Deckard's Movie Diary
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2007年02月25日(日)  華麗なる恋の舞台で

2年前に『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクとオスカーを争ったアネット・ベニングの『Being Julia(華麗なる恋の舞台で)』がようやく公開されました。アネット・ベニングのように、表情に可愛らしい印象のある美人は個人的に大変好みでありまして、他にはジュリー・クリスティ(ちょっと違うんじゃない?)、ダイアン・キートン、イザベル・アジャーニとか、おりますが・・・って、全部ウォーレン・ベイティのお下がりじゃん!っつーか、ベニングもベイティ夫人でしたね。\(^-^\) (/^-^)/ソレハコッチニオイトイテ... いやぁ、さすがで御座います!素晴らしい作品であり、素晴らしい演出であり、演技であり、脇役陣でした。酸いも甘いも噛み分けた大人が作った、魅力溢れる大人の映画を十分堪能させていただきました。この作品は、古き良き娯楽映画の香りがスクリーン一杯に満ち溢れ、観る者をひと時の夢物語へと案内してくれます。ベニングの笑い声は耳に心地よく響き、その表情は熟女から少女へ、天使から悪魔へと華麗なる脱皮を何度も繰り返します(笑)。ホントにショービジネスの世界って怖いんだから!大作でも、大傑作でも、世に問うような問題作でもないですが、思わず( ^o^)ノ◇ ザブトン100マイと声をかけたくなるようなエンターテインメントがそこにはありました。話はちょっと逸れますが、先日観た『世界最速のインディアン』はもっと若い時に出会っていたなら、最高評価をしたと思うのですが、今のこの年(52歳)には眩し過ぎました。逆に、この『Being Julia』は若い時に観ていたら、ここまで堪能出来たかどうか、微妙です。今はもう酸いも甘いも好きになりましたからね。えー、そりゃもう!人生は牛飲馬食ですよ!なんじゃ、そりゃ!


2007年02月24日(土)  世界最速のインディアン

♪君は1000%(古いよ)という言葉が違和感なく当てはまるほどの“アンソニー・ホプキンスの映画”です。それくらい魅力的ですし、上手いです。ただねぇ・・・どう考えても太り過ぎなんですよ。え?そんなことは些細なことだろ!ですって?まぁ、そうなんでしょうけど、個人的にモータースポーツが好きなだけに、気になっちゃって・・・困りました。こんなライダーは居ませんよ(実在のバート・モンローは痩せています)。で、些細なツッコミは\(^-^\) (/^-^)/ソレハコッチニオイトイテ…映画としては普通に面白かったんですが、ぶっちゃけ、巷での評判ほどでは無かったです。とにかく話が綺麗過ぎて、っつーか、上手過ぎて、まぁ、実話なんですから仕方無いんでしょうけど・・・だんだんと近い年齢になって来ている自分としては、菅原文太を前にした田中邦衛のような気分になってしまいました(参照:北の国から '92巣立ち)。素直に受け入れられないんですねぇ・・・あまりに自分の人生が情けなさ過ぎて(/・_・\)アチャ。「ホント、アンタは凄いよ!( _ _)σ イジイジ」と、嫌味の一つでも言って、グレてしまいたくなります。監督のドナルドソンはTVドキュメンタリーでバート・モンローを取材したことがあるそうで、映画の肉付けとなる様々なエピソードも本当のことなのでしょう。でもね、自分の夢を持ち続け、皆から好かれ、応援され、その夢を果たし、最後は英雄!なんて、かっこ良過ぎるんだよなぁ・・・。結局は自分のせこさ、小ささを思い知らされた映画でした。っつーか、比べるのが100万年早いだろ!って、感じですね(自爆)。さて、かぼちゃを用意しないと(参照:北の国から '92巣立ち)。


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