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今日の私
BNリスト昨日明日


2002年10月30日(水) 今日のニュース・・・『ひめゆり』もちょっと。

『ひめゆり』の帰り、山手線が止まった。
秋葉原で人が線路の上を歩いているとかで。
なかなか捕まらなかったらしく15分ほど停車。

ようやく、最寄駅に たどり着いたところ、
うるさいほどのパトカーのサイレン。
私服パトも数台来ていて、通行止めの紐を張る姿も。
「何があったんですかー?」と、わくわく聞いたら、
「刃物を持った男がいると通報があったんです」と。
うひゃぁ、どこにだよ?

でも警察、1軒の暗い店を包囲してたんですよね。
泥棒にしては大袈裟だけど、立てこもりってこと?
この辺、ちょっと有名なナイフ殺人事件の容疑者の
住まいの近所だから、ごまかされてしまっただけ?
その事件の時はTVから うちの地名が流れ続けて、
なかなか複雑な気分になってたんだけれど、
今回のは、全国ニュースにまではならない感じ。


で、なんでこんな話をしているかというと。
『ひめゆり』の感想に困っているからなのですが。
多分、誰も読まないで下さいモードになると思うので、
そのうち こっそり更新します。すみませんー。


2002年10月28日(月) Trouble Monkeys ライブ!

川平慈英&本間憲一&愛するバンドメンバーたちのライブ。
「年に1回しかやりません」が売りのライブなんだけど、
私は3年前?ぐらいに1度行ったきりだったんですよね。
でも今回 慈英さんが すごーいしょっちゅう、
「2年間、どこ行ってたの?」って苛められてたから、
もしかして、トラモンライブ自体、2年ぶりなのかな?

しかしまぁねぇ、ホントに楽しいわ(呆)
憲ちゃんと慈英さんがラブラブで幸せそうなのは勿論、
バンドメンバーたちも本当に愛し愛され笑顔爆発。
例えば、MCの時間についても、今回は、
「慈英さんが原稿書くのをサボりたかったから」、
メンバーの一芸だったのですが、これが端的かも。

私にとってみれば、バンドメンバーで知っているのは
えがわとぶおさんだけで、他は全く知らない人。
順番にクジを引いて当たった順に一芸をやるのですが、
全く見知らぬ人に、紙芝居したり話したりされたって、
だから?という感じで、ちょっと最初はむくれてしまう。

それが不思議なことに、だんだんキャラが見えてきちゃう。
次、この人は何をやってくれるんだろ?とワクワクしてくる。
やってることは本当ぉぉに しょうもないことばっかり。
4歳?の娘が書いた紙芝居とか、3日前に買ったオカリナとか、
「宇宙が生まれてから今までを1年に例えると・・・」の話を、
オチも何もなく ひとくさり話して去っていくだけの人とか。
あ、いや、紙芝居の最後の金銀銅のドングリは感動したけど。

位置的によく見えなかったので、本当にそうかは不明だけど、
「痛みに耐える実験」として、すね毛を抜いたらしき人も。
「サンペーです」の話し方で紙切りしただけの人もいたっけ。
ちなみに慈英さんは「痛みと集中の関係」というタイトルで
リンゴを向きながら洗濯バサミを挟んでもらってました(^^;
当然、イテテテ・・・!!と叫んで、集中できてませんでしたが(笑)
むいたリンゴは「餌やりのように」by憲ちゃん 客席に放り込まれ、
永井大くんが受け取って、シャクシャク食べてました(*^^*)

でも、ちゃんと練習してジャグラーやった憲さんの真面目さが、
いつも知っている「憲ちゃん」キャラなのと同じレベルで、
一人一人が大切な主役として立ち上がってくるのが素敵。
憲ちゃんの、一瞬「つまらないの?」と聞きたくなるような、
少し斜めむきに楽しそうな、微妙に低めのテンションと、
慈英さんの熱いぜ!!熱いぜ!!!なテンションと、
パパ、変、いじられキャラ、朴訥真面目などなどの皆様も、
交じり合った気分が ごった煮で、訳も分からず楽しくて、
気がついたら すごい上手なわけでもない慈英さんの歌も、
柔らかいような気もする素敵な憲さんの歌声も、
デュエットもタップもソロ演奏も、みんなみんな幸せ。

「彼らが楽しそう」でも「お客さんも楽しんでる」でもなく、
一緒にパーティー参加しちゃってる感じで、盛り上がって、
カンパリオレンジ1杯で、最高!に気分良くなりました。
店は青山マンダラだから、座って食べながら見てたのにね、
参加した気分って、何だか不思議。また行きたいな(*^^*)


2002年10月26日(土) ヴィン・ディーゼル


映画。久しぶりに映画館行きたくなったかも。
バカでバカで単純なアメリカン映画『トリプルX』。
主演のヴィン・ディーゼルが ちょっといいかなと思って。
全編スタントなしで演ったらしいんだけど、1シーン、
二度とやりたくないと思ったところがあったそうな。
「あの場面の撮影は、母が見に来てなくて良かったね。
きっと怒られたよ(笑)」の表情。これに やられたみたい。

最近 私、筋肉君が好きなのかな?と、
少々 疑問に思っていたら、少し後の番組で納得。
「18歳の息子が、家の中を全裸で歩き回るんです」
という悩み相談を受けた香取慎吾が、相談した母親に
「それは、お母さんを挑発してるんですよ」とひと言。
中居ちゃんに「お前は挑発してるのか?」と突っ込まれ、
「違うよー!これ、母ちゃんも見てるんだからやめろよ!
母ちゃん、違うよーー!」とカメラに言ってた顔が好きで。

前から自分、「女好き」な男が好きだと思ってます。
ただ1人を愛しているというのも、もちろん○。
とにかく、隣に女性がいて、自然に似合う人。
甘えたり守ったりのバランスが取れている人かな?
「母」が、ただの「親」でも「女」でもなくなって初めて、
そういうのって できるようになるのかもなーとか、
2人の反応を続けて見て、妙な納得をしていました。
そういうこと頭で考えちゃうからダメなんだろうなぁ(苦笑)

いや単に、スキンヘッドに弱いという話もありますが(^^;
何しろ『ブレードランナー』のルドガー・ハウアー以来、
スキンヘッドには無条件で反応してしまうもので(苦笑)
でも冷徹で悲しいレプリカントと『トリプルX』を比べたら、
怒る人、すごくたくさんいそうですね。ごめんなさい〜。
とりあえずヴィン・ディーゼル、今回は製作総指揮も
しているらしいし、映画を見てみようと思います。


2002年10月24日(木) 武装集団が劇場を占拠。

日本時間24日未明、モスクワ。
ロシア発の人気ミュージカル『ノルド・オスト』を
上演中の劇場に、男女約50名の武装集団が押し入り、
銃を乱射、観客ら約600人を人質に立てこもった。
賊は、チェチェンからの政府軍の撤退などを要求。
子供やムソリムなど一部を解放、現在もまだ籠城中。

朝、このニュースを知ってから、一日中、
時々ネットをチェックしながら仕事していました。
でも、まだ鉄のカーテンがあるのかと思うほど、
第一報から先、ちっとも情報が増えてこない。
今は実際のところ、どういう状況なんでしょう?

