おちょこの日記
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アタシはカズ君の幸せを祈った。 まえにこの日記にも書いた。 いつか大切な人に逢えたら幸せになれますようにと。
そう伝えた。
カズ君はありがとうって言った。 言ってくれるだけですごく嬉しいと言った。
おまえと結婚したらいい嫁さんになるんだろうなって言われた。
心臓がえぐられる。 そんなこと口に出すなよ(泣)
俺、お前に幸せになって欲しい。
その一言きつい。 わかって言ってるところが。
もう泣かないよ。
もしお前が幸せになって、その時俺が独りだったら 良かったなって思うけど、きっと切ないんだろうな・・・。
泣くもんか。
幸せになれそうにないけどね。 何で?
アタシが幸せになりたい相手はいつも アタシを幸せにしたいとは思ってないから。
爆笑。
カズ君と幸せになれたらよかったってぼんやり想った。 叶わない願い。 同じ事を想ったかもしれない。 一瞬の沈黙。
切ない電話。 今まででいちばんこたえた電話。
未来(さき)が無いと言われるよりずっと。
胸が張り裂けそうなほどツライ。 そしてそれを見せないようにする作業も同じに。
アタシは最後のメールを撤回した。
貴方の中にアタシはいないと言ったのは取り消す。 確かにアタシは貴方の中にいるから。
カズ君は言った。
一生忘れる事はないよ。
重い一言だった。
このままいけばお互いに嫌いになることはないんだろう。
だけど
未来(さき)を見る力はアタシにはない。
貴方とアタシを繋ぐ糸は細く儚い。 そしてその糸はどっちでも切ることが出来るのだから。
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