それは夢
月夜の晩に影をさす
白い文字は
儚くも切なくて
誰も居やしない
椅子に腰掛けて
上を向き
涙を流す人形に
口づけをしよう
アタシの愛しい人形さん
どうかこの夢壊してよ
ドキドキ・・・
痛い。
壊れた心臓を持つオイラ
いつから
壊れたわけでもない
気づいたら
壊れてた
惚れたや惚れられた
そんな話
・・・しらないさ
オイラの壊れた心臓は
そんなこと出来るほど
丈夫じゃないと
思うのさ
私は
不都合ですか?
あなたの
役に立てないから
あなたを
癒せないから
いつも
あなたは
私を避ける
不都合な恋愛に
振り回されるのが
嫌なんですか?
不都合な私
都合の良いあなたに
似合いませんか?
君は 玩具
俺の愛しく
大切な玩具
だから
誰にも渡さない
小さな子供が
譬え
親であろうと
大切なオモチャを
渡さないように
君を離さない
俺を飽きさせたら
君を壊す
愛しい玩具だからこそ
2003年07月14日(月) |
Please Love Me |
あたいみたいな
かわいげの
ありまくる女
そんな簡単に会えないよ?
だから
あたいにしなよ?
ねぇねぇー
なんで
あたいにしないのさ
こんないい女
後にも先にも
あたいだけよ?
だから
あたいを愛してよ
君に贈ろう
この詩を
君は
誰も信用してないと
云う
その言葉を発するたびに
君が遠くなる
そんな君が
大切で
いつまでも
一緒で居たいと思う
唯 素直に綴ろう
君が
私の宝物だと
アタシには
好きな人がいて
貴男は
アタシじゃない人を
好きで
苦しいよ
曖昧で
捌け口のない
この気持ち
誰にも癒せない
貴男以外
貴男の願い
叶えれたらいいね
でも
アタシ苦しいよ
醜いよ
馬鹿な女で
ごめんね
七夕の日
彦星と織姫が
1年に1度会うんだって
1年間
彦星は
牛たちに話すのだろう
織姫に会いたいと
1年間
織姫は
美しい涙を布に織り込むのだろう
彦星に会いたいと
そして
待ち続け
巡り巡った日々は
七夕へと辿り着く
七夕は
人の願いを
恋人達の愛しさを
雲が覆い隠し
誰にも見せない
優しい日
クラクラスル
ダレカタスケテ
「あっほらしー!」
「なんでそんなこと言えるの?」
そう言われて
ふんっ
と鼻をならし
皮肉を云うアタシ
云い続けてやる
誰にもアタシを
掴ませない
アタシは
誰のものでもない
アタシは
PIERROT
誰の前でも
陽気で
たまに
小悪魔が微笑する
ガラスに
凭れ掛かり
嘘のような真実を
本当のような嘘を
残酷な笑みを
手で雫を受け
紫陽花の花束
作りませふ
紅き着物に
身を包み
口には
太陽を飾りませふ
鈴が泣く
アタシが無く
紫陽花の花束を
あなたに送りませふ
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