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■ 『好きな自分 嫌いな自分 本当の自分』
いろいろ悩みを抱えていて考え込んでしまう時もある。 それを何とか整理したくて本の中からヒントを見つけようと、あらゆる本を読む。今読みかけている本が結構いい。 (はじめに)のところしか読んでないけど何か掴めそうだ!
<はじめに>
穏やかに、前向きに、幸せに生きたいと思っているのに、自分にはいろいろな問題がある、だから、幸せになりにくい、もっと癒されたい、もっと心触れあって生きていきたい、そう思っている方は、多いのではないでしょうか。
外では明るく、しっかりしている。 やるべきことをきちんとこなし、積極的で前向き。 人にやさしく、誠実と思われている。 でも、家に帰ると、「あるべき自分、ありたい自分ではない。人に思われるような自分ではない」と自分を責める。
あるいは、自分も人もこうするべきと思っているのに、人は自分が思っているようには返してくれないので、怒りがたまる。 やさしさの裏に怒りがある、こんな自分が嫌になる、こんな自分を人に知られたらどうしようとか、自分は多重人格ではないか、だめな人間なのではないかと不安になったり、落ち込んだりする。
こんな自分は変わらなくては、と思って、いろいろやってみても、なかなか変われない。 だからますます自分が嫌になってしまう。 だから、友人と話し合ってみたり、癒しの緒法などをやったりすることで、「前向きに考える」「このままでよい!あるがままでよい!」などと、一時的には思える。 でも実際の人間関係は改善されない。 色々な自分があって、自分自身、本当の自分は何だろう、自分が本当は何がしたいのか、わからなくなる。
誰の中にも「色々な自分」「嫌だと思う自分」があります。 そのこと自体はちっとも異常ではなく、人生には、山あり谷あり、光も闇もあるものなのですが、私たちは、「闇があってはいけない」「望ましくない自分はいけない」と、それを否定し、変わろうと思うことで、さらに生きにくくなってしまいます。 あるいは、闇、嫌な部分を無視して、光だけを求めようとして、結局うまくいかなくなるのでないでしょうか。
悩み、葛藤が大きな問題となり、日常生活に支障があるという場合は、本職のセラピスト、カウンセラーが必要かもしれません。 でも、日常生活を支障なく行っている方にも、そのような悩み、求めがあるということは、むしろ、もっと成長していこうという前向きの力、可能性の現れであるととらえることもできます。
2001年08月28日(火)
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