おかげで、関係ない方向にばかり考えが広がって。
1163名収容というと、青山劇場か日生劇場ぐらい。
もとが工場施設の一部を改築したというなら、
形的には、日生より青劇に近い感じなのかな?とか、
劇場は、全部の客席から舞台が見えるような作りだから、
逆に、舞台の中央と出入り口に人を立たせるだけで、
人質全員を監視できてしまい、賊側に有利だなとか。
侵入してまず、舞台上で銃を発砲して見せたらしいけれど、
さぞ効果的に見えてしまったんだろうと不愉快に感じたり。

チェチェン問題なんて、独立運動としか知らない。
政府軍と、対抗組織のどこかの、どちらがいつ、
最初にケンカを売ったのかすら知らないけれど。
イスラムというのは、生活への規範が多い宗教だけに、
自国が、自分の宗教の宗教国歌であってほしいと思う気持ちが
強くなるだろうことは、頭では理解できているつもりだけれど。
でも、何もかも力で解決しようとするなよぉっ!と言いたい。

嫌いでひき肉を食べない人も、体質で豚肉がダメな人も、
信条でベジタリアンの人も、全員「ハンバーグはダメ」で
くくって考えてしまう程度の私には言われたくないかな?
でもね、お祈りで早朝に歌う場合は窓を閉めて行うとか、
地に伏せて祈っている人の前は通らないようにするとか、
そんな小さな事さえ互いにできれば、違う宗教の人と
同じ地域や隣の家に住むことなんて、簡単だと思うから。
相手の大切なものや好きなものを尊重するだけのこと。
なのに、平和に舞台を楽しんでいる所に力で入りこんで、
自分の望みだけ解決しようとする人なんて、絶対 信用しない。
手段を選ばない人に目的を語る資格はないと私は思います。

だから、心情的には 絶対、折れたくない。
でも、・・・じゃあどうやって解決しよう・・・(泣)


連絡事項。
今月頭ぐらいから、メールが届きにくいようです。
どういう時にダメなのか分からないのですが。
おかしいと思ったら、1週間ぐらいで再送していますが、
あまりに長期間、私から返事が来ない人などいましたら、
受信は大丈夫なようなので、数行 連絡頂けると助かります。
すみません。m(_ _)m


2002年10月23日(水) 老いていくこと

ここ数日、久々に「笑っていいとも!」を見ました。
タモリって老けたな・・・と思いました。
もちろん芸能人だから、外見はそんなことないし、
サングラスで目を隠してるから余計分かりにくい。
でもね、しゃべりが面白くないんですよ。

タモリといえば、形態模写が とにかく上手。
つまりは、他を観察する達人だと思っていた。
その特性が活かされたからこそ「いいとも!」も
こんなに長く続いているんだと思っていたけれど、
そのバランスが、完全に崩れてしまっていた。
他を見せるよりも自分の技を見せたい欲が目立っていて。
「俺が俺が」で、前に出て時間を取ってしまっていて。

あんなに、他の良さを見つけて、
それを見せることが上手な人だったはずなのに。
もとがお笑いの人だけに、目立ちたい精神は旺盛で、
それを抑えられなくなってきたのが「老い」と感じた。
もともと、上手だけど面白くない芸をする人だから、
彼自身が目立つことは百害あって一理なしなのに、
名前を冠した番組じゃ、誰も意見してくれないのか?

自分の そういう状態を理解できないのが、
子供と老人と酔っ払いなんだよなぁ・・・と、
そこまで考えて、溜め息をついてしまった。
好きな某役者を思い出したせいもあるけれど、
自分自身の姿にも、重なってしまったから。

最近私も、決定権のない事に関しての情報を
上司に与えるだけという一方通行の時間が長いせいか、
ただ1つの自分の意見だけを繰り返すことが多いから。
結論を聞くと、ほとんど私の意見が通っているけれど、
それだけに、誰とも会話している気がしないのが怖い。
毎日どんどん、頭が固く老けていってる気がするよ。
でもその割には、独りになるために早く家に帰りたい。
私、どうやら疲れているらしい。


2002年10月21日(月) ミュージカル新世紀 スター名鑑

『ミュージカル新世紀 スター名鑑』なる本を買いました。
なんか、恥ずかしいタイトルですけどねぇ〜(^^;

毎年出ている『タレント名鑑』のミュージカル版だけれど、
掲載されている人たちは、宝塚と四季系統に偏った感じで、
私のような人には不満な部分も多いと聞いていました。
匠ひびきと石丸幹二のインタビューや『ライオン・キング』の
舞台裏特集もあると言われても、特に魅力を感じないし、
国内主要劇場リストなんてのも、ぴあマップで足りることだし。
今月頭には発売になっていたと思うけれど、中を店頭で見られないし、
私にとっては¥2500の価値はないと思って買ってなかったもの。

じゃあなぜ買ったかというと、目当ては『GODSPELL』特集。
「開演までの日々ルポ」が載ってると聞いて、早速 購入。
再演の『GODSPELL』が、どのように作られてきたか、
青井さんのインタビューや制作途中の写真、それに、
役者の一言日記みたいなものもパラパラとあって6P。

モノクロの小さな写真群は、それなりに面白い程度だけれど、
なぜ再演で、歌が特にうまいわけでもないNIRO君が主演となったか、
その裏話が青井さんの言葉で「最大のドラマ」と表現されていて。
最初は採るつもりのなかった彼が、3か月のオーディションの間に、
どれほどの気持ちを見せて、その役を勝ち取ったかということ。
青井さんが、どんなふうに何を重視して舞台を作っているか、
NIRO君がそれにどう応えて、あのジーザスにたどり着いたのか。

とにかく『GODSPELL』と言えば、NIROジーザスと、
カンパニーの雰囲気に惚れたと言ってもいい私にとって、
たった6Pとはいえ、一番聞きたかった言葉が詰まっていました。
『GODSPELL』はもちろん、最近の『ジャック・ブレルは〜』や、
スヌーピーシリーズ、『Love Letters』『海の上のピアニスト』など
数点を除いて(笑)最近の青井さん作品がお気に入りの私にとって、
カンパニーに共通する、仲の良い雰囲気がどこから来るのか、
その秘密も分かったような気がして、ちょっと嬉しい気分。
『GODSPELL』は、10年ぐらいずっと再演していきたいという、
嬉しい言葉もあって、ちょっと今、ホクホク気分です♪


あ、19日の『Mozart!』感想、追加しました。


2002年10月20日(日) 『Footloose』 2回目〜。

Mozart!の感想、書きたいんだけれど。
土曜日にマチソワしてきたけれど、疲れ果ててしまって、
そのまま寝てたら、朝になってしまった。朝になれば仕事。
そして、フットルース観劇。
Mozart!は、語りたい部分が多いので、
全く語らず、ガンガン書いちゃう方から先に行ってしまいます。
これも結構 長いのだけれど、殆ど1人を誉めてるだけだから(^^;

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楽しかったぁっ!
いっぱい笑ってボロボロ泣いて、最後には立ち上がってノリまくって。
少し端寄りだからか、まだセリフ聞こえにくい所も多かったけれど、
2列目という近さで坂本レンを観ていたら、その演技に感動しちゃったし。
ボーモントに越してきたばっかりで法律を知らず、ウィラード(秋山純)や
校長の冗談だと思っている時から、だんだん顔がマジになっていったり、
♪誰かが見てる での戸惑いや苛立ち。うっわ、上手じゃん!と思ったり。
村井牧師が、ダンスパーティーを許可しようじゃないかと歌い上げてる時も、
私、レンを観てました。実感に変わるまでが皆より遥かに遅いレンを(笑)

