ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2002年09月30日(月) 強くなる為に

風邪はパブロンで押さえて
今夜もスタジオへ

体調不良もあって
静かな曲ばかり練習しながら
ふと思う

10/20(日)は尼崎にある
初めてのハコでライブ
相棒はいない
ソロで歌う

「静かな曲でやってみようか…」

勢いに任せてのライブは
最近かなり板についた
相棒がいる方が
より充実している僕がいる

反して
ソロの時に力まかせでやる僕に
物足りなさを感じてもいる

静かな曲も僕の曲
動も静も表現出来なきゃいけない

動の曲の充実感は
静の曲に対しての逃げ道にもなっている

一皮むけた気がしている自分を
確かめてみるのも悪くない

強くなる為に

決めるまでは
まだ時間もある
モチベーションを高めよう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午前中にUPするつもりが・・・
ちょっと風邪がしんどいかも
台風の進路の皆さん、お気をつけて!



2002年09月29日(日) すりガラス越し

金曜日

仮の姿は無理矢理に仕事を終え
まだラッシュアワー手前の私鉄に乗り込んだ

小雨ふる阿波座の街
平均年齢の高い人だかり

甲斐バンド

僕はシングルカットしかしらないモグリ
客席に居並ぶファン達の大合唱
何人かの1拍3拍の手拍子に
時代が見え隠れしている

一緒に見ていた友人が
「昔と殆ど変わらない」という
甲斐よしひろ氏の舞台

「かっこよさ」には色んな形がある
変わって行くかっこよさ
変わらないかっこよさ

僕は
変わらないかっこよさが好きかもしれない

厚生年金会館を出ると
行きより強めの雨
ハンドタオルを頭にかぶり
地下鉄にもぐりこんだ

風邪のひき始め
結構な濡れネズミにも関わらず
そんなに疲れていなかったのは
舞台から何かをもらったからだろう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土曜日

リンパ腺がパンパンに腫れている
押さえる事さえためらう痛さ

朝ゴハンを食べて
パブロンを飲んだ

今日は何も出来ない
寝間に置いた文庫本を読んでは
うつらうつらして浅く眠り
起きては眠るを繰り返す

薬が効いてきた
だいぶ楽になったので
夕飯の買い出しに行く

食欲があるのが救い
魚売り場でギラリと光る
生サンマが僕を誘惑した

薬味を作るのが面倒だった
焼く前に塩をした
20分
グリルの前で火加減をみる

一番身の厚い背中の皮が
少し脂で泡立てば頃合い
ここまでキレイに火を入れれば
腹骨は揚げたようにサクリと仕上がる

おいしい

我ながら上手に焼けた
旬のものは体に力をくれるな〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
日曜日

