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昨日の日記、何のこと?と聞かれました。 確かに、普段 観劇話ばかりしてる場で同人誌じゃ、 全く未知の世界だという人も多い可能性あるし、 知ってたって、全ての人が毎日読みにきてくれてる 訳でもないのに不親切すぎたかなぁと、ちょっと反省。
簡単に説明すると、 今、私の頭の中を一番大きく占めているのは、諸事情により 某ゲームのパロディ小説を書かねばということなんです。 一応のエンドマークを7日には つけなくちゃなのだけど、 果たしてどうなることやら、目処がつかないままの状態。 枚数は増えたけど、説明ばかりで話が進んでないし・・・。 現時点ではまだ、もし自分が読者だったら ここまで読まずに 放り出してしまうだろうって話。全部知ってる作者ですら 読みにくいと思うような話、誰が読んでくれるってんだか。
校正は8日以降でもできるから、 現時点で必要なのは、とにかく書き進めることなのですが、 自分も読みたくないような話を延々書いてるというのは、 異様にストレスたまります。本当にあがるのかなあ? 仕事の忘年会入ったし、7日も仕事だし。心配。
そんな中、戸井勝海さんのお食事会に行ってきました。 彼にとってはファンと顔を合わせる今年最後の仕事らしく、 駒田さんに続いて、忘年会第2弾って感じかな? 木曜の日記で、仕事で1時間は遅れそうだと愚痴ったのですが、 今回は、私を抜いた10人+戸井さんが集まって5時に集合後 浅草寺のライトアップを見に行ったらしく、30分遅れて私が 合流した時は、ちょうど今から店に入ろうというところでした。 歩き回っている人たちに会えないよぉと泣くこともなく、 乾杯も終わってコース料理の最中に横入りすることもなく、 どうしても遅れるなら最高のタイミングで、助かったかも。
店に入る前にクジを引いて席番号を決め、その順番に 2ショット写真を撮ってから席に着く。胸には名札シール。 全員が同じテーブルになっていて、席替えなしの食事会。 戸井さんが1番。私は9番。最初「遠い・・」と思ったけど、 普通に食事しながらの会話で、声が通らないこともなく。 お仕事が披露宴の司会で 今日もその帰りだという方の話から、 今までの面白披露宴話で盛り上がったり、浅草は地元という 人たちの話から、上京時の言葉ショックの話になったり、 スキー大好きだけど、もう何年してないかなぁなんて話とか、 意外に いじめっ子だったらしい戸井さん話も面白く。
でも何が嬉しいって、 戸井さん関係イベントは、ほぼ確実に食事に外れがないこと。 (何が目的なんだという つっこみは、無しでよろしく) 今回は、食事もそうだけど ワインがおいしかった! 最初の乾杯ワインが赤も白も ほど良いコクで嬉しかったので、 肝臓が弱くて あまり飲めないという戸井さんを放って、 皆でワインリスト貰い、追加でボトル頼んだりもしてるし。 スペイン系だからか香りの甘そうな説明が多かったから、 比較的 軽そうなの頼んだら、これも当たり。幸せ〜。
なんか雰囲気、戸井さんを囲むというよりも普通の食事会。 各々の仕事や出てくるメニューが話題の中心だったりだし。 パイ皮の器に入ったエスカルゴの時は、シュークリームの 正式な食べ方とか、ほやや イナゴの話に広がっていったり。 本当に かたつむりに火を通したことがあるっていうのは、 戸井さん、やっぱり男の子なんだねぇって感じ。
一応、2ショットや お土産なんかの 「囲む会」らしさもあるけど、やっぱりこれも懇親会かな。 いつもの定番ネタは「バイキング形式のパーティーでは、 戸井さんそっちのけで食べに行く人がいる」って話だし。 憧れの役者さんの前では恥ずかしくて or 胸がいっぱいで、 食べるなんてできないです!って見つめている人、皆無。 来年に「ディナーショー」が控えていることが不安になるほど、 普通に楽しく美味しいもの食べて会話して、帰ってきました。
ディナーショー、構成台本の第1稿はあげたと言ってたけど、 あまりに友人とするみたいな食事会をしてしまうと、ちゃんと ドレスアップして うっとりしようモードに入れるか、少し心配。 でも、2ショット写真を撮る時に、近寄ってきた戸井さん、 思わず半歩引いてしまったら「大丈夫、押し倒したりしないから」 直後に笑って「まだ『I Love You〜』モード残ってるかな?(^^;」 この瞬間、舞台上でもないのに惚れてしまいそうになった。 こういう雰囲気がファン相手でも作れるなら大丈夫かもと思ったり。 舞台上では役者、食事会では一緒に楽しめる友達な戸井さん。 でも、ディナーショーなら「見惚れ、聞き惚れさせてくれる男」を やってほしい。我侭な要望とは思うけれど、でも、期待してる♪
2003年11月29日(土) |
やっぱり学生時代のほうが賢かった。 |
日曜日が一日仕事になってしまったので、 追い詰められないと何もできない私にしては珍しく 既に真面目に原稿を始めています。 でも、何年も書いていなかった壁はあまりに厚く、 丸一日かかって26文字×22行×2段組がやっと1枚。 どうも、間に合わないという気が ひしひしと。
いや、キャラクターの髪の色や目の色、出身地など、 設定資料的なことを調べる時間は仕方ないんです。 パロディをやろうという以上は、避けられない時間。 でもそれ以前に、言葉のストックが減りすぎてるのが 今更ながらに非常に痛手になってしまっていて。 私の頭の中にある この風景を、この表情を、 いったい、どう書き表せば人に通じるの?
舞台が北方の国の山奥だということで、 以前に見た1時間ものの紀行番組が浮かんだ。 氷河に削られたような緩やかで幅の広い上り坂にある村。 中央に川が流れ、両側の山が、遠近法みたいに 徐々に狭まって下がり、Vの字みたいに見える風景。 ・・・で、その両端の山々を何と言えばいいのかな?