皆が喜び騒ぎ始めてるのに、ママ(前田美波里)から叩かれるまで、
どうにも実感できていない顔。それが、フリーズからコマ送りに変わっていく。
すごい分かりやすい表現だけど、この舞台に非常に合う演技だったと思う。
メイン6人の中では今井さんについでセリフが聞き取りにくかったけれど、
これだけ感情表現しっかりしてて、ガンガン踊れて見栄が良くて、
歌も、迫力や音程が及第点軽く超えてればいいよね!と思っちゃう。

鉄橋の上で、エリエルにもらった聖書を抱きしめてから、
エリエルを見上げる表情には、本気で、やられてしまった気がしています。
演説の原稿1つまともに書けない自分のふがいなさに、落ち込みかけていたレン。
そんな時の助け。アイディア。やれるかもしれないという思いが湧きあがる。
そして、それをくれたエリエルへの愛おしさがまた強くなって。
すっかりもう、坂本昌行、ファンですわ、もはや(苦笑)
ローラースケートを履いたベティー・ブラスト(池田有希子)を
助け起こすシーンで、ハプニングで押し倒してしまった時の対応も、
「ちょっと遊んでるね?お兄さん」感が かっこよかったです♪
エリエルに対するのとは全然 違って、レン@シカゴバージョンかなと。

今井エリエルも、可愛さアップが個人的に◎。
やっぱり子供子供していて、色気なんかはないんだけれど、
相手をちゃんと男と意識してくる感じが出てきたのがいいかも。
アドリブは全然ダメで、ハプニングが起こるとテンポ取れないけれど、
戸惑いも本当にキュートで、抱きしめたくなっちゃう感じがありました。
村井ムーア牧師のような人が、こんな雰囲気の娘を持ってしまったら、
例の事故がなくても多分、娘を閉じ込めていただろうと思われ(笑)
前も思ったけれど、今回 ムーア家の家族らしさが しみじみ出ていたので、
パパはパパなりに、すごーーく妻も娘も愛しているんだけれど、ちょっと、
自分の悲しみにばかり目が行っちゃってたんだねというのが よく分かり、
最後のパパ独唱が盛り上がる。もう泣きまくっちゃいましたよ。

泣いたといえば、なんと♪ダンスは罪じゃない でも泣きました(^^;
踊り出したそうなルル(神矢ゆき)に、悩んで固まっているウェス(遠山俊也)。
怒りで震えているダンバーコーチ(久ヶ沢徹)、腕を組んだままのムーア牧師。
そんなメンバーの前で、最初はオケなしのラップから気持ちを抑えて始まり、
次第に全員で踊ってしまう歌、踊り。それでも否定された無力感。
母(前田美波里)から与えられる、一筋の希望。単純だけど泣けるぞー。
決死の思いで「棄権します」と言ったウェスと、言えなかったルルも◎。
棄権するのが精一杯の自分に自己嫌悪を感じるウェスを、
ルルが抱きしめるようにして去っていく姿も、チェックポイント。
分かりやすすぎだけど目立ちすぎないから脇として正しい演技かなと。
笑いを取るためにやりすぎた体育館でのダンバーコーチ以外は、
脇は脇としての良い演技をきっちり抑えていたのも魅力的な舞台で。

ただ、久ヶ沢さんが1人でテンポを崩していると 私は感じました。
でも客席はそれでバカ受けしていたことも確か。だからもしかしたら、
新感線の笑いみたいに、私だけついていけない決まり笑いだったのかなあ?
でもね、同じく すっごいウケてたウィラードの ♪母ちゃんが言ってたとか、
ラスティ(Mami)と一緒に遊びまくりシーンとかは、テンポ良かったし、
そこだけ浮きまくることもなく、楽しく観られたと思います。
ウィラードみたいなキャラの、ほぼメインの人がそうなのに、
ダンバーコーチが目立つのは、やっぱり変だと思うんですけど。
村井さんも、遊びに入ると崩れる場合が多々見られる人だけれど、
今回は♪Footloose(Final)で、踊っちゃう時に縄跳びを持ち出した程度。
あそこなら、もう何でもあり!の気分だし、多少の遊びはAll OK!

スタンディング。前回は、前の人が立って見えないから立っただけでした。
今日は通路際だし、誰が立っても舞台が見える席だったんですが、
カーテンコールの前に立っちゃいました。踊りたかったんだもん。
いや、せいぜい膝でテンポ取る程度ですが、隣近所もすごい楽しそうで、
最高 幸せ!って感じのエリエル嬢、2時間で一回り成長した18歳のレン君、
ラブラブしてるムーア夫婦や ウィラード&ラスティなどを見ながら、
気持ちよーーーく拍手しまくって帰ってきました。最高だった(*^^*)


<今日の日替わりアンサンブル(前回と一緒だったの。残念!)>
今石正宏、大作則雄、長内正樹、黒崎雅人、松村武司、まろ、
上島上子、今野直美、林希、柳田陽子、柳橋さやか、渡辺聡美


2002年10月19日(土) 『Mozart!』マチソワ(^^;

土曜日に、マチソワしてきました。
昼は井上&内野。夜は中川&楓。(敬称略)
久々の大作ミュージカルマチソワで疲れましたが。

とにかく感想は、びっくり。
初日とはやっぱり全然 違う作品になっていました。
まぁ、初日は初日だからプレビュー気分で行ってるし、
今回は、良くなっていて当然の気分ではあったんですけれど、
市村さんに関しては、慣れて市村節入ってるかもという心配も。
でも、素晴らしいレオポルトになっていました!(^^)
ヴォルフを心配し、そこに「自分はもう諦めた」思いがかぶる。
あぁ、これがモーパパだよなぁと、しみじみ良い感じで。

アンサンブルの歌も、席のせいかもしれませんが、
思ったよりも歌詞が聞こえてきて、ちょっと嬉しかった。
市場の場面や貴族たちなどの1行ソロ群は、聞こえないけど。
アルコ伯爵(花王おさむ)も、マイクボリューム上げた?のか、
辛うじて聞こえるようになっているのが有難い感じ(笑)

でも久世男爵夫人は、特に変わらずイマイチのまま。
歌は安定感が出て良くなったけれど、人物像が見えない・・。
これは、キャラクター変えちゃった方が、いいのかも?
連れとも言っていたのですが、この役は久世さんに向かない。
素晴らしくキュートで茶目っ気あふれる魅力がある人なのに、
どうやらこの役は、話によれば母性を出すべき役柄らしく。

でも私には、レオポルトに対して母性を象徴するというより、
モーツァルトのアマデ(才能)部分を純粋に愛した人に見えて。
同じ才能を愛しても、囲い込もうとしたのがコロレード、
伸ばす機会を与えようとしてアマデに愛されたのが、男爵夫人、
パパは、才能だけを愛するにはいろいろありすぎた感じかな?

