2005年11月28日(月) |
ロジャー•デュボアザンの本 |
ここ最近 夜寝る前に娘に読んであげていたのは、 ロジャー•デュボアザンの本です。
一冊目は19世紀のイギリスの詩人ロバート•ブラウニングが書いた 「ハーメルンの笛ふき男」の物語にデュボアザンが絵をつけたもの。 ハーメルンの話をこのようにまともに読んだのは、 わたしもはじめてだったかもしれません。 足が悪くてほらあなに入れなかった男の子の話と トランシルヴァニア地方に住む その土地生まれでない人たちの一族の話とを結びつけるには 娘はまだ幼すぎて、このあたりの深いところは汲み取れなかったと思うけど、 もっと成長した時に、そこはある日突然わかるようになるのかもしれないと 本をそっとそのまま本棚に置いておくことにします。
もう一冊は「ペチューニアのたからもの」 読んでいて、やはり、デュボアザンの本は質が高いなぁと思います。 大事なことを語っているけれど、決して教訓臭くない。 ペチューニアの話なんかは、大人には身につまされる話かも…(^^; めんどりのアイダのように 本当に大事なものは何かを見つめる目を養ってほしいと 読みながら感じました。
2005年11月27日(日) |
なんでも魔女商会シリーズ |
最近、娘が図書室で見つけてきて気に入ったのは この「なんでも魔女商会」シリーズ。 (実はこの夏、私が図書室に2巻までは入れた。)
それであんまり気に入ったものだから、 家にも欲しいといいだし、 まだ図書室で表紙しか見てないからと言った 「ただいま魔法旅行中。―なんでも魔女商会〈2〉」を、買いました。
とりあえず、自分でお気に入りを見つけてきてくれたのは 嬉しいことです。 それになにより、私が読み聞かせるのでなく、 自分で読む本として欲しがったのもよい傾向。 (彼女が今まで欲しいと言った本は、図書館で私が借りてきて 読み聞かせて気に入った本だったから…)
この魔女商会シリーズ、 あんびるやすこさんの絵がかわいくて、 魔女好きの女の子が手に取りやすい表紙になっています。 シリーズは他に、
「お洋服リフォーム支店―なんでも魔女商会」
「いちばん星のドレス―なんでも魔女商会〈3〉」
「ドラゴンの正しいしつけ方―なんでも魔女商会〈4〉」
あと、今見たら11月28日発行で 「きえた魔法のダイヤ―なんでも魔女商会5」も出たようです。
「ドリトル先生アフリカ行き」を読んだ後、 さていよいよナルニアを読んであげよう!と いさんで「ライオンと魔女」を読み出したら、 第1章を読み終えたところで、 「おかあさん、この話はこわいからいや。他のを読んで。」と あえなく却下されてしまいました。 (相変わらずこわがりなわけで、ナルニアはまた間をおいて 再挑戦することにします。) それで、パパが読みかけていた 「ハリーポッターと賢者の石」の続きを読もうとしたら、 「この本はお父さんに読んでもらう。」とまたまた断られました、笑。 (これも自分で読むのがこわいから、パパに読んでもらっている、笑。)
そこで、何を読もうか…と思いめぐらして、 思い出したのが、この本でした。
娘はジブリの映画版は少なくともビデオで数十回は見ています。 しかし、この本を読み出してみると、 映画とは違ったおもしろさに、親子ではまってしまいました。 娘曰く、「映画よりこっちの方がおもしろい!」
コリコの町で1年修業を積んで成長して行くキキを 時にはハラハラし、ときには頼もしく、 ときには大笑いをしながら、読み終えました。
続きも読みたいので、 今日、「魔女の宅急便〈その2〉キキと新しい魔法」を注文しました。 さて、次はどんなお話かしら…楽しみです。
「魔女の宅急便」 角野栄子/作 林 明子/絵 福音館書店 (我が家にあるのはハードカバー版)
2005年11月12日(土) |
おばけのたんじょうパーティ |
先月、パパが仕事で10日程の間、 ベルギー〜フランス•マルセイユに行っていたのですが、 その時の本のお土産がデュケノワのおばけの仕掛け絵本でした。 今までのおばけの本のおいしいところを仕掛けにしてあるといった感じです。
フランス語版なので、最初は何のパーティだかわからなかったのですが、 ほるぷ出版のサイトに行ったら、日本語版が出ていることに気がつき、 アンリの400歳のお誕生パーティだったことがわかりました、笑。
飲み物を飲んでアンリの色が変化する仕掛けが 我が家のお気に入り。(^-^)
おばけシリーズの好きな子へ、 ちょっとしたプレゼントにシャレているかも♪
「おばけのたんじょうパーティ」
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