いまにも電話が鳴るかもしれない という思いがふいに浮かんだり、 いま自分がなにをしたらいいのか何を考えたらいいのかすら わからなくなる。
起きて、飯食って、弁当作って、いつもの電車に乗って会社に行く。
そんな当たり前の日常を”こなせている”自分が おかしいと思う。 おかしい。
そうやって いつまでも「連絡がくるかも。くるかも」といって 何日も、何週間も、何カ月も、何年も経っていくのだろう。 ほらすぐそこに、いままさに ああ電話が。
鳴らない、電話。
「鳴らない電話を待つのは、もうやめたわ」 なんて、台詞を、私は言える気がしない。 いつまでも、待ってしまう。 だって、死んでいないもの。 彼は生きてる。 私を切り捨てて、生きてる。
発狂三歩手前。
奇声発射二歩手前。
ずいぶんと長いこと、 好きだったようだ。
過去完了ではなく、 現在進行で。
なつやすみ。
という単語を、最近ひんぱんに使う。
「最近」 「久しぶりに」 も、よく使う。
一週間以上会えないんじゃー
とか、 一ヶ月もじゃー
とか
思うんだ。
けど。
会社でどーしよーもなくなって 感情に振り回されて 久々、疲れてしまったようだ。
整骨院にいって、ちょっとは軽くなるといい。
8月になっていた。 子どもは夏休みだ。 おとなも夏休みだ。
部屋をきれいにし、洗濯も大量にこなし バテるので、日中は外に出ない。 (日にも焼けるし)
もののけ姫を観る予定。
具体的には何も進んでなくて でも、それも人生の中の ちょっとした期間に過ぎないのかもしれなくて。 既読になっていないLINEが気にかかる。 月曜日になれば、生存確認ができる。 それくらいの余裕はできた。
夏なんか過ぎ去って、秋になって涼しくなったらいい。
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