そう考えていくと、男爵夫人は、何かを象徴するよりは、
1個の人間としての魅力を出した方が面白くなりそうな気が。
たとえ話をする時だって、あまりシリアス過ぎる感じにするより、
「ね、聞いてみて?」って感じなら、久世さんが演じる魅力が
少しでも出てきそうな気がするのですが。今のままじゃ勿体ない。
ただでさえ小池演出は面白みに欠けるきらいがあって、
コロレードのトイレシーンですら笑えないぐらいだから、
少しは余裕を持たせる人が出てきた方がいいと思うんですけど。

そして、松たか子(コンスタンツェ)。既に飽きが入りました。
初回は「思ったよりできるじゃん!」と思ったけれど、
後は、どんどん松たか子になっていくだけなんですもん。
アルドンサの時はまだ、役を演じようとする努力が見えたけれど、
こっちの方が演りやすいのかな?頑張る方向性が間違ってる気がする。
モーツァルトとのラブラブな場面も、何かプライドが高そうで、
ちっとも恋しているように見えないのが非常に嫌でした。

で、最大のびっくりは、中川ヴォルフ!!
マチネの井上君も、こういう歌に慣れてきた感じで良くなってた。
でも、落ち着いてくるとやっぱり優等生だなぁと思っていたら、
中川ヴォルフ、すごいガキで暴れん坊で考えなしで、いい!(^^)

猫背でチビで、噂どおり こぶたちゃん。全然かっこよくない。
でも、自分には何かがあり、何でもできると信じている怖いもの知らず。
声帯も強いのか、声の張りも声量もカンパニー内トップクラスで、
見下ろす祐一郎コロレードと共に歌い上げまくる場面なんて、
本気で出している声の競り合いが見えて、本当に嬉しかった。
あの祐一郎さんが、気持ちよく歌い上げるだけじゃなくって、
本気で前に声を押し出して相手を圧倒しようとしてるんですよ?
これは、斜めな祐一郎ファンとしても、非常に嬉しい(笑)

自分を邪魔するものに挑む姿は、若々しさが そのままヴォルフ。
思わず見惚れ、エンディングのシャウトでは涙まで出てきていました。
既に内野明音アマデを2回観てきて、天才の部分はアマデにあると
信じている私の目には、繊細で過去を背負いすぎてる井上ヴォルフより
ただの成長できてないお子ちゃまな中川ヴォルフがしっくりきて。

もちろん、♪自分の影から逃れられるのか と歌うくらいだから、
何も背負ってないんじゃ困るんですけど、それも大丈夫。
ただね、お馬鹿で何も考えてないから、どうやったら逃げられるか
考えるよりも暴れて苦しんで、余計がんじがらめになって、
また暴れてるうちに、体力使い果たして才能に負けた感じ(笑)
あの、本当に疲れ、苦しみ果てた感じの死に顔を見ていると、
天与の才能をもらったくせに、それに相応しい繊細さや利用法を
全く持たなかったんだね、可哀想にと自然に思えてしまう。
井上ヴォルフだと、幸せそうにも見える表情をしているのに
なぜか、中川ヴォルフより悲劇のプリンス度が上に感じるので、
好みの問題かなぁという気もするのですが。

何にせよ、もう一度 観たくなってきました。
できることなら、中川ヴォルフ&内野アマデがいいのですが、
身長の関係で、この組み合わせってないんですって?
ソワレで観た楓ちゃんのアマデは、可愛かったのですが、
純粋な才能の残酷さを体現したような明音アマデを
2度連続で観た後では、一貫性に乏しいような気がして。

多分 本当は、才能に殺されてしまう中川ヴォルフには
人間には不可能なほど純粋に音楽を追求させ続ける明音アマデ、
最後の血で名曲を書き上げて満足した(?)井上ヴォルフには
良い音楽を書けた瞬間は人間と一緒に喜べる楓アマデの方が、
組み合わせ的には似合うと思うんですけど、残念だなぁ。
でもどうしても中川&内野が無理なら、次は良くん希望。
しかし、『Mozart!』ソワレでも17時開演。欠勤は必須。
私、どうやって、いつ観るつもりなんだ?謎・・・。


2002年10月18日(金) 雑談×4

うちの職場のTV、一昨日から調子が悪い。
普通に映っているのが、いきなりザザーッと嵐。また戻る。
叩いてもダメだし、外のアンテナの調子でもないらしい。
「一昨日」という日付と、防衛庁に程近い立地条件から、
誰ともなく、「これって絶対、盗聴電波だよねぇ」という話に。
もちろん冗談だけど、やっぱり皆、「かの国」のこと、
全然 信用してないんだなあと思ったり。

昼間にボーッとTVを見ていたら、
『F2』とかいうフジの奥様向け情報番組で、
視聴者がお勧めスポットへ行く時のホスト役として
知った顔が出ていました。プロフィールは役者だから
知っていてもおかしくはないけれど、覚えのない名前。
検索したら、『The Winds of God』に出ていたらしいけれど、
実は私、その舞台は未だに見ていないんだよなあ・・・。
他には全然、検索で引っかからない。私はどこで観たの?
「田中豊」さん。心当たりの方、ご一報ください。

『薔薇の十字架』のポスターを駅で見かけた。
中にあった「合田雅史」の字面に見覚えがあって、
しみじみ3駅ほど悩んだところで思い出した。
染さまハムレットでのフォーティンブラスでした。
『薔薇の十字架』は、たまたま2話とも斜め見したけど、
全然 気づいてなかった。フォーティンブラスの時は、
結構かっこいいなと思ってたはずなのにねぇ(^^;
最近、ちょっと見覚えがある若い男の子がいると、
「きっと特撮系だわ」で済ませる傾向があるみたい。
でも実は彼も、7年前には特撮の主役だったらしいから、
あながち、その認識も間違ってはいないようなのですが。

>葉流稀さん
心理テストやってみました。四字熟語を2つ挙げるやつは、
私は最初、「棚からぼた餅」しか出てこなくて、
結局、悩みまくった末に「四字熟語」と「相思相愛」。
階段上ってて疲れて座りこんでしまう段数は「3」。
2段上って限界で、3段目に座りこんでしまうのって、
ふらついてる時の基本だと思ったんですけど、違うかな(^^;
しかし、四字熟語2つ目に「相思相愛」と答えるくらいだから、
座りこむ段数が「3」は合っているとも言えるのか(苦笑)


2002年10月16日(水) 遊◎機械『クラブ・オブ・アリス』

正直、あまり分かりませんでした。
帰りに友人と話していて ふと口をついて出た「他人事」が、
もしかしたら、最も しっくりくる感覚だったのかも。

途中で早口の言葉遊びみたいな場面がしばらく続いた時は
ついていくのに疲れてしまい、何となくボウッと、
この感覚って野田秀樹への苦手感と一緒・・とか、
そういえば、遊◎機械の本公演観るのって初めて・・とか、
円形だから仕方ないけど、このセット死角多いよな・・
とか、埒もないことを考えたりしていました。
だから余計に、分からなかったのかもしれませんが。
雰囲気は嫌いじゃなかっただけに、結構 残念。

始まりと終わりが、同じ形を取っていて、でも少し違って。
アリスたちの状態の変化は、浅野温子さんの心象の変化
なんだろうけれど、実感がなかった。でも彼女は良かったかな。
もしかしたら、この舞台で全く心が動かなかった私こそは、
最も、心の扉が固く閉ざされているのかもしれない。
穴に落っこちられなくなったアリスは、私の中で、
今も泣いているのかもしれないと思ったりもする。

だけど、「だから?」と思ってしまう辺りが、
私とこの舞台の相性の悪さで、どうしようもないのかも。
高泉さんは、相変わらず不思議さんだったし、白井さんも変。
平沢さんも狭い舞台の中ながら、想像よりずっと踊ってたし、
死角が多くても、珍しい舞台セットを見られて興味深かった。
でもあくまで「そういう人もいるかも」と、他人事な感想の私。
「自分が愛する人は全て失い、自分ができることは年とともに減り、
穴に落ちることすらできなくなったアリス」が、私の中にも
存在していると認められる柔軟性があれば、楽しめたのかな?
最終公演だけに、「仕方ない」ですませるのは残念だけれど、
これが、今の私の精一杯の感想です。


遊◎機械オフィス全自動シアター最終公演
『クラブ・オブ・アリス』 於:青山円形劇場

作:高泉淳子 演出:白井晃 舞台美術:小竹信節
出演:浅野温子、高泉淳子、白井晃、平沢智
   小林隆、冨岡浩、北村岳子、富浜薫


2002年10月15日(火) 『ジャック・ブレルは・・・』Cチーム

大きな感想は3つ。
1:池田聡さん、ブラボー!!
2:歌詞が見えるぅぅ(ToT)
3:涼風さん苦手な人は、間違っても見るな!

