2002年11月30日(土) |
「へんしんトンネル」「まめうしとありす」 |
あきやまただしさんの本を2冊、書き留めておきたいと思います。
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「へんしんトンネル」
あきやまただし/作 金の星社 __________________________________
先日の「ながらっこ文庫」さんのお話会の時、
パネルシアターで見せていただいて、娘がとても気に入っていたので、
私も、11月のお話会で読むことにいたしました。
この本を読む時には、
読むコツと、ページをめくるタイミングを少し練習しなければなりません。
そう…言葉がひっくりかえる瞬間と、ページをめくるのを
ちゃんと合わせていないと、効果が半減するからなんです。(^-^)
お話会では、子どもたちと一緒に、
お母さまたちにも楽しんでいただけたようです。
後で、本を確認しに来てくれたお子さんもいて、手応えありました♪
そして、娘がこの本を読んだ後に、自分が考えた言葉を披露(笑)。
それは「きゅうり きゅうり きゅうり … りきゅう りきゅう」
りきゅう(離宮)とは、この場合、「修学院離宮」のことです。
京都っ子らしい発言でした、はい。(笑)
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「まめうしとありす」
あきやまただし/作 PHP研究所
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先日、娘が児童書店で「この本、買って帰るー!」と
お持ち帰りしたのが、まめうしくんシリーズのこの本。
ご存じ、まめうしくんはまめつぶぐらいのちいさなうしなんですが、
ありすちゃんというのは、ありみたいなりすだから、
ありすちゃんなんですね♪
さて、ありすちゃんが、まめうしくんに宝物を見せてくれます。
そして、ありすちゃんはまめうしくんのたからものもみせてと
言います。
さて、まめうしくんの宝物って…なんなのでしょうね…ふふっ♪
今、娘のお宝本です。(^-^)
2002年11月21日(木) |
「あかいはっぱ きいろいはっぱ」 |
ロイス・エイラト/作 阿部日奈子/訳
福音館書店 __________________________________
洋書の表紙をamazonで見て以来、ずっと気になっていたこの本に
ようやく出会うことが出来ました。
表紙のあまりの美しさに、思わずうっとり…。
そして、中を開くと…
紙と織物をつかったコラージュ、そしてその色合いに、もう惚れ惚れ…♪
ああ、とっても美しい本!
こういう本はながめているだけで、充分に満足してしまいます。
そうして、ひとしきりながめた後に、ようやく文章を読みます。
訳者の阿部日奈子さんは、詩集も出されている方らしく、
リズムのあるやわらかな日本語で訳されていて、
ああ、またこれも心地がいい…♪
でも、この本はそれだけでは終わらないんです。
そう!この本は、”かがくのほん”
「かえで」に関して、詳しく巻末に載っています。
娘と、ゆっくりと、じっくりと、味わいたい1冊。
秋の季節に読みたい本が、本棚に1冊加わりました。(^-^)
2002年11月20日(水) |
「ルピナスさん」ー小さなおばあさんのお話ー |
バーバラ・クーニー/作 かけがわやすこ/訳
ほるぷ出版 __________________________________
今日、夕飯を食べている時に、娘とまじめなお話をしました。
そもそもは、娘が「ゆうちゃんはうそをつきたくない」って
言い出したのがはじまりでした。
「うそをつくと舌をぬかれて、地獄へ行っちゃう。
ゆうちゃんは、地獄へ行きたくない。
ママ、どうやったら、天国に行けるの?」というのが発端でした。
そこで、「天国へ召されること」へのお話を娘としていました。
「ゆうちゃんがおばあちゃんになって、
いつか天国に召されるようになるには、正直に生きることが大切だよね。
そして、ゆうちゃんといることによって、世の中の人や動物たちが
嬉しいと思ったり、楽しいと思ってくれること。
そしてゆうちゃんが大きくなったら、
みんなに幸せを感じてもらえるように、お仕事をすればいいと思う。
でも、そのためにはまず、ゆうちゃんが自分のことを、
自分で好きだと思うことが、一番大切なんだよ。」
娘は神妙な顔をしてきいていました。
それからまだまだお話は続き、
「世の中を美しくするお仕事」の話になりました。
「おじいちゃんは天国に行ったよね。おじいちゃんは
どんなお仕事をしたの?」
「おじいちゃんは新聞を作って、世の中の人に情報を伝えるって
大切なお仕事をしていたの。」
「じゃあ、ママは?」
「うーん、ママは今は、いろんな人にいろんな絵本があるよって
お伝えするのが、仕事かな…」
「ゆうちゃんはね、小さな子どもやそれからお兄ちゃんやそれに動物や、
みぃーんなを元気にするおいしゃさんになりたいな」
あら、この間言っていたことと、ちょっとかわっている…。
少し前まで、動物病院の看護婦さんだったのですが、
それに人間も含まれるようになった…。(^-^)
「そっかぁ、ゆうちゃんがお医者さんになって、
小さな子どもたちが、元気になるといいねぇー。
人や動物の病気を治すには、
小学生になったら、うーんとお勉強して、
それからうーんと遊んで、
うーんと食べて、こころもからだも丈夫にしとかなきゃね!