「尾根」という言葉が浮かんだけれど、 自分の思う風景に適切な言葉かどうか自信がない。 辞典を開いたところ「谷と谷の間の突出部の連続」。 分かるか、バカやろー!!って感じで。 でもとにかく例文などを見る限り、言葉のイメージが 非常に日本的で、東海道でも歩いている気分になる。 あまり形容をつけて使いたくないので、これは困る。
別の辞書やらネット上をさまよって調べても、 写真は出てくるものの、相応しい表現は見つからない。 どうもピンとこないままに数時間、とうとう諦めて、 その場面は丸々カットすることにしてしまいました。 前に、思いついたとおりの場面が描きたいばかりに、 秋の花で、細い茎に一重の花型で、膝丈の花を、 花言葉まで限定して数週間探した過去など思い出すと 今の自分の軟弱さが悲しいですが、時間もない。 作家や漫画家の職場が本に埋もれる理由を思っては、 近年の自分の怠けっぷりが、あまりに身に染みています。
うわぁ〜ん(ToT) せっかく、たまには真面目にネット落ちして、 舞台のことは考えずに過ごそうと宣言までしたのに、 その間 唯一の舞台関連お楽しみ、週末のお食事会に 仕事が入って行かれなくなりました(泣)
日曜の出勤なんて、普段は午前中だけで終わるし、 運が悪くても3時ぐらいには終わっちゃうものなのに、 ふと気がつけば、何やらいろいろ遅れてずれ込んで、 週末にやるべき お仕事リストが真っ黒になっている。 ちょっと計算してみたら、早くてもあがりは5時。 お食事会って、開始が5時なんですけど・・・。 でも、今週末は土曜日も予定が真っ黒になっていて、 土日と深夜勤、どこにも出勤しないでいられるのは、 来週から産休に入る1名だけの状態で、文句も言えず。
このお食事会は、ほんのたまに10人前後で行う会。 当然、外れる人も多く、私は前回外れた時にもらった 「抽選補助券」なるものを使って、「わざわざ」 当ててもらったぐらいの貴重な会なのに、なぜ。 行きますけど、ええ。遅れても行くよ、悔しいし。 でも・・・、1時間遅れくらいかなぁ・・・。
ごめんなさい、役者さま&参加者の皆様。 そして、いきなりこんな所で愚痴聞かされた皆様。 今日居残りすれば週末帰れるってのなら頑張るけど、 そうじゃないし、せいぜいダッシュで仕事できるように、 原稿に負けず体調整える方向にでも努力します(泣)
2003年11月26日(水) |
藤原『ハムレット』体験。 |
<幕>1幕:105分、休憩:15分、2幕:90分 <演出>蜷川幸雄 <出演> 藤原竜也:ハムレット、高橋洋:ホレイショー、 西岡徳馬:クローディアス、高橋恵子:ガートルード、 鈴木杏:オフィーリア、井上芳雄:レアティーズ、 たかお鷹:ポローニアス、小栗旬:フォーティンブラス 他
藤原竜也1人勝ち。 もう、これが藤原竜也か!という感動。 彼の評判はさんざん聞いていたけれど、聞きすぎて 食わず嫌いになり、今まで何となく避け気味でいました。 『オイル』で、他の人目当てに行った時に かすったけど、 誰も何も魅力的じゃない舞台で、彼にも光を感じず。 でも。何と言うか。これをカタルシスと言うのだろうか。 ハムレットとともに生きた、快感。
この年になって、ハムレットを感じられるとは思わなかった。 初めて『ハムレット』を観たのは もう20代も半ばの頃で、 既にこの主人公は青くさい若者と感じられてしまっていた。 感情移入したのはガートルード。女としてクローディアスに 非常に惹かれ、同時に、息子を大切に思う気持ちも強く。 そして今年、2度目の『ハムレット』(野村萬斎主演)では、 もはやハムレットとは、はた迷惑な青二才に見えていた。 なのに、何が違うというのか。
ほぼ全編、藤原ハムレットに同化していました。 他人の感情って、その人が言葉にして耳にしたものを 自分の頭で理解してから心で感じますよね。対して、 自分の感情は、先に心で感じたものを頭で言葉に変換する。 藤原ハムレットは、私にとって、ほとんど後者だった。 セリフ回しが原因なのか?音楽のようにテンポがいいし。 異国の歌を聞く時、その言葉は分からなくても感情が分かる。 それと似た感じで、文字の音より感情が体に入るセリフ回し。 でも心は、頭が言葉にする以前に意味を知っているらしく、 情景描写のセリフでは、イメージが絵となって湧いてくる。 シェイクスピア劇のセリフは、飽きさせる人が多いけれど、 彼に関しては全くありえなかった。すごい。
だから、ポローニアスを殺してしまった後の場面にしても、 ガートルードが女に見える時や、母に見える時、 連続する大量の言葉で語られる感情の変化に違和感がない。 彼が言葉を発する瞬間に、自分もその気持ちになっているよう。 目の前のオフィーリアが愛しくて愛しくてたまらないからこそ それが壊されることに耐えられず叫ぶ「尼寺へ行け!」も、 瞬間、自分にこんな激情があった事に驚くほど彼女が大切だった。 もしかして今回私が 一番盛り上がったシーンじゃないかなと思う。 幕が開いてハムレット登場から ほどない頃に、彼が独りになり、 いきなり壁に激突しまくる場面も、ごく当然だった。
激情以外では、同化とまではいかなかったけれど、 でも、存分に魅力的な姿に惚れて感情移入するのは簡単でした。 墓掘りやオズリックへの軽口、レアティーズへの素直な好意、 そういった、ちょっと才に走った感じも含んだ明るい若さ。 今までハムレットって、うじうじしてるうちに全部ダメにした 奴だと感じていたけれど、国民に人気がある理由も分かった。 何でもできたから、相談せずに独りで突っ走れたんだなと思う。 なんて魅力的な、その若さと才能!
辛うじてハムレット独り舞台にしていなかったのは、ホレイショー。 今までこの作品では、ホレイショーに魅力を感じていました。 どうしようもない王子の隣にいる、温和で頭の良い若者という印象。 でも今回は、王子に惚れ込んで忠誠を尽くしている凡人と感じて。 その誠実さをこそハムレットは愛したのだろうけれど、もしも もう少しだけでもホレイショーが賢ければ!と思ってしまった。 そうすれば、何か変えられただろうにと思うのだけれど。
正直、この2人ぐらいしか目に入らなかったです。 すぐ隣にいるホレイショーには面白みを感じているんだから、 藤原竜也が他の光を消していたわけじゃないと思うけれど、 クローディアスとガートルードなんて、ひどく退屈だった。 下手じゃないんだけど、だから〜?という存在感の無さ。 「ポローニアスから愛情が無くなるとオズリックなのかぁ」 なんて馬鹿げたことも、今回 初めて感じました(苦笑)
一応 目当てだった井上@レアティーズ。頑張ってました。 頑張ってて真っ直ぐな馬鹿という感じの役柄に見えて、 決して演技力ではないけれど、これもありかなと思った。 これだけ素直に育ってて剣がつかえて背の高い好青年なら、 ハムレットも嫌わないだろうし、国民にも人気あるだろうね。 そういえば、西岡さんは15cmほど、藤原君も7〜8cmの厚底。 これって、井上君との身長差の問題だったのかななんて邪推。 妹は・・・、どうしてこの父と兄から こうなるのか分からん。 健康的で庶民的で、おじいさんと暮らしてるハイジみたい。
演出。1幕の金網に囲まれてる舞台は意外に好きだった。 それこそハムレットが 音を立てて何度もぶつかったりして、 彼が周りじゅう敵ではないかと感じている壁のように思えたし。 4列目で観てるのに表情が見えにくくて感じる苛立ちも効果的。 でもそれは私が勝手に感じていただけのことで、実際には 結構 出入り簡単で、みんな平気で外も歩いたりしていたし、 さらには幕間で取り去ってしまって、2幕は檻なしの状態。 だから私には、本当は何のためだったのか演出意図不明。 蜷川さんの意図とは関係ない所で気に入っただけみたい。
オープニング、燈台みたいにライトが客席も回し照らしていて、 ライトが通る瞬間だけ浮き上がる役者たちは面白かった。 すごく現代的だけど、警備兵なんだという実感があったし。 ただ、この「現代的」が問題で、最後のフォーティンブラスと 兵隊たちのテロリストのような格好と対応してるのかもだけど、 演技力皆無、棒立ちのフォーティンブラスじゃあ何の事やら。 最初にフォーティンブラスが出てきた時は どんな様子だったか、 実は、その時 客席の通路にいたハムレットとホレイショーに 目を奪われていて、ちっとも記憶にない私が悪いのかな? でも、あんなフォーティンブラスに対してじゃ、一目で 尊敬の念を抱き、国を遺したハムレットが分からない・・。
そんなわけで。 何をどう書いたところで、藤原竜也1人勝ち。 正直、彼がいなければ訳の分からない演出の退屈な芝居だと思った。 でも『ハムレット』というのが実は、うざい話ではないのだと、 この若さと熱さはこんなにも魅力的なのだと分かっただけでも、 今回の舞台を観られて良かったと、強く思います。
年に1度くらいしか連絡を取り合わない友人から、 いきなり「○○(伏せ字)入稿予定」というタイトルの メールが届きました。もちろん、心当たりはなし。 彼女とは、大学〜就職後数年という時代に、一緒に 某ゲームのパロディで小説同人誌を作っていたけれど、 それも もう、懐かしいほど何年も前の話。