まず、1。
他に言うことなんてないんですけどね。今回最大の功労者。
一生ついていきますぅと思うほど、すばらしかったです。
それでも、♪マドレーヌとか♪次!のような、
強い表現が必要になる歌だけは、ちょっと弱いかも。
目を閉じて歌だけを聴いている分には良いのですが、
何となく全身が いつも揺れているんですね。定まらない。
非常にショーっぽいとはいえ、一応はミュージカルのこの舞台では、
身体表現的な部分に、後一歩!という気持ちをかきたてられて。

でも、♪アムステルダムなんて、もう言葉もありません。
感覚が押し寄せて、自身、情景の中に立っているようで、
総毛立つ思いをしました。2幕の♪葬送のタンゴも、
意味を持って流れ込んでくる歌詞に怯えてしまうくらい。
ただただ、最高でした(*^^*)

そして、2。
歌詞が「見える」という感覚でした。
前回Bチームで、歌詞が聞き取れることに感動したけれど、
今回は、特に池田さんとNIRO君に関しては、言葉が言葉として
意味を持って聞こえるというか、理解する間が必要ないというか。
速いテンポの曲って、歌詞を聞き取るのに精一杯になって、
それを理解するまでに、外国語を聞いた時みたいに一瞬、
間が空きません?「ハトバ」が「波止場」と理解できるまでの間。
それが無いから、歌の世界に入るため、無用のストレスが無い。
表現力ってこういうものだよなぁと、しみじみ感動しました。

3は、下手に書きすぎるとヤバそうな気がしますが(^^;
何しろ今回の構成は、「姫1人+御付き3人」。
(実際に、トーク中で「姫」と呼ばれていたんです(^^;)
良くも悪くも涼風さんメインで、ずーーっと涼風真世。
全員で歌う曲も、1人で目立っているのでメインのようだし、
ソロは、歌詞がよく聞こえるのはいいのだけれど、どの曲も、
1曲通してボリューム最大値で歌われるので、だんだん飽きてくる。
特に、裏声で歌うものは単調になりがちで、少し可哀想でした。
テンポもうまく取れていないようで、興が乗るとバンドとずれがち。
彼女が魅力的な舞台はもっとあるのにという感想が強かったです。

でも、何やかやと言っても、
涼風さん嫌いな人以外には楽しい舞台だったと思います。
私自身は、ちょっと「う〜ん・・・」と思いながらも楽しんだし。
黒田アーサーさんが、もうちょっと濃いかな?と思っていたのに、
思いのほか あっさりと印象に残りにくかったのは残念だけれど、
NIRO君が、上手ではないものの伝わりやすい歌い方で好印象だったし。

彼が、♪独り者のダンスで、お嫁さんを探しながら歩いてきて、
私の前に座っていた人に目を留めて「No,君じゃない!」って
驚いた表情なんか、本当に分かりやすい可愛さでした(^^)
思わず引き込まれて笑ってしまって。
・・・その人、男の人だったんですよ。

思えば彼はNHKのお兄さんだったんですものね。当然なのかな。
男3人が歌った♪ブルジョワども は、すごーく楽しみました。
途中で出てくる30歳代の身としては、なかなか自戒も込めて。
ブレルの詩の苦さ、楽しさを母国語でこんなに感じられたのは、
今回のCチームの最大の良さだったと思います。嬉しかったな(^^)


2002年10月13日(日) 『ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている』Bチーム

いろいろ思うところはあるのですが。
まず素直に、この作品は好きだなーということ。
何の話があるわけでもない作品だけに、私には珍しいのですが。

初演とほぼ同じ、シンプルなセット。
左手に少し段差があり、右手に高い階段とバンド。
ピアノがメイン、後はベースとキーボードだけ。
「ジャック・ブレルを知っていますか?」という言葉で始まり、
彼の歌を、4人の歌い手が年代順不同で歌っていくだけの作品。

何にそんなに惹き付けられるのか、どうにも言葉にはできない。
歌の魅力なのか、毒があると言われる歌詞の魅力なのか?
引退して姿を消したジャック・ブレルへの思いのたけを
重ねた上に作られたという作品だけに、私が彼を知っていれば、
作家の思いに同調してしまうという理由もあるだろうけれど、
そうではないから、とにかく不思議。

だからこそ、出演者の力量とか細かい点は許容できないらしく。
今回のチームの すがはらさんという方は、私は全くダメ。
1曲だけなら上手・・かな?と思って聞いていられたけれど、
全部同じ調子でムードたっぷりに響く声で歌われるので、
あっという間に、飽きるを越えて邪魔に感じられるように。
更に彼は、テンポが間に合わず遅れることも多々。
ソロ部分ならまだしも、♪女と犬 のようなデュエットでも
歌詞が間に合わなくなり ごまかされた時は、頭を抱えました。

ただこの点については、知り合いがフォローしてくれました。
今回、ピアノの鍵盤部分が客に見える位置だったのですが、
これは歌い手にとってテンポが取りにくい位置らしいです。
確かに他の歌い手も、最初のうち、すごく丁寧に一生懸命
テンポを取っているように思え、練習不足?と感じたので、
もしかしたらこの点は、むしろ演出家の責任かもしれません。
それでも、他の3人はできたことをできなかったのは彼だけ
という事実は決して消えるものではないのですが。

