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■ 東京の蒼い風
今後の輪行旅行の試験的な意味合いとして、まず自転車を持って東京に行くことにした。東京というのは日本一電車が混雑するところだし、ここでどうにかなれば他の地域ではだいたいどうにかなるはず。持って行くのはもちろん折りたたみ自転車である。たたむと、サイズがおおざっぱに75×60×40くらいになり、それを袋に入れて電車に持ち込もうというわけである。
とりあえず駅までチャリで行き、それをたたんで袋に入れるわけだが、その作業自体は1,2分で完了。しかし、それを持ってみると重い重い。実際の重量は12,3Kgといったところだが、それをかついで自動改札を抜けたりするのはかなり至難の技といえる。
まあ、なんやかんやで電車に積み込むが、東京が近くなるにつれ人が大量に乗ってきて非常に気まずい。結構場所をとるのだ。何とか上野に到着するもまたそれを持ってホームを移動し、改札を抜けるのに一苦労。
組み立てはまた1,2分で完了し、さっさと走り出す。とりあえず銀座に行こうと考えているが、道がわからないのでとりあえず線路に沿って走る。御徒町、秋葉原、神田と抜け、赤レンガの東京駅前を通過。何気に正面から赤レンガ駅舎を見るのは初めてだったりする。ビル街なのでかなり歩道に人が多い神田〜東京界隈だったが、駅前だけは交通量も少なく不思議な感じがした。
銀座が有楽町のすぐそばだと知ってびっくりしたのは2年前であるが、その銀座には上野から20、30分そこらで到着。目指すはアップルストアだったが、なかなか通り沿いに見つからず、銀座を出てしまう。戻って、仕方ないので交番でも探して聞こうときょろきょろしてたら屋上に銀色の林檎が回転している建物を発見。そこしかあるまい。
ってわけで、無事アップルストアに到着。日本で唯一のアップルストアだけあってやたらと混雑。やはりiPodminiを求める人が多い。で、自分はというと、iPodの周辺機器を買いに来たわけである。とにかく傷がつきやすいので早いところケースを買いたかった。まあ、いろいろ見て、ポーターのアップルストア限定ケースを購入。もっと安いものもあったのだが、つくりがよくなかった。他には液晶保護フィルムと電池ケースを購入。単3電池4本で20時間再生は電池の食いすぎな気もするが、旅行に重宝するだろう。が、高い…
店員にミニは他だと何週間待ちなのにここは在庫がたくさんあってすごいですね、と言ったら「やはりそこは譲れませんから」と誇らしげに答えた。
で、そこから数軒の山野楽器でアルフィーのベストを店頭で売っていたので購入。どっちにしろ買う予定だったがちょうどいい。最上階でアルフィー展を見て、BUMPの新アルバムも購入。なんだか最上階は多種多様な年代の人がいた。3,40代の女性が一番多かったけど。そりゃ30年もやってればファンも多彩になるわけで。結局銀座で2万くらい散在。うーん…
その後、似たようなルートを通り秋葉原へ。またここで頼まれ物やらお土産やらいろいろ購入。荷物が多くてどうやってチャリに載せるか困ったが、なんとか積んで走る。
折りたたみとはいえ走行性能は高く、メーター読みではあるが20キロ以上は常に出る。飛ばせば車とそう変わらないスピードで走ることも可能であり、都内を自転車で走るのはかなりいいなぁと実感。
15時を過ぎ、JRで帰るにはかなり厳しい時間になってきたので浅草まで行き東武で帰ることにしたが道が全然わからず。まぁ、太陽と逆の方向に走ればいいか、ということで適当に走り、台所用品で有名な合羽橋に出る。が、それがどこにあるかもわからないので、台東区を出なきゃいいかとさらに適当に走り、なんとか浅草寺の裏手に到着。そこからは道がわかるし、時間も30分くらいあるのでマクドで遅い昼食を摂り、また電車にチャリ積んで帰宅。もくろみは成功し、それなりに混んだもののほとんど影響がなかった。帰りにチャリ屋に寄り、閉店後まで居座って家に戻る。
いろいろいった感じはするが走行距離は18Km弱。本当に東京は狭いところだ。でも、エネルギーがあるし、見るところも多いので、そんなに走った気はしなかった。また都内をぐるぐる走ってみたいものだと思った1日だった。
2004年08月24日(火)
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