開けてみてビックリ。 6〜7年(もっと?)前に企画していた本が、実は、 表紙だけ入稿したまま、本文を落として放置してあると。 今回、冬のコ×ケが取れたから発行してしまおうと。 とにかく、現在も他ジャンルで活動している、 もう1人の仲間ともども本は出すつもりだけど かずきも書いてくれるようなら、表紙や挿絵の指定、 枚数などを早めに教えてほしいと。
そういえば そんなことがあったような記憶もどこかに。 最後の本を落としたっきりというのは確かに嫌だし、 久々に何か書いてみたい気持ちもなくはない。でも。 でも、ゲームそのものを あまり覚えてないんです(^^;
メールを読んだのが既に12時近かったにも関わらず、 それから部屋をひっくり返してソフトと攻略本を見つけ、 ちょっと触ってみて、当時の記憶を甦らせること数時間。 外が明るくなる頃になってきてようやく、登場する キャラクターたちへの愛を思い出し始めてきました。 彼らが体を持って動き始めれば、もう こっちのもの。 話に出来そうなネタがちょこちょこ湧いて楽しくなってくる。
・・・そんなわけで、もしかしたら しばらく、 キーボードに向かってもネットには繋がないように 気をつけて、何か書いているかもしれません。 明日は蜷川ハムレットなので、その後になりますが。 12月も2週目になると忙しいので、ここ10日間が勝負。 何かを作り出す力が、私に少しでも残っているかどうか。 ちょっと頑張ってみようかと思います。
今日は祝日なので、仕事が早く終わった人は帰ってOK。 4時過ぎにラッキー気分で妹に電話、甥っ子に会いに行く。 帰省する時に渡すつもりだったのに忘れた 木の おもちゃと、 会社の先輩から譲り受けたベビーフードを渡して、 まだ人見知りせずに笑顔で寄って来てくれるチビに とろとろ溶けそうになりながら しばし遊んで。
いきなりテレビから流れた聞き覚えのある音楽に ゲッと思ったら、私がここ1年半担当している子供番組、 甥っ子君のお気に入りらしい。テレビに はりついてる。 いや、別に私が企画や制作をやってるわけじゃないけれど、 少しでも関わった番組が こんなに真剣に見られていると、 何だかやっぱり嬉しいですね〜。放映している間は こっちを向いてくれなくなったのは少々 寂しくても、 甥っ子の可愛さまでアップして見えてしまうし。 続いた番組では、途中で飽きて他所を向いてる時と、 真剣に見てる時の差が激しくって、子供は怖いと実感。 ちゃんと楽しんでくれるものって難しいんだろうな。
昨日からの幸せ気分に さらに愛おしさや嬉しさが重なって、 とっても気持ちよく帰宅、ネットを回り始めたら、 なんと『十二夜』の楽日って今日だったんですね(泣) 開幕2日目で観て、もう少し こなれた頃にまた行こうと 機会を狙っていたのに。楽は25日だと信じてたのに〜。 意外に評判も良かったし、また再演しないかな? キャストを少しずつ入れ替えて脚本にも手を加えながら、 これなら再演する価値があると思える初オリジナルかも。 まぁ一度観られて こう思えるから良かったかな。
またしてもバレーボールでフジテレビは遅れて。 しかも4連敗目を見てしまって、ちょっとドヨ〜ンと なりかけたけれど、『ビギナー』で泣かされて また浮上。 もともと、裁判も法律も好きだから見ているのだけれど、 月9で泣いたのなんて、相当 久しぶりで ちょい悔しい。 どんなに悪意のないものでも、他に救いを求める事をせず 思いつめて殺してしまったのは「短絡的殺人」であり実刑。
その判決文を作って、読み上げながら泣いてる司法修習生。 一緒にボロボロ泣きながら、ふと思い出してしまったのは、 そういえば日本で導入される裁判員制度(名前あってます?)って、 確か、量刑まで考えるシステムじゃなかったっけ?ってこと。 かつて司法に関わる者になりたいと憧れた自分としては、 陪審は是非やってみたいけれど、やっぱり相当 怖いです。 公平に対する厳しさとか守秘義務とか・・・無理そうな気が。 たまたま当たったからって、法律を勉強したり覚悟する間を 与えてくれるわけもないだろうし、論争慣れもしてない 人たちにできるかなと、こういうの見ると不安にもなるけれど。
しかし、堤さんはかっこいい。 誰か『カメレオンズ・リップ』センター席を譲ってくれ! そして結局、ミーハーで終わってしまう私だったりします。
今日の日記は、ファンモードです。 その上、「オフレコね♪」話も多かったりしたので、 内容なんて ほとんどない、私の感情ばっかりの話かも。
いや、今後の予定の話とかもしてないし、本当にファンに 話したらヤバいような話はしてないと思うんですが。 でもね、彼が飲みながら「オフレコだよ〜」って言いつつ 楽しそうに しゃべって、こっちからも 突っ込みとか入れながら飲んだりしてると、 何となく「秘密♪」が嬉しくなっちゃうんですよね。 秘密って言葉自体がドキドキする、身内の遊びみたいな。
彼は、そういう雰囲気作りが うまい人なんだなぁと思う。 結構マメに動き回っていろんな所で会話してくれてるし。 いや単に彼本人が楽しんでるだけという気もするのですが、 ファンの方も、自分たちを楽しませてもらおうという気分で 参加してる会じゃない雰囲気なんですよね、なぜか。 直接しゃべったりしてなくても、駒田さんが楽しそうだと、 何となく わいわい楽しんじゃえる感じ。
だから、大したことはしてないっていうのが事実。 最初は、貸し切った店の隅っこに駒田さんを中心に集まって、 乾杯して、ちょっとだけトークショーっぽい感じで話して。 それから店全体に広がって、適当に食べて飲んで話して。 その間に、席の番号順に2ショット写真を撮ったりは した。 飲み食いしてる人のところに番号順に駒田さんが駆けつけて、 肩抱いて「ハイ!」(パチリ)「次の人どこ〜?」って感じ。 確か50番ぐらいまであって、それが多分 参加人数。
後は、結婚式の2次会みたいな雰囲気といえばいいのかな? 知ってる人や、披露宴で席が近かった人と話をしていたら、 気づいたら後ろに今日の主役が来てたから、ちょっと会話。 ひとしきり話したら主役はまたどっかへ行っちゃって、 また適当に、近くにいる人や知り合いと話してる、みたいな。 だから「親睦会」なんですよね。駒田さんとは勿論だけど、 ファン同士も「親睦を深めよう」の会ってことで。 出入り待ちしなくても、何となく顔見知りが増えてくる。 あ、一応 最後にまた集まって抽選のプレゼントタイム みたいなものも、ありました。
駒田さんとは、普段は何を話していいか緊張しちゃうので、 入り口で出迎えてくれた時は挨拶もできなかったけれど、 「飲んでね〜、飲んでね〜!」と繰り返す彼につられて、 乾杯ビールにカクテル1杯、ワイン2杯と重ねていって、 何だかすっかりご機嫌モードで話もできて嬉しかったり。
勿論、トークショー的な部分でレミの話題が多かったのも、 幸せ感の1つの大きな要因ではあるんですけど。 テナルディエはバルジャンとジャベールとで三角形を 作れるキャラクターでなくちゃいけない、なんて話や、 石を投げればジャベールよりテナルディエに当たる方が はるかに多い人物だ なんて話とか、聞くこと聞くことが やっぱり彼を好きで良かった(*^^*)と思える話だったから。 この人もレミゼ好きなんだあと、妙に仲間感覚を持ったり。
2時間貸切の予定が、食べ物が出るのが遅かったからと マネージャーさんと店が相談して下さったそうで、2時間半で終了。 いったん解散してからも、駒田さんを囲んで2次会に入った 人たちがいたのですが、飲みに走って食べ足りなかった私は 友人と別の店に移動、また おいしく飲んで食べて、更に幸せ。 「駒田さんって、普段 忘れていられるのに、観たり会ったりすると 『こんなに好きだ〜!』って確信しちゃうんだよね」なんて 妙な感想を確認しあったりして、にこにこ帰宅してました。
あ、ちょっと飲みすぎてはいたので、帰りの電車のGに負けて 途中下車、慌てて駆け込んだ所があったりしましたけど。 でも逆にそのおかげで 帰宅した時には楽になっていたので すぐに眠れて、それもそれとして良かったです(笑)
2003年11月21日(金) |
『ミス・サイゴン』キャスト発表 |
2004年8〜11月帝劇公演『ミス・サイゴン』キャスト。 エリザベートに続いて発表されたわけですが。 何と言うかさーもう・・・。言葉を失うってか。 役に合うとか合わないとか言う以前でばかり 話をしたいわけじゃないんだけどなあ。
キムとエンジニアとクリスがクアトロキャストで ジョン・エレン・トゥイ・ジジがトリプル。 シングルキャストで保たせられないなら 4か月公演なんざやるなよなーっ!と言いたい。
勿論、上演の契約に期間とかもあるんだろうし、 昼夜公演が多くて休日の少ない日本の公演形態では 長期公演をシングルキャストというのは、役者の 体力的に無理が大きいと聞いたことはあるけれど。 それらの兼ね合いの結果がクアトロかもしれないけど。 でも、同時期に他の演目にも出演と発表されてる人を 大量にキャスティングしてるということは、 1つの役に専念させていいものを見せようって気は さらさら無いと宣言してるようなものだよね?
