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お手数ですが目的のものは、日付を確認の上、BNリストからお探しください。
今日の私
BNリスト|昨日|明日
2002年08月31日(土) |
キャラメルの感想を追加。 |
お仕事お仕事。 相変わらず、派遣先と本社の間に挟まれた妙な状態で、 窮屈な思いをしながら仕事ひっかぶっています。 土日の仕事は少人数なので、気の合った人とならいいけれど、 今日みたいに、割と苦手な先輩と2人きりだったりすると、 どうも、休むタイミングとかも取りにくくって仕方ない。
同じ仕事を半分に分けて作っているから、 私が先に終わっちゃったら手伝うべきなのかなーとか、 下手に手を出すとプライド傷つけるだろうから、 放っておいて先に休憩に入っちゃった方がいいのかなーとか。 結局、どちらも選択できない優柔な私は、ふらふらと お茶を飲みに行ったりトイレ行ったりする途中でF1見たり、 こそこそとテキスト画面開いて私作業したりしてるのですが。
おかげで1つ、書きそびれていた感想を追加できました。 8/21に観た、キャラメルボックス『嵐になるまで待って』。 少し前に ちらっと触れた時に反応があって嬉しかったのですが、 今回のは、キャラメル4回目?にして初めて、満足〜♪でした。 なのに、そういうのに限って空いているというのは、摩訶不思議。
F1は、相変わらずシューマッハ兄、ぶいぶい言わせてますね〜。 今年もシュー兄がチャンピオン、チーム優勝もフェラーリが決定。 もう興味の対象もないしさーと やる気をなくしていたのですが、 今回、久々にちょろちょろと見たら、若手が頑張ってました。 予選2位を獲得したキミ・ライコネンが、シューに食いついていて。 その走りが、コース縁石どころか芝の上まで走っちゃうみたいな、 なんて大胆!って楽しいもので、ミカ・ハッキネンを思い出したり。
車も同じマクラーレンだし、フィンランド出身だし、ちょい嬉しい。 是非とも頑張って、シュー兄にライバル作ってやって欲しいです。 今回は愛するエディも久々のシングルグリッドだし、 ちゃんと決勝も見ようかな〜?それまでに帰れたら(笑)
2002年08月30日(金) |
パソ復活。(サッカー話) |
会社で話してたら、急にメチャクチャ、 レアルマドリードvsフェイエノールトが見たくなってきた。 何しろ、先日のフェネルバフチェ戦をリアルタイムで見てから、 小野ラブ〜♪状態が、少し復活しつつあるところだし、 W杯ではほとんど見られなかったスター(笑)たちが、 ぞろぞろ出てくるチームが相手ってことだし。
話相手はスカパー入ってるけど、ビデオは録れないらしい。 配線がうまくいかないと言われても、私にもできないので、 無理に頼み込むことは出来ないし、今更スカパーも入れない。 帰宅後、ネット中探し回って、隣の国やら中東で、 リアルタイムに配信してくれる所を見つけたはいいが、 しょせんはISDN、30秒毎のストップ映像が悲しい。 少しでもマシなサーバー探してうろついているうちに、 ・・・・固まった(泣)
Ctrl+Alt+Delすら効かず、最終手段で電源を切る。 何しろ一昨日から ご機嫌斜めのパソ子なので、 立ち上げなおす際にも、どうにもうまくいかず、 結局、そうっとリアルタイムチャットを覗いたり、 テキストライブで想像したりして過ごしてました。 数時間かけて探し回った後だけに、今更寝られなくて。
なんか、すごーーーく一方的な試合だったらしいことは、 テキストだけからも伝わってきて、悲しい気分になり。 W杯で見そびれたジダンの活躍、見たかったなぁ・・。 フィーゴも すごくかっこ良かったらしいよなぁ・・・。 一番の目当ては もちろん小野だったんだけれど、 振り回された姿だけでも、今!見たかったんだぁ。
試合終了後、うるうるしながら、 チャット状態だったある掲示板に、書き込みしてみた。 ・・・書き込みしてみた?!
書き込んでから気がついたら、入力できてました。 何のおかげか分かりませんが、生き返ったみたい。 小野ありがとう、ありがとう(←間違ってる(笑)) これでまた、日記もメールも掲示板もできるわ。
でも、今 私が楽しんでるトルコサッカーで、 実力的には2位だと言われているフェネルバフチェは、 今日 完敗したフェイエノールトに連敗したのよね(^^; そう考えるとちょっと、う〜んと うなってしまいます。 技術なんかは分からないから、楽しければいいんですけどね。 それが、世界的にサッカー後進チームなのだとしたら、 私はサッカーの何を楽しんでトルコを見てるのか少し疑問で。 しかし レアルマドリード、ロナウドも獲得したらしいし、 1人勝ち状態になりそうな予感。つまんないよぉ〜。
2002年08月28日(水) |
パソコン故障中……? |
昨日(27日)は、連続で『アテルイ』観に行ってしまいました。 いろいろあったけど何とか当日券で30分遅れで入って観られて、 すごい幸せになって帰ってきました。
さて感想書こうと思ったのですが、 少しネットを回ったところで、異常発生。 ちょっとバカなリンクを踏んで立ち上げ直してから、 キーボード入力が一切受け付けられなくなってしまって。 立ち上げる時、キーボードのボタンが点滅したりするし、 認識はされているみたいなんですけれど。
そんなわけで、携帯から書き込みしています。 携帯からだと、その日の日記しか書けないし、 一度書いたら書き直しができないので、とても辛い。 初めて見たトルコ国内でのサッカー話も書きたい! 本当に、画面が白くなるほど発炎筒焚かれてるし、 プレー中のピッチにも紙テープ転がってるし、面白かった(苦笑) ちゃんとサッカー的な話はまた。小野の活躍は嬉しかったですが。 あ。『アテルイ』に走ってたら、祐一郎さんドラマは見そびれました。 再放送してくれないかな?
いつ直るかなー?何が悪いのかなー? ROMには問題ないけど真面目に不便なので、早く何とかします。
2002年08月26日(月) |
『アテルイ』1か月公演終了2日前 |
<注>思いっきりネタバレです!!! ・・・というか、何がこの舞台のネタで、 何が史実か分からないので、全部ネタ扱い(苦笑)
びっくりするほど面白かった(*^^*) 新感線で泣いちゃったし。それも驚いたよ。 新感線ったら、寝るか笑うかだと思ってたし。 (アンチのたわ言です。読み流し よろしく。) プレビューでは、あまりに物知らずで分からなかった、 神の話みたいなのが見えてきて、深み感じたし。 あれが「ねぶた祭」だとすら気づいていなかった、 初見の時の私(^^;ごめんよー。
大満足かと言われたら、まだまだ文句いっぱいです。 まず、坂上田村麻呂(堤真一)と鈴鹿(水野美紀)の関係を 最後の方で、もっとしっかり描いてほしいし。 実は蝦夷である鈴鹿の意味が、今回は少し理解できて、 それだけに、2人のつながりが どう育まれたかが 言葉だけで流されているのが、どうにも残念で。 神でも鬼でもなく、人である田村麻呂に惹かれ、 烏帽子から鈴鹿へと変わった重みが、実感しづらい。
単に、水野美紀の演技力不足で分かりにくいのかもだけど、 彼女の成長具合はすごくて、存在感も見えてきていた。 だから、すごーく新感線らしい、阿毛斗(村木よし子)や 佐渡馬黒縄(橋本じゅん)らの場面などを削っても、 何とか書き込んで欲しかったなと思ってしまうのは、 アンチ新感線な私だから?説明的になりすぎちゃう?
