Happy Garden
Aki



 褒められない記憶

何が良くて何が悪いのか。

母親とは反発しがちだ
このメビウスみたいにひねくれた私は一筋縄ではいかなくて
いつも困らせる。
一方的なものだから繋がらないのは当たり前
向こうからもこちらからも何度やっても反発してしまう

どうにかならないかと思ったけど性格の問題なんだろうと思ってやめた
最近はそんなに楽しく喋ってない気がする



90点をとった私は嬉しくて母親に報告をしにいった
嬉しくって走って帰った
母親はちょっと驚いたあと
何故あと10点が取れなかったのかをこっぴどくしかったあと用紙を私に突っ返した
私には突っ返された用紙はもう宝物でも大切に仕様とも思わないただの紙切れ

そのままガスコンロで燃してしまおうと思った

きっと99点をとってもまだ残りの1点で怒られるのだろう

なんだか一生褒められない気がする
それだけに価しないんだろうと焼け焦げて形の無くなったものを見ながら思った。




私には何が残った?
この灰と化した真っ黒な紙だったものだけ・・・・
宝物だったものだけ・・・・・

今はただの灰。
風に流され消えてしまう
何が残った
何が
なにが
なにがのこった・・・・・・・・・






















わかんないよ

2003年11月04日(火)



 諦めと冷たい目


無理してあわせなくていいよ。

嫌味に聞こえない言い方ってあるのだろうか
暇があったら考える。

あわせられるのが嫌いだ
好きでもないものを人が好きだといったから私も好きだとか言うと心が冷める
大人になると現れる協調性の一種なの?
私はそれが出来なかった。
反発じゃなくて自己主張。自己表示
普段何も言わないのに嫌なことははっきりと断った
九割方嫌がられ煙たがられハジかれた
それでもやめなかった
ここで曲げたら自分が可笑しくなると思った

必死。

されたくもなかった
だからあえて言いたかった


ね、無理してあわせなくていいよ


きっとこの台詞をはく時私はとても冷たい目をしてしまうだろう
そんなこと出来たらその人は苦労してないのにね
私のわがままだよね。
ごめんね。逢うたびに毎回傷つけてる

毎日どこか諦めてるから
そんなこと出来ないって諦めてるから
心の芯が冷たいまんま





どうしても愛し合っていたのにこのまま2人が一緒だとお互いにダメになってしまうから別れた。

そういうお話を書き上げたのは中2のときだった
頭の中に鮮烈に描かれたその話はいまだ誰にも話されてなくて、実体化もされてない。
内緒の内緒の好きなお話



2003年11月01日(土)
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