ひとひらの想い

2010年12月20日(月) 旅行紀続き3

いろいろ忙しくしており、気づいたらもう12月も半ば。
師走、はえー。
妹から「大掃除、やる気なし」というメールが届く。
妹の場合、自分の部屋だけしかやらないので、わざわざお掃除する必要も
ないんじゃないか、と思ったけど、年末あたりにバタバタとやるんだろうな。


止まってた旅行紀、続き〜。

<鶴ヶ城>

会津若松のシンボル的存在。
来春まで瓦の葺き替え工事で、前面ビニールシートなどに覆われております。
なので、行かなくてもいいかな〜と迷ったのだけど、何故か母に
「会津若松は鶴ヶ城よね」とかいうコメントを貰ってたりで、一応、
行ってみることに。

会津若松は、資料館、観光スポット共に、それぞれたいした金額ではないけど
お金がかかるので(入館料とか)、鶴ヶ城は外から見るだけにしました。
ほんとに天守閣がちらっと見えるぐらいで、あとはシートだらけ。
そのシートに新しくなる鶴ヶ城の絵が書いてありましたけども。
ああ、こうなるのね、と想像。

今、健在している鶴ヶ城は、建て替えられたものだそうです。
明治に入ってから、陸軍省の命により、壊されたとか。

どんな経緯か知りたい方は、ボランティアでガイドさんがついてくれます。
私達が見に行った時も、3組ぐらいの集団が、ガイドさんに案内されてました。

あと、目を惹いたのは、鶴ヶ城のゆるキャラ?「お城ボくん」。
ゆるキャラというと地方の迷走ぶりが伺える象徴的存在ですが、この
お城ボくんは、かなりかわいいです。
ちゃんと会津藩士らしく、刀も持ってますよ。

「城」なので着ぐるみではなく、動きません。
帰る時になって気づきましたが、会津若松の駅構内にも居ました。
思わず、一緒に写真を撮ってしまいましたわ(笑)

鶴ヶ城近くの茶店で、あげまんじゅうを頂きました。
焼き団子と一緒に買うと300円、と言われ、それも一緒に。
寒かったのでお店の中で食べたのですが、わざわざお茶も出してくれました。
他のところでも体験してるのですが、ありがたいことに何かと言うと
お茶を出してくれるので、飲み物には困りませんでした。

あげまんじゅうは中はあんこ、温泉まんじゅうを揚げた感じ。
焼き団子はいってしまえばみたらし団子ですが、大きさがすごい。
大きいのです。
でも美味しかった♪
また食べたい味でした。



2010年12月04日(土) 旅行紀続き2

先日最終回を迎えた「龍馬伝」の再放送を観ましたが、やっぱり
オープニング曲がないとしまらない。
あの曲、好きだったのに、いきなり本編に入って拍子抜けしたんです。
同じように思ってる方のブログを先ほど見つけまして、皆さん同じ
気持ちなのねえ、と。

:::会津旅行観光編 続き::::::

<飯盛山>
 言わずと知れた?白虎隊、自刃の地。

バス停から向かう途中で、客引きのおっちゃんにつかまりまして。
「階段が沢山あって大変だから、うちへ荷物を預けていけ」としつこい。
嫌な感じではないんだけど、そのおっちゃんのお店についたら3、4人の
人が出てきて「うちへ置いていきな!」と、客取り合戦状態・・・。
オットが怪しんで強引に断ったのですが、後で何故か分かりまして。

飯盛山から道順に沿って降りると、おっちゃん達が営んでるお土産屋さんには
通らないようになってるんですね。
帰りにお店に寄らせるようにという魂胆だったみたいです。
時間がある方には良いかもしれませんが。
仲間うちで旅行に来たらしいおばちゃん4人組みなんかは、暖にあたりながら
お茶飲んでたし。

で、飯盛山ですが、しょっぱなからすごい階段・・・。
受付の人の案内を聞いて、エスカレーターを有料で使わせてもらったのですが
登ってみると、別に使わなくても良かったかなあと。
このぐらいの坂なら、今住んでる千葉市I区にも、もっとすごいのが
ありますですよ〜。

白虎隊が城が燃えてると勘違いして自刃した場所まで、行ってみました。
途中、墓標がたくさんあって、なんだかここだけ空気が違う感じ。
私は幽霊を見るほどの霊感はありませんが、それでもずっと背中がざわざわ
した感じがして、少し胸がつかえた感じが、山を降りるまでありました。

白虎隊志の銅像の目線の先を辿ると、うっすらと鶴ヶ城が見えました。
ドラマで見た時よりも、もっと遠い印象。
この距離だったら確かに、見間違えても仕方ないかもしれません。

ここで初めて知ったのですが、明治政府は当初、戦いに敗れた白虎隊士の
遺体は、そのまま放置しておくように命じ、埋葬されたのはずいぶん
後になってからだったそうです。

ここに来ると、今でも新政府軍に対する恨み?が、漂ってる感じがします。

あとは一度通った場所には二度と通らない造りの「さざえ堂」もあるの
ですが、ここもお金を取られるので中には入らず、外から見ただけ。
エスカレーター、使わきゃ良かった。

帰り、バスの時間まで「白虎隊記念館」へ。
戊辰戦争関係の資料が展示されてます。
小さいですが、使われていた衣装やかんざしなんかもあるので
一緒に見ると興味深いです。



2010年12月03日(金) 旅行紀続き

昨日の続きです〜。
基本的に、行った順番に書こうかと思ったのですが、項目別にします。

::::観光編::::::

