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2002年12月09日(月) |
日本性感染症学会(2002.12.7より) |
熊本先生が、上記の学会で、全国医療機関に送ったアンケートの集計結果をまとめて発表されている。論旨と感想を。
・無症状もふくめるとクラミジア感染症の罹患率は19歳女性で13人に1名(推定) →ワオって感じです。透析人口も600人に1名というデータを聞いた時、こんなに多いのかと少し実感したが、クラミジアはうちでも無症状で受診する男の子の半分くらい引っかかるもんなあ。もう国民病ですね、確かに。
・主な性感症罹患率は20代前半の女性で最も高く38人に1名の割合 →きちんとした愛にはきちんとした防備が必要だというのを、建前だけじゃなくって、教育の一環として教えなきゃやばいんじゃないの、ニッポン。コンドームの項を性教育の本から削ったお偉いさん、そんなことしてる場合じゃないと思うんだけどなあ。セックスするとかしないとかいう時代はもうとっくに終わってると思う。
・クラミジア・淋病は96年くらいから急増しており、特にクラミジアは無症候例が有症候例の4倍あると推定されている。高校入学くらいから急速に増加している。 「性感染症の急増は医療先進国の中で日本だけの異常な傾向で、高校からの性教育指導が重要だ」 →いつも書くけど、淋病はやばいよ。誰か淋菌性咽頭炎の臨床的な報告を教えてくれないかなあ。
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