1st
どうして一番なんだろう?あなたは一番なんだろう?

2004年11月30日(火) 飼い殺し。

ここ数日、また体が悪い。
っていうか気分が悪い。
なんか、こう、半分死んでる。

嘘。殺してる。自分を飼い殺してる感じ。
ほんとはもっとむちゃくちゃしたい。
今まで自分ができてなかったこと、むちゃくちゃしたいんだ。
でも、なんだろう。
からっぽなんだ。



おれの世界は両手でつかめる範囲で、目に映る範囲で。

自分の世界を規定する。

そうか、イマジネーションを殺してたのか。




と、この日記はときどき思考につかう。
消したりしないでだらだら書いてると、かちって音がして突然広がったりする。
ああ、外に出たい。

想像することをやめた。
そしたら世界が狭くなった。
居心地が悪いけれど、ここから出たくない。
引きこもりはこうやって始まるんじゃないか。
勇気ある撤退、勇気ある引きこもりが日本には何人いるのか。
部屋の中に本当の自由を見いだせる奴が、何人いるのだろうか。

地球は本当にあるんだろうか?
テレビはなんか作ってる話なんじゃないか?
おれは本当に飯を食ってるのか?
この指は誰の指なんだ。
おれの指なのか。
誰の目なんだ。
何を見ているんだろうか。
生きてるって何だ
死んでるって何だ
おれって、あなたって何なんだ。
地面ってあるのか?
どうしてまっすぐに落ちていかずにここで止まってるんだ。
わからねえ。
不思議すぎる。


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2004年11月25日(木) ボヘミアンラプソディー

うたという牢獄があった

あなたを閉じこめて
美しく咲かせるための

(逃げ出した校庭を誰も追ってこられないように)

格子戸に規定されたボヘミアン

歪んだ壁、歪んだ鏡
うたは片足立ちで揺れて
ボヘミアンは自分の顔も忘れる

辞書には食べた跡がいくつもある
誰かが何かを奪ったのだ
世界は言葉を亡くすたび、ボヘミアンに助けを求める

でも、おれにはうたなんてないんだ
あなたを縛って、鞭打って、改造して、美しく咲かせるための
そんな牢獄をうたと呼ばせて

(昼下がりの暗闇を、僕は覚えている
 誰もいない教室に、僕たちの影が踊っていた)

死んだ友だちはいない
十字架を背負えないボヘミアン
世界は言葉を亡くすたび、ボヘミアンに問いかける

大人になって頭痛だけを覚えた
鈍すぎる痛み
花が関節に根を張って、おれをベッドに縛り付ける

美しく咲かせるための犠牲

時間泥棒も、言葉泥棒も
世界を盗んでいる
できるならおれも居直り強盗ぐらいふてぶてしくなりたい

(砂漠で響く銃声は、テレビを通して流れてくる
 けれど喉笛から漏れ聞こえる、死の息づかいは)

葬列はおれに並べと呼びかける
あなたを美しく咲かせるために
あなたを葬れと

何もない背に、枯れた太陽が注ぐ
世界は亡くした熱を求めている
ボヘミアンは力の限り叫ぶ、その義務がある

嘘のようなうたがある
嘘のような牢獄に
嘘のような世界がある

けれど、あなたを嘘にしたくない
おれはあなたを背負いたい
おれはあなたにうたいたい

(目覚めて、散らかった部屋に帰ってくる
 あなたの寝顔で安心する
 けれど、窓の外に広がるうたを僕はどうするのだ
 どうすればいいんだ、ボヘミアン)



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2004年11月19日(金) 花丸をあげよう。

同志社大学合格。

しました。(わー、ぱちぱち)

でも最近は淋しいんだな。
僕の好きな人たちはみんな地元に残るから。
万が一で落ちて、地元の大学受けるのも悪くないとか
贅沢なこと考えてたもの。
罰当たりめ。

明日からまたライフルを始めよう。
なまった体を動かそう。
にぶった心を。

思えば僕の高校三年間はライフルに支えられていた。

高校生活−ライフル=0だった。

って、これは頑張っていきまっしょいのパクリです。
知らないかなー、誰も。
田中麗奈の初主演映画の原作だったかな?

詩はついぞ僕を助けてくれたりしなかったなあ。
でも嫌いじゃないし。
演劇は僕を苦しめたなあ。
嫌いだ(笑)

少なくとも高校演劇なんて嫌い。
あれは高校生を素材にした顧問たちの演劇。
認めねえ。

恋愛は。
なんか一番けだるい行為だ。
堕落した行為だ。笑。
でもなぜか恋しちゃうね。
女々しいなあ。

おれの高校生活はある意味本日終わりました。
っというわけで、これからもよろしくです。

ボタンを設置したけどいまいち気に入らないなあ。
もっとこう、なんかないんだろうか。
よくわからんけど。(笑)


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2004年11月18日(木) 命名とかしたことないかも笑。

