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ガトーショコラは苦いくらいが丁度いい?

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2007年10月26日(金)  


運命??

そんな言葉口に出すなんて。

だからあたしも簡単に運命なんて使っちゃう。


運命に従うのも抗うのも運命。
だってそうでしょう?




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ばいばい。



あたしはあたしのいるべき場所に帰る。






2007年10月22日(月)  in bite me



あたしにはペットがいる。



少しだけ年上。
笑うとくしゃってなる笑顔。
茶色い目。
大きな手のひら。


そんな君。


授業終了とともに教室から飛び出る。
下校時でごったがえす門のところに止まってる車に乗り込む。
ペットはいつもあたしを迎えに来てくれる。

周りから見ると,年上の彼氏を持ったうらやましい女の子って言われる。けど。
あたしたちの関係はそんな甘っちょろいもんじゃない。



たわいもない話をしながらご飯を食べてお酒を飲んで。
車に乗り込んでいつもの場所に向かう。
キスをしてその後はいつものようにあたしは噛み付く。


苦痛と興奮で顔をしかめる君が美しい。
その顔をもっとみたいし,独占したいからあたしはもっと強く噛み付く。


血が滲むと満足。あたしがつけた傷がなかなか消えることはないから。




ペットは噛み付かれることに満足すると車を家まで走らせる。


家の前で車を止めて,「いつもありがとう」の代わりにキス。
この日はいつもと違った。
ペットの唇があたしの首に移動して,そしてそのまま噛み付かれた。

「ちょっ・・・と・・・。な・・・っ」

言葉にならないあたしにさらに激しく噛み付く。
それがあまりにも気持ちよくて声にならない声を上げた。





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立場逆転。
でもその笑顔に興奮しているあたしがいた。






2007年10月17日(水)  人生に多量のスパイスを。


ただのゲームだと思ってた。
人生に少しのスパイスで。
ちょっと効きすぎかな。なんて考えてた。


これは人生における重要な部分であった。らしい。



腕時計と腕と骨の微妙なバランス。
帽子からのぞくのばしっぱなしの髪の毛。
笑いながら細める茶色い目。
短い爪。細い指。荒れた掌。
キスのタイミング。心地いいくらいの重さ。
つるつるの肌。気持ちいい体温。


他の誰かじゃ代わりになれない。と思った。




自分のしてきたことで相手を信じれなくて。
だからあたしはいつだって疑いの目を向けてるんだ。
いつの日かあたしだって前みたいに戻っちゃうかもしれない。

だけど、君じゃなきゃだめみたいだ。



触れ合う肌の感触が心地いいと思ったのは初めてだった。
もっともっと。ずっと抱かれていたいと思った。

君じゃなきゃだめだと思った。







2007年10月11日(木)  こうして君は愛をむさぼる。


10センチヒールの踵を響かせて。
スカートの裾をひらりと翻して。
猫のように君の車。助手席に乗り込んだ。
視線を合わせると大きな掌が頭を撫でた。
照れくさいから、とりあえず笑っておいた。


いつだって時間がないから。
あたしも君も愛を奪い合うようにキスをする。


君が欲しくてほしくて仕方がない。
たとえこの恋愛がウソコトだとしてもね。
あたしは君と一緒に居れるから。それだけで十分に幸せだよ。



君も僕も時間を気にしながら愛をむさぼる。
キスをして、君を抱きしめる。
その掌が背中にまわるたびにあたしは泣きそうなくらい切なくなる。
いつまでもこの掌と大きな腕であたしを離さないでいてほしい。




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欲しいと思うものに対する独占欲や気持ちがあるからこそ。
こうして君は愛をむさぼる。


こうして僕も愛をむさぼる。


2人の時間が続く限り。ずっとね。




ずっと愛を共有しあってようよ。







2007年10月05日(金)  とろけた夢。 Ver.2007




風があたしの背中を撫でた。
君はあたしの髪の毛撫でた。
あたしは君を心から欲した。



君の唇があたしに触れた。
指先に力を君に抱きつく。
君の舌があたしを撫でた。
君の髪の毛に指を絡ませ。



まっすぐな瞳であたしを見てて。
つよい力であたしを抱きしめて。
そのてのひらで手をつないでて。



風があたしの背中を撫でた。
君はあたしの髪の毛撫でた。
あたしは君を心から欲した。



君の視線があたしを捕えた。
あたしは君から目を離せず。
そのくちびるが動くたびに。
あたしはキスがしたくなる。



大きな掌。小さな掌。
重なり合う二つの掌。
強く握ったその先に。
写るは二人の未来?



風があたしの背中を撫でた。
君はあたしの髪の毛撫でた。
あたしは君を心から欲した。



まだまだ全然頼りないし。
まだまだ全然可愛くないし。
まだまだ全然子供だけど。
ゆっくり大人になっていくから。
そばでずっとあたしを見てて。




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風があたしの背中を撫でた。
君はあたしの髪の毛撫でた。
あたしは君を心から欲した。



君をずっと抱きしめるから。
あたしをずっと離さないでね。




ex:とろけた夢。






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