以下、パンフレットを見ながら印象的だった曲を。
すごーーく長くなるので、どうぞ読み流してください。

<1幕>
♪マラソン
1曲目で、全員のアンサンブルによる明るい楽しい曲。
・・だけど、痛烈な皮肉の曲で放送禁止になったらしい(^^;
歌詞聴いちゃいなかったんだな、私(苦笑)
♪マドレーヌ
3曲目。やっぱり全員の速いテンポの曲。
このテンポの曲の歌詞でも聞き取れるということで、
やはり『Mozart!』の訳詩は悪いんだろうなと実感(笑)
少年の恋の可愛い曲なのに、なぜか思い出したのは、
『Miss Saigon』の♪American Dream。そういう皮肉なんだろうな。
♪マチルド
すがはらさんをダメだと実感した曲(をいをい(^^;)
ちなみに彼の出演3曲目、ソロ1曲目(大苦笑)
♪独り者のダンス
禅さんがお嫁さんを探しながら客席から登場。
客を指差しては「No,君じゃない」と歌うという(^^;
舞台に上がる直前に「すみません」と言っていったのが、
妙に禅さんで、すごくツボでした。
♪臆病な人たち
真織さんの可愛いのに情感の乏しい感じの声が、
ブレルの世界には逆に非常にハマる気がします。
普段は苦手なのに、今回すごく全体的に好きでした。
♪ジャッキー
前回、最高に印象に残った曲。
真矢武さんが歌っていて最高にかっこ良かったので。
禅さんも良かったけど、記憶には負けてしまったかも。
美化されてるのかなー?う〜ん、悔しい。
前回は岡さんが歌ったという説もあり。じゃあ、私の記憶はいつのもの?(汗)
♪絶望した人々
老夫婦を歌った淡々とした曲。
前回も好きだったことを、今回、聞いて思い出したし、
今回 好きだったことも、パンフレットを見て思い出した。
何となく、私の中のブレルは、この曲かもしれない。
♪息子たち
前回 記憶に残った2番手。毬谷さんでした。
今回は安奈さん。好きなのは前回の方が好きだけれど、
安奈さんの方が情に流れすぎない感じで曲に合っていた気も。
<2幕>
♪ブリュッセル
何にせよ頭につく曲です(^^;
♪ブルジョワども
前回、岡さんが「豚野郎」と歌ったのがショックだった曲(笑)
岡さんが歌った皮肉な記憶は一生忘れられないな、きっと。
でも、禅さんの方が歌詞はしっかり届いてきて印象的でした。
♪次!
今回 一番、記憶に残った曲。
「次!」という無表情な声だけで3人が出演する、禅さんのソロ。
声に順番に追い立てられて、だんだん狂って絶叫になるソロに、
最後まで無表情に「次!」という声がかぶるのが、すごくらしい。
♪華麗なる千拍子
だから、無邪気に無表情な真織さんの声は怖いのよ(^^;
明るく楽しく。戦争も何もかも巻き込んで世界は回る。
4人でラララ・・とか歌われて、ショーは終わり。

でもこの後に、アンコール曲が真のエンディングとして
あるんですよね・・・。だから私にはブレルは分からない。
パンフレットによれば、アンコールの曲は、ブレルが
宗教的・観念的作風で知られた時代のものらしいので、
私が理解できなくても仕方ないのかもしれませんが(苦笑)
でも、何か好きだから、それでいいんですよね。


2002年10月11日(金) google精度

googleの検索の精度が落ちたとかで、
世界の利用者(マニア?)の間で問題になってるらしいですが。
アクセスを稼ぐためにキーワードだけ並べたページとか、
既にないページとかが1位に来てたりするんですって。
数日前のニュースで読んで、ふうん・・・と思っただけで、
特に実感はなかったのですが。

でもやっぱり、精度落ちてるよ。
最近、うちの日記のヒット数すごいなーと思ってアクセス見てみたら、
1日扱っただけの名前×3個でも、検索トップに来てると判明したし。
ものによっては、万以上の検索ページのトップだよ?申し訳なくて。
やたら書きまくってる名前でトップに来るなら理解もできるけど、
そういうのは「3001〜3010件を表示しています」とかに含まれてて。
ごめんねー、変なところに来ちゃったと思っている方たち(^^;

思ったのは、私「○○さん」とか「△△君」と書いてるつもりで、
結構、フルネームも書いているんだなということでした。
意外な発見でしたわ、これは。まぁだからといって、
今後、特に何を気をつけようというつもりもないのですが。



とりあえず、F1最終戦、鈴鹿GP始まったぞーっ!
初日のフリー走行はマクラーレンがワンツー。
エディも7位と、なかなかの好発進でございます♪
問題は、明日の仕事中にどうやって予選を見るかということ。
永井大くんの新番組も始まるんだよなぁ・・・。
新人採用の試験問題も作らなくちゃいけないんだけど、
自分が遊ぶの我慢して作るとなると、どうしても、
思いっきり意地悪ーーーな問題作ってしまいそうかも(苦笑)


2002年10月09日(水) 『HR』初回

う〜ん・・・、3日とんだのかな?
眠くて眠くて日付変わる頃まで起きてるのがやっと。
舞台も観てないのに、帰宅時間も相変わらず遅いから、
帰ったら食って寝るだけ。あぁ、太る(泣)


『HR』初回見ました。11:15〜なので、リアルタイム。
収録観覧に行って面白かったし、楽しみにしていたのですが、
あれ??ちょっと違うような気も・・・?

先日の『Mozart!』初日と同じような気分。
どうもまだ こなれてなくてテンポの悪い感じ。
私が観覧に行った時には、それを感じなかったのは、
4回目だったせいか、生だったからか?その辺が不安。
前者なら、どんどん面白くなっていく可能性もあるけれど、
後者だとしたら・・・、ヤバヤバです(^^;

今回、登場人物紹介の回だったんだと思うけれど、
なんだかいきなり始まってしまった感じ。
しかも職員室には老若男女入り混じっていて、
誰が先生で誰が生徒やら、さっぱり分からなくて。
私なんか知っていたのに分かりにくかったんだから、
23時台なんて くつろぎタイムに たまたま見た人は、
さぞや??だったんじゃないかなと心配したり。

多分、大きなセットの中で撮ってるからだろうけれど、
舞台向き演技しちゃってる人と、TV向け演技の人が、
入り混じってるのも、すごく微妙な気分になる。
戸田さんの発声やメイクなんて、アップで撮っちゃダメだよ(^^;
もっと引き気味カメラで、1台のカメラで撮る時間が長くて、
より舞台に近い感じで作るのかと思ってました。
こんなにブチブチ編集するなら、1回撮りの意味ないじゃん。

でもま、面白かったとは思います。三谷センスはあるし。
感嘆文の話は笑った(^^;目の前に大きな犬がいる時、
「なんて大きな犬!」なんて言ってる余裕ないよなぁ。
自分だったらどんな時に使うか、しみじみ考えて、
「まぁ!なんて可愛らしいお嬢ちゃま!」みたいに、
高級服で固めた奥様方が話してるところぐらいしか
想像できなかった。私、いつ使ってるんだろ?
普通は「すげっ!」「でけぇ!」「速っ!」とかだもん。

今回は初回だし、ご祝儀みたいなものもあって、
最初の10分でイマイチと思っても、最後まで真面目に見た。
真面目に見て、いろいろネタを拾い上げれば楽しかったです。
でも、そこまで真剣に見る人いるのかなーというのが不安。
30分だから、スピード感が気に入ってつく固定ファンがいるかな?
何にせよやはり「今後に期待」という感じ。点が甘いかな?
今回一番好きだったのは、白井晃@サラリーマンでした。


2002年10月05日(土) 『Mozart!』初日(軽いネタバレはあるかも)

行ってきました、噂の『Mozart!』初日(井上芳雄)。
いやもう本当に「初日!」って感じですわ。
何というか、1幕が始まってから しばらくの間ずっと、
「役をこなせている奴はいないのかぁぁぁ」と思いっぱなしで。
皆さん、歌はさすがに上手なんですよね。聞かせてくれる。
でもコンサートのよう。1曲終わり。あらすじ。次の曲。
翻訳がダメダメのようで、歌詞が聞こえないのもあって、
全然のれず、眠〜くなってきてしまっていました。