出かけるほどは元気がない
出かけるきっかけも今日はない

また朝ゴハンを食べて
パブロンを飲んだ

この前のスタジオで
ギターの弦を切っていた
ケースに入ったままだったが
それさえ張り換える気がしない

…ごめんね

少し伸びた爪が邪魔に思えて
パチンと爪切りでとばした後
立てかけてある別のギターに手を伸ばした

曇り空のせいで
すりガラス越しの陽の光も
いくぶん心細い中

風邪でやられた耳をいたわる音で
ずっとギターを鳴らしていた

僕はギターが弾けない
僕はギターを鳴らしているだけの奴だ

ずっとギターを鳴らしながら
やがてすりガラス越しの光は
手元を照らす力をなくした

夜が来て腹が減った
でも買い出しに行く気がおきない
思えば昼から7時間
ギターを鳴らしていたからか…

たくあんを切った
塩辛が残ってた
お茶をわかした
お茶漬けを食べた

歌が
出来そうだった



2002年09月26日(木) ころばぬ先の杖が災い

めっきり冷える
タオルケットじゃ明け方寒い

薄手のフトンを出してきた
我ながら早い対応だ
ふふふん♪

これで大丈夫と眠ったその朝
フトンは彼方に去っていて
僕はおなか丸出しだった

まだ暑かったらしい・・・

ノドが痛い
鼻がつまる
見事に風邪をひいちゃった

にもかかわらず
リペアに出したギターが気がかりで
夜はスタジオへ行く

色んなテストをした結果
この前のライブでの不具合は
「僕のケアレスミス」の可能性が濃厚だ

反省と共に
次回ライブまでに原因を究明しなくちゃ

熱があるのかフラつくので
久しぶりに座って練習する
頭痛もするので
ギターばかり弾いていた
唄うとズキズキする

なんかいつもは
なんとなくひく感じの風邪なのに
今回は分かりやすいな

幸い歌う日が先で良かった
あ〜しんど
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しか〜し
この風邪ぶいぶいの体で
金曜夜はおでかけなのだ
甲斐バンドのコンサートなのだ
ある筋のご厚意で「タダ」なのだ♪



2002年09月25日(水) プリン

小さい頃からプリンが好きで
作ってくれと母にせがんだ

上等なヤツじゃなく
ハウスの粉から作るプリン
牛乳もいれない
一番安物のプリン

アルミのプリン型が冷蔵庫に並ぶ
固まった縁(へり)をスプーンで押してから
お皿ごとシェイクすると

“たぷん”
という音と共に出来上がり♪

一度
ばかデカいサラダボールで作ってもらった時は
兄妹みんな小躍りして喜んだものだった

今やプリンの代名詞
「ぷっちんプリン」が出来てから
スーパーには沢山の
出来合いのパックプリンが並んだ

他聞にもれずウチの家も
冷蔵庫にプリン型が並ばなくなった

僕が実家を出る前に
何年も前に買った
箱のままの粉プリンが
食器棚でホコリをかぶっていた

先日スーパーの安売りで
懐かしい粉プリンを見つけて買った
あいにく今の家にはプリン型がない

ばかデカいサラダボールの出番

しかし難儀した
一人で食べるには過酷すぎた(笑)

おかあちゃん
まだあのアルミのプリン型あるかな?
きっとあるよな
おかあちゃん物持ちいいもんな(^_^)

今度帰ったら作っといてや



2002年09月24日(火) ヘソ曲げる奴

ちゃりり〜ばかり乗ると
原チャリ君のご機嫌が悪い
久しぶりに乗ったら
タイヤがぺったんこ

ガソリンスタンドで空気を入れた

とたんに軽快に走る
怖いくらいよく走る
コーナリングが良すぎて
ペタンと倒れないか心配になった

僕は目が悪いくせに
車を運転する以外は
殆どメガネをかけない

ちゃりり〜の速度に慣れた目は
原チャリのスピードについていけない

夜の走行は気をつけよう
あんまり飛ばさず
“ぷっぷるぷ〜”くらいにしよう

事故したら音楽出来ないもん♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
番組改編で色々テレビがあるな〜
アマゾン見ないといけないのに(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「てきと〜な京都ラーメン屋さん情報」
四条西小路上ル東側「きゃらラーメン」
気になり続けてやっと行けた

「うどん出汁!」
そんなラーメンです(どういうこっちゃ:笑)
ご年配のお客さんが多い
ちょっと納得なお味です
(ウマいマズいは書かないぞ〜)



2002年09月23日(月) 金・土・日・祝総まとめ

20日(金)

ウーララでライブ
沢山お客さんが来て下さった
メチャメチャ嬉しかった♪

二人とも爆発してしまい
舞台から降りるわ
イスには乗るわ
お行儀悪いのも炸裂

でもライブやも〜ん♪

僕のギターの調子が今ひとつ
お行儀の悪い僕らにも関わらず
11月の出演も決まった!し
次回その辺をリベンジします

また見に来てね
ありがとう!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21日(土)

首が痛い〜
バンテリンを塗ったくる

夕方
ライブハウス「たくたく」へ
POLYSICSのライブを見に行く

かっこよすぎる!
「あっこまでやらなアカンわ、修行が足りん!」
と肝に銘じた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22日(日)

