Happy Garden
Aki



 



きっと君が一晩で忘れてしまうような些細なことを

僕達はずっと覚えて

それを糧にしながら歩いてくんだろうなぁと思った



そうだっけ?って笑う君も

僕はその声のトーンや表情も必死になっておぼえるんだと思う。

2004年05月07日(金)



 夢と現実、できる奴とできない奴

新しい学校に入学する時
校長先生と、副校長と私と母の二者面談をさせられました。
思えばテストがなくてよかったけれどもそれだけレベルの低い学校だってのも何だと思う。

いくつか、家族構成や自分のこと、差し支えなくの質問攻め
頭の回転が鈍い私はとても遅く、鈍い反応で答えました。

「将来の夢はありますか?」

「ありません」

「何か夢でも?」

「はい、ありません」

これだけははっきりと答えた。

夢なんて持ってたまるものか。
ここまで落ちぶれて、まだ夢を持っていると誰に向かって言う?
あの中に自分で突き飛ばして落ちた時に決めた
夢なんて見たって自分の身の丈を見たら無駄なだけだ
自分を肥大して、過剰して、足元見ていないなんて

みっともないじゃないか。
ほら、後ろを見て?誰かがせせら笑ってる

こうなることはわかってた、とアイツの夢は本当に夢で終わったよ



母は
「努力をすればどんな人間でも叶う」
という。そんな母は自分を磨くためには努力を惜しまない人だ

父は
「努力したって出来ない人間はいる」
そう言った。

父に賛同した。

私は、見えるところで、例え家族だろうが見えるところでの努力は嫌いだ
何度も何度も黙々とやって成し遂げることの少なさを思い知った

例えば、例えばね、「逆上がり」

小学校の時に必ずやらされます
体育の授業のテストなんかでよくクラス全員の前で一人一人の発表。
出来ないのが嫌で嫌で仕方なかったから
たとえ豆がつぶれようが
たとえ腕が痛かろうが
鉄棒の隅で必死に練習した私には出来なくて、クラスの前で恥をかいた
先生にはもっと練習しましょうといわれた。
この血塗れた豆があんたには見えないのかと、
悔しかった、悔しくてもあれから逆上がりは出来たとこがない
出来るなら文句の一つも言えたんだろうなぁ、と
今は思う。


先日学校にて進路希望の紙を提出しないと帰れなくて二時間悩んだので思い出した。
全て未定と書き込んで職員室のテーブルに差し出してきた。

そろそろまじめなことを考えなければいけない。

2004年05月04日(火)
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