P.C.Tはポエトリーカレンダートーキョーでしたね。笑。
以下、脳内で考えてたボツネタ。




P.C.T

The poetry court (coat) of teens

十代のための詩の広場、Pコート。





P.S.T

The poetry space for teens

十代のための詩の広場。




P.U.T

The poetry universe for teens

十代のための詩の宇宙。




で、最初のは「Pコート」って呼ぶと可愛いかなあと。
二番目はとくに呼び方がないからダメ笑
三番目はそのまんまプットって読める。何を置くんだろう?笑。

だいたい作ってると理由は後付になるんだよなあ.....(苦笑)

というわけで 「P○T」シリーズは悉く脳内ボツ化していきましたとさ。笑。


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2004年11月17日(水) 今日。

久しぶりに図書室など行ってみる。
石田衣良の新刊ブルータワーを借りる。
授業中に読み終わって、帰りに奈須きのこ空の境界上・下を借りて帰る。

ミホが入試に行っているので少し淋しい。
何気なく存在する彼女は僕の日常で大切らしかった。
無自覚な現代人ですね、おれは。

m.oと寿司を食べて(小僧寿しの安いやつみたいな)
教室で語る。
真っ暗になって、夜の学校は怖い、みたいな話になる。
そんなことはない。
学校は昼間でも怖い。

学校は檻だと思う。




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2004年11月15日(月) 詩なんて薄っぺらくなってしまうね

入試が終わった。あとは発表待ち。

ふっと素直にお前への気持ちを書きたかった。
憎むのではなくて、愛おしいと。
浜風に、漆に荒れたお前の掌を
無意味につるつるとした僕の手と交換してあげたいと
思ったあの夜の気持ちに偽りはなかったよ。
背の低い、お前の頭を乱暴に撫でながら
責任を取らないだろうあの男を憎んでいた
お前は何も悪くないんだ、きっと
みんなはお前にも非があるというけれど
おれはそうは思いたくないんだ
救ってやりたいんだ
お前だけ
妹のようにこの三年間育ててきたつもりです
兄のように慕ってくれましたね
ありがとう
できるならこれからの道
君に風がなびきますように
光がなびきますように
王冠が、あなたのために光りますように
願いながら、おれはお前に冷たく接するのだろうか
最後までお前の憎しみを受け止めながら
お前を憎むふりをし続けられるのだろうか



「光、なびけよう」



きみの荒れた手に
光を握らせてあげたい
今まで僕が見てきたことすべて
光、二つ

手を伸ばしても
空に届かないのは百年前から同じ
でもひとひらの光
風になびけよう

きみの背が青に届くまで
傍にいて上げられたら
踏み外しそうな梯子の世界で
君だけの王冠を

目を閉じた世界でも
破裂する音は聞こえる
いつかきみも幼さをなくしていく

繋いだ掌
きしんだ感触
僕を離れて空へ向かう
きみの荒れた手に、王冠をなびけよう
いま僕の光二つ
見守る風になびけよう



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2004年11月10日(水) うはー

ユーリ様の詩をたまに読むとがつんと頭を殴られたような気分になる。
おれ今までなにしてんねやろ、みたいなね。
すごく自由で、無軌道な秩序に満ちていて。
調和してるっていうのか。

ああ、ほんとおれ今までなに書いてきてんねやろ。


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2004年11月09日(火) 追記:負け犬

☆追記
んー。昨日からシナ子が話題になってるのをよく目にします。
シナ子はいいです。
世界が飴色に満ちるような、そんな印象です。

僕は嘉村様はその詩からサイトデザインに至るまでラヴ!!なので
特に、mcの一行詩にはよく(自分の中ではあれでも頻繁なのです)
お世話になっていたりします。


一行詩祭りには結局、2作しか提出できませんでしたが(ぉ


昔、すみれという詩を書いてその中にちい子という仮想の女の子を作ったりしました。
ちい子で三本ぐらい書いて、どれも一本目を越えられなくて
ちい子を忘れましたが、相変わらず
あの「すみれ」は僕のなかでフェイバレットな詩の一つです。

何が言いたいか、よくわかりません。
僕には狂うほど好きになった女の子が一人いて。
未だに好きなままです。
もう、二年になります。

僕の中の女の子の判断基準は、その子か、どうか。
それだけになってしまいました。

美人か、不細工か
背が高いか、低いか
胸が大きいか、小さいか
脚がキレイか、醜いか
肌はもち肌か、カサカサか
優しいか、厳しいか
強いか、弱いか
気高いか、卑屈か
人懐こいか、冷たいか
男か、女か

そんな様々な判断基準は
すべて上辺だけのものなのです。


あなたか、否か。


それだけなのです。
僕にあるものは。
それでもあなたは手に入りません。
だから僕は代償行為を繰り返しているのでしょうか。
どうして、どうでもいい人ばかり、心を寄せてくれるのでしょうか。

