イレコミ音楽
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2007年09月20日(木) |
「フレルマインド」ハナレグミ |
「フレルマインド」ハナレグミ 2003
急に“ハナレグミ”ワンマンライブに行けることなりました。 うまくいく時はトントン拍子に決まるもんです。 そこで改めて深〜く“ハナレグミ”を聞いてみております。
最近のお気に入りはコレ「フレルマインド」ヘビーローテーションしてる。 ボサノバ調、ジャジーでしっとりと、そしてじ〜んと心に染み入ってくる。 この頃、ずっと深さについて考えてて、歌詞の深さ=理屈っぽさじゃないって 「フレルマインド」だけでなく「ナタリー」でも思ったんだけど、 ハナレグミ=永積タカシって人は深いぞ、と感じちゃいました。 彼は心のひだが普通の人より多い気がして、気にしないことまで感じてしまい こういう歌詞や唄になってしまうのかもしんないなぁ...。
「人が去ってゆく そこには わけもあって 愛もあんだ」 「ふれるまい おうまい ふれるまい とうまい」
なんと語呂合わせもさりげなく素晴しく、ボサにも合ってる♪ フレルマインド=ふれるまい 粋だぁ♪ おぅ、高田蓮さんのスティールギターも泣いてるねぇ。 どこか聞いたことあるようなムードはどっから来てるのかな。 鈴木惣一郎さんのプロデュースによるものかな..。
歳を重ねたからか、少しだけわかったことがある。 真実や事実、白黒はっきりさせることが正解じゃなく、 見守り、わかっててもわからなくても 言わない 触れない という形を変えた優しさもあるんだな〜と知った。 相手や自分に対しても同じなんだけどね。 何にも言わない でくのぼう らしき人って実はそういう一面だけではなくて 全てを踏まえてニコニコ笑ってそこにいるだけの存在だったりするんだ。 あぁ、そういう人に私もなりたい。少し宮沢賢治が入ってきたかな?(笑) スピリッツは一緒かもしんない^^
どっちゃにしても、こらぁ〜バーボンでも飲みながら聞きたくなるよ。
〈参考アルバム〉 『hana-uta』ハナレグミ TOCT-25816 2005年
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