京都散策
久しぶりに街を歩く
熊野神社〜南禅寺〜吉田周辺〜銀閣寺

知る人ぞ知るカレーの名店
ビィヤントでビーフカレー
ちょっと味変わったか?
でもおばちゃんは相変わらず
「久しぶりやんか!」と笑われる

久しぶりにバスにも乗った
最近の車内はイスがあんなんなのか
痛し痒しなレイアウトに困惑

家の近所のビデオ屋に寄り道
ものすごく衝動的に
「仮面ライダー アマゾン」を借りる(笑)

やっぱりアマゾンは素晴らしい
恐怖とギャグと社会問題が山積みだ
一気に4話見て寝る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23日(祝)

朝からジャスコに買い物
ついでにUFOキャッチャーをやってみる

おジャマ女どれみの
はづきちゃんキーホルダーを獲り
満足げに微笑んだら
周囲の目が異様に冷たい
ふん!僕はおタクやけどロリじゃないぞ!
ま〜でも普通の人には変わらんか(笑)

昼間は内職しつつアマゾンを見る
かわいいぞモグラ獣人♪

POLYSICSを見て触発され
夜はスタジオへ
調子の悪いギターをリペアに出し
一時間半歌いまくる

「積み重ねたものが宿る」

人にシビれてもらうには
僕がしゃかりきじゃなくっちゃね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10月のライブが決まりましたぞ
詳しくは↓
http://www7.gateway.ne.jp/~jomino/liveschedule.htm



2002年09月19日(木) いいライブ

夕方
相棒に業務連絡
「いいライブをしよう」
そう言って電話を切る

「いいライブ」

僕はずっと勘違いして来ていた

上手に歌う事
上手にギターを弾く事
そして
ちゃんとやれる僕らを見せつけるように
他の共演者たちのパフォーマンスに負けない事
そんなものが
長い間の僕にとっての「いいライブ」だった

本当に長い間バカ野郎だった

「いいライブ」

僕はようやく分かった気がする

一心不乱である事
後先考えていない事
そして
思い切りキレている僕らの音に
触れて下さるお客さんを裏切らない事
それこそが
僕にとっての「いいライブ」になり始めている

気負いはない
体に染みついた
たった一つの想いを
無心になって伝えよう

僕は音楽が大好きです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
行って来ま〜す♪



2002年09月18日(水) 酸欠

金曜がライブなので
いつも木曜日の練習を早めた

一時間半歌う

スタジオのクーラーが
今夜はやたら調子が悪い
動いたり止まったりで
総合的に暑い

歌い続けているうちに
えらく息苦しくなって来た
練習でこんな風なのは初めてだった

最近のライブ後に
僕はものすごく疲弊する
ここ一年のライブでのボルテージは
日増しに強烈になっているので
そのせいだろうと思っていたが
どうもそれだけじゃないらしい

歌っている最中に
「空気が吸いたい」と思ったりする
肺の機能が低下してるんだろうか

よくスポーツマンが使うO2ボンベ
あれでもあったら楽になるかな?

ま、
余力を残しているよりはいい
次の日には死ぬかもしれんし

…大袈裟か(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
ライブ後に僕がチアノーゼ起こしたら
我こそは!と思うご婦人方、
人工呼吸よろしく!…アホ(笑)



2002年09月17日(火) 声色に酔う

久しぶりに
ある若者のライブへ

フラリ

出会った頃
母性本能くすぐるルックスだった彼は
さらなる進化を目指して頭を丸めた

その突発的行為を
誰もが驚いていた中
僕はその非凡さに震いが来た

相変わらず舞台では
小憎らしい仕草で人を惹きつけ
圧倒的な歌声で人を酔わせる

彼の歌声は
彼に宿るであろう人間性を
聞いている者に対して
「どうでもいいもの」にする

聞き惚れた者はそれぞれに
歌声から彼の人間性を想像し構築する

ファンの作り出した彼の人物像が
まったく裏切られる事があってもなお
心を捉えて離さない歌声に
僕はまた非凡さを垣間見る

ある若者の持つ鮮やかな声色を
僕は聞きたくなるのだと
この日初めて気がついた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カウンタが4000を越えました
ぶつぶつ君におつきあいありがと〜♪



2002年09月16日(月) 手応え

土曜日

「狩り」に出かけた
果物好きな僕の好物
ブドウをたらふく食べました

いいもんです
木で完熟する果物は
生命感が違います

しかし食べ過ぎはいけません
おなかピーピーになりました(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日

朝4:30に起きて
バスカントリーのイベントで琵琶湖へ
毎度たくさん参加して下さる皆さん
ホントありがとうございます

少し過ごしやすい秋の日差し
青いレジャーシートの上で
みんなでゴハンを食べる

不謹慎だが僕は
このイベントが仕事って事を
忘れそうになっている
それぐらい人と触れ合える
この出会いを大切にして行きたい

イベントを終えて
いつもならもうしばらく
琵琶湖と戯れて帰るのだが
今日はとんぼ返り
夕方からライブのリハが待っている

秋の行楽は既に始まった
連休とあいまって
京都八瀬大原は大渋滞

家に帰ってシャワーをあびたら
すぐに相棒の家へ向かう

20日ライブの最終調整
1回通して打ちあわせして
もう1度通して念を押す
2時間半歌いっぱなし

二人ともナリフリかまわずが
どんどん板についてきた
不様な僕らにみなぎる自信
いい音が出せそうだ

別れ際に相棒が手を差し出した
勢いよくハイタッチ
僕は幸せものだ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
月曜日(祝日)

昼まで寝ていた
昨日はさすがに疲れた

今夜は
ライブハウスSlow Handのイベントだ
バスカントリーへ写真を届け
夕方ギターの弦を張りかえる

調子の悪かった新前Martin D-28
知り合いK氏に手直しを施されて後
レコーディングではいい感じなのだが
まだ一度も生の舞台に上がっていない

なのになぜだか
今夜はコヤツを連れて行きたかった

色んな出演者がめくるめいて
時計が午前2:00を回る頃
僕は歌いだした

D-28が奏でた音は
青二才だったがしなやかだった
どんどん気持ち良くなる僕がいた

お酒もしこたま回っていたとはいえ
他の出演者の怒号に似た祝福は
コヤツにとっても自信になっただろう

半信半疑と疑心暗鬼は去った
僕んとこに来てちょうど10ヶ月
D-28は産声をあげた

これが「手応え」



2002年09月12日(木) さびさび


ギターにとって厳しい季節
そして
お財布にとってもきびし〜季節

なぜか?

