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| 2001年08月29日(水) | 米国〜自分勝手で気まぐれな国 |
国家の行動パターンって、人間個人と同じで、国によって個性があると思うんだけど、ことアメリカに関して言えば、「肝心なところで自分勝手な行動をとる」という個性があるんだろうね。困った個性だね。
京都議定書を批准しなかった点については、第一次大戦後に当時のウィルソン大統領が、「世界平和のために国際連盟を作りましょう」と呼びかけておきながら、自分の国は、（議会の反対にあったため、）連盟に加わらなかった。といった行動パターンと、同じものを感じるね。
今回、批准しなかった理由も、大統領個人の考えというよりもまず、産業界の反対があり、その反対意見を大統領は抑え切れなかった、と見た方がいいのではないだろうか。
中国や北朝鮮に対する強硬路線は、以前のクリントン政権と比較して、支持できると思う。
「中国はひとつでなければならない」と、中華人民共和国は主張してるけれど、それだったらドイツは再びオーストリアを併合しなければならないということになってしまう。
