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とりとめのないもの

2003年03月01日(土) 國のことば


彼女は故郷の言葉を幼い頃から話していたので、ことばをふたつ持っている。
きちんとふた通りのことばが使えるのは羨ましい。
あたしは地方地方独特のことばがすきだ。積極的に覚えてしゃべりたいとすら思う。
自分の実家に方言がないわけではない。
存在するのだ。
が、駆使できない。
ヒアリングは可能だが、しゃべってこなかったので(意識的にではなく…日常ほとんど方言でしゃべる父も、あたしたち子供には東京弁にちかいことばでしゃべっていた)しゃべりたくても、口が元から覚えていないのだ。
このままだと、家の方言は滅するだろう


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