それはギターの弦が
瞬く間にさびさびになるから

新品の弦が
弾いてからたった一日置くだけで
真っ黒けになってしまう

弦を長持ちさせると言われる
コーティングスプレーなど
全然役に立たない
あれはカンフルであって
持続性はない

弾き終えたら布で
これでもか!と弦を拭く
これがささやかな予防策

寒い季節は
劣化までかなり長持ちする
出来るだけ持久力を重視して
使う弦を選んでいるが
夏はもうどうしようもない

おかげで夏は
弦の出費だけで厳しい

腐った弦でスタジオに入った
ぼよんぼよんの音
愛機は「早く換えてよ」とボヤく
「来週ライブ前に換えるから〜」と謝った

時と場合
レコーディングではワザと
腐った弦の音が欲しい時もある

しかしライブで腐った弦使うのは
論外



2002年09月11日(水) あの日

ちょうど僕は実家にいた
家族みんなで夕飯を食べ
フジタ家お決まりの
マシンガントークの最中だった
テレビはNHKが映っていた

「貿易センタービルが燃えてるで」
「大火事やな、大丈夫かな」
全員大火災だと思っていた

「うわっ!爆発したで!」と僕
しかし兄が
「違う!今飛行機が突っ込んだ!」

…一体何が起こってるんや…
焦燥と不安が僕らを満たした

京都へ帰る時に母が言った
「もし戦争が始まったら今生の別れやな」
冗談っぽく笑いながらだったが
僕には洒落に聞こえなかった

一年が経った

あの理不尽な殺戮で沢山の人が亡くなった
しかしそれ以降も
中東では沢山の人が亡くなり続けている
血で血を洗う連鎖はまだ止まない

平和を願う人々は命の尊さを訴える
その心に偽りは微塵もない
僕もその一人に違いない

しかし僕らは直面していない
僕らは傍観者でしかない
大切な人の命を
無差別に奪われた立場の人達の
哀しみは何一つ分からない

もし家族が
このような事で命を奪われたら
僕だけが生き残っていたとしたら
僕は血で血を洗わないでいられるだろうか

その答えは
今の僕のどこにも見当たらない

しかし
例え上っ面と言われようとも
傍観者と自分を見下げようとも
諦めたりしない

平和を唱えて何が悪い!

僕はずっと声高に叫び続けてやるぞ



2002年09月10日(火) 伝えたいものはナニ?

久しぶりにサイトを更新

ネタはたまっていた
するヒマがなかったのか
優先順位で篩(ふるい)にかけてるのか
一ヶ月以上手付かずだった

「日々記」で毎日を綴るうち
このSlow Starterが単に
情報発信ではなくなっている事に気がついた

もちろん
音楽活動を活性化する為に
運営しているのには違いないけど
それ以外の何かも伝えている僕がいる

音楽を伝えたいだけじゃなく
フジタスミトを伝えようとしている

僕は未だに答えが出せない

僕は希薄な音楽単体の力を補う為に
人間性を売り物にしているんじゃないか!?

「まず音楽ありき」なのか
「まず人間性ありき」なのか

どちらも遊離不可能な
一心同体のものなのだろうけれど

この引き剥がせない繋がりが
素人の世界に引き止めているような
この繋がりを引き離した時
玄人の国の扉が開くような
そんな気持ちになったりする

一体ナニを伝えたいんだろう

ライブ、CD、ラジオ、サイト
僕が発信するすべての事象は
一体どんな風に伝わっているんだろう



2002年09月09日(月) エヘン虫

最近タバコを減らした

人と会ったりすると
ついつい増えたりするが
普段は一日に10本吸わない

もともとそれぐらいなのだが
それを更に削減しつつある

いつからか僕のノドには
エヘン虫が常駐している

タバコの削減ついでに
エヘン虫根絶を試みる為

今までやった事もない
薬物投与(聞こえ悪っ:笑)も
この際やってみる

カラオケサイトなどでは
今や定説にもなっている
フィニッシュコーワを買ってきた

「シュッシュッ」
おえ〜っ!何がマスカット味やねん!
ただのヨウソ丸出しやんけ〜(笑)
でもしばらくやってみようと思う

タバコをバカバカ吸ってても
いい歌唄う人は山ほどいる

常々気を遣っていないと
すぐにアウトになってしまう
デリケートなノドの歌い手もいる

僕はノドが強い方だったし
今でも並の人よりは丈夫だ

しかし
ベストか?と自分に問うと
ちょっと心細くなっている

鍛えなおす時が来たらしい

僕らは今
そういうライブをしてるのだから♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9/20西院ウーララ
チケットまだあるよ〜、
早いもん勝ちよ〜、
見逃したら損よ〜♪
(ちょっと強がり、余ってるんぢゃ:笑)



2002年09月08日(日) 本気と息抜きのバランス

土曜日

9月のラジオを収録
今回から新コーナーが出来る

このコーナーは
「ライブハウスなんじゃかんじゃ」
と名づけた

ライブハウスに行った事のない人や
ライブハウスでこれからライブする人
聞き手と演じ手のビギナー対象に
色々お話しようと思っている

巷にあふれる
素敵な音に触れる場所を
もっと知ってもらいたい♪

しかし
新しい事にゃ時間がかかる
普段の1.5倍でちかれた(笑)

夜はおでかけ
歌い手ヒロ清水さんちへ
夕食をごちになりにいく♪

原チャリで走る途中で通り雨に降られ
一時間半遅れで到着

いろんなお喋りとおいしいゴハン
こういう空間は久しぶりだ
話し込んでつい長居
失礼したのは午前2時を過ぎていた

ごちそうさまでした♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日

朝はいつもの
ハリケンジャー
龍騎
どれみちゃん

昨日録ったラジオの編集は
夜中にやるんぢゃ!と目をつぶり
それからすぐに仕度してお出かけ

その理由は・・・

仮面ライダー桜島1号のソフビフィギュア
実はまだ諦められないのだ(笑)