個人的には、じゅんさんの出番は減らしたくないですが、 舞台のバランスとしては、その方がいいかと感じます。 最後の方で、シリアスに大盛り上がっているところで、 一瞬 落としてみせた粟根さんみたいな笑いは好きだけど、 「ベタだよーー」って見える長々い笑い場面は苦手だもん。
でもまぁ本当に、悲劇のヒーローである アテルイ(市川染五郎)は、最高!かっこよかったです(*^^*) 途中途中、ベタな笑いを眺めているお休み(笑)場面では、 苦笑っぽい表情なども拝めたけれど、基本は呆れるほど主役。 幼なじみを助けるため、神の化身を殺してしまったばかりに、 その神に見込まれ、いつのまにか、軍神として戦う立場に。 それに気づき、人として生きるため、改めて自らの神を殺して 倭と和睦を結ぶが、人として扱われず、鬼となる。 何だかもう、これでもかーー!って感じの悲劇で、見事。
きちんと話を理解してみれば、私が初見で、 染五郎ブラボー!だけ感じたのは当然だったのかも。 よく分からず見ていれば、彼だけが かっこいい話だもん。 でもそこで、人として立つ田村麻呂の姿が見えてやっと、 この舞台は重みを見せ、悲劇の度合いが増した気がする。 堤さんが、いい男だった。染五郎さんが、かっこ良かった。 もちろん 植本潤@紀布留部にも、目を惹かれまくったし、 西牟田恵@立烏帽子の悲しみも、すばらしかった。 でも結局は、この男2人の舞台だと感じられたことで、 プレビューでの私の「まあまあ」気分は、一気に飛び去って、 う〜ん・・・良かったぞ(*^^*)と思えたのでした。
おまけ。 「万世一系の帝」とか、帝の正体とか、 「敵と戦うためには、国が一つでなければ」とか、 ありがちだけど引っかからせる事柄もチラチラあって、 8月なだけに、少しずつは気にはなったけれど、 「散りばめさせて匂いをつけてみるだけ」脚本が、 うまいなーと、感心しました。
祐一郎さんの出番も、残すところ後2回となってやっと、 大河ドラマ、斜めでなく ちゃんと見ました。 とは言っても、Jリーグ特集見てたら10:30になってて、 前半部分は見逃しちゃっているのですが。ダメすぎ(^^;
でもね、24日にオールスター戦があったんですよ。 Eastキャプテン中田浩二、Westキャプテン宮本恒靖。 西のキーパーはもちろん、我らが楢崎正剛。 市川・松田・戸田・柳沢・明神らに、懐かしの井原さんも。 ビデオを斜め見するだけでも楽しかったものだから、 ついちょっと、サッカーモード復活していまして、 それで、ボーッと見てたら、大河は半分終わってました。 相変わらず、二兎を追いかけては失敗する日々(苦笑)
そんなわけで、半分しか見られなかったのですが、 モノクロとはいえ、某女性誌にまで載った場面は、 きっちり、見ることができました。最初のうちは、 TVで見る祐一郎さんで、笑った顔に見えないなんて、 一体いつ以来なんだろう?なんて低レベルなことを 思っていたのに、意外にも引き込まれて ちゃんと見た。
実は全然、話を理解していないのですが、それでも、 少し前まで同等であった者で、しかも自分の上に 立つことになった理由に納得できていない相手から、 「領地を頂く」と認められない男の姿みたいなもの? そんなことが、何やら感じられたから良かったです。 少なくとも、「妻だけに戦わせてグズってる」とは 見えなかったから、良かったかなーなんて。
・・・私が祐一郎さんに求めるレベルって(^^; って感じのこと書いてるけど、実は結構 好き。 状況なーんも理解できなくても、佐々のプライドは、 すごく感じたから、嬉しかったかな。 来週は最期らしいから、ちゃんと見ようっと。
2002年08月24日(土) |
フジ、慎吾、唐沢など雑文。 |
稲垣吾郎のドラマ『恋愛偏差値』、最終回を見たついでに、 公式HPで「あなたの恋愛偏差値」チェックをしてきてみた。 結果は「58」。ついてきた文章は、こんなもの。(前半のみ引用) 「スバラシー!あなたの恋愛レベルは相当高いです。きっと、 幸せな恋愛も悲しい失恋も経験したことのある、素敵な人なのでは?」
受験地獄を通ってないので、「偏差値58」というのが、 高い方だということを、忘れきっていて驚きましたわ(^^; おっかしいなあ、真面目に答えたのに。このクイズ、だめだめ。 自分から好きになった人と つきあったこともない人間がねえ(笑) まあ、悩んで泣いてる人の相談だけは 随分 聞いた気がするから、 頭でっかちにはなってるのかもしれませんが。
ついでにフラフラとフジのHPを回っていたら、 『HR』に関して、正式なお知らせが出ていました。 まだ速報段階で、なーんも面白いページではないですし、 あらすじなんて、収録でもらったパンフと一字一句同じでしたが、 (漢字変換は違った(笑)キャストの表示の仕方が違って、ちょい驚き。 キャストは全部あいうえお順に並んでるのに、慎吾だけ別なのね。 もちろん、フジ局だからという理由も多分にあるだろうけれど、 三谷さんの好意や期待を感じて、嬉しいやらプレッシャーやら。
でも三谷さんは、巻き込まれるタイプの慎吾がお気に入りなので、 『人にやさしく』とか『青に恋して』みたいな、おバカ系ではなく、 私の好みのタイプの役柄で、やりすぎない巧さを見せてくれそう♪ たった1回見ただけでも、ちょっと情けない感じは出ていて、 今、説明文を読み返しても納得できる感じの演技でしたし。
収録の感想を聞いてると、時々ゲストも来たりするみたい。 唐沢くん、来てほしいなー。実は結構ファンしていて、 『合い言葉は勇気』初回の、熱い弁護士役が忘れられないので。 3月に舞台に帰ってきて、しかもミュージカルコメディというのは、 『BIG』以来で、非常に幸せなのですが、相手役が・・・だし。
いや彼女に関しては、サンスポニュースで、ひっくり返っちゃいました。 毎日とは言わないから、せめて週3〜4回はダンスレッスンしてくれぇ(泣) 演技力ないんだから、せめて歌!ボイトレぐらい ちゃんと続けてくれぇ(泣) (演技に関しては一応、彼女の最新舞台は観た上で申しております(^^;) 現役歌手だからミュージカルの歌ができるわけじゃないことは、 数多の人々が証明してるんだから、今更「問題ない」とか言うなぁ(泣) 村井さんも出るし、観には行くけどさ。でも。。。ふうぅ。 あ、いかん。また愚痴で終わっちゃったよ。
会社で、いちばん仲の良い人の送別会でした。 イギリスと紅茶が大好きで、前から勉強していて、 それが高じて紅茶の店を始めるために退職するので、 「おめでとう」とだけ言いたいけれど、やはり寂しい。 特に、愚痴りたくて愚痴りたくて苦しんでる日々では、 話せる相手が減っちゃうのは辛いよなぁ・・・。 でももしや、事情は分かっていて損得のない相手という、 仕事の愚痴相手としては最高の人を手に入れたのか?!(笑)
帰宅したら、キャラメルボックスから葉書が届いてました。 現在公演中の『嵐になるまで待って』の割引案内葉書。 平日公演に限り、当日券が¥4,500→¥3,000とのこと。 書かれている空席情報によれば、ほとんどの平日が、 残り200席以上。サンシャインの客席数は、832。 4分の1近くは埋まっていないということらしい。
これ、先日 観に行った時、キャラメルで初めて、 「もう1回観てもいいかも」と思ったのに、不思議。 確かに、なぜ皆が笑うのか全く分からない、 内輪受けらしいシーンも相変わらずあったけれど、 感傷に流されすぎない いい舞台だったと思うのに。 今回のゲスト、耳の聞こえない女優・忍足亜希子さんの、 芸術的に美しい手話も、それだけでも満足できるものだし。 逆に、流させてくれない、足元のしっかりした感覚が、 普段のキャラメルファンの好みではないのかな?勿体ない。
そんなわけで、ちょっと好意的に葉書を見ていたのですが、 そこで目に留まったのは、成井豊さんの言葉でした。 「無事終了しました!!」「しかーーしっ!」 「ガラガラっ!!」「客席に嵐が吹き荒れてしまいます!!!」 「是非、劇場に感じに来てください!!!!」
・・・・・・・・・・・。 ずーいぶん、私のテンションは下がってしまいました。 何を観に来てほしくて、こういう文章になるんだろう? 私の文章だって、あまり人を責められたものじゃないけれど、 人にお金払って来てほしいなら、書きようを考えますけどねぇ。 それとも、こういうノリの人に来てもらいたいんだろうか?
