Comes Tomorrow
ナウシカ



 そう、それしかない

いつも同じパターンの失敗を繰り返してるとわかっていながら、止められない自己防衛本能というものがある。
頭で理解し行動することと、感情で理解し行動することでは、大きな開きが生まれてしまう。

わかってる、わかってるんだけど、できないということが、本当に多い。
それでしまいには、自分をも騙し、行きたくない道を選んでしまう。

いい加減にせーよと、自分でも思うんだけど、自分さえも巧妙に騙し、人生を潰そうとするから厄介だ、このトラウマという奴!

過去のトラウマが憎い!
乗り越えたい!
でもたぶん、これからももがき続けるんだろな。
精神力だけでは、どうにもならなくて、身体がしまいには悲鳴を上げ、病気になっちゃう!

何度、泣いたことだろう。
何度、悔しい思いをしたことだろう。
そんな自分自身に囚われないようにするためには、大きな目標を掲げ、そこに向かって歩みを止めないことかもしれない。
それしかないかもしれない。

そう、それしかない。


2014年06月28日(土)



 訪問看護という仕事

初めて行く訪問看護先で、名前も名乗らない、挨拶もしない、物静かに、ただそこにいるだけのナースを見習えと言われた!

私は彼女とあまり一緒に仕事したことないので、よくわからない。
どんな看護をして、どのように利用者さんと関わっているのか。

だから第一印象は上に書いた通り。
彼女のような看護をと言われても、真似ようがない。

ナースといっても、様々なタイプの人がいて、それぞれ看護観も違うだろうし、アプローチの仕方も違うだろう。
良いところは自分に取り入れ、ちょっと違うなと思うところは、自分なりに考えてやっていこうとは思う。

失敗することもある。
良かれと思ってしたことが裏目に出ることもあれば、良い方向に転ぶこともあるだろう。
毎日毎件が試行錯誤の連続だ。

たった一度の失敗やボタンのかけ違いで、拒否されてしまうシビアな仕事だ。
それが病院や施設と訪問看護の違い。
それは以前、訪問看護をしていた時にも痛感してる。

でも、あなたを待ってたよと言ってくれる人もいるから、行かなきゃと足が前を向く。
私が行かなきゃ、誰がこの人をとの思いで突っ走てた頃もあった。

いろいろあるけど、やっぱりこの仕事が好きだから辞められない。
私は私で、今後も学び成長していかないといけないだろうし、私は私の思う看護をしていくと思う。
人の猿真似では出来ない仕事だと思う。


2014年06月21日(土)



 仕事と勉強と

有難いことに、うちの訪問看護ステーションでは、仕事の合間に勉強させてくれる。
看護レポートに国試の模擬テスト。

今日はたまたま理学療法士の社長が若い理学療法士のスタッフにドラマ化もされたALSについての講義を始めた。

まさに私が今してる課題レポート。
事務長が気を利かして、『○○さんも一緒に講義を聞き〜』と言ってくれて、仕事中に聴講!

社長、元理学療法士学校の講師をしてたらしい。

その後、看護師国試の模擬テストをやった。
その元講師の社長と、これまた看護学校の元講師の管理者ナースが、答え合わせ的な感じで、いろいろ教えてくれた。

なんて有難い職場でしょうか!
こんなに環境の整った職場ないでしょう!

訪問看護の仕事も慣れてきて、今は新しく入った看護スタッフと同行訪問してる。
資格、キャリアでは、相手の方が上なんだけど、訪問看護のキャリアでは、私の方が経験あるので(4年と少し)。

大好きな仕事、尊敬できる先輩、温かく頼りになるスタッフ、私には何もかもが勿体ない!

ネットで知った漁網倶楽部のアクセサリーも、ある訪問看護先のご家族にプレゼントした。
詳しくは書けないのだけど、お渡しするだけの理由があったから。

また社長が近々、石巻に行くらしい。
仕事も忙しいのに、休みの日は東北へ足繁く通ってる。
本当に頭が下がります。

私は本当に幸せ者だ!
来年の国試は何が何でも合格したいなぁ〜
そうじゃないと、申し訳ない!
来月から病院実習も始まるけど、頑張らねばね♪


2014年06月15日(日)



 過去の辛い火の海に飛び込んで

こんなに幸せを感じたことが、かつてあっただろうか?

今年4月から自宅近くの訪問看護ステーションで働き始めました。
今、3ヶ月目に入ります。
自宅は親と暮らしていた実家に、そう遠くはない場所。
必然的に知り合いも多い、かつての職場も多い、結婚もして2人の子どもにも恵まれ、幸せだった時もあったけど、いろいろあって離婚もして、私の両親はとっくに亡くなった。
脳性麻痺で統合失調症も患う、たった1人の妹も隣の区の施設にいる。

正直なところ、良い思い出よりも辛い思い出の多い街。
離婚して引っ越す時も、かつて私が小4で引っ越した時の嫌な思い出があるから、子ども達にはそんな思いさせたくなくて、結局同じ街にいる。

でも離れたくて離れたくて仕方がないほど、精神的に追い詰められ、今はまだ無理と思いつつ、引っ越し先、移住先を気休め程度に検索して、いつになれば違う天地でやり直せるか、そんなことばかり考えては悶々として…

学生時代の友達は、ほとんど私の前から消えた。
仲良く話せるママ友も、ほとんどいない。
昔、交流のあった仲間も、今や遠い存在だ。

病気、事故、自殺で失った大切な友人たち、逢いたくてももう逢えない。
生きていても、もう逢えない人もいる。
消せないアドレスが、私の携帯にはいっぱいだ!

ぽっかり空いた心の隙間を埋めるものもない。
現実の生活が実はバーチャルで、こうやってネットで吐き出してる自分がリアルな現実感を帯びてる感覚。
消えることはない。

逃げ出したい現実なのに、不思議な出逢いに導かれて、過去に連れ戻される。
そこかしこに、寂しげに佇んでいる過去の私がいる、泣いている私がいる。
こんな状態で生きている自分自身が不思議だ。
なんでまだ生きてんの?
とっくに死んでてもおかしくないのに…

でも人生って、本当に不思議なめぐり合わせの連続で、なんていうかなぁ〜
偶然?たまたま?そんな言葉では片づけらない。
『行き先より大事な出逢いに導かれて』
そんな歌詞の通りに、不思議な力に引き寄せられ、多くの人との関わりの中で癒されてる自分がいるんだ。

求めてやまない温もり、優しさ、愛情…
諦めかけてた夢、遠くに遠くに感じてた幸せ…
期待するのは怖いけど、だから期待できないけど、一喜一憂する自分がいて、でもここにある幸せが愛おしい。


2014年06月12日(木)
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