で、僕は新しいルート開拓の旅に出た
題して「国道8号線の旅」

普段あまり使う事のない国道8号線
ここを延々走って
目ざとく中古フィギュア屋さんを捜す旅

8号線を選んだ理由がもう一つある
今、滋賀県を本拠地にして
勢力を拡大し続けているラーメン屋さん
「来○亭」の本店があるのだ
京都府下に出来た時に感想が「???」だったのだ
「新しい店故にまだまだなのかな〜?」と思い
今回は本店に真価を問うてみようと画策した

道中で中古フィギュア屋さんは
3軒も発見できたが
残念ながらやっぱりない・・・

知合いのUFOキャッチャーの魔術師に
先日技の手ほどきを受けた僕は
途中に見つける平和堂にも飛び込み
ゲームコーナーで物色するがやっぱりない

でも知らない道は新鮮で面白い♪
なかなか有意義な旅だった

追↓
ラーメンというのは「好み」です
誰の舌も違う味覚をとらえるものです
ただ僕には合わなかった
残念でごじゃる



2002年09月05日(木) 外見の違いこそあれ

ライブの僕は
アコースティックギター1本
相棒がいてもギターが2本

至ってシンプル

CDの僕は
ギターあり
キーボードあり
ベースあり
ドラムあり

翻ってゴージャス

生のライブを見る人には
「ライブそのままなCD」を求める人もいる
CDを聞いている人には
「CDそのままなライブ」を求める人もいる

「ライブという生音」と「CDという作品」

このギャップを
「アカン事なんかな?」=悩み戸惑う僕
「したいようにするとこうなるんやもん!」=欲張りな僕
この二人がずーっと同居している

聞いて下さっている人
それぞれに自由に聞いてもらう
その答えが色々である事の
すべてを受け入れられたらな・・・
と思ったりもするけど
今のところ僕にはその術がない

ライブにもCDにも同じ血が流れてる
それが分離して聞こえてしまう人がいるのは
まだまだ僕の何かが足りないからだ

外見の違いこそあれ
どっちもフジタスミト

どんな人に対しても
有無を言わさない一体感を
やがては必ず身にまとうぞ!
(メラメラモード)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
知り合いに
ウルトラマンティガのソフビ人形
(バンプレストDXコンビニキャッチャー)
をプレゼントしてもらい
居間に飾ってゴキゲン♪な私(笑)



2002年09月04日(水) 暗がりはコワい!?

夜の京都御所
あいにく
ちゃりり〜のライトは電池切れ
御所には
ぽつぽつしか街灯がない

漆黒の中
砂利を蹴るタイヤの音だけがする

街のライトに明順応していた目は
途端の暗がりに対応出来ず
しばし盲目でペダルをこぐ

危険を察知する五感は
ちゃりり〜のスピードを緩めて
咄嗟の何かに備えている

暗順応を始めた目が
僕以外の動くものを捕らえだす

この暗がりの中
僕と同様ライトもなしに

自転車で走る人
犬を連れて散歩する人
ウォーキングする老夫婦
ジョギングランナー

しかしその人達の発する音は
砂利を蹴るタイヤが悉く滅する

僕もしばらくして来ると
まるで暗がりを楽しむような
変な感覚にとらわれはじめた

いつしか普段のペースで走る
暗がりは恐怖から
「友達」へと変わった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ライブのお知らせメールを送らせてもらっています。
お問い合わせのある方は、メールに記載の電話番号まで
お気軽にご連絡くださいね(^_^)



