a・phá・si・ac ...かな

 

 

- 2003年08月30日(土)

あなたを思って一人でしようとするけれど
一人じゃつまんなくてすぐやめた
自分の左手じゃ役不足
欲情すらしない


あなた以外の人と遊ぼうかと思う時に限って
皆忙しい月末 つまんないな



早く帰ってこないかなぁ

でも 

また他のことはどうでもよくなって

堕落するのは火を見るより明らか


長距離電話じゃもうつまんない
早く本物に会いたいなぁ



-

堪え性が無い - 2003年08月27日(水)

あなたの返事を待ちきれずに眠ってしまった
夜中のタイムスタンプのメールに気付いたのは
仕事が終わって夕方から夜に変わろうという時間


送ったメールの返事はすぐに来て
毎週火曜日休むって言ってたから今まで寝てたの?と言う
休んでも相手して欲しい人は遠くにいるので仕事してました
と送るとしゃーないやんって笑ってるメールが返って来た


何回か往復した後
電話しても良い時間っていつ?と聞くと
今日ならいつでもいいけど、明日以降は
日付変わらないと無理かもとの答え

今日は大丈夫だけど、また電池切れたら
声聞いて充電すると言うと
9月の頭には帰るからと

うん じゃぁ お休みとメールを打って

結局 その15分後に電話をかけてた

お早いお電話でと笑いながらあなたの声を聞いて


こんな調子じゃ 帰ってくるまでに
出張先に会いに行くんじゃないかと
心配になった んなわけはないけど


-

異心電信 - 2003年08月26日(火)

あなたはメールの返事をすぐサボると
あたしが毎回怒ってもあなたは笑って
ごまかしてばかりでちっとも懲りない



昨日 あなたはあなたのあたしはあたしの
それぞれの怒涛の週末が終わって一息つく

そのまま件の船が入港するということで
騒然としている街へ1週間の長い出張に
でかけてしまったあなたに会えなくて
毎日のようにあってたのに会えなくて
寂しいとメールを送ろうか迷ってると

聞き覚えのある着信音がなって
屋外の仕事なのに予報は雨だと
あなたがぼやく電信が届いた




あなたの心
あたしの心

同じではないけれど

同じ時にお互いを思い出す


嬉しかった 異心電信


-

ナインハーフ - 2003年08月25日(月)


あんまり暑くて冷凍庫を開けた
冷たい空気と一緒に製氷機を取り出す

氷を一つ口に含んでベッドに戻る
薄く目を開けて あたしを抱き取る為に
腕を伸ばしたあなたに顔を近づけて
口移して氷を含ませる


少しびっくりした顔で笑いながら
氷を少し堪能してあなたがまたあたしに
口移して返す

あたしはそれを含んだまま あなたの体に口づける
胸から横腹へと唇を這わしていく
あなたは冷たいと笑いながら身体を小さく痙攣させる

見れば隆起したあなた自身を咥えて転がす
あなたにはどんな感覚が訪れているのか
吐息と時々堪えきれずにもれる声


氷がなくるまで お互いにそんなことを繰り返す
こんな映画あったよね なんて笑いながら
回数を重ねるごとに 快感が増していく



眠りにつく前に 今度見ようねと約束した

不思議だね
前は 果たせる気がしなかった約束が
今は 果たせそうな気がするのは何故かな


-

- 2003年08月19日(火)

夏の恒例のイベントは

三重の海の家に貝を食べにいくこと
生駒山上遊園地のナイターにいくこと


お天気良くないってとメールを送ると
貝を食べにいく分には関係ないだろうとあなた

結局お天気は二転三転して持ち直して
19時前にあなたを拾っていざ!と言うのが
今回の口癖のあたしの後に鎌倉へとべたな事を
言ってはにやりと笑う


「いざ鎌倉」って言ったのはだれだっけ?
違うよ鎌倉幕府の御恩と奉公に対しての
説明で黒字で乗ってたんだよ

教科書の字は全部黒

あ、太字で


スカイラインは上にあがると結構な夜景で
おーえらいことになってると騒ぐと
夜景あんまり好きじゃないんでしょ?と
言われてびっくりする よく覚えてたねぇ

とっぷり暮れた後の景色はそんなに好きじゃない
5分もみたら飽きちゃうから

くれかけの夕泥む頃から灯りが灯っていく景色が好き


けれど
何よりも そんなことをあなたが覚えててくれたのが嬉しい

自分の言ったことは忘れるけど
人の言った事って覚えているものですよ

そういうけれど 自分が言った事を覚えていてくれるのは
とても嬉しいんだよと ちゃんと伝えることが出来た


去年の今頃はぎこちなかったね
今年も歩くたびに手がぶつかるけれど
繋ぐこともなくあなたの周りをじゃれながら歩く

乗り物に乗るときに出してくれた手は
すぐに離れてしまうのが寂しいけれど


一頻り遊んで 駐車場へ降りる階段の途中
夜景を見ながら 天保山の観覧車や通天閣
大阪城を当てあう あなたの背中に回した
指と あたしの右手が触れる


再び歩き出した二人の影が繋がってる
途中で握りなおして 手を繋ぎながら
階段を歩いてるのが 嬉しくて


体は何度も繋いだけれど

他の部分がなかなか繋がらないあたしたち








-

スペアのスペック - 2003年08月18日(月)