ついでに、石井一孝はジョン&クリス、 坂元健児はクリス&トゥイで2役を演じる。 彼ら一体、何人いるの?1つの役にきちんと 取り組める時間って、正味どれくらいあるの? すーっごい上手な役者さんが片手間でやるのと、 まだまだな役者さんが必死でやるのと、どうだろう? それでも大きな差が開くほど、他に人材はいない? 正直、プリンシパルさんたちが それほどまでとは 思えないだけに、結局 名前なんだなとしか思えない。
要は、馬鹿にされてるんだよね、私たち。 団体客目当てに「芸能人」出演させるのと同じように、 ミュージカルおたく目当てに、おたく的有名人を出す。 出来はともかく「出しときゃ文句ねーだろ!」って 言われてる気がするのは、私のひがみ根性?
いや、行くけど。気になるアンサンブルさんたちもいるし。 でもアンサンブルが分かる前に、行くの終わりそう。 レミの時はまだ演目が好きなだけに、イマイチ不安な キャスティングでも開幕前にS席を結構購入、追加もした。 でも今回は、B席取れなきゃ放棄モードかも・・・。 筧・別所・笹本は、化ける期待をして、そこ中心で。 最後の方の知念・新妻も押さえておこうかな。 他キャストも気になるけれど、私にとってサイゴンって 最悪、キムとエンジニアさえ何とかなればOKだし。
万が一、「あー、まだあれやってるんだ」状態にならず、 チケが取れないことを後悔するぐらいになったら・・・、 いい舞台が1つでも増えて、それが人気で満席になるなら それはそれで嬉しいから、ぜひ悔しがらせてください。 あーでも、東宝がこの路線でOKと思うのは嫌かなぁ。
2003年11月18日(火) |
『砂の戦士たち』前楽 |
『砂の戦士たち』3回目観てきました。 キャスト表や時間については、14日を参照して下さい。 もう楽も終わってしまっているので、エンディングまで 心行くまでネタバレして文句言いの文章です。
初回は6列目センター、2回目は2列目センター、 今度は17列目センター(センターでは最後列)からの観劇。 いや〜でも、3回目だからか遠くからだからか、 ようやく、面白いなと思いつつ観られた感じでした。
私ね、今回ほぼ主役の禅さんがどうも苦手で。 役柄のせいも多分にあると思うのですが、熱すぎる(^^; ペドロといえば、集団の新しいリーダーで、確かに力で リーダーの座を奪ったとはいえ、人望もあるらしい人物。 という設定ですが、私には「ついていけない」印象ばかり。 いいけどさぁ・・・って思ってしまっていたんですね。
が、遠くから見れば有り難いことに、 「ああ、こういうのも有りかもな」と思えました。 私には やっぱり、ついていけないタイプの人なのですが、 彼らは、理想を語れる人物が嬉しかったのかなと思えた。 それと平行して現代という場所では、彼のようなキャラが やっぱり、「周りの人たちにとって暑苦しくて理想家で 1人で考えて突っ走っていくリーダー不適格者」と映ったと 描かれているおかげで、無理なく納得できた面もあるかも。
最後にペドロについていくことを選択した人たち。 子供たちはともかく、ペドロの進む道をサポートする ことこそが我が道と思うジョアンが、少し納得できた。 女の子を拾ってきた時に、プロフェソールに相談しにいき、 正しいと確信しつつも切り出し方に迷うジョアンの可愛さや 優しさが すごく好きだっただけに、彼の未来への選択が 理解できたのは、何だかすごく嬉しかったな。 やっぱり私には、ペドロよりはボルタの方が理解でき、 共感しやすいキャラクターであることに違いはないけれど、 ジョアンを主とする皆が、認める人物が理解できたことで、 この舞台そのものへの違和感が大幅に減ったと思います。
もう一つの違和感、ドーラは、やっぱりダメでした。 ほとんど、少年たちを成長させるための象徴みたいな 役柄だけに、きちんと明るさや素直さが出ないとダメなのに。 宝塚出身のクセなのか、妙に商業臭さが見えて、すごく違う。 ペドロやピルリトとかが彼女を形容するたびに違和感。 これだったら、ドーラを実際には出さない脚本の方が、 純粋さが出て ずっと良かったんじゃないかなと思うのですが。 他の人が演ったらどう感じたかは分からないですけど・・。
前回、余計に混乱するからと、 記憶からあえて外して考えていたのが、センイの最期。 3回目を観てようやく、現代とのリンクに意味を見出せた 私ですが、センイの存在が現代では何になってたのかな?と疑問。 現代の部分では、劇中劇を無視して強引に横田を殺してまで 劇団内の絆を強めることにのみ力を注いだ脚本と感じるけれど、 「仲間」って、そんな安易でいいのかな?と見えてしまって。 まさか、「自分の才能を理解したから役者をやめる」と 自殺はリンクしていないだろうと思うのですが。
結局、何が描きたかったのかな・・・。まだ分からない。 きっと私が原作を読んだら、脚本家とは違うことを テーマだと感じたんじゃないかなという気が、すごくする。 そこが最も今回、引っかかった部分なのかもしれないと思う。
坂元さんの歌に酔い、平沢さんや圭吾くんの踊りに見惚れ、 駒田さんのセリフの重みに共感して、最後まで楽しみました。 一番楽しいのがカーテンコールなのは3度目でも変わらなかった けれど、それでも、本編部分も随分と面白かったと思います。 でも、現代の部分のエンディングをこう描いた脚本家が、 なぜ横田をいきなり殺さなければならなかったのか、 センイの最期をどう感じたのかが、とにかく気になりました。
2003年11月16日(日) |
『エリザベート』キャスト雑感 |
帰宅が遅くなってしまったので、PCは故障中のまま。 開始が早かったので安心して ゆったりと飲んでいたら、 気づけば10時。慌ててネットカフェに駆け込んだのが11時。 あと1時間ありませんけどと言われる間ももどかしく (住宅街の店だからか、12時には閉店してしまうんです) 空いてる席に座り込んで日記書き直してメール見て、 追い出されて帰宅。もうすっかり面倒になってしまって、 そのまま珍しく1時過ぎには寝てしまいました。 帰ったらスマスマSPでも見ながらリカバリしようっと。
そんなこんなでバタバタしていて書いてなかったのですが、 金曜に『エリザベート』キャスト発表あったんですよね。 最大の論議の種は、フランツ・ヨーゼフWキャスト! 全く発表されていなかったルドルフやエルマーがWなのは、 必要性に疑問があるのは横に置いて、まあ いいかもしれない。 でも、先に1人のみがシングルキャストのように発表されて、 しかも既にそのままチケットも販売されている役柄が、 いきなりWになるって、許されるのだろうかということ。
実際に払い戻し云々という話になるのは、 既に販売してしまったチケット会社の問題になるけれど、 それらの会社にもシングルだと思われる発表の仕方をしていた 東宝が、何の責めも負わなくていいのか?というのが疑問。 確かにシングルだと明記はしていなかったし、法律的には 問題ないのかもしれないけれど、企業としての信頼度とか、 少しも気にしないでいられるのは、私たちが馬鹿にされてるって ことなのかなぁと思ってしまったりもするのですが。 おかげで、禅さんが大役だってのに、素直に喜べない私。
落ち着いて禅フランツを考えてみると、 綜馬さんの威厳に対して、情が強くなるような気がするかも。 私にとっての禅さん演技のイメージは、優しい垂れ目なのに、 笑ってても どこかに怒りを持ったり泣いたりしてそうな顔。 どうして安定してるのか不思議なくらい、いろんな感情が強い。 だからかな、自身の幸せまでが遠そうなイメージもある。
そうなると私の想像では、♪皇帝の義務 辺りなんか特に、 陛下というより皇太后の息子という絆の面が強くなるのかな? 自分の立場と感情の間で揺れるというよりも、周りの様々な 思惑に振り回されてる印象で、頼りなさが より際立つかも。 今回はルドルフにも、前回と相当イメージの違うパクさんが 立っていて、彼に「ママ」とか言われると嫌な感じなのですが、 もしかすると禅フランツ&パクルドルフだと、代々ママ頼りの ダメ親子っぷりが強くなって、♪父と息子 とか面白いかも(笑)
ただ私にとっての『エリザベート』は、トートとかより何より 一路エリザ&綜馬フランツ夫妻の ♪夜のボートだったので、 そこがどうなるやら想像がつかないのが、一番 不安。 もう1曲好きな、♪悪夢 は、割と良さげな予感がするけれど、 2人の出会いのシーンも、禅皇帝の一目惚れって想像できない。 何しろ皇帝フランツの役柄といえば、石川禅と言われて 誰もが最初に思い浮かべる「熱さ」を抑えて生きた人。 語りでは何度か、削ぎ落とした演技を研究して見せてくれた 禅さんだけれど、舞台上では やはり毎回「熱さ」が目立つ。 観たことない禅さんになるかどうか。自分の反応が怖いです。
2003年11月15日(土) |
(再)ネット落ち&プチ『幕末純情伝』感想 |
また、うちのパソコンがご機嫌斜めです。 青劇で会社の後輩と舞台観て一緒に泣いて感想しゃべって、 きっと珍しく短い感想になるぞー!っと思いながら帰宅、 スマステ前にと向かったパソが、繋いでも繋いでもすぐ落ちる。 何が調子悪いんだと思って立ち上げなおしたら、 今度は本格的に繋がらなくなってしまいました(泣)
配線が不安定なところでもあるのかと深夜の大掃除したり、 今更ドライバをインストールし直したりドタバタ5時まで。 諦めて寝たけれど、起きても当然、状況は変わってない。 電源落として機嫌が良くなるのを待つのは普段は意外に効くけど 最終手段(苦笑)なので、こうなると私が打てる手は、 またリカバリのみ・・・。仕方ないので早めに家を出て、 また駅前のネットカフェに お邪魔してます。
『幕末純情伝』の感想はとにかく一言。かっこよかったー!! 広末とか、別にどうとも思わなかった人も周りに多々いたけど もう、筧@龍馬の熱には、巻き込まれて目が離せなくって。 最初の方、土方さんのかっこ悪さにちょっとうるうるしてた時に、 レボレボの冬の何とかって曲で躍り出た龍馬に一目惚れ! (後日注:曲のタイトルは『WHITE BREATH』だそうです、大嘘で すみません) 以降、その いさぎよすぎる所にも、全然いさぎよくない所にも、 下ネタばかりで野郎な所にも、マジな純情にじみ出まくる所にも、 みんなみんな、とにかく かっこいい!と見惚れまくり。
結局、バカのように「惚れた〜」の一言に尽きてしまいます。 「坂本と書いてラブ、龍馬と書いてピースと読む」と言われちゃう男。 そんな奴に「日本とは、おまんの美しさの事ぜよ」とか言われたら? 落ちるしかないよなぁ、そりゃ。しかもギリギリで突っ走ってる勢いのまま言われるし。
桂(鈴木ユウジ)の言う「国を起こした奴は国を治められない」も分かる。 龍馬も彼の言う意味は理解できるから、そうだからこそ 桂に女性の参政権を繰り返したのかなぁ・・・。桂の成上がりの 始まりであり、共に苦労した妻を連れてくる話も彼の気持が痛かった。 何しろ、何がどうでも筧さんだけでもいいくらい良かった。惚れて泣いた。 あとは、山本亨さん@岡田以蔵が やっぱりとても良かった。 鈴木@桂も揺れ加減が好き。ネタになってたけど お顔も良いし。 赤ふん岩倉さんとか新撰組に関しては、パラレルらしさを楽しみました(^^; 誘う相手を間違えなくて良かったなと、しみじみ思った事も確かですが。
そんな訳で、タイムリミット。碌に読み返せてませんが書き捨てゴメンです。 帰ったらまた何とか復活の呪文を見つけなきゃ。ダメならリカバリ・・。
2003年11月11日(火) |
『砂の戦士たち』初日 |
<幕>1幕80分、休憩15分、2幕85分(くらい) <原作>ジョルジェ・アマード <演出・振付>謝珠栄 <出演(50音順)> エンリケ(9歳)・竹林:阿部よしつぐ ペドロ(リーダー)・神山(劇団代表):石川禅 ピルリト(祈り好き)・守島:川本昭彦 ボルタ(前リーダー)・黒藤(古参役者):駒田一 ボア(歌好き・天然痘で隔離病棟)・睦田(踊り覚え悪い):坂元健児 バランダン・関口(研究生):縄田晋 センイ(ひねくれ者)・保川:平沢智 グリンゴ(14歳)・広瀬(研究生)福永吉洋 ジョアン(ドーラを助ける)・木村(温和な演出助手):本間憲一 アルミロ(最初に天然痘にかかる子)・河原:幸村吉也 プロフェソール(絵描き)・寺田(客演):横田栄司 ガト(女好き)・井坂:吉野圭吾 ドーラ・千島葉子:伊織直加
<感想(敬称ほぼ略)> なんでこんなに丁寧にキャストを書いたかというと、 単に、1度観ただけでは覚えきれなかったからなんです。 感想を書くにあたって、「禅さんが○○した時・・・」じゃ、 あまりにも悲しいからと思ってパンフレット見たんだけれど、 名前言われても、そんな人いたっけ?の人がいてしまいまして。 仕方なく、ネットをさまよって「研究生」とか「9歳」とかの ネタを探してきました。今頃ふぅ〜ん、と納得してたりします。 まあでも結局、役名では何も語りませんが。
そういえば、年齢も、観終えた後すごく疑問だったんですね。 確か禅・駒田・吉野辺りは17〜18歳と聞いた記憶があったし、 実際、見かけはともかく話的にはそれくらいに見えました。 でも、阿部・川本・福永・幸村(・縄田?)辺りは年少組かなと思って。 見かけは年長組さんたちと変わらないけれど、設定としては 皆まとめて10〜12歳じゃなきゃ、守られる理由がないもんねぇと 友人と話しつつ帰っていたのですが。合っていて良かったです。
ストーリー自体は、同じことの繰り返しで早々に飽きました。 「仲間」「仲間」って、ただでさえ こっぱずかしい言葉なのに こんなに熱く繰り返されちゃ、却って、観る側は醒めてしまいます。 脚本や小説で そういったテーマをもつ場合、どこまでそんなセリフを 直接言わせないで伝えられるかが腕の見せどころだと思っているので、 その点だけで今回はもう、私的には相当なマイナス点がついて。
誤解のないように言っておくと、 熱い野郎どもってのは嫌いじゃないです。何しろジャンプ好きだし(笑) 原作はどうか知りませんが、実際にそれぐらいの年齢の子供たちが 言っているんなら全然 構わないんです。うかつに そういう抽象的な 言葉を語るのも、実際に小〜高校生ぐらいの年齢の子たちなら可愛い。 でもある程度以上の年齢になったら、どこまでも言わないでいて、 なお、そうであることに意義を感じるんだけど、違うのかなぁ。 原作から謝さんは、そのテーマを感じたのかもしれないけれど、 せっかくのもの、もう少し見せ方を考えてほしかったです。
それで、一番の貧乏くじを引いたのが禅さんかも・・・。 リーダーとして皆をまとめる役柄なので、最も熱く語る語る語る。 歌も踊りもあまりなく、演技が中心の役なので、その役柄で 辛くなってしまうと もう、何を喜んでいいのやら分かりません(泣) 恋らしきものもあるのですが、相手役の歌もダメダメで辛かったし。 同じく歌も踊りも少なめの横田さんは、呼び名どおり知性派の役で、 現実側では客演という立場もあって静かな演技力を見せて良かった。 最後に関しては、もう彼の演技力を超える脚本だったので忘れる(苦笑) 他も、愛される事を求めながら素直になれないセンイや、 子供でいる部分と大人の部分のバランスが うまくいっているボルタ、 女遊びを続けながら、女は抱くものとしてしか思えないガトなど、 劇中劇では魅力的な役柄の人も多かった分、なかなかに残念。
ただ、脚本がダメな時点で演劇としては辛いけれども、 歌と踊りとアクションとだけで、ショーとして見応えは相当あります。 歌は坂元さんがメインなんですが、なんて気持ちのいい声なんだろう! アンジョの時には どちらかというと否定モード気味だったのですが、 弾き語りとか、素直に染み込んでくる歌声が、それだけで幸せ。 彼はアクション部分でも目立ちまくりで、文句なしに一番の活躍者。 圭吾くんや平沢さんも、メインのテーマに うるさくからまない分、 たくさん歌って踊ってくれて、かっこいいし とても楽しかったです。 一斉に皆で踊られるから、誰を観ていいか分からないという点では、 まさに「1度じゃダメで2〜3度観てほしい」舞台だったと思います。 私のチケット残り2回。好きな役者さんたちが大競演している ストーリー付ショーを楽しんできます。
2003年11月10日(月) |
『そして誰もいなくなった』atシアターアプル |
<幕>1幕50分(20分)2幕45分(10分)3幕40分 <作>アガサ・クリスティ、<訳>丹野郁弓 <演出>小島靖 <出演> ロンバード:山口祐一郎、ヴェラ:匠ひびき エミリー:沢田亜矢子、ウォーグレイヴ元判事:天田俊明 マーストン:今拓哉、アームストロング医師:金田賢一 マッケンジー将軍:長谷川哲夫、ブロア元刑事:井上高志、 エセル(ロジャース夫人):中島ゆたか、ロジャース:三上直也 ナラコット(船頭):野本博
何というかな・・・、軽い舞台でした。 クリスティがどうとかいう以前に、何ともアメリカ〜ン。 次々に人が殺されていって、自分も危ないというのに、 こんなに緊張感がなくっていいのか?特にロンバード(笑) まあ、山口祐一郎なら、そうかなと思っていたとおりで、 全員がそれに合わせてくれて良かったねというべきか。
特に後半になるにしたがって 緊迫感をそぐかのように お遊び的な部分が増えていったように感じたのは、 単に人が減って、祐一郎さんの出番が増えたせい? たった1人で敵陣を突破して生き残ったという、話に忠実な 大胆不敵で男っぽいロンバードなんて期待してなかったけど、 「女神の恋」龍之介状態のロンバードを目の当たりにすると さすがにちょっと、寂しい気分になるのは・・・私だけかな。 小心なくせに おちゃらけというブロアの方が適役だったかも。 アームストロングでも悪くないけど、今回の金田さん好きなので。
ただ、彼のせいばかりとは思えないのは、演出や翻訳もあるかも。 マーストンの「〜じゃん」とか「マジ〜?」という、 妙に「今どきの若者」を記号的に意識したようなセリフ回しとか、 堅くて口うるさいクリスティ定番キャラの筈のエミリーが妙に若くて、 スリットの大きく開いた、足が透ける生地のドレスを着てるとか、 (単に舞台衣装代をケチっただけなのかもしれませんが(^^;) 細かいところが気になる気になる。クリスティらしさを諦めても、 せめてセリフに忠実なキャラ設定をしてほしいと思うのは求めすぎ?
「山口祐一郎が歌い、匠ひびきが踊る」ってチラシに 書いちゃった以上、やらなくちゃならなかったんだろうけど、 エミリーが死んだ直後、その死体がすぐ後ろにある状態で、 いきなりピアノを弾き語りで歌い出しちゃうロンバードとか、 別のシーンだけど、彼のピアノでマーストンと一緒に踊っちゃう ヴェラとかも不思議。マーストンは踊ってもおかしくないキャラ なんだろうけど、ヴェラって、マーストンと踊るキャラかなあ? まあ、開演前の挨拶から始まって、全てが山口祐一郎&匠ひびき ファンのための、ファンサービス舞台だから仕方ないのだけれど。 話の流れを無視してまでサービスされてしまうと、「こうやって おけば文句ないだろ」と、馬鹿にされている気分も少し・・・。
良かったところの一番は、セットかな。 劇場入った時から、ロビーに出窓風のセットが配されてるし、 シャンパンやワインが飲めたり、雰囲気作りには余念がない感じ。 ちょっと上流の人たちの舞台を、ゴミゴミした街の古い劇場で 上演するにあたっては、なかなか嬉しい配慮だったかも。 舞台上のセットも爽やかな印象で割と丁寧に作りこんでいて ○。 でも、剥き出しのピアノの上に飲み物を置いても誰も気にしない ってのは、演出として どうかと思わなくもないのだけれど。 衣装も、とっかえひっかえしていて、見てる分には楽しいけれど、 それぞれが安っぽいし・・・。あと、最後に降りてくる首吊りの縄が 綱引きのように極太なのも あまりに笑えてしまうので、どうかと。 あ、もしかして、緊張感を殺ぐのが目的なのかな?(悪笑)
まあ、それなりに楽しかったです。 最初から過大な期待はしていなかったし、期待どおりかと。 普通の演劇ファンが、値段分楽しめるとは全く思えませんが、 ちっと祐一郎ファンの私が1度観る分には、十分楽しかったです。 その割に文句たれたけれど、それも楽しみのうちなので(^^;
2003年11月09日(日) |
ミュージカル版『天使は瞳を閉じて』 |
<幕>1幕85分、休憩15分、2幕65分 <作・演出・作詞>鴻上尚史 <作曲・作曲>杏里、岸谷香、木根尚登、TAKE(FLOW)、 デーモン小暮閣下、中西圭三/高橋幸宏 <出演> 佐藤アツヒロ(ユタカ)、天野ひろゆき(天使1) 純名りさ(天使2・テンコ)、辺見えみり(マリ) 風花舞(ケイ)、生方和代(チハル)、根田淳弘(アキラ) 橋本さとし(電通太郎)、京晋佑(トシオ)、大高洋夫(マスター) 饗庭大輔、赤座浩彦、蝦名孝一、福永敬洋、 飯野愛、鈴木利香、長尾純子、林希
<あらすじ(多分、すごいネタバレ)> 核兵器によって人間が死滅した世界を見守る2人の天使。 ある日、持ち場の区域から少し離れたところで、 不思議な壁に囲まれ、奇跡的に生き残った町を発見する。 ほんのわずかな数の人々が、無邪気に仲良く暮らしている町。 天使2は感動して、天使は見守るだけのものだという規則を 破って人間となり、彼らと共に生きていくことにする。
しかし、平和な繰り返しの毎日も、少しずつ変わっていく。 不思議なドリンク(実は天使の涙)を与えることで、人々を 幸せな平和に留め置こうとするマスターの思いも届かず、 彼らは勝手に生き、自らの力で壁を壊し、死に絶えてしまう。
<感想> よく分かりませんでした。 いや、今までだって鴻上戯曲を観て「分かんない」 気分にならなかった事なんて、ほとんどないのですが。 意識では何も分からないままに劇場を後にして、 後になって ふとセリフの1つを思い出したり、 何かの瞬間に気がついたりするものなのかなと思うし、 分からなくてもいいのかもと思っているのですが。 でもそれにしたって今回は、ただ冗長に感じる1幕と いきなり説明不足になった2幕の差が大きすぎて。
あらすじも、多分これで合ってるんだろうと思うけれど、 最後が、友人に言わせれば「夢オチだったら怒るよ」状態。 死に絶えたのかな?と思ったところで、ワラワラと人が 出てきて、楽しげに歌っちゃってたのが、とても意味不明。 もしかして、既にカーテンコールだったのでしょうか? そのまま拍手とお辞儀になだれこみ、頭の中は?でいっぱい。
結局、一番印象的だったのは、オープニング(苦笑) 映像で、宇宙から徐々に地球に近づいて、日本が大きくなり、 幕が開くと、シンプルな舞台の階段上に座っているのは、 真っ白なズルズルに羽が付いた天使衣装の あまのっち。
彼は、歌っている時も話している時も、手持ち無沙汰な 足と手がいかにも素人くさくて観ていて辛かったけれど、 このオープニングでの座ったままナレーションは良かった。 見守るだけが役目の天使。見守りながら、心を痛めている。 合間で繰り返される「僕は明日、持ち場に戻ろうと思う」も 終わってみると、最後まで見届けてしまったことが辛いし。 朴訥とした優しさが感じられる彼が、今回一番好きでした。
後は、純名ちゃんのフライングが きれいだったとか、 久々の京さんの踊りが決まっていたなとか、そんな程度。 アキラ、ケイ辺りの騒ぎが「徐々に変わっていくもの」と 見えれば良かったんだろうけど、退屈に見えたのが敗因かな。
ついでに、パンフレットだけでは人間関係が分からず、 これを書くに当たって、ネットで登場人物相関図を探して、 今頃「そうだったんだぁ」とか思っている恋心があったり するのも、すごーく大きな問題だったと思います。 未だに「チハル」さんって どんな人だったか、 どうしても思い出せなかったりするんですもん・・・。 鴻上舞台は分かりにくいって肝に銘じているから、 結構 真剣に見ていたつもりなんだけどな・・すみません。
2003年11月08日(土) |
『欲望という名の電車』at青山円形劇場 |
演出:鈴木勝秀 <出演> ブランチ:篠井英介、スタンリー:古田新太、ステラ:久世星佳 ミッチ:田中哲司、ユーニス・ハベル:花山佳子、 スティーブ・ハベル:石橋祐、集金人:吉守京太、 ゴンザレス:山崎康一、物売りの男:永島克、医師:鈴木慶一
前回が『欲望と〜』初体験でした。 でも、大竹ブランチがあまりに強くて哀しさをあまり感じず、 堤スタンリーが かっこ良すぎて うっとりしてしまい、 気づけば、ブランチの嫌悪や恐怖、ステラの複雑な思いなどに 感情移入しそびれてしまったところがありました。 ただ、2階まできっちり作り込んで一目で分かるセットや 上手の張出し舞台の上下で洗濯女風の女が歌う転換の間など、 入門者に優しい舞台で、とても有り難かった覚えがあります。
対して今回は、青山円形劇場。 下手にハケれば外に出かけたということだけれど、 上手にハケれば2階に上がったということだったりする。 周囲300°くらいは観客に囲まれた何もない舞台に、 唐突にフランス語をしゃべる人が現れて長くしゃべり、 続けて役者さんたちが家具や荷物を持ってきてセットを作る。 奥側の高くなった、舞台のベッドのある部屋は ともかく、 どこからでも見える丸い舞台の部分に、オープンカフェのような 椅子や机、タンスやお酒のケースなんかを転がされても、 室内だという実感がわくまでには少し時間がかかる感じ。 分かってくると逆に、生暖かい湿った風を感じたりし始めて 照明の強さが非常にリアルに風景を見せるようになるけれど。 そういった点では、ちょっと難易度アップ?と思ったりも。
そして、演者は絶対的に良かった。とても満足。 何よりも、スタンリーが非常に自然だったのが嬉しかった。 特に粗暴なわけでもなく、かっこ良いわけでもなく、ごく普通。 ブランチにとっては耐えがたい彼の行動も、彼にとっては、 地に足の着いた当たり前の生活と当たり前の発言だと感じる。 ステラの中のベルリーブのような世界も含めて全部まとめて好き。 互いの違うところも そのままに大切にし合って生きていける。 ステラの方も、スタンリーの中にある耐えがたさも含めて、 みんな好きなんだろうなという感じが出ていて、非常に バランスの取れた人間関係が出来ていると思って。 (今回、バランスはとても良いと思われた部分だけれど、 外見的にも、久世さんと篠井さんが並んだ時、身長や体型が、 姉妹だと感じられるバランスだったのも好みでした)
ブランチが、繕いようもなく弱いのも良かった。 もちろん、何を特別な事を求めたわけでもないのだけれど、 自分にとって唯一最大の望みが どうしてもかなわなかった時、 自身を変えるよりも、世界を自分のために変えてしまった彼女。 それを許容するステラやユーニスたちと、叩き壊して 目覚めさせようとするのと、どちらがいいのかは分からない。 でも、すがっていける見知らぬ人の手が差し出された最後は、 彼女にとって極楽なのかもしれないし、良かったと思えた。 (実は前回、絶対に違うと思いながらも「台風が去ってめでたし」 みたいな感想のエンディングだったんですよね(^^;ヤバすぎ) 今回は、ブランチが去っていく時、テーブルに突っ伏したままの ミッチの背中も焼きつきました。
2003年11月07日(金) |
フィギュアGP第1戦、アメリカ大会 |
日記で愚痴愚痴言った後にちょっと探してみたら、 出てきました、円形劇場チケット。しかも割引。 行かれなくなって譲りますと切実に言ってる人には 申し訳ないけれど、やっぱり割引は嬉しい。 円形劇場だから遠くて見えないことはありえないし、 ブロック的に見切れがあるかないかは全く不明だから、 席は選ばず、明日、行ってきます〜。
ちょうど気づいたので、フィギュアスケートを見てました。 やっぱり家にいるとテレビ見る時間が長くなるようです。 今日は、03年グランプリ第1戦、ペアと女子シングル。 ペアは中途半端な気がして面白みを感じないのですが、 シングルが楽しみなので、一応ペアも見ながら待つ。 今回から採点システムが変わった説明もしてくれたけれど、 よく分からないから、見ながら慣れていこうとも思うし。
が、つまらんよなぁと片目で見ていたペア最初の組、 アメリカのペア、「曲はレ・ミゼラブル」と紹介されて。 ♪オン・マイ・オウンか♪夢やぶれてか、はたまた ♪彼を帰して か?と身構えたら、どれも違う。 うぬぬ・・・?と思って一緒に歌ってみたら、 なんと、♪一日の終わりにでした。びっくりしたなー。 途中であれ?と思う編曲らしきものが混じって、 (私が聞き逃しただけで、レミの曲の可能性大ですが) ♪オン・マイ・オウンから♪民衆の歌に続いて終わり。 何とも不思議な組み合わせ。まあ、意外性はあるけれど。
スケーティング自体は、シングルのスピード感もないのに アイスダンスの情緒性にも足りないという感じで、 やっぱり物足りなかったのですが、飽きずに見られました。 しかし、CDやらDVDやらも入れたら200回近く聞いている レミゼですら、一緒に歌わなきゃ曲が分からないようじゃ、 『花の紅天狗』でエリザとM!の曲をガンガン替え歌されて ちっとも分からなかったのは当然だろうという気が。 いつも何を聞いてるんでしょうかね、私は 全く。
シングルの方でも、『シェルブールの雨傘』やら 『トゥーランドット』『白鳥の湖』と、舞台芸術好きには 幸せな音楽が次から次へという感じだからフィギュアは好き。 スケート自体に飽きてしまっても、曲を聴いているだけで それなりに楽しめる人もいたりする状態だから。特に今回は イマイチ切れの足りない人が多いなと感じたから助かった。 解説さん曰く、シーズン初めで慣れてない人も多いそうですが そのために、カナダとかで稽古してるんじゃないのー?
でも、白鳥の湖で踊ったコーエン18歳は、見事でした。 触ったらくずれてしまいそうな華奢な白鳥ではなく、 硬質の白さが際立つような強く美しい白鳥を演じていて、 4分間、本当に飽きている暇がなかったもんな・・・。 彼女はショートプログラムでも「つなぎ」と感じさせる 部分のない見事な構成だったから、本人の実力も勿論だけど、 よほどいい人がついているんだろうなと、感心してました。
日本勢、昔に比べれば随分「はい準備、はいジャンプ」の 繰り返しだけじゃないプログラムだったと思うけれど、 彼女とか見ちゃうと、まだまだだなぁという感じかも。 SP2位だった荒川さんも、手足長くて見栄えするけど、 そんなにいいかなぁ〜?恩田さんの方がまだ好きかも。 村主さんの表現力は好きなんだけど、今回は放映されず。 中国GPのSPでは1位らしいから放映に期待しようっと。
2003年11月06日(木) |
チケットの話。(愚痴かも) |
なんだか本格的に劇場離れしているのですが。 一応、今週末にはル・テアトル銀座に行って、 続けてシアターアプルと、観劇再開の予定ですが、 その前に、PARCOと帝劇とフォーラムCと円形劇場と アートスフィアに行っておきたかったんだけどなぁ。 この辺、チケ掲にも あまり出物がない気がするのは、 多分、私が気を入れて探してないからなんでしょうね。
こうなると、チケット取りもやる気が出ないようで、 気がついたら外してしまったものも多々。 でも、『ア・ラ・カルト』はイープラスの戻りで 今日になって取れたし『タイタス・アンドロニカス』は 場所が場所だから、そのうちチケ掲に出てくると思うし、 『SHOES ON!』もどこかで見つかるだろうと思う。 問題は、これからが本番の『カメレオンズ・リップ』と 新感線かなぁ。『エリザベート』も完全に出遅れ気味。
この3週間で唯一観た舞台の感想を更新しました。 でも、後半しか観られなかったし、めちゃめちゃ文句たれ。 本当に興味ある方以外にはお勧めしないかもです。 ちなみに演目は、ミュージカル座『ニューヨーカーズ』。
2003年11月03日(月) |
『IQ〜test the nation〜』他、テレビの日。 |
珍しく、3時間半もテレビ見てました。 (11/4 13:05追加訂正。「4時間半」見ていたようです。 フレンドパークは7時〜という指摘を受けて考え直したら、 7時TFP、8時IQ、10時ビギナー、10時半スマスマが正解。 IQが長さを感じさせないほど面白かったのかも。すみません。) まずは8時〜、アツヒロ&辺見えみりという、モロに 『天使は瞳を閉じて』宣伝番組状態のフレンドパーク。 「鴻上作品を5つ答えなさい」という問題を出されて、 まず最初に『デジャ・ヴュ』と答えるアツヒロ。 思わず、私の総代初見の舞台をを思い出してしまって、 ちょっと嬉しくなってる私は、結構はめられているのかも。 えみりがオフBWファンだなんて話もあって結構 楽しく。
続いて『IQ〜test the nation〜』の後半を見てから 幸い、バレーボールで遅れていた月9『ビギナー』後半。 間接照明の暗いバーで「君の前では ただの男だ」 なんて言う堤さんに、お約束のようにドキドキしながら、 そのままスマスマになだれ込んで、今日は終わり。
『IQ』、ちょっと つけっぱなしておくだけのつもりが、 気がついたら真剣にクイズをやってしまってました。 真面目に見てないと最後の解答編で自分のIQが出せない ってのが、世界的にすごい視聴率とった理由なのかも。 途中から始めた人のために、解答編で問題も見せてくれたから、 時間は短かったけど、一応、必死で全問解くこともできたし。 IQは85〜115の間に75%の人が入るらしいけれど、 それからいけば、私はちょっとイケてる方かも?ぐらい。
ただ、凹凸が激しいのが、とにかく問題。 「言語」と「短期記憶」は10問中9問、「数」は全問正解。 「論理」に属し、推理能力などを測る「思考」も100%。 対して、パズルを完成させて余るピースを探す問題や、 鏡文字、同一の図形探しなど「知覚」は正答率半分以下。 同じ図形でも、「思考」と同じ「論理」ジャンルに属する 「図形の類推」なら、5問中4問正解と、そこそこなのに。
司会の古館さんの言い方から、番組の最後には、 こういう偏りについての話もあるのかなと期待してたら、 何もないままで終わってしまって、番組的にはイマイチ。 計算・数列・ことわざみたいに、中学受験時代にやった 懐かしい問題群で得点稼いでいる私なんかでも、 本当の意味でIQが計算できてることになるのかなぁ? 記憶や論理のコーナーでも 思ったより点は取れたけれど、 鏡系が全滅したのが とにかくショックな私でした。
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