2002年09月03日(火) 友と呼ぶ、かつてのファンと過ごす

夕方から繁華街へ

僕のライブ以外で彼と会うのは
本当に久しぶり

およそ8年くらい前
僕と相棒が歌っていたパブに
彼はフラッと飛び込んで来た

それ以来
パブでの僕らの常連客になり
毎度毎度聞きにきてくれていた

僕がそのパブから
突然の「クビ」を言い渡され
途方に暮れた日も
彼は僕を救ってくれた

僕らの歌う場所が
今はなきカップオブサンに移り
彼も一緒にその店に出入りを始めた

そのうち
彼の持つ天性の優しさは
カップオブサンのマスターはじめ
沢山の他のお客さんを魅了した

店のなくなった現在でも
その時の友人たちは
彼の優しさを慕い連絡が絶えない

僕もいつしかその一人として
彼との付き合いを楽しみにしている

充分大人になってから
始まった二人の関係を
僕らは顔を合わすたびに不思議がる

同時にこの幸運を喜んでいる

メシを食い
バーで飲み
コロコロ話題を変えながら
喋り続ける僕と彼

8年の月日は
僕と彼をとりまく世界を大きく変えた
けれど僕らは分かっている

かけがえない間柄を
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おもろかったな、また行こな♪



2002年09月02日(月) 売ります買います、ちょっと待て

先週末ヘッドホンをしての仕事中
年下の友人から電話がかかっていたが
気づかないまま放っていた

その子は元ベース弾きで今は引退し
全く違う世界に夢を見出し
日々追いかけ続けている
僕は彼の一途さと律儀さが気に入っている

今日になって連絡してみると
お金の工面にギターを売りたいと言う

前にも一度持ちかけられていた話で
当時の値段にはその子の欲もあり
僕には出せない値段だったし
僕の周囲の音楽人にも持ちかけたが
その子の提示額では誰も振り向かなかった

今回提示された額は「叩き売り」に近い

正直その額を聞いてノドから手が出た(笑)
胸のうちにある僕の衝動にブレーキをかけ
逆に僕はその子に忠告した
「もうちょっと考えなさい」
今追いかけている夢に費やすお金欲しさに
無計画になっているように見えたからだ

でも彼は付け加えた
「フジタさんなら絶対大事に使ってくれると思うし」

それとこれとは話が別だと思いつつ
心はどんどん「買う」方向へ寄りかかる(笑)
それをグッとガマンしてもう一度言う
「そんなアセらんでもちょっと待てって」

90年のGibsonレスポールスタンダード

心惹かれた人がいたら
フジタまでご一報下さい



2002年09月01日(日) お買い物して練習しての休日

土曜日

大阪のおっきなビブレに行った
そこに入っている楽器屋さんで
7月の野外イベントの際に
紛失してしまったチューナーを
買いなおした

この前のツアーの時にも
初日の京都でデジカメを忘れたりと
僕は忘れ物が多い
もったいない話だ

新しいチューナーは液晶表示
使いにくいかもと不安もあって
楽器屋さんで試させてもらう

たかがチューナーなので
店員さんも不思議そうだったけど
されどチューナーである

僕はいつも思う
「チューニングは大事!」
自分の音楽を
ちゃんと聞いてもらう為の
底辺の礼儀作法じゃないかなあ
気にした方がいい人いっぱいいるぞ(老婆心:笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日

お昼から相棒とスタジオへ
二人とも次のライブに元気満々

相棒は次のライブから導入する
新兵器のセッティングも兼ねていた
ヤツなりに貪欲に
納得のいく舞台を目指している

2時間めいっぱい
一通りの曲をやりつつ
煮詰めたり進化させたりする

僕らの描く台本が
誰かの心には確実に焼きつくように

そう「誰か」でいい
欲をかくのはもうやめた
色んな人に聞いてもらう
その精神は廃れようもないけど
色んな人の全てに
受け入れてもらおうなんて考えは
あつかましいにも程がある

そんな事考える前に
全身全霊で音を出そう

夜は相棒の家でゴハンを食べながら
ライブの曲を決めるが
やっぱりなかなか決まらない
あーでもないこーでもないが
一時間以上続いてやっと決めた

この充実が花開く舞台を
みんなと一緒に分かち合いたいな

前売りチケット買ってたも!と
現実的オチを最後に(笑)


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