ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2011年07月27日(水) 口火

気づいている人もいるはずだ

昨日ひとつの【口火】が切られた

いろんな人が見直す機会が生まれた

いや

なんとなく見ていたものを
見定めるきっかけが生まれたのだ


これからの媒体の対応を注視すれば

【日本の今】が見えてくるかもしれない


捨てたもんじゃないと思うか
お先真っ暗だと思うか

それは人それぞれでいいのだ


未曾有の災害に見舞われ
今も目処の見えない日本が

いま一番必要としているものは

「他人に頼ることではない」のだ

小さくたっていい
自分たちのチカラでなすことが

明日への希望に必ずつながる


心ひとつに、がんばりましょう日本!



2011年07月26日(火) 考えを改める

「国民の義務として、選挙投票に行きましょう」

ボクは選挙あるごとに、こう日記に綴ってきた


今後は改めようと思う

「吟味せず選ぶのなら、投票しないでおきましょう」


世論調査によると実に40%が無党派層だという


これだけの票数が

・ブーム
・プロパガンダ

ある特定の扇動に流された結果が「今」だ

過去と未来を見据えることなく
目先に目がくらんで招いたこの現状

こんなことになるくらいなら
思慮なく投じる一票なんて【害】でしかない


そう遠くない未来にまた
選ばねばならない時がやってくる

「ゆりもどし」は必ずくる

その大きさが問題だ

どちらの方向に向いていても
針が振り切れるのは危険なのだ

良い意味で「あやふや」であること

言い換えればそれは【和】だ

どちらもあってよい社会
どちらの存在も認め合う社会

バランス

非常に曖昧な土台の上で民主主義は成り立っている

その脆弱さを認識しながら
今の振り切れた状態を引き戻さなくちゃならない



2011年07月07日(木) 泥船の開き直り

2年前のあの日の一票

その重みを沢山の人が今
思い知らされていると信じたい

先の与党を居座らせることは
看過出来ないところまできていたのは事実だ

それでもやはり予測どおり
現与党に大勝させてはいけなかったのだ

勢力が拮抗する程度であったなら
相互の創造と抑制の中で変化も生まれただろうに

本当に残念だ

熟慮の上に投じた一票であるなら構わない

けれど
マスメディアの口車に乗せられたり
「なんとなく」で一票を投じた方々には
ボクは正直なところを言えば憤っている

根拠なき絵空事を羅列したマニフェスト
都合の悪い政策を隠蔽したマニフェスト

政権の座につきたいがためだけの嘘八百

今まさに【最悪のタネ明かし】が続き
日本全体が疲弊と衰退の一途をたどっている

3/11の震災は更に追い討ちをかけ

今、本当に日本は傾いている

この【泥舟】に
少なくともあと2年足らずは
恐らく乗り続けなければならない

この選択をしたツケは甚だ大きい

あとの2年足らずで日本は
日本の体をなさなくなるかもしれない

今週あけてまたひとり
内閣改造一週間あまりで閣僚が辞任した

この震災の要であるはずの復興担当相がだ

後任を決めるたび
内閣改造をするたび

出てくる議員が悉く使いものにならない


そして以下は
もっと矢面に批判されるべきに思うのだが

不祥事で失脚したはずの人間が
ほんの数ヶ月なりをひそめるだけで
何事もなかった顔で再びしゃしゃり出てくる

ほとぼりを冷ますのがあまりに早すぎる

あれだけの得票数を得て
あれだけの数の議員が当選したのに
まるで持ち回りかのように
同じ議員が違うポストを得て復活する

頭数がいるだけなのだ
人「財」不足はもはや浮き彫りになっている


マスコミもどうかしている

こうした一連の欺瞞を報道しないのはなぜだろう
たとえ隠し切れずに報道しても継続追求をしない

次から次へと話題を変えて
核心から目をそらしたい意図でもあるのだろうか

一事が万事に胡散臭さがつきまとう

この状況のおかしさと恐ろしさに
もっと沢山の人が気づかなければ

取り返しのつかないことになるんじゃないかな



2011年07月04日(月) 加齢と経験を反映させてこそ

例えば某ハンバーガーチェーンが
徹底したマニュアルをもとにして
一様に均一な接客が出来る工夫をしている

「出来ないよりも出来る方がよい」

ボクはそう思っているマニュアル肯定派だが
かといって、それで全てが賄えるなんて露ほども思わない

【最低限】の接客がクリア出来るに過ぎないだけだ

高校生らがアルバイトとして社会の一端で働く

年齢的に社会常識をともなわない彼らに
商売上の最低限の接客をさせるには有効な策だと思う

最近そのハンバーガーチェーンでは
アルバイトに中高年の方を雇っているところがある

ボクがたまにお昼を食べに行く店舗では
ボクよりも目上の方がカウンター越しに接客くださる

そつのない心配りとマニュアル以上の応対

確かに動作の上では
歯切れの悪いところもある

しかし、その方達の接客に不満はない

たかだかハンバーガーではある(笑)

だがそこに「もてなしの心」を感じるのだ

年齢と経験が人間にもたらす値打ちは
実はこういった日常のなにげない部分にあらわれる


翻ってこの日曜日に
某大手大衆中華料理店に行った

いつもの店じゃなく飛び込みの店だった

ボクの注文を取りに来た店員は
だいたい同年齢くらいの女性だった

・・・

どこかに電源のスイッチでもあるのか?
そう思わせるほどにロボットの様な応対だ(笑)

他のテーブルで注文を訊く姿を観察しても
判で突いたように全く同じ応対をしていた

失礼承知で言いたいが
自分の状態に疑問を感じないのか?

今までアナタが生きてきたなかで
蓄積された経験を生かすチカラはないのか?

確かに落ち度はない
しかし、それ以上のものがなにもない

重ねて失礼を承知で言いたいが
何も知らない高校生が
マニュアルどおりにやる方が
余程マシに思えた


反面教師として大変勉強になった

【生きてきた値打ちを生かさなければ】

痛烈にそう感じつつボクは餃子を食べていた


 <過去  INDEX  未来 >


フジタスミト [HOMEPAGE]

My追加