救ってくれたのは、シカネーダー(吉野圭吾)。
確かに役柄的にも明るくノリのいい役どころなんですが、
彼は、ちゃんとこなしていた。不出来な初日じゃなかった。
歌だけはイマイチですが、普段の彼を考えると非常に良い出来。
今後、これ以上の成長はそれほど多くは望めない気がするので、
他の人が出来上がってくると、相対的に輝きが減る可能性はある。
でもとにかく、初日にここまで持ってくるのは立派。感謝。
やっとストーリーが始まった感じで、ホッとしました。

それからは結構 面白くなってきたかも。
特に、ナンネール(高橋由美子)とアマデ(内野明音)がいい!
後半は ほとんど、彼らを追うことで舞台を把握していました。
ナンネールの、弟や音楽に対する複雑な思いには、少し涙も。
アマデの才能とそれに対する純粋さには、怖さを感じて。
ラストのモーツァルトの死の場面で2人の思いが続けて現れて、
もう私、ここでこの話は終わってくれ!と真剣に思いました。
なのにその後に つまらない振付のコーラス。だれまくり。

そういえばアンサンブルの踊りは、最初から最後まで退屈でした。
アンサンブルの人の踊りがというより、多分、振付が悪い。
でも、そこここにあるアンサンブルの人たちの1行ソロも、
どれもこれも辛うじて音が取れているレベルで、辛かったです。
メンバーを見る限りでは歌える人が揃っているはずなのに、
これもまた、練習が足りなかったのかな?という印象。

出来ている数人のおかげで、何とか「舞台」を観ましたが、
それ以外の人も、単体としてだけ見れば非常に面白かったです。
目当てだった祐一郎さんなんてソロ3曲!特に3曲目は
歌い上げまくってOKの曲で、ショーストップ状態。
昨日のフラストレーションは見事に解消されましたわ(^^)
彼に関しては、偉そうに立って朗々と歌っているのが
そのまま役柄なので、はまり役と言うべきなのかと(笑)
旅行の途中とか寝室などでの演技は ちっとも映えないけれど、
衣装も各種あり、歌詞にまで お遊びありで、楽しめて。

逆に市村さんは、今回は非常に辛いと思われました。
今日はまだ、どう演じるか決めかねた印象があって、
珍しく少し引いていたけれど、今後 市村節で決まってしまうと、
守りが主体の役柄とは合わなくなってしまう気がします。
今は ほぼ全員が中途半端だから目立たないけれども、
落ち着いてきた時点で悪目立ちしてしまいそうで不安かも。
久世さんの存在感は○。後は、音が取れれば更に良し。
でも花王おさむさんは、申し訳ないけれど論外。
できれば、キャストを変えてほしいと感じるくらい。

井上君@モーツァルトは・・・、まあまあかなぁ?
不器用に彼なりに家族を愛している1幕の感じは好印象。
でも2幕に入って、コンスタンツェ(松たか子)と愛し合い
周りが見えない バカップルぶりを発揮する場面のバカ度や、
「才能」から遠ざかった状態でレクイエムを書こうと
もがき苦しみ、死に至る場面などの真実味は薄すぎて。
ソロは完全に自分のコンサートだった松たか子ですが、
演技となると さすがの実力で、おバカ純粋だった時から
壊れていくまでを、結構見せてくれたのに、それと吊り合わず。
ラストシーンは完全にアマデの迫力だけで見せられた印象。
・・・ってつまり、演技力が必要な場面はダメってことか?(^^;

だから感想は「初日だし、こんなもんか」。
振付とか ちゃちいセットとか、変わりようのない点もあるけれど、
もう少し見てもいいかなぁと思えたのが、今のところは収穫。
とりあえずは まず、主役が早く成長してくれることを祈ります。
それと、ソロ毎にブチブチ切れる印象が つながってくれること。
ナンネールは非常にいいし、祐一郎さんはいろいろ楽しめるし、
トリプルキャストのアマデ、残りの2人も しっかり観て感じたい。
「初日だから今後に期待」。それに集約される感想。
それって、すごーーーく間違っている気もするのですが(苦笑)

追加:何てことだ!書き忘れていました。
山口祐一郎さん、誕生日おめでとうございます〜♪


2002年10月04日(金) 『恋を何年休んでますかSP』

二日酔いで欠勤。<をいをいをい(^^;
でも夜になっても、起き上がったり立ち上がったり、
急な動きをすると めまい&吐き気が起こるのは、
やっぱり、もともと悪い体調を悪化させただけってことか?
気ー持ーちー悪ーーい。。。

でもとにかく、『恋を何年休んでますかSP』だけは見た。
起きられないかもと思ったので、タイマーまでかけた。
珍しく、割と面白く見ていたドラマだったけれど、
SPなんてものは大抵、ダメダメになるものだから、
純粋に「祐一郎@いっちゃんが出るから」見たつもり。
私ってば本当に祐一郎さんファンみたいじゃない♪とか、
ちょっと ウキウキしていたのだけれど、見てみたら、
・・・・・え〜と(^^;

なかなか、愛を試される感じの作品でしたかと。
祐一郎さんの出番の量なんて、最初から期待していません。
でも、単館上映映画館並みの狭さで、階段しかないセット。
そこにスモークたいて、白スーツで歌い下りてくるとは(苦笑)
いっちゃん、いつのまにミュージカル俳優になったの?

カラオケ喫茶(まだあるのか?)で、口説くのに使いそうな
どこにでもある誰でも歌えそうなムード歌謡っぽい曲。
参:『ローマの休日』で歌っていた曲らしいです。なぜ聞き覚えがないんだ、私(^^;
白だから仕方ないのかもしれないけれど、Iアシュレー並みに
パツパツ太った印象。サイズ合ってないの?貸し衣装?
(Iさんファンの方すみません。演技は好きでも あの衣装は(^^;)
アップになれば、疲れが溜まって浮腫んだ感じの目に、
たるたるで二重になってる あご(泣)

ゴールデンで いっぱい歌ってるのは嬉しい。嬉しいのよ。
でもねー、あれはないでしょぉぉぉ・・・・。
もう、TV見ながら、誰に何を訴えたらいいのか分からず、
泣き笑い状態で苦しみながら、巻き戻してみたりしてました。
ドラマに出てくる舞台シーンに期待しちゃいけない。
そんなこと、重々 承知していたはずだったけれど、
あんなに長く流すなら、少しは考えてくれたっていいのに。
歌い終えた後の挨拶まわりとかでの笑顔も、スーツのせいか、
自然なようでいて『カンパニー』の悪夢が蘇るのが苦しい(^^;

私は、きわものを好きになった覚えはない。
背が高くて体つきもきれいで朗々とした歌声も魅力的な
大劇場で主役のできる俳優さんを好きになったはずなのに。
演技力に多々難があったって、正統派に惚れたはず。多分(^^;
それが、いつからこんなことにと思うけれど・・・、
まぁ多分きっと明日、舞台で惚れ直させてくれるだろう。
多分、多分(苦笑)。


2002年10月03日(木) 人の情けに感謝感謝。

飲みすぎました。
会社の新規事業決起集会とやらがあったのですが、
的外れな話ばかりで明るい展望を述べる専務とかに
イライラした現場連中が集まって、会の後に飲み直し。
最初は、既にビール入ってるからと梅酒にしていたのが、
いきおいついたら、女4人でワイン3本が空になっていて。
おかげで、何年ぶりかってぐらいにデロデロ。

