夢を見た
ただ
広かった
音などない
草原に
立ち
空を見た
そんな夢
狂おしいほど
人恋しかった
そして
また今日が始まる
風は 優しく
陽は 温かい
寝ころんで
空を見て
目を閉じて
想像してみよっ
あなたの寝顔
夏の日差しに
ひまわりが応えて
キレイだね
それじゃあ 僕は
そろそろ寝るよ
ひまわり畑の真ん中で
誰も来ないかもね
そんなことなんかお構いなしさ
僕は
誰のことも気にせずにいたいからね
醜い自分を
隠すのは
辛いけど
見せたところで
どうにもならない
案外人間って
騙されやすい動物で
浅ましいもん
下らないプライドと
何にもならない欲で
動き続ける
だから
演技しましょうよ
笑顔で
「フタリトモ オシアワセニ」
ってね
熱しられた鉄のよう
色々な想いが
変化する
甲子園
球児達の夢と
悲しみが入り交じり
土へとなっていく
あと少し
あと少し
力があればと
思い
流れる想い達
そうして
夏は
終わっていく
それは 罪
それは 悪
夢と思うなかれ
そなたせしこと
全て悪なり
涙を
いくら流そうとも
それを
汲む者は
おらぬ
それは
そなたが
泣こうとも
叫こうとも
誰も知りぬ
涙汲むこと
誰もなし
人は 皆寂しい
そんなことは
誰もが知っている
恋をして
孤独を知って
誰がいつ教えてくれた
そんなわけないはずの
この感情
すれ違う恋人達を
うらやむ私に
恋しいと
会いたいと
言うことを禁止する
あなた
友人が近くにいても
あなたでなくては
意味のない
この孔埋め
我が侭なのは
解ってる
こんなにあなたを
想うのは
感情を消し去りたいから
寂しいなー
哀しいなー
なんでかな
この気持ち
二人とも
大好きだよ
でも
寂しくてね
辛いんだよね
二人は
付き合ってる
私は
トモダチ
ただ
それだけ
それだけの
話
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