ごめんなさい
僕には誰も救えません
だから、誰にも僕を救ったりできないのです

ごめんなさい







なんとなく、学校の意味がわからなかった。
1時間目の授業を飛ばして詩を書く。
堕落している。



「予感」



もし明日、世界の終わりが訪れて
もし明日、あなたが僕を受け入れてくれるなら

あなたを抱くことに意味はあるのか
死に急ぐ世界へ
刹那的な衝動であなたを抱いていないと
宣言できるのか

けれど今日
あなたが僕を受け入れたとしても

あなたを抱くことに意味はあるのか
流転する世界に
独占欲や、顕示欲で立っているのではないと
胸を張れるのか


空が崩れる朝に
負け犬の巣穴へ

降り注ぐ火から逃れて
狭い空を眺めて
ひとこえ、あなたに遠吠えする

耳を澄まして
いますぐヒトを捨てて
負け犬になってくれと

もし、
あなたが生命をむさぼったなら
そうして迎えた空のない朝に
あなたを抱くことに意味はあるのか

どこまでも広がる荒野に
点々とする
負け犬の命に、意味はあるのか



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2004年11月08日(月)

ふっと、覚めたように詩を書いてみた。
何も沸いてこないけれど。
新潟地震のとき、僕は埼玉にいた。




「不感症」

旅先で、手持ちぶさたに腕輪をつくる
仲間に冷やかされないよう
妹のためと偽りながら
あなたのために腕輪をつくる

ほそい安物の革ひもに
木製のビーズを通していく
欠片の穴を覗きながら
できるならこの穴があなたの部屋に通じていたらと思う

ふいに
渓谷沿いの安旅館に、地鳴りが響いて
盆に盛った欠片が
ぽろろと畳を横切っていく

そのとき私の後頭部の方角遠く
町が崩れて
川がつぶれて
人が倒れていた
けれど私の目にはあなたにつながる欠片しかなかった

そのとき私の右耳の方角、帰るべき場所で
母が私の身を案じた
父が、受話器に手をかけた
友がテレビをのぞき込んでいた
けれど、私の目にはあなたにつながる欠片しかなかった

こんなふうに死んでいく
あなたにつながる欠片を見つめて
こんなふうに死んでいく
あなた自身を見ないままに

畳の上の欠片をつかまえ
何事もなかったかのように腕輪をつくる
あなたの白さを想いながら
音のない部屋で腕輪をつくる

その夜何度も大地は揺れたが
私は何も感じずに朝を迎え
あなたに腕輪を持ち帰っていく


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2004年11月04日(木) 布告。

今日の出来事は、なんかまだ整理がついてない。

でもお前はおれのスイッチを入れちまったよ。

目障りなんだ。

ロリコン野郎め笑。



なんらかの形で制裁を加える。

おれにその権利があるかどうか。

そんなことは知らない。

だが、数年後あいつがおれの上司になってる未来なんざ

まっぴらごめんだ。

だから、おれが卒業するまでに。

あいつを吊し上げる。



彼女への慈悲はもうない。

今日、消えた。

自業自得だよ。

良い経験したじゃないか、16で痛い目見れて良かったな。



あー。

破壊衝動がばんばん沸いてくる。

楽しいな、最近暇だったから。

エロい妄想なんかより、計画を建てることはずっと楽しい。


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2004年11月02日(火) 神様、僕に力をください。

僕は、彼女に何もしてあげられない。

とりあえず彼女を振った。
それは彼女も覚悟していた。
そして、いつものあれがやってきた。


僕には能力がある。
んー。
特殊能力と言ってもいいくらいだ。
予感。
そこまでの状況と、様々な発言をパズルのように組み合わせ
一つの答えを導き出す。

でもそれが発動するのは、決まって最悪の答えを導くときだけ。
悪い予感ばかりが的中する。



思えば僕の力は、すべて壊すためだけに使ってきた気がする。
何かを生み出したり、何かを癒したり
そんな生き方をできていなかった。

そんな風に悲観的になるほどの出来事だった。




神様、彼女に年齢をあと十歳足してあげてください。




彼女の恋人は教師だった。
おれは腹が立つ。
その教師に。

ずるい大人だと思う。
悪い奴じゃない。
でも、だらしない大人だ。

自分と照らし合わせて、どうなんだろう。


吐き気がする。

破壊衝動がわく。
すべて、壊してやろうか。
いくつもプランが浮かぶ。
でも。

彼女を救うプランが浮かばないんだ。
どうすればいい?
どうすれば、お前にそんな泣き顔をさせなくてすむ?





くそぅ



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2004年11月01日(月) あなたのために。

おーもいーがかーさなーる、そーのまーえにー。
平井堅がリフレイン。
あの歌の歌詞がずしずし来ています。
特に「いつか君は僕のことを忘れてしまうのかな」
のくだりで涙ぐみました、不覚。
こんなべたな歌で。

僕は彼女のために何をしてあげられるのだろう?
僕は僕のために何をすべきなのだろう?

おれは毎日正直に生きていますか。
自分でももう分からないよ。
何が本当のおれの気持ちなのか。

おれは、いったい何を信じ、何を愛し、何をするべきなの。



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 < 過去  俯瞰図  未来 >


しゅう。 [MAIL]

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