは
当然ながら両親のお陰である

そんな両親が俺に期待を寄せるのは
当たり前の事で
俺が期待に添った行動を起こさないと
悲しむことは火を見るより明らかだ

親の痛みが刺さる
苦しんでる俺の身に
尚 刺さる

申し訳ない

生きていて申し訳ない
俺の生が誰にも賛美されないのなら

生きていていーのだろうか
楽になりたい という気持ちが過ると

死神が呼んでいる様な気がする

可笑しな話だ と 馬鹿にしていたけれど
その手の錯覚は充分に在り得るらしい

溜息一つ

桃源郷は幻想



2002年01月03日(木)



 実感

町に出ようと思って
頑張って外に出てみた
歩く

少ないけど余裕を抱えながら歩くのは
久方ぶりだった
やっぱり言葉が散らばりながら
頭の中で氾濫する

字を書くのが好きなのは
自分の足りない部分を埋めてるだけで
他意は無いです

頭の中で氾濫する言葉も同じです

それは本当のものじゃなかったりする
その言葉で埋め尽くされれば
他のことは出てこなくなって
一種の現実逃避が出来るんです
現実逃避
現実逃避
現実逃避・・・

何処まで現実を見据えればいーんだろか
とゆーか俺は現実を見てたのかな

無駄じゃなかったと思いたいけど
そーもいかないんだな これが

楽して生きたいな
じゃないと逝っちまいそうだ



2002年01月04日(金)



 本気

今まで生きてきて
俺は本気になったことが在るのだろーか と
考えてみた

そんなこと 一回も無かった気がする

いつも遠くで笑ってました

本気で好きになったことは一度だけ
でもそれが本気だったかどーかも
褪せてて忘れそうだ

お互いが上手く絡まりあって
常に心も身体も求め合える関係なんて
発生するのかね
疑問だ

俗に言う恋愛とゆーものに
本気で現をぬかすってのはどーやら嘘臭い
だってココロはナマモノじゃないですか
時間と共に思い出になる現実
そんなものを常に現実だ 今だ と
見つめ続けるのは難しい とか
ありそーにない気がする

本気で誰かに打ち込んでいる人間を見たら
俺は応援できるのだろうか

貶してしまいそうで恐い

己の尺度で計って
「浅はかだ」
と 言い放ってしまいそうだ

これでいーのか?


見ているかどーか知りませんが
メモラで俺と関わった人達
何でそんなに本気なんですか?
こんなエセ現実の出来事を
何故そんなに現実として捕らえてしまうんですか
どんなに否定されたって
ははん と笑ってやれれば良いのに

悲しや

どっちが正解?
でも これ
リアリズムの塊なのかしら

2002年01月05日(土)



 区別

あの人は阿呆だから近付きたくない
この人は馬鹿だから理解できるわけ無い

少なからず俺の中には壁がある
一つの腺を置いて 
そこから他人を傍観観察する
不用意に自分を出すことは危ないからね

自分の来たいに潰れてしまうんだ

改正すべき点は其処にある

まぁ それでも慣れてしまえばなんでも無いのだけど

慣れた時点で 一個 また無くなってしまうんだろうね

そーやって 色々無くしてきたんだよね

2002年01月06日(日)



 放棄

これから先 無難に大学に行って
無難に仕事を見つけて
無難に結婚して
無難に家庭を持って
無難におじーちゃんになって
無難にお墓に入る
そんなライフプラン

絶対に嫌だ

若い時期にこんなプランを望む人間はいるのだろーか
いたなら一度 見てみたい

俺が今望むことは何?
大学に無難に行けたのなら
こんなに苦しまなかったのかな
いや 俺は今 苦しいのかな?
ただただ甘えてるだけなのかな

何も分からないことだけはずっと変わらないんだね

もし仮にこの状態を許してくれるのなら
例えば大学受験をしなくて良い とか
専門か何かに行っても良い とか
そーなったら幾分か 気分は晴れるのだろうか
そう考えると疑問に思う
俺が望んでるものとは違う気がする
俺は今 
何をしたら満足できるんだろう 
気持ちが晴れるんだろう

これから先の話を色々な人間から教えてもらって
必ずしも予想通りに行かないことが
うっすら見えてきて
刻一刻とそれが頭の中で理解出来始めて
打ちのめされる

今まで生きてきた中で
辛かったこととか在ったら
「高校を卒業すれば何かが変わるのかもしれない」
ってことで先を見て
今はこーだけど って感じで何とか乗り越えてきた
何かが開放されるに違いない
そー思ってたんだ
でも本当は
「高校を卒業すれば」
じゃなくて
「大学に行ったら」
なのかな?
いや
「親の期待に応えられれば」
なんじゃない?きっと

脅されまくって社会に出るのが恐くなった
って言ったら言い訳になるのかな

望むべきものが先に無かったらどーするよ

嫌だな嫌だな

太陽と空が俺を離さないよ
逃がしてくれないよ
何処までも見ているよ
全部見透かされているよ

嫌だな嫌だな




2002年01月07日(月)
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