まだまだ9/16まで やっているみたいだから、 機会を見つけて、もう一度行くんじゃないかと思います。 でも「わ〜い、あの舞台にもう一度会える(*^^*)」感は、 少し、薄れてしまったような気がして残念です。 ついでにこの葉書、何名対応なのか書いてないけれど、 せっかくなら2名OKにしてくれたらいいのになぁ。 観せたい人、¥3,000-なら観に来てくれそうな人、 何人かいるのに、それもすごく残念です。
2002年08月21日(水) |
『嵐になるまで待って』観劇 |
キャラメルボックスで初めて、「もう一度観たい」と思いました。 やっぱり内輪受けっぽい演技もいくつかありましたけれど。 特に、私の好きな西川さんが、今回はストーリーテラー的立場で、 話に直に関わらない場面が多いせいか、妙な笑いネタが多くて、 分からないままに周りに笑いが起こっていたのは嬉しくなかった。 でも、隣の席の人までガハガハ笑われちゃうと、辛いのですが、 隣席も分からないらしく静かだったので、まぁいいかなと(^^; 多分、キャラメル初心者だったんですよね、隣の人。 始まる前に、キャスト表を膝の上にスタンバイしてたから。 多分、私がやったのを真似されたんだなーと思いましたが(笑)
オープニングのダンスから、忍足さんにやられました。 耳が聞こえないのに、どうして、音にあわせて踊れるんだろう? 西川さんのリードがいいのかもしれないけれど、本当に綺麗。 「綺麗」というのは、忍足さん全編に通じて思ったことで、 特に手話は、世の中にこんなに美しい言葉があったんだ!と、 目からボロボロうろこが落ちまくる感じで感動しました。
フランス語が、世界で一番美しい言葉だって言いますよね? 確かに、聞いていて うっとりするような音声があると思う。 それと同じものを、彼女の手話に感じたんです。美しい音声。 なんか分かんないけど、聞いていて気持ちいいし、聞きたい。 表情と音の強弱で、言っていることが分かる気がする。 雪絵の もどかしさ、哀しみ、弱さ。みんな分かる気がした。
脚本もいいんだと思うんですけど、演技のおかげで、 雪絵が話していないということを 殆ど意識していなかったみたいで。 だから、ただ一言、エンディング近くに発せられた声が衝撃でした。 不自由も、それほど感じていないみたいなのに、本当に自然なのに、 でも、彼女は聞こえず話せてもいないというのが事実でもあって。 思い出せば、聞こえる人たちが会話していた時は、彼女は、 弟を見ていた気がする。彼が手話らしきものをしていなくても。 そしてそれが、弟を暴走させた大きな原因でもあって、 止められなかった自分も この結果を招いたのだということ。 後から感覚を文字にすると陳腐な気もしてしまうけれど、 とにかく あの声はショックで、涙が出てしまっていました。
全部好きか?と言われると、そんなことはないです。 前半のぶつ切れかげんは、ノリにくいものがあったし、 忍足・西川・細見・大内(敬称略)以外の人たちの演技には、 正直、非常に物足りないものを感じましたし。 岡田達也さんって人気みたいだけど、そんなにいい? 今回は、私的に好みの役柄じゃないせいもあるかもだけど、 なんだか類型的で、心が入ってない演技だなと感じました。 あと個人的に、『ナルニア国物語』は すごく好きなので、 あんな役者にだけは、アスランを演らせないでくれぇ(泣)とか。
でも、全体として非常に緊張感のあるいい舞台だったと思います。 雪絵は自分が弟を「止めようとしなかった」ことにも気づいて、 これからNYで、変わっていくだろうと思われるラストも、 それでもやはりユーリには会いたくないという気持ちも分かるし。 ユーリの方にだけ目を向けると、「良かったね」だけで終わる、 甘々な話になっている気もしないではないのですが、 両足で地面に立つ強さを感じられたのが、すごく嬉しかったです。
波多野雪絵:忍足亜希子 波多野章也:岡田達也 君原ユーリ:岡内美喜子 北村幸吉(ユーリの元家庭教師):細見大輔 滝島(監督):大内厚雄 勝本(AD):畑中智行 高杉(人気俳優):三浦剛 智香子(中学生声優):中村亮子 津田長介(記者・幸吉の友人):佐藤仁志 広瀬教授:西川浩幸
雷が落ちた。 一瞬、部屋の電気が点滅して、何事かと思ったら、 どうやら、そういうことだったらしい。多分。 雷被害防止用の延長コード使っているから、 パソコン自体がクラッシュはしなかったのですが、 気を取り直した目の前で、パソコンは勝手に再起動中。 ・・・・・・いったん電源OFFされちゃうんですね。
明日も早起きして外回りだからと思って、 久しぶりに真面目に、寝る前に日記書いてたのに(泣) メールとかレスとかも、書きかけだったのに(泣) (↑途中で他のことする奴が悪いのですが(^^;) 今更 書き直す時間もないので、諦めますけど。 でも・・・でも・・・雷のバカァァァ。
日記は、『トルコで私も考えた』3巻の話でした。 中でいちばん笑ったのは、「魚とヨーグルト」。 トルコでは「日が経った魚は、体内でヨーグルトと反応して 毒素になる」と言われ、食い合わせとされているらしい。 気にせずフィッシュバーガーとアイランを頼んだ作者に、 カウンターのお兄さんがとった態度が、すごくツボ〜♪ 態度は・・ネタバレ↓ さんざん抵抗した末、オーダーは受けてくれたけれど、 連れの旦那さんがチーズバーガー+コーラを頼んだところ、 トレイには、フィッシュバーガー+コーラと、 チーズバーガー+アイランの組み合わせで乗せられた。
日本で、食い合わせにこだわる若者なんて稀少だろうし、 私自身も「うなぎと・・・梅干だっけ?」レベルなので、 こういうのが生きている国を見ると、憧れちゃうんですね。 物価の話とか読むと、良し悪しだと思ってしまうのですが。
帰ったら すぐ読むぞ!という意気込みだったので、 途中のコンビニで「メープルとナッツのケーキ」を、 買ってみました。何となく、ビニールに貼り付くような しっとり感や 周りの固まった白っぽい糖分に、 とんでもなく甘いトルコの菓子の片鱗を期待したので。
・・・でも、ふわりとした生地の上品な甘さでした。 「しっとりした食感のケーキ」なんて嘘ばっかり(泣) チャイを意識して濃い目に淹れた紅茶も渋いだけで、 せっかく お土産でもらったチャイグラスが泣くくらい。 あぁ、チャイが飲みたい!ド甘いお菓子が食べたい! 豆やらホウレンソウやら どろどろした前菜が食べたい! でも、こんなにトルコ料理が好きでも、トルコに住めない私。 今回の巻に、どんなに食べたくて苦労したか描かれていたのは魚。 ・・・魚が高級品で、エビは食べない国でなんて暮らせないよぉ。
最初にトルコ、トルコと言いはじめたのは、 W杯トルコチームの攻めっぷりに惚れたからのはずが、 最近もう、食べ物の話ばかりで、何だかねぇと思いますが。 でも今現在、リュシュトゥもイルハンも怪我の治療中で、 ハカンに至っては「失業中」なんですもの(^^; ハサンだけは、走り回って活躍しているようで嬉しいですが、 どうも盛り上がりに欠けるんですよね・・・。うぬぅ。