はい、そこのにんじんたべて…(笑)」
今夜は「ルピナスさん」を読みました。
”世の中を、もっとうつくしするために、なにかをする”
小さなアリスはおじいさんとそう約束します。
そう、人は何かしら、それぞれに
”世の中を、もっとうつくしくする”使命を持っているのでしょう。
娘も今はまだわからないでしょうが、
きっといつか、何をすればいいか、
自分なりに、見つけて行ってくれることでしょう…。
そう願って…。
2002年11月19日(火) |
「ヘキサ、もりへいく」 |
中西恵子/作
こどものとも年中向き1997年9月号(福音館書店) ___________________________________
幼稚園の文庫にあったので、借りてきました。
ヘキサというのは、ハムスターの名前です。
あるゆうぐれどき、ヘキサが目をさますと、ドアがあいていました。
ヘキサは外へと出かけて行きます。
さて、森へと入っていたヘキサ、
森の中はいろんなにおいでいっぱいです。
きのにおい、はっぱのにおい、こけのにおい…
この辺り、山がお好きだとおっしゃる中西さんらしい描写だなぁと思います。
森へ行くといろんな匂いがします。
それも季節季節で、その匂いは違います。
ヘキサが森へ行った時の匂いは、まだ”緑”の森でした。
今の季節に森へ行ったら、
きっといろいろな落ち葉の匂いに満ちていることでしょうね…。
ところでハムスターって、ひまわりの種ばっかり食べているのかと思ったら、
果物も食べるのね…(^^;
飼ったことないものだから、
ハムスターの食生活をあまりよく知りませんでした。
(ハムスター図鑑などを見ている娘の方がよく知っていたりして…笑。)
さっき、ハムスターを飼っている方々のサイトをおじゃまして、
ハムスターっていろいろ食べるのねぇ…と、
ひとつお勉強してきたところです…。
「ヘキサ、もりへいく」はweb上でも見ることができます→こちら♪
☆ ☆ ☆
余談ですが、先日、園長先生が、
この秋に園にやってきたうさぎちゃんのお散歩用にリードを
買いに行ったそうです。
うさぎもたまにはお外で遊びたいものねー。
で、そのときにペットショップの方が、ハムスター用もあると
おっしゃっていたというお話しを伺いました。
へぇー!とその時は驚いたのですが…。
けれどいまだ、ハムスターのお散歩には巡り会ったことないなぁ…。
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←11/18の「えほんmemo」もどうぞ。『ナッチのおかいもの』
2002年11月18日(月) |
「ナッチのおかいもの」 |
新沢としひこ/文 かわかみたかこ/絵
ポプラ社 ___________________________________
先日、「ながらっこ文庫」さんのお話会で、
保育士さんのお一人が素話で語って下さった「ナッチのおかいもの」。
娘がとてもお話を気に入っていたので、
図書館で借りて参りました。(他館取り寄せだった…)
クレヨンと水彩で描かれた絵の雰囲気、
なんとなく水森亜土さんのイラストを思い出します。
ナッチの目がハートになったりしているところも、
どことなくマンガチックで…。(娘好みな絵…ふふっ)
かわかみたかこさんって、どこかで聞き覚えのあるお名前だなぁと
思ったら、『きいちゃんのたからもの』シリーズの方だったんですね。
「ナッチのおかいもの」
最後に、ナッチの歌の楽譜が載っていたので、
まずはクラビノーバの前に直行。
二人で、まずはこれをマスターしました。
(またこれが頭に残るんだ…今、頭で鳴ってる…笑。)
この本を読んでいると、
バザールでお買い物をする、ワクワクした楽しさが伝わってきます。
こちゃこちゃとならんだ屋台をめぐって
さあ何を買おうかと悩むひとときがまた楽しいのですよね。
娘に「はい、100円」って渡したら、
彼女はいったいなにを買ってくるのでしょう…♪
やっぱり、”アメちゃん”かなぁ…笑。
ところで、トッチって…
やっぱり、新沢さんご自身なんでしょうかね?
2002年11月17日(日) |
「こねこのトムのおはなし」 |
ビアトリクス・ポター/作
いしい ももこ/訳 福音館書店 __________________________________
今日、娘は突然、夕食の前に、
「おかーさん! 今日は『モペットちゃんのおはなし』よんで!」と
言いました。
そして、お布団の前には
『モペットちゃんのおはなし』と『こねこのトムのおはなし』と
『二ひきのわるいねずみのおはなし』の3冊が
ちょこんと用意されていました。
そして、「どれから読む?」と聞いたところ、
まずは『こねこのトムのおはなし』から。
このお話の中にも、モペットちゃん登場するのよね。
それで、娘は、「これがモペットちゃんで、これがミトンで
これがトムで…」とページをめくるごとに確認。
ふむふむ、いちばんグレーぽいのがモペットちゃんで、
茶色いのがミトンで、
茶色のいちばん濃い色のんが、トムね…。
こねこちゃんたち、いたずらっこ。
こんなきれいなお洋服、