来週1週間出張に行ってしまうあなたがいない時間を
埋めるには良い相手を探し出して 返したその手で
あなたに打ったメールの返事はまだこない


そんなことしてたら本当に本気で他の子探しちゃうから



…ってまだまだあなた離れできないあたし ばーか








-

専属ローディー - 2003年08月13日(水)

前日の夕方に落ち合って
もんじゃ焼きをつついて
ボーリングを3ゲームして
スーパーでアイスを買っておうちに帰る

子供みたいな 実は結構大人なデート


前の日に3時間くらいしか寝てないあたしは
ごろごろしてるうちにうつらうつらして
気が付けばあなたに起こされてベッドに誘われる


あなたは寝苦しそうな嘆息であたしを寝かさない
そして創めるのはいつも焦れたあたしの方から

静かに静かに耳から唇 ゆっくり下っていく
カリリと口に含んで甘噛みする乳首
わき腹を何度も何度も往復するたびにあなたが
ピクリと身体を震わすのが楽しくて繰り返す

片手で触れるか触れないかわからないほどに
あなた自身の上で指を躍らせてみる

顔を上げてキスをした後 二人が入れ替わる
血が滲むほど弄られても繋がれば漏れる吐息


二人でシャワーを浴びてまた眠りに落ちる
明け方 また目が覚めて 少しじゃれては
また うつうつと気持ちの良い眠りを誘う

気が付けば 結構な時間で ライブ前の
あなたを乗せて急いで車を走らせる

間に合わなくて会場まで送ってくもらえる?
初めてあなたのおうちの前まで乗りつけた

トイレを借りに 上がった部屋を
しきりに汚いだろと照れるけれど
初めて上げて貰った事が嬉しくて

散らばるいくつものコードやスピーカー
並ぶギターや楽器 色んなモノ

あなたの部屋ならどんなのだって
別に気にならない構わないなんて
本当にあたし舞い上がってるなぁ

古いアパートの普通の男の子の
小汚い部屋は本当に散らかり放題

それでもここで生息しているのかと
テリトリーに入れてもらえたことが
嬉しくて あなたが麦茶をコップに
入れるのを制して家主と同じように
ラッパ飲みして足をぶらぶらさせて
にやけながら座ってた


海の近くの会場で あなたと機材を降ろす

あたしローディーみたいだね
うんローディーそのものだね


あなた専属のローディー
1年たってようやく入り込んだあなたの領分
いひひひ



-

feel like fallin' in love with steam - 2003年08月07日(木)

どうしても会いたくて
夜の高速を飛ばした




朝 予定を空けてから都合を聞いたら
厳しいとメールがきた

しょぼんと返事を送らずにいたら 夕方
ちょっと無茶苦茶だけど24時前に会って
27時ごろに眠れば何とかなるかなと届いた

連日 他人の為の事ばかりしている人だから
嬉しいけれど またいつでも空けるから無理
しなくて良いよ?と迷いながら伝える

どっちでも良いけど 決まったらメールいれといて
うん お仕事がんばって
おう


そして


ぎりぎりまで迷って
やっぱり どうしても会いたくて
夜の高速をに飛び乗った



今何処?と電話が鳴る

インター出口のところで待ってるからと
高速運転をするあたしを気遣って
そっけなく切れた

行きたいと行ってたお店に
どうしても行きたいのかと聞かれて
別にどこでもいい 単なる口実と答える

少し考えて別の店の名を
口にした彼を乗せて 南へ走る
面白い店があるんだと
言われる通りにハンドルを切る




仲良くしてる
近くに置いてくれてる


なのに 
さよならした後は寂しくて
充電はすぐ切れ気味で
時々くる 咽びそうな程の涙を飲み込む



あたしのために無理をして欲しいんじゃない
会いたいから会いにくるんだ
けれど あなたの口からは決して聞いたことのない

会いたいと

恋しいと


多分 その一言であたしは救われる





あたしたち つきあってるの?と聞くことを
躊躇するあたしは どこかで彼との関係を
明確に永遠に固定するのを避けている

そんなずるい女は救われなくて
当たり前と言えば当たり前か…




-

- 2003年08月01日(金)

久しぶりに見た顔は相変わらずで


一緒に行列のお店の前のベンチに座って
美味しいタコヤキをつつく

ねねね 美味しいね
たまにはこういうのも良いね

あなたは笑って頷く


おうちへ帰る道すがらハンドル切りながら
胸に溜めてたことを冗談まじりに全部吐き出す
あなたは相変わらず笑ってごまかす

それでも 結局深い意味はなく
やっぱりな って理由

んもっ 面倒くさがらずに
ちゃんとしてくださーい
可愛そうじゃん あたしが

ね?


というと
また笑ってごまかす


それでも
気持ちをちゃんと表す


いつか あなたもちゃんと表してくれるように


そして 胸の奥に残っている
ただひとつの答えをいつか聞けるように


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail