Happy Garden
Aki



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また春にあいましょう

そういってド派手なピンクの髪に蛍光黄緑パーカー
両手を広げて笑顔で燻らせ消える彼をいつもイメージする。

私は彼を鮮明に覚えていた。

中古屋で買ったアルバムを毎日帰り道に聞いていたから



いま、バンドが音楽が好きになって
いま彼の偉大さを思い知る

あの時私にはおんがくがうるさいだけで

それでもニュースでとんでもない人が死んでしまったんだ

何故?

と、ショックを受けたのは覚えてる



後に死にたかった時、彼のことを必死で調べた。
死についても調べた。


偉大な人ほど自殺する人が多くて。
それは自ら望んだ死とか誤った死とか
たまに"あの人"はのちに自殺してしまうのではないかと心配になる
彼のあこがれている"あの人"のように銃殺されてしまわないだろうか

偉大なあの人のことを考えようと思ったけれど、
不意に"あの人"は私より先に死ぬんだということを考えた
そのとき私は正常に生きていられるだろうか。

2004年05月03日(月)



 666


ハイドに会ってきました。
正確に言えばライブに行ってきました
なんていうか武道館の最後尾だったのにもかかわらず跳ね跳んでました。
面白いね、体が勝手に反応して全体でリズムを刻むんだよ
「たった今君達に写る〜」って歌い始めた途端一緒に居た友人は泣き始めて
それがラルクの曲だって事にも気づいてて。
なぜここでやるのかとかそんなことも気になったけど
ビックリして泣いた。聴きたくて大好きだったから余計に嬉しかった。
アンケートにまた会いにきます。と書いておいた

喜びの唄で登場したハイドに大いに笑った。使徒襲撃かと思ったのは最後
なんとも素晴らしい登場
最後に天井に吊るしてあった真っ白な十字架が降りてきたのも印象が強烈だった
斜め後ろからだったので是非とも正面から見たかった




L'Arcが大好き。
大好きというか恩人というべきか
CDも聞かず音楽番組も見ずな私が生れて初めて好きになったバンド
それがL'Arc-en-cielだった。
ひたすら、ただひたすらCDを買いあさり姉の部屋から持ってきて
少なかった小遣いでアルバムを買った。出るTVをラジオを全て追っかけた
それがラルク。
母体ともいえるのかもしれない
ハイドの歌声に魅了され
テツのベースに心臓を掴まれ
ケンちゃんの紫煙の煙に巻かれて
ユキヒロの聞いたことのないドラム音に
全てに引かれた。
音楽が好きになった。

好きとか嫌いとかじゃなくて
母なる母体のように
初恋の君のように
初恋の相手は特別だというけれども私にそれが適した言葉はL'Arcに是非とも送りたい

そんな人。
そんな彼ら。

2004年03月16日(火)
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