<会津武家屋敷>
 ここは巡回バス「ハイカラさん」と「あかべえ」の折り返し地点となってるので、
会津若松駅から最初に目指すのにいい場所です。
東山温泉に一番、近いし。

会津藩家老、西郷頼母邸を中心に、当時の武家の暮らしっぷりが
再現されてる場所。
有名というか、会津にきたらここ!のベスト3に入る名所です。

「まるとく会津」のパンフレット提示で、入場料が100円割り引き。
雨が降り始めていたので、持ってきた折り畳み傘を出そうとしたら
入り口のところに無料で貸し出してる傘が、たくさんありました。
しかもジャンプ傘。
ほんとに、かゆいところに手が届く会津人!
すばらしい。

中は広いので、ゆっくり観たい、私は歴史好きだ!という方は、2時間ぐらいは
みておいたほうがいいかもしれません。

個人的には精米所が興味深かったです。
今は機械の精米機で、あっとい間に出来ちゃうけど、昔はこんな大掛かりだったんだなあ、と。
まだそんなに大昔の話でもないわけですし、文明の進化ってすごいです。

あと、トイレ。
便器は和式で、今とそれほど変わらず。
畳み敷きな分、当時のほうが清潔かもしれません(偉い人用だけど)。
ただ、排泄物から健康状態をチェックしてたのは驚き。
見られるの・・・やだよなあ。

子供部屋も見たのですが、跡継ぎとなる長男は個人部屋、次男、三男は
ひとつの部屋を使うという、対応の違い。
長男の大事にされっぷりは、やはり日本の歴史的習慣なのですね。

暴れん坊将軍の決まり文句、「旗本の三男坊で部屋住み」というのは
こういうこと?

中にはちょっとしたお店や、食事処もありました。
工芸品の体験も出来ます。
私達は「弓道」をやらせてもらいました。
当時雨が降っていて、本来はお休みらしいのですが、それほど大雨でも
なかったので、やらせてくれました。

前々から弓道はやってみたかったので、ものすごく楽しかったです。
200円で5本の矢を射抜くことが出来ました。

最初は私だけの申し込みでしたが、ついでだからとオットもサービスで
2本体験。
的に当たると景品が貰えるというので、かなりマジでやったけど
結局1本も当たらず。

弓はわりと簡単なものでしたが、それでも引くのにはけっこう力が必要で
5本やってやっと慣れる、ぐらいでしょうか。
あと5本あったら、当たってたかも・・・。
(しかし的はかなり小さいです)

それから「郷工房 古今」という特産物を扱うお店があります。
帰りしな、少し見てみましたが、会津桐下駄もありました。
値段は2枚歯のもので5千円弱と安いので、かなり売れてるようでした。
花緒もどれもかわいかったです。
危うく買ってしまいそうでしたが、まだ来たばかりで荷物を増やすわけには
いかないので、ぐっと我慢・・・。

でも、最終的にはお土産をいろいろ見て選びたいなら、ここで買うのが
一番種類も多くて良かったかもしれません。
「会津土産はこれ」と選び抜かれた商品が、全部揃ってた気がします。




2010年12月02日(木) 会津から戻る

会津旅行から戻って参りました。
ひとことで言うと
 
「会津、サイコー」でした!

一回だけ、車にひかれそうになりましたけども。

ということで、ちょこちょこ旅の様子など。


::::11月某日::::::::::

新幹線で東京駅から郡山駅へ向かい、在来線で会津若松駅へ。
旅行会社のパックプランで、途中の郡山駅で駅弁を貰うことが出来ました。
これが、うまし♪
オットは「はらこ飯」、私は「四季の彩り弁当」。
普段はうるさいオットも、ずっと「うまーい」と言いながら食べてました。
私のほうのお弁当は、えび天に醤油をかけたらお弁当箱から醤油がもれました。
要、注意でございます。


<会津若松駅>
 こじんまりした印象の駅だけど、きれいです。改札を出てすぐのところに、
お土産やさんや売店、みどりの窓口、小さい観光案内所有り。
待合所(テレビつき)、立ち食いそばのお店、お蕎麦屋さん、コンビニも。
コインロッカーと駅レンタカーは、駅を出て左側に行くとありました。
(あと、大きな赤べこも・・・)

パッケージプランの旅行者は、観光案内所に荷物を預けると、夕方までに
宿泊先まで運んでおいてくれます。
もちろん、利用。すごくいいサービスだと思いました。早めについても
荷物が邪魔なんですよね。

そこで、「まるとく会津」というパンフレットを貰いました。
これは観光マップと一緒に、それぞれの施設やお店での割り引き券と
しても使えるものです。
観光案内所はとても小さいので、パンフレットやマップは、置いてない
ように見えるのですが、「これが欲しい」というと、あればくれます。

それから駅舎を出てまっすぐ行くと、バスの案内所。
ここで市内と巡回している「ハイカラさん(30分に1本)」と
「あかべえ(1時間に1本)」の1日フリー乗車券を買う。
乗車日も選べるので、翌日の日付にしてもらいました。

あかべえのほうは、12月からは運休という情報が「るるぶ」に載っていたので
てっきりそのつもりでいたら、普通に運行してました、12月も。
どうやら変更になったようです。

とにかく旅行者に親切な場所だという印象。
マイカーがなくても、公共の乗り物ですべてまかなえます。
ただ、会津若松から東山温泉へ、バスで行く場合。
運行しない時間帯があるので、そこだけ注意が必要。


続きはまた後ほど〜。



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