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年に1回のペースでこれを書いてるわけだ。高校の時の記憶、浪人の時の記憶。いつだって言葉を吐いてそれを自分に着させて少し膨張した自分を見て満足しているんだ。あのときから何も変わってないじゃないか。
同じ様に冷房が効いている夏の終わりの夜の終わり 何かが出るのかと期待し酒を飲みふつふつと待つ 酔いはなかなか身体を支配しない 移り変わった街には高低差が無く ただこの部屋ひとつひとつの空間に自分を押し込める 空の高さも風向きも外温も気にさせることなく 冷房はただずうっとゴーという音を響かせる
同じよな空間に居た何年か前は寝ることを拒否して ただ自分が連ねた思いだけを壁にぶつけていた 溢れるほど言葉が吐き出された 順番も何も考えずに今その状態を的確に表現する言葉を求めてた 必死だったのだ
時間が経って言葉はなるべく意味を成すよう 考えながら慎重に そして順序良く 自分を固めていくために 選別を繰り返しながら連ねていった そこには昔あった勢いが無かった 足跡に意味をつけていくだけの言葉しかなかったのだ
何も書けないよもう ああ 死んだんだ あのとき望んだように死んだんだ あのときあれだけ望んだのに なんでこんなに嫌な気分なんだろうな ああ あああああ ああああああああああああああああああああああ もどれないね もどれないよ なにもないのかな なにもないのかな 信じたくないよそんな言葉 繋ぐ鎖がなければ意味が無いんだ 空虚なんだ
2005年09月22日(木)
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