中居正広さん、30歳の誕生日おめでとうございます〜♪ 別に中居ちゃんファンになった覚えは全然ないけれど、 やっぱり何となく、『模倣犯』モードなものですから。 気が付いたら私、ピースのイメージは数年前の中居らしい。 計算マコちゃんが似合った頃の細っこくて女顔イメージ。 ただし身長は慎吾サイズだから、・・・森君が適切?(^^;
今日は、石川禅さんの語り2回目に行ってきました。 今回はAPTがついているのでFC会員限定。 最初に「今日はバラシがあるから時間がない」と 前置きしてから始めたAfter Performance Talkは、 確かに珍しく駆け足での しゃべりだったけど、 聞きたい所はキッチリ時間かけて話されてたし、 さすがに慣れてきた……と思ったりしてました。
情報は一つ。10月『ひめゆり』の前に公演有り。 『ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている』 な・・・長いタイトルだ(^^;3年前の再演ですね。 前回は毬谷さんや真矢さんが すばらしかったけれど、 今回は、禅さんの他に誰がやってくれるのか楽しみ♪ でも確か来年がジャック・ブレル年だったはずだよなあ? なぜ日本ではプレビュー的にやるのか、ちょっと不思議。
2002年08月17日(土) |
阿佐スパ『ポルノ』、『SNOOPY!!! The Musical』 |
何とかチケットが手に入ったので、急遽、2本立ての日。 最近ちょっと疲れ気味で 予定を減らしていたところだし、 いきなりな2本立ては どうかな?と思ったのですが、 やはり疲れた・・・。
でも、まず疲れた理由その1は「見えなかった」です(^^; 今回の『ポルノ』、会場はTOKYO FMホールだったのですが、 平たいホールに、途中から ひな壇を置いて客席を作っていて。 ひな壇1段につき客席が2列。座ったK列は、Jと同じ高さ。 前列は、座高の高い男性ばかりで、舞台の7〜8割見えない。 2時間半、少しでも見える所を探して動きまくってました。 I列の人も動きまくってたけど、Gは そんなことなかった。 要は、前の人と同じ高さから観ることになるなら、 舞台より低い席の方が嬉しいってことみたいです(泣)
そんなわけで、内容自体は断片的な感想しかありません。 互いに関わりあうようなオムニバスって好きだなーとか、 エロっぽい雰囲気はあるけれど、全編にじゃないなー、 特に長塚&村岡のは、恋は盲目すぎてエロくないなとか。 小島聖の不安定さとか、中山祐一郎の気持ち悪さとか、 役者の魅力に頼った印象が強かった気もしてました。 岩橋道子は、見た瞬間「薬師丸ひろ子!」って思った。 好きなんですよねー、ああいう種類のイっちゃってる感。 伊達暁は、今回おいしい役でカッコよく見えて驚き。 でもパンフを読んだら、初演では人形が演った役らしい。 ・・・ごめんなさい、そっちの方が観たかったかも。
『SNOOPY!! The Musical』は、まあ面白かったです。 再演だというだけあって、こなれた印象もあり、 青井陽治演出らしい温かさも、作品に似合っていて。 作者の前作『きみはいい人 チャーリー・ブラウン』と 同じような、4コマを続ける感じの作風も嫌いではない。
でも、それぞれのキャラクターが弱いのが気になりました。 私はスヌーピーの漫画自体を、ほとんど知らないけれど、 ごく普通の日常なのに、濃いキャラたちの目で見ると、 その大切さや幸せさが鮮やかに見えてくるものですよね? ストーリー展開よりはキャラを見せたいものでしょうに、 サリー(堀内敬子)とライナス(真矢武士)しか浮き上がってこない。
真織由季と泉見洋平は、雰囲気は合っている気もするけれど、 演技となると とたんに、どういう人物なのか分からなくなる。 剣幸@ルーシーは悪くないけれど、声が老けているのが目立つ。 大澄賢也@スヌーピーは、踊りは さすがに良かったです。 でも歌は、きれいに出る声域が狭すぎるのが気になりました。
そしてやっぱり感想は「悪くないんだけどね」。 ごくごく個人的な感想としては、コゼットやホーデルで、 私の中で「表現力ゼロ」と認定されていた堀内さんが、 驚くほど全身で踊り動き表現しまくっていたのを見られ、 それだけでも、行った価値があったという感想です。 「意地悪」や「小生意気」は『パナマ・ハッティー』で観て、 すごく似合うと認識していたのですが、全身表現ができるとは 思っていませんでした。ホント見直しました。ありがとう♪
うたた寝していて、夢を見ました。 自分は子供で、隣に若い母親がいる。 卵型の顔にツルンとした肌の 若い男が、母に話をしている。 私たちと似た世代の彼の妻子を、なぜ捨てなければならなかったか。 自分はいかに努力したかを、優しげな顔で辛そうに語る彼を、 私は嘘つきだと思っているが、母は完全に信じている。 2人があんまり話を信じているので、私も段々、本当の気もしてくる…。
それが、『模倣犯』のピースだったらしい。 目が覚めてから、すごく悲しくなった。 一緒に信じて騙されてあげたいと思ってしまいそうな私はダメ? 教育的には良くないだろう事は分かるけれど。 つか私、もしや すごーく、模倣犯にハマってるかも(苦笑)
というわけで、閑話休題。
石川禅さんの語りの会に行ってきました。 今の時点で、たくさんの感想はありません。 ただ、本当に、ただ、嬉しかった。それが唯一 最大の感想。
『泥棒と若殿』という演目でした。山本周五郎作。 劇場に入ると、鳥の声が流れ、演台の後ろには青々とした枝。 しばらく居ると、冷房のはずの涼しさが、山奥のように感じられてきて。 以前、禅さんの師匠で聞いた事ある内容が、雰囲気だけ思い出されてくる。
そんな中で始まった語りは、本当に静かでした。 「too much」と言われる事の多い彼の演技を私は好きだけれど、 でもそれが、ある意味で非常に大きなマイナスとも思っていた。 村井さんに昔「役者が泣いたら客は泣かないぞ」とも言われたらしい。 でも今日は、そんな面影が ほとんど消えていました。 特に若殿の台詞は、愛されて育った印象を全編に漂わせながらも 何を考え どう変わっていくかという変化も きっちり見せ、 第一声から意外性にも富んでいて、とても印象的でした。
しょせんファンですから、点は甘いと思います。 泥棒の役作りには、自然さが足りないと感じたし、 忠臣の台詞では、「熱い石川禅」が見えまくったし。 でも、余計なサービスなしでお辞儀して帰った姿にも、 これから、どうあろうとしているかが感じられて、 個人的に本当に嬉しかったです。 …って、今日の私、ファンモード走りすぎ?(^^;
2002年08月15日(木) |
『模倣犯』上巻読了。 |
上巻だけ読み終わった時点での感想。
・・・う〜ん、書き込みすぎ(^^; 頑張って調べたもの全てに思い入れが出来て捨てられず、 全部 羅列してしまって、まとまらなくなった論文みたい。 こういう形式の小説もあるけれど、その時間が長すぎる気が。 でも普通は、最後に何か(or誰か)に集約させていくけれど、 それを しようとしていないという気もする。確信犯?