電車のGに負け、途中で下りて座りこんでいたら、
見知らぬ人(だと思うけれど(^^;)が、声をかけてきた。
「お姉さん、大丈夫?寄っかかってていいよ」って。
肩抱いて引き寄せて、片手は握り締めていてくれた。
座っていても左右に揺れちゃうくらいだったから有難くて。

終電の少し前に、歩けるようになったからトイレ行って、
中でグラグラ揺れているうちに、車掌さんが来てしまって。
件の彼の駅はまだ先と言っていたし、終電逃すと大変だから
もう行って下さい 有難うと言ったら、出た時にはいなかった。
でも電車も、少し待ってくれていたのか、私も何とか乗れて。

最初に電車に乗った時は、終電まで1時間以上ありました。
でも、結局 家に たどり着いたのは、確かに終電でした。
だから多分1時間くらいは、そうやっていたのかな?
この体勢はカップルに見えてしまうんだろうと思うと、
若い声の相手に申し訳なくて顔も上げられなかったけれど、
ちゃんと顔を上げて、曲がりなりではあってもなんとか、
歩いて帰れるところを見せた方が良かったのかな?ごめんなさい。
久々の二日酔いで、胃と頭の痛みに思い切り悩まされながら、
スニーカーしか分からない彼に、とても感謝しています。

10/1の日記『フットルース』感想を追加しました。


2002年10月02日(水) ほぼ丸1年。

最近、続けて数人から言われたので、一念発起して、
ずーーっと触ってなかったコンテンツに手を入れてみました。
しかし・・・、まぁいつから触ってないんだろうというものが
あまりに多く、どこから手をつければいいか分からないのが現状(^^;

とりあえず、戸井さんの部屋の感想ページだけ少し更新しました。
誰の部屋も、去年11月から更新してないんだもん。まいった。
下書きの感想探し出して揃えるだけでも数時間かかったので、
全員となると、年内に書き終わるかどうかも疑問(^^;

ただ、1人、ほぼ丸1年、舞台に立ってない人もいるんです。
彼が今、演出助手やっているのは知っているんですけど、
演出の良い⇔悪いや 好み⇔そうでないすら分からない私が
その助手目当てで舞台に行くなんて、どうにもできなくて。
彼との今年のコンタクトは、劇場で偶然会って挨拶しただけ。
この状態で、ファンであり続けることは私にはできないけれど、
だからといって、コンテンツを削除するのも、今は辛い。
舞台上に戻るつもり、あるのかなぁ・・・?なら、待つけど。
でも多分このままだと、次のコンタクトは年賀状(泣)

・・・つか このHP、いいかげん、
フレームぐらい使ったデザインに作り直したいんですけど。
文系人間がNotepadでタグ手打ちして作るなら、これが限界?
簡単な表1個つくるのに1日がかりだもんねぇ(笑)
とりあえず、難しいこと大変なこと考えるのは後回しして、
読むところ増やすことから頑張りますが。はい。


2002年10月01日(火) フットルース!!

台風一過。
なんて素早い台風なんだろう!と、ちょっと感動。
7時開演で、行く前は心配だったんですよね、どうなるのか。
戦後最大級と言われる台風がこれから来るのに、私は体調悪いし、
ACTシアター前の階段で吹き飛ばされたらどうしよう?とか。

要らない心配でしたね、完全に。
約2時間半の舞台の間に台風は通り抜けてしまったらしく、
開演前も終演後も、カサをささずに階段歩けました。
その代わり、開演中に すごーい風雨の音が響いてましたが。
星のきれいな夜空のシーンとかでトタン屋根がガタガタいってて、
せっかくのムードぶちこわしてましたよ。まったくもう。
この劇場、やっと立て替えと決まってホッとしています。

で、例によって例のごとく、内容については後ほど。
今日はこのまま寝てしまいます〜(^^;


<以下は、10/3に書き加えました>

何かね、コンサートノリというか。
とにかくこの作品の、楽しんじゃえ!という雰囲気が好き。
話は相変わらず、どーでもいいような勢いとご都合だし、
その最たるものを背負ったムーア牧師(村井国夫)なんて、
普段の拘りの演技を放り投げて、手抜きですかぁ?と
聞きたくなるくらい流して楽しげに歌って演技してるし、
高畑淳子さんなんて演技派もってくるのも勿体ないくらい。
なんで皆、踊らないのー?と、周りの若い観客たちに
聞きたくなっちゃうくらい静かな客席だったけれど、
踊りたい!って体ムズムズしてきちゃう楽しさがいい。

でもこの舞台、アラ探し始めたらアラだらけ。
ヒロイン(今井絵里子)からして、演技力や色気はわずか。
でも今年は、アンサンブルと同じ振付でガンガン踊るし、
踊るのが楽しい!のキラキラ感が目立って見えるのが嬉しい。
踊っている時が いちばん可愛いのは、エリエルとして
非常にポイント高いんじゃないかと思うのです(^^)
ま、腰の振り方とか、小学生レベルの色気ですが、
「レンが好き」な気持ちも、純粋に感じられてくるし。

対するレン(坂元昌行)は、やっぱり良いなあ!
去年もビックリしたんだけれど、踊れて歌えて演技も○。
なぜか圧倒的な存在感が少なめだったのは残念だけれど、
踊りだすと、どうしても目を惹かれてしまう華がある。
エリエルが若い分、年の差は やはり感じてしまったけど、
単体としては、去年より若返ったのにも感動。

ウィラード(秋山純)も、良くなってたと思う。
去年は笑いを取る部分で自己主張が激しすぎて悪目立ちし、
たまに、舞台のテンポを崩したりしていたけれど、
気持ち良く笑えて、周りとの間のとり方も気持ち良くて。
ラスティ(Mami)とのラブラブ度が上がっていたのも、
個人的にはチェックポイント。本当に幸せそうな2人で、
近くにいたら是非、はやしたりして遊びたくなる感じ。

でもやっぱり、歌は全く聞き取れないんですよね(^^;
聞き取れるのは、村井・美波里(エセル)・3人娘ぐらい。
チャック(小西のりゆき)に至っては、出てきた瞬間から
かすれまくった どうしようもない声で、歌どころじゃない。
曲調的に、聞き取りにくいのは仕方ないと思うのですが、
オケとのバランスを考えるだけでも少しマシになりそうなのに。

ムーア夫人@高畑淳子さんの歌は、よく出ていたけれど、
ちょっと、頑張っている緊張感が感じられてしまいました。
美波里さんとのデュエットというのも、少し違和感あり。
でもさすがに、親子や夫婦の演技が しっかりしていて、
ムーア家の家族らしさ(ギクシャクしてても)が上がっていたかも。
フィナーレで一生懸命 踊る姿も可愛らしくて、好感度大。

去年も面白かったけれど、今年は更に、
皆で1つの舞台を作っている!というカンパニーの繋がりが
強く感じられるのも、成功と感じられる大きな理由だと思う。
¥9,000-という値段でなければ、是非 人に薦めたいのに。
内容なんかなくたって、帰りに体が動いてしまうような、
ちょっと鼻歌うたいたくなっちゃうような舞台、
日本では割と珍しいと思うだけに、幸せ感も大きいようです。


<今日の日替わりアンサンブル>
今石正宏、大作則雄、長内正樹、黒崎雅人、松村武司、まろ、
上島上子、今野直美、林希、柳田陽子、柳橋さやか、渡辺聡美



面白かったり共感したら、押して下さい。
ランキングに反映され、かずきが やる気を出します。

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