木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2006年01月26日(木) 「ぬまばあさんのうた」

新刊の覚え書きです。
こそあどの森シリーズの新刊が出ました。(^-^)

ぬまばあさんのうた



2006年01月24日(火) 「やまんば山のモッコたち」

節分が近づくと、なぜかまゆのお話が読みたくなります。(笑)
(やっぱり「まゆとおに―やまんばのむすめまゆのおはなし」の
おにのイメージからかなぁ…。)

で、今、娘に「学校の図書室から借りて来て」とリクエストして
読み始めたのが、「やまんば山のモッコたち 」です。
「まゆ」の誕生から1年間、
四季を通じてお話が語られていきます。

ちょうど、お話は「冬語り」からはじまるので、
今の季節にぴったり♪
第一話の「冬語り」は、
やまんば山へ入り込んだ「啓太」という男の子と
生まれたばかりのやまんばの娘「まゆ」が出会い、
「寒立馬」をめぐって「雪女」と一騒動が起きるお話です。

娘は登場人物のしゃべりが面白いと言って
喜んで聞いています。
(思いっきり、関西弁でしゃべるからね…)
あと、啓太が無事に家に帰れるのか…とも、心配しています。
(まだきのうはお話の途中までしか読んでいないので。)

それにしても、私も知らない言葉がぽろぽろと出てきます。
たとえば「やまかがち」とか、「寒立馬」とか…。
そしてネットで調べてみては、
へえ〜そうだったのかと感心しているのでした。
(「寒立馬」という種類の馬が実際にいるのですね。知らなかった。)



2006年01月22日(日) 「ありがたいこってす」

きのう、「ありがたいこってす!」が、届きました。

ラビさまって、日本で言えば、むかしの和尚様みたいなものだなぁ…と。

どこの国でも、こうして庶民が助けをもとめると、
知恵を授ける人がいらっしゃったのですね。



2006年01月18日(水) 気になっている本

ふゆのまほうつかい
色合いがとても優しい。
冬のうちに読んでみたいなぁ、これも。



2006年01月13日(金) 今、ウィッシュリストに入っている本

予定外にやかまし村のDVDを2本
あわてて購入したため、
今月はもはや書籍にかけるお金は
もうないはず…。

図書館でもリクエストをかけなきゃ
すぐに行ってもない本で
じっくりとながめてみたい本が2冊。
ひそかにアマゾンのウィッシュリストに入ってます…。
(図書館にも一人じゃ行けない私は、
ついついネット書店へと足が向いてしまう…)

うぅっ、どうしよう。

1冊目は「雪の女王 アンデルセン童話集(1)
雪の女王はどの本を手に入れようかとずっと悩んでいたのですが、
ayaさんのサイトで、このデュラックの本のご紹介があって
ああやっぱりいいなぁ…と、心が動いています。

2冊目は「ぼうし
表紙の絵も繊細で素敵だし、
松井るり子さんがどのように訳されているのか、
とても読んでみたい1冊。

どちらもやっぱり冬の間に読みたいよねぇ…。



2006年01月08日(日) 「ダーシェンカ」

娘に夜寝る前に読む本、
担当が私とパパとでは読む本がかわるのですが、
ここ最近、パパが担当している本は、
カレル・チャペックの「ダーシェンカ」でした。
娘は「長い長いお医者さんの話」で、
すっかりカレル・チャペックのお話が好きになりました。
この本は小犬のダーシェンカにお話を語るという
形式になっていて、8つのお話がおさめられています。
そして、随所にダーシェンカの愛らしいイラストが
描かれているので、ふだん、娘はそれだけを見ています…笑。
(漢字にほとんどルビがないので、そもそも読めない。)
後半はダーシャンカのアルバムになっていて、
これがまたかわいいのです♪

娘は今日、続きを本棚から取り出していましたから、
きっと明日からは「小犬の生活―ダーシェンカ〈2〉」を
パパは読まされるに違いありません…笑
そうそう(2)には、パラパラ漫画がこっそりついていて、
それがまた娘のお気に入りだったりします。

この2冊は、ちょうど「長い長い…」を読んでいた頃、
たまたま古本屋さんで見つけ、即、購入しました。
絶版になり、手に入らない本を古本屋さんで見つけた時って、
ちょっと興奮してしまいますね…笑。

ところで、この「ダーシェンカ」が
本の形が変わって、どうやら復刊していたようです。
子犬の生活ダーシェニカ
微妙に「ダーシャニカ」と名前が変わっていますが。

あと、猫のバージョンもあるのですね…。
(こちらは、表紙を見るかぎりはダーシェンカほど
かわいくないんだけど…笑)



2006年01月04日(水) 「小さなトロールと大きな洪水」(追記あり)

娘が学校の冬休みの貸し出しで
2冊本を借りて来ています。
そのうちの1冊が
ムーミン童話全集〈別巻〉/小さなトロールと大きな洪水」です。

この本は、ムーミンの記念すべき第一作目の作品。
ムーミンたちがムーミン谷に
住みつくまでのお話です。
ムーミンとムーミンママが不安をかかえながら
行方不明のパパを捜しつつ住む場所を求める姿には
やはりこのお話がかかれた時代が映し出されている気がします。
読んでいて、漠然とした不安と暗さを全体に感じます。
それでもムーミンママは希望を失いません。
女性は強し!
娘はまだ読んでいないのですが、
どんな印象を持つのでしょうか。
一人で読むには途中でこわがって、最後までいかないかな?
↑(1/5追記)
今日になって、娘はこわがることもなく
一気に読んでしまいました。
ハハの心配は杞憂に終わりました。(^^;


この本を借りて来たので、
夏休みに読みそびれていた「たのしいムーミン一家」を夜寝る前に
娘に読んでいます。
「小さなトロールと大きな洪水」を読んでみて、
「楽しいムーミン一家」は灰色の世界からあかるい場所へ
移動しての物語なのだな…と。
いろんな事件が起こっても、
どこか安堵感があるように思います。



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スズ [木陰でひと休み]

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