とにかく その形のせいで、どうにも読みにくい。 どこ(or誰)に焦点をあてて読めばいいのか分からない。 でも その意味では、映画は原作に忠実だったのかも。 テーマは「今」ってことになるのかな? 背骨になるものがない、騒がせがいのある日本社会。
ピースの目的が見えないから、落ち着かないのかな? 映画を観た後に「何を模倣してたか分かった?」と 聞かれ「何も模倣してなかったかも」と答えたけれど、 確かに原作では、いろいろなものを模倣している模様。 それだけは分かるんだけど、・・・だから? 苛立っちゃう前に、早く読み終わりたい気分です。 投げ出すと、続きが気になりそうな点では一流作。
ちなみに、映画の登場人物の顔は意外と浮かびません。 田口淳之介@塚田真一とか、鞠子さんぐらい。 あと、寺脇康文@前畑昭二は割と思い出すかな・・・。 藤井隆@高井和明なんて、恐ろしいほどイメージ違うし、 木村佳乃@前畑滋子や山崎努@有馬義男に関しては、 映画観てる時から、彼らは、この展開や性格には、 似合わないと思い続けていたのが、納得したし。
主役は、「中居の映画」と思ってしまっているからか、 頭の中に顔を浮かべて読んでしまっているけれど、 およそ、彼じゃやらないだろう演技をしてます。 裏も表もないような、本当に優しく知性的な表情。 中居の顔って きれいだから、そういう表情似合うわ♪ でも、それを求めてキャスティングされたんだったとしたら、 ・・・失敗したのは、監督ではなく中居のせいか?(汗) あ、あんまり深く考えないでおこう。 一応これでも、中居ちゃんファンだし(^^;
今日も暑い中、外回り。 今までは、外に出ると言っても買う方で、 こちらがお客様だったから まだ良かったけれど、 今回は、仕事を下さいと売り込みに行く営業さんに、 現場の代表として ついていかなくちゃいけない。 「スーツか、それに順ずる服」と言われたけれど、 取材日以外はGパンOKの職場でしか働いたことない私に、 どれくらいが適切なのか、どうしたら分かるというのか。
ただでさえコーディネートの苦手な私のこと、 朝っぱらから うんうん うなって考えた挙句、 結局、無難の極みのグレーの上下そろいスーツに。 中はサーモンピンクの7分袖ブラウス。カバンは ベージュにしてみたけれど、・・・こりゃ会社訪問だ(^^; とりあえず、本社に出勤して打ち合わせして資料持って、 名刺作ってもらって、道々話すのは、その渡し方。 これでも、社会人10年やってます(苦笑)
担当さんは6月に変わったばかりとのことで、 自分だけでは何も決められない様子で、後日の話に。 遅くなったけれど、何とか無事に終えたのかな?ホッ。 いつもの職場で「神宮花火を見る会」の日だったので、 報告を兼ねて職場に行ったら「お帰り〜」って言われ、 何ともいえず嬉しくなってました。ただいまー。 中華食べて、ビール飲んで、夜風に吹かれて花火。
TV局とか いろいろ回ると、舞台のチラシもあって、 いかにも簡単に、舞台のチケットが取れそうな雰囲気。 是非とも、仲良くなっておきたい気もしてくるけれど、 私が営業やったって、それほど親しくならない気がするし、 現場の人間として、基本的には黙って居るだけで、要所で 説明を加えるぐらいしかしなくても、こんなに疲れる。 やっぱり、しんどい仕事にしか特典はついてこないんだなと、 職場の屋上で花火見ながら、しみじみ思っていました。 営業好きな人もいるけどね。そんな人は、素直に羨ましいわ。
TVの公録に行ってきました(^^) 秋からの三谷幸喜のドラマ『HR』。主演:香取慎吾。 10月から始まる、水曜深夜30分のシット・コム。 シット・コムとは、『奥様は魔女』みたいな感じの、 観客の笑い声入りドラマ。日本初のそれを目指すらしい。
私は観劇に行くと、ほぼ必ずアンケート書くのですが、 それで登録されたらしいMLから連絡が来て、 「行きたい人は申し込んでください」と言われまして。 もぉ狂喜乱舞ですよ。観劇おたくしてて良かった!って(笑) もちろん、三谷芝居自体好きだから嬉しいんですけど、 今はSMAPモード。生慎吾だ(*^^*)と、幸せになって。 メール出して、ひたすら待って、当選葉書。わ〜い!
収録予定時間は8時半〜11時。 撮り直しなしの30分番組のために、なぜ?と思ったら、 案の定 待たされまくって、スタジオ入りは9時30分、 解散は10時20分。おや?終電の不安をしていたのに楽勝。 そして気持ちも何となく、おや?な気分。
私は「生慎吾」を見に行きました。 TV局の目論見や選択基準が どうであろうとも。 なのに、終わってみたらちっとも慎吾を見た気がしない。 思いきり短い芝居を、1本観終えた感覚の方が大きい。 1幕15分、休憩5分、2幕15分。脚本・演出家と お笑いさんによる幕前話つき。キャラメルみたいかな?
それだけ、純粋に面白かったのかなぁ?とも思いましたが、 何となく それも違うような気がします。 幕前に慎吾が出てきて、「緊張してまーす」とかって 話をしてた時は、「コンサート以来だあ!」と思い、 白いジャケットやド金髪に うるうる感動してました。 でも始まったら、台詞と動きを追うのに精一杯。 単に、「笑う」という 自分の仕事に一生懸命で、 楽しむどころじゃなかったというのが正解の気がします。
TVカメラやセットで、見えない所も多い中、できる限り すべてのネタを見逃さず、面白ければ笑い、拍手する。 実はこれ、大変な作業ですよ。やってみて初めて分かる。 いくら主役でも、慎吾だけ目で追ってたら絶対に不可能。 三谷芝居を観慣れた人を呼んだのは、正しいと思いました。 結構ちゃんと皆、チェックして笑えてましたから。 これって、日本人ではプロの仕事だよ、まったく。
本当にこれを楽しめるのは、放映を観てからだと思います。 今回は、無料のお仕事をしてきた感じかな? 次回の抽選案内も届いていて、一応、申し込んだけれど、 何度行っても、素直に楽しめるようにはならないかも。 まぁそれでも、何となく番組作りに参加した気分とか、 一応、元気な慎吾を確認できるのは嬉しいので、 案内を届けてくれる限りは申し込もうと思っています。
2002年08月09日(金) |
松竹ミュージカル『魔法の黄色い靴』 |
う〜んまぁ、「全然ダメ」じゃなかったんですけど。 前半ほとんどを占めるコントにしか見えない脚本・舞台転換が×。 それから個人的には、最後のチューリップコンサートも×。
最初に、チューリップのうちの3人(財津・姫野・?)を 素にしたのであろう3人(山本・河相・大山)が貧乏していて、 もう音楽は やめてしまおうかという話をしているんです。 そこから、彼らが集まった時のことを思い出す回想に入り、 ほとんどの舞台は、デビューに至る回想シーンなのですが、 そのまま、彼ら役者によるお話は終わってしまって。
「そこで結局やめなかった彼らは、こうなったよ」が、 最後のチューリップのコンサートなんでしょうけれど、 どうも その作りに無理があって分かりにくい。 ダメな脚本と別に、彼らのコンサートがついているようで、 「チューリップのチューリップによるチューリップファンの ための舞台」なんだなぁと、彼らを知らない私には疎外感。 最後に、客席含めた全員で♪魔法の黄色い靴を歌うときも、 役者さんたちから「立って立って」しぐさをされてしまい、 最前列センターとしては仕方なく立ち上がったものの、 初めて聞く曲なのに、どうしろと言うんだよぉ(^^;状態。 それでもまぁ、リピート部分だけは覚えて歌いましたけど。
とりあえず、山本君がうっとりソロを歌っていても、 あんまり目立たないタイプの舞台で良かったかなぁと。 しっかりじっくり演技で見せていける脚本じゃないから、 大山さんの吉本喜劇で鍛えたのであろうテンポの良さとか 天使たちの厚みのある勿体ないほどのハーモニーとともに、 その時々を面白く見せる意味合いでは、良かったと思うから。 我聞君も初舞台にしては健闘。情けなさ全開で良かったし。
結局、歌のいいメンバー集めた天使さんたちのおかげで、 チューリップの曲って好きかもと思えたのが、一番の収穫。 あとは、舞台としては大山さん1人勝ち。もしや彼は、 ちゃっちぃ脚本をどうにかするのに慣れているのかな? コンサートの時間があるので、実質舞台は2時間弱ぐらいだし、 ¥7,500と思わなければ、もう少し素直に、 KOHJIROとかMAMIに幸せになって満足できたかな?と、 思わなくもないのが、ちょっと残念です。
作・演出 樫田正剛
三宅沢和彦:山本耕史、君原達朗:河相我聞、安西:大山英雄 君原家父:平賀雅臣、母:伴美奈子(扉座)、長女:遠山景織子 長男:積圭祐、次女:志村知香 長女の恋人:伊藤高史、次男(達朗)の恋人:原史奈 隣の家の夫:遠山俊也、妻:山素由湖 達朗のバンド仲間:平野くんじ(TEAM発砲B-ZIN)、藤田美歌子(方南ぐみ) 達朗のバンド入団希望者:篠田剛(キャラメルボックス) 天使たち:KOHJIRO、山崎ちか、MaMi、渡辺健、吉野智 ダンサー:浦部有香 大畑あかね 榑松良介、円堂なおこ 特別出演:財津和夫、姫野達也、安部俊幸、上田雅利、宮城伸一郎
(パンフレット未購入のため、役名は ほとんど不明。)
2002年08月08日(木) |
『さよなら竜馬』byマキノノゾミ |
マキノノゾミの作品に惚れこんで、 今、売出中(?)の五十嵐明が企画したというので、 青年座のスタジオ公演『さよなら竜馬』観てきました。 青年座劇場での芝居は、当たり外れが大きいのですが、 今回は どうかな?と思いつつ行ったところ、 珍しく△かも。×を10個でも、◎を10個でもない。
中で、一番 心動いたのは、多分「あやめ」。 情けない話ですが、名前 覚えていないんです(^^; 竜馬が暗殺されたことすら舞台で知った私が、 32人なんて大所帯の名前、覚えきれないですよぉ。 とにかく、佐々木唯三郎の愛人の女性です。 「あやめ」だとすれば、演じたのは「勝平ともこ」。 もしや、実在しない人物なのかな?
