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また春にあいましょう
そういってド派手なピンクの髪に蛍光黄緑パーカー 両手を広げて笑顔で燻らせ消える彼をいつもイメージする。
私は彼を鮮明に覚えていた。
中古屋で買ったアルバムを毎日帰り道に聞いていたから
いま、バンドが音楽が好きになって いま彼の偉大さを思い知る
あの時私にはおんがくがうるさいだけで
それでもニュースでとんでもない人が死んでしまったんだ
何故?
と、ショックを受けたのは覚えてる
後に死にたかった時、彼のことを必死で調べた。 死についても調べた。
偉大な人ほど自殺する人が多くて。 それは自ら望んだ死とか誤った死とか たまに"あの人"はのちに自殺してしまうのではないかと心配になる 彼のあこがれている"あの人"のように銃殺されてしまわないだろうか
偉大なあの人のことを考えようと思ったけれど、 不意に"あの人"は私より先に死ぬんだということを考えた そのとき私は正常に生きていられるだろうか。
2004年05月03日(月)
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