成田浬@佐々木唯三郎と彼女の場面は好きでした。 台詞と演技が、一番、自分のものになっている感じ。 マキノノゾミが書きたかったのであろう台詞、 「夢を見ちゃいけない人間」を背負って、 おいしい役どころを ちゃんと見せてくれたかも。
逆に、一番 邪魔に感じてしまったのが、 こともあろうに、五十嵐明@坂本竜馬。 この舞台では、どういう竜馬像にしたかったのか、 台本からも演技からも、よく見えなかったのですが、 何だか上っ面をなでている感じにしか見えず、邪魔で。 だから、その竜馬についてくる小豆畑雅一@中岡慎太郎とか、 彼に惹かれているらしい佐々木唯三郎とかの気持ちにも、 違和感が出てしまって、感情移入しづらかったです。 その分、竜馬という存在を憎む あやめ(?)の気持ちには 割合 すんなりと共感できたのかもしれませんが。
タイトルも『さよなら竜馬』なんだし、 竜馬への複雑な思いを抱いた あやめ(?)と唯三郎を、 メインに書いた方が良かったんじゃないのかなあ? 2時間の舞台に何十人も有名な人物たちを出して、 一人一人を描き切れずに中途半端な笑い取るより、 その方が、舞台として すっきりしたと思います。 この脚本のどこに、五十嵐明が惚れたのか分からない。 だから、彼の演じる竜馬が私には分からなかったのかな? 何にしろ、企画・主演さんと自分の間に、 あまりに遠ーーい距離を感じた舞台でした。
作 = マキノノゾミ 演出 = 磯村 純 企画 = 五十嵐明
坂本竜馬=五十嵐明 桂小五郎=咲野俊介 中岡慎太郎=小豆畑雅一 佐々木唯三郎=成田浬(夢工房) 徳川慶喜=小田切健(添田事務所) 土方歳三=鈴木佐利(scrambling.hpa) 岡田以蔵=田鹿幸太郎(エンパシイ) 大久保利通=川久保壮一(九プロダクション) 伊藤俊輔=下澤亮(フリー) 武市半平太=高延一志(フリー) 斉藤一=荒井裕介(劇団51+) 西郷隆盛=小山勝幸(scrambling.hpa) 近藤周平=荒木貴之 篠原泰之進=小林章一 相馬主計=津田拓哉 西郷隆盛=土路生真隆 池田七三郎=橋本利貴 横倉甚五郎=松丸貴之 猪野忠敬=横山真 加納道之助=高橋一路(劇団かっぱのおやど) 富山弥兵衛=神崎真司(地位無木端微塵) 田村銀之助=木原真一(フリー) 坂本乙女=向日葵 沖田総氏=椿真由美 八重=野々村のん まりな=山本美也子 あやめ=勝平ともこ(劇団M.O.P.) お登勢=竹山あけ美(劇団M.O.P.) なつみ=藤原有紀子 ひとみ=朝倉由紀子(フリー) あや=小林麻衣(フリー) ひかる=杉浦命生(フリー)
最後に関係ないけど一言。 甲子園、開幕するなり中部商が負けて悲しいです(泣) 毎年、沖縄と北海道だけは無条件で応援するけど、 今年の沖縄代表は、決勝で沖縄水産を敗って初出場! ちょっと更に、気持ちこもってたんです。 相手が現住所の東東京だから、大きな声では言えないけど、 盛り上がる前に負けないで欲しかったなぁ・・・。
仕事帰り、8時ごろ。 私の仕事は普通、5時半定時であがれるので、 こんな時間まで何も食べられないなんてことはない。 なのに、水も飲めずに こんな時間で、私は飢えていた。 気持ち悪いくらいで、家まで絶対もたないと思った。 もう絶っっ対、しっかりした味のものが食べたかった。 「羊肉が食べたい!」思ったら、衝動的に、 この日のトルコ料理店に向かっていました。
普通、1人で行かない店だとは思ったんですけどね。 でもこんな時間から、誰かを誘うこともできないし、 思い立った時点で、店から数分の場所にいたし、 割と最近、一度 行ったことのある店だったし、 とにかく飢えて渇いて、普通の判断できなかったし、 まっすぐ行って、いきなりコース頼んじゃいました。
1人だったのでカウンターに案内されて。 前回 結構おしゃべりしたはずの店長さんは、 反応が鈍くて、忘れられてるなーと思ったけれど、 隣にいた日本語×の お兄さんが覚えてくれてたらしく、 隣から説明してくれたらしくて、店長さんも思い出して。 それから、何となく おしゃべりしながら美味しく食べる。 来月には、食べ放題・飲み放題しながら、 トルコサッカーグッズの抽選会をやるらしく、 それの参加券が今日発売と聞いて、あわてて買ったり。
でもねー、何が驚いたって、自分に。 本当に すごい量のコースだったんですよ。 スープ・前菜盛り合わせ+パンの時点で9分お腹いっぱい。 ケバブ盛り合わせで120%を超え、辛くなってきたのに、 甘〜いライスプディングは、幸せに食べきれてしまって。 本当に別腹だ・・と思っていたら出てきたトルコティー。 気がついたら私、角砂糖を4個!入れてました(^^;
参考までに。 基本は私、紅茶もコーヒーも砂糖入れません。 料理もしないから、独り暮らしの家には砂糖はない。 なのに恐ろしいことに、コースでトルコ料理食べ終わると、 甘いティーじゃないと何だか お腹が落ち着かないんです。 前回来た時は、皆で占おうとコーヒーにしていて、 それはそれで お腹も落ち着いたのですが。
最初はストレートで飲もうとして、苦味は嬉しいけど、 何か物足りないな・・・と思って、1個入れてみた。 一口試し飲み。うぬ?もう1個。うぬ? もう1個。 4個入れた時点でようやく納得して飲み干して。 でも、既に全然 足りなくなっていて、もう1杯。 最初っから4個入れて、気持ちよーく満足(*^^*)
これは、太るわ。 トルコの人たちの体型を思い出して、ひどく納得。 中華料理は、揚げ物たっぷり脂肪まくりだけれど、 その後に飲む お茶のおかげで、そうは太らない。 でも、トルコ料理ってば、油+砂糖?! これが美味しいなんて許せない。悪魔のようだわ(泣) でも、この満足感を知ってしまったら、次からはもう、 最初から溶けきれないほどの砂糖を入れなきゃ、 トルコティーは飲めない。本当に幸せなんだもん。
現代日本にあっては、「人間やめますか?」の世界。 美味しい。すごーーい好き。結構、合ってるらしい。 でも、せめて1か月に1回以下にしなくちゃ。 既に「1人でじゃ行けないよぉ」というハードルを 乗り越えてしまっているから、抑えが利くかどうかは、 自分次第だと思うと、すごく難しい気はするのですが。
2002年08月06日(火) |
松本幸四郎演出『ラ・マンチャの男』 |
<出演> セルバンテス、ドン・キホーテ:松本幸四郎 アルドンサ:松たか子、アントニア:松本紀保 サンチョ:佐藤輝、カラスコ:福井貴一、牢名主:上條恒彦、 家政婦:荒井洸子、神父:石鍋多加史、 床屋、ムーア人:駒田一、ムーア娘:萩原季里、ほか
これはもう、『ラ・マンチャの男』ではない。 少なくとも私が知っていたものとは違ってしまっている。 埃っぽくて、汗の臭いがして、男くさくて、暗く、猥雑。 そんな、およそミュージカルらしくない舞台だったはずが、 健康的で清潔で明るくて、整えられた きれいな話に。 大好きだった、ラバ追いたちの最初のシーン、 汚いカップを机にガンガンと打ち付けながら歌う、 「メシ!酒!アルドンサ!!」なんかも無くなってた。 こんなの、私が愛した『ラ・マンチャの男』ではありえない。 この舞台の魅力が全部 薄められていて、泣きそうな気分。
徹底して、初心者もとっつきやすい演出だったので、 それはそれとして、幸四郎さんすごいね、とは思う。 台詞がいつになく聞き取りやすかったのも、ちょっと感動。 でも、アルドンサは ちょっと気の強いだけの陰のない子で、 色々 悩んではみるけれど、帰る家のありそうな甘えが見える。 床屋は、TVで流行のお笑いタレントのネタで笑いを取り、 強いライトに照らされて、出演者の表情がよく見えて、 最後に主役が娘の頬にキスするような『ラ・マンチャ』は嫌。
テーマは無視。そんなことを伝えるのは二の次。 まずは、エンターテイメントであることを重視した演出? アロンソ・キハーノが、なぜドン・キホーテとなったのか、 何に心動かされて、アルドンサは変わったのか、 「夢」に対する強い思いなんざ、どこかに消えていた。
その中で私にとって救いになったのは、牢名主とカラスコ。 牢名主は、前回と同じ上條恒彦さんだったのですが、 とにかく今更、うまい!と感動してしまいました。 同じ役を演っているのに、今回の舞台に合って、軽い。 自分で演出しておきながら、自分自身は重量感の残る 幸四郎さんに比べ、ちゃんとコメディタッチが増えている。 役作りの見事なまでの変わり方に、思わず見惚れました(^^)
カラスコは、今回から新キャストの、福井貴一さん。 最初のうちはメチャメチャ違和感があったのですが、 これが本来の姿だろうと思えた、今回唯一の役でした。 とにかく前回までの浜畑さんに比べて、非常に若い。青い。 でもそのおかげで、何が欲しくてキハーノ家にいるのか、 どんな立場で何を守ろうと鏡の騎士を演じ、どう変わったか。 何回も観ていたのに初めて、彼の考え方が感じられました。 今までは、メイン2人の物語ばかりを観ていたけれど、 カラスコの若返りと、皮肉にもメインの色が薄れたことで、 この事件におけるカラスコのドラマにも目が行きました。 その点では、何度目かに一度観るには面白い舞台だったかも。
体当たりで頑張った演技をしていた松たか子は、 私が思っていたよりは はるかに良い演技だったけれど、 「生まれてきた事が最大の罪」と言うアルドンサではなかった。 でも、アルドンサの台詞の1つ1つが、いちいち、 演出の明るさに対して違和感をかもし出していたので、 演出に似合う演技が、台詞に似合わないのは仕方ないのかも。 こういう雰囲気を作り出したくての配役なのかもと思おう。 迫力に関しては、鳳蘭と比べちゃ悪いから、黙っていよう。 歌は、ミュージカルの強さは無いけど、下手ではなかったかな。
松本幸四郎@演出家が、何を目指したかは知らないけれど、 きっとそれは随分、成功していたんだろうと思う。 ただそれは、私が求めるものと真反対だったというだけ。 『ラ・マンチャの男』を観始めてから、多分、10年くらい。 最初は「つまんな〜い」と言ったのに、いつしかハマっていた。 数年に一度見返すたび、感想が違ってくるのが面白かった。 そんな舞台には もう会えないかもと思うと寂しいけれど、 これも仕方ないことなのでしょうか。
2002年08月05日(月) |
ワイドショーネタですが。 |
安達祐実と黒田アーサーがつきあっているそうですね。 スポーツ誌のスクープで発覚したらしいけれど、 20歳と41歳とだけ思うと、す・・・すごい(^^; でも、2人とも好きな人だけに、そう簡単に、 数字だけで見るなんてことは せずにすんで。
祐実ちゃんの「お友達のようなお付き合い」に対して、 黒田アーサーの「大切にしています」というのは、 ちょっとバランス的に?と思わないでもない。 でも、どちらも しっかりした人だと感じているし、 それこそ、性別や年齢云々に惑わされないで、 互いを大切にした いい関係を築いてくれそうな予感。
私、2人ともに、ファンレター出した事あるんですよね。 そういう2人が つきあってるというのも、不思議な感じ。 友達から、彼を紹介すると言われて出かけていったら、 実は別口の知り合いで驚いた、みたいな感じかな? 勿論、彼らは共演もしてるし、不思議じゃないはずだけど。
考えてみたことなかったけれど、しっくりくる。 ちょっと悔しいけれど、納得して嬉しい気分。 いいなぁ、なんか。少し羨ましく感じていたりです。
2002年08月04日(日) |
新感線『アテルイ』プレビュー公演 |
行ってきました、『アテルイ』プレビュー。 プレビューですからね、わずかとはいえ安いわけです。 もともと初日と楽日の出来では天地の差があり、 初日辺りは「公開ゲネ」とまで言われるような新感線が、 最初から お金を安くして見せようと言うものですし、 素晴らしいものを期待して行ったりはしていません。
んが、せめて、幕間70分は よそうよぉー(^^; もともと30分の予定の幕間が、大道具の不調により、 客席内で ずーーっと待ちぼうけて、40分追加。 こんなに待たせるなら、せめて最初から言ってくれ。 10分で直るか30分以上かかりそうかくらい、分かるよね? 30分以上かかると分かってたら、おでん食べつつ待った。 連れは離れた席だったから、話す相手もなく退屈して、 23時まで飢えていた恨みは深いぞ〜(苦笑)
内容は、「まあまあ」という印象。 市川染五郎vs堤真一にポイントを置きたいのだろうに、 どうにも まとまりがない出来上がり具合は、 予想どおりという感じでしょうか。仕方ないこと。 粟根まこと、右近健一、橋本じゅん、村木よし子など、 新感線メンバーにも見せ場を作らなくちゃだし、 慣れてる彼らの方が、最初は より生き生き見えてしまうし。
今日はイマイチだった堤真一のキャラがもっと固まって、 魅力的になり、求心力になってくるといいなと感じました。 ボケっぽい部分が、まだタイミングつかめないのが辛い感じ。 水野美紀は、下手なりに邪魔にならない程度の演技。 後半の殺陣は苦笑だけれど、前半は綺麗さだけでも見せる。 植本潤や金久美子は、〆てくれてて嬉しい感じ。
そしてやっぱり、見得を切らせりゃ染さまは強い! 休憩抜き3時間の舞台を観終えて、強い唯一の感想は、 「染様 かっこいい」。結局、行き着くのは そこ。 両花道で同時に堤&染が見得を切る時もあるのですが、 目当てだった近くの堤さんより、遠くの染様を観ちゃったし。 花道を去る時も、思わず拍手しちゃう雰囲気あるしね♪ こういうのは、一朝一夕じゃ身につきにくいものなのかな? 最終的に「キャーッ 染様!」って観るのが一番 楽しかった。
でもできれば、2階センター最前列辺りから観たい。 1階花道外からだと、両花道が見比べられるけど、 仮花道で しゃがみこまれる芝居は、全然見えなかった。 1階センター前方だと、両花道の片方は諦めなくちゃ。 私は一応、もう一度観る予定があるから、いいとしても、 一度しか観ない人にとっては、ほとんど精神的苦痛だよ(^^;
相変わらず音響でかいのや、台詞が聞き取りにくいのも、 なかなか辛かったけれど、公開ゲネだと思って行ったし、 それなりに楽しかったという気分でしょうか。 2幕冒頭で染様の「大変 長らくお待たせしましたが」との、 アドリブ台詞に拍手するのも気持ちよかったし、 終電を気にせずいられた私にとっては、まずまず満足。 明日からの本番、是非 頑張っていただきたいと思います。 そんな感想。変?
行ってきました、今年初のSMAPコンサート!ちゃんと夏場。 やっぱりねー、これがないと夏が来たって気がしません。 一昨年かな?9月半ばからツアー始まったことあったけど、 どんなに涼しくてもやっぱり、やっと夏って思ったし(笑) そしてこれは、前回 途中欠場した吾郎の復活コンサート。 当然、最初のMCでは、彼の「ただいまー」が入ってくる。 更に今日の会場は、私の生涯初スマコンの地・西宮球場。 そしてこの球場、今年いっぱいで解体されてしまうらしい。 ほら、嫌が応でも盛り上がるでしょう?
というわけで、積極的に楽しんでまいりました。 席はイマイチ良くなくって上層だったせいか、周りは静か。 歌ったり踊ったりする人も少ないし、何かというと、すぐ座る。 が、辛うじて私の前の3人組が、三者三様でありながらも、 非常に凝りまくった踊りで頑張っていたこともあって、 めげずに定番の振りを踊る!歌う!隣の人が真似するくらい。 やっぱりSMAP君たちも年のせいか、映像が増えがちで、 休み休みかな?という印象はあるけれど、それも楽しむ。
そして、生で観ると中居の株が跳ね上がるんですよね、私(^^; 彼は、自分の歌が下手だというのを持ちネタにしているので、 アルバムでもソロがないことが多いんです。今回も、なし。 そのせいでいつも、コンサートのソロは何を歌うか悩むと、 前置きをした後で始めたのは、『ザ☆ピース』byモーニング息子。 一応、曲目だけはネタバレってことで、こすりです。
バカだろ こいつーっ!(^^;と思わせられるから、いつも負ける。 予想通り、『模倣犯』の映像が 結構長めに流れて、 白い肌に黒い髪、冷静で真剣な顔の中居@ピースが映る。 その直後に、ド黒く日焼けしまくった茶髪の おサル中居が、 こんなベタなネタで、衣装まで着けて踊るか?普通。 毎回毎回、お前、ええかげんにせーよ(^^;ってことを、 マジにやり通されるから、思わず一緒にやっちゃうんです。 そして毎回、バカやろーっ!って毒づいて、惚れ直しちゃう。 大抵は、今時どこの おじさんも言わないようなネタなのに。
おっさんと言えば、慎吾! サンバの時の長袖+ベルトの衣装が、恐ろしく おっさんでした。 他の4人は、同じような衣装でも ちゃんとアイドルしてるのに、 なぜに、彼だけがこんなに その辺のサラリーマンに見えるのか? 踊りも体が重いのか、年々サボりが増えてきているようで、 慎吾・吾郎・中居という、私の好きな3人だけを見ていると、 同じ振付けをしているとは信じられなくて、めまい起きそう(笑) 中居・拓哉・剛で見ていると、安心感があるってのに。
でも、にぱーって聞こえそうな笑顔は健在で、 どんなに おっさんおっさんしていても、人を幸せにしてくれるし、 (出てきた瞬間「GGのイルハン笑顔!」と思ったバカは私(^^;) アンコールでは花道から落っこちる やんちゃぶりも健在でした。 でも、体力はついていってないのか、最後が辛そうに見えて。 明日もコンサだし、打った腰が痛むんじゃないといいんだけれど。 同じく舞台から落ちた吾郎ちゃんは、勢いが少ないので逆に、 大したことにはなってなくって、良かったのですが。
野外だったので、盛大な花火も上がったし、 アンコール前の休憩時間に、武庫川の花火まで タイミング良く最高のロケーションで楽しめてしまったし、 練習不足で歌えない曲が多かった割に、大満足!でした。 でも、今日一番の収穫は、慎吾のソロ(全編英語、自力作詞)で 「私、慎吾ソロコンサート行かれるかも!」と思った事でした。 いつのまにこんなに、歌唱力が上がったんだろ?嬉しいやね。 が、私の英語力が、完全に彼に置いていかれているという点は、 少しは焦ってもいいんじゃないかと思ったりもしていました。
2002年08月01日(木) |
『模倣犯』〜中居語り〜 |
今週末にSMAPコンサートに行くので、 先輩から新しいアルバムを借りて聴いてみたりと、 準備のため、いろいろとスマモード中。 ジャニーズ系コンサートは、参加型だから、 曲が一緒に歌えないと盛り上がりきれないし、 MCの内容は、最近のTVや映画が主体になるから。
というわけで、今日は『模倣犯』を見にいってみたり。 もともと宮部みゆきは好きだから行きたかったけれど、 行きたいと思ったまま行かない映画が多い中で、 これだけは 自分からちゃんと見たのは、そのせい。
でもこれも、出来は う〜ん・・・だったかも。 まず、SMAPファンモードの感想から言うと、 やっぱり、中居ちゃんに、インテリ系役は似合わない。 いつも漂う「作りこみ」の雰囲気は、彼の一つの持ち味で、 それが、司会やバラエティでは効果的な気がしている。 けれど、こと「演技」となると、マイナスに働くみたい。 『ナニワ金融道』みたいな、熱いぜ人情系な役柄だと、 見る側に最初からある「嘘だけど信じてみたいかも」気分と、 彼のキャラクターが溶け込んで、いい雰囲気になるけれど、 インテリ系の役だと「嘘くささ」に見えてしまう気がして。
「演技してるよ」「計算してるよ」というキャラは、 網川浩一というキャラクターにも存在するべきだと思う。 なのにどうして、中居が見えている気がしちゃうのかな? 演技は比較的、上手な方だと思うから申し訳ないけれど、 やっぱり彼には、こういう役柄はやってほしくない。 あと何となく、私にとっての中居ちゃんの「計算」は、 コンプレックスに起因するものの方が強い気がするのも、 インテリが似合わないと感じる理由の一つかも。
そして、映画としても、結構う〜ん。 明日でロードショーは終わりのようなのでネタばれしますが、 何よりも最後の15分位で、全てが おじゃんになった気がする。 特にピースの最期って、あれは何?! 偽者かと思いましたよ。 「すっごーい、頭いい人ってロボットまで作れるんだあ」って。 鉄人28号??とか、アホなことを思いながら見てた。 頭飛んで、手首飛んで、それから思いっきり炭になって。 どんな類の火薬使いしたら、ああいう燃え方するかな?とか。 マジで考え込んじゃった。ピースの世界なんて無くなりまくり。
それまでも、書き込みが足りないなーと思うところ多々。 山崎努さんの演技や 拘りの映像処理などは好きだけど、 私は、スピード感と説明不足って 別物だと思うんですよ。 自分だけの感覚ばかりに走っても、誰もついていけません。 もっと、ピース主体の映画に絞り込んでるんだと思ってました。 原作はどうなってるのか知りませんが、あの厚みをまとめるなら、 誰かの視点にしぼらないと、無理だろうと思ってたし。 でも「マス」に拘ったせいか、どれも描ききれずに終わった印象。 「きっと原作は良いんだろうなぁ、ぜひ読まなければ」と 思わせた部分ばかりが大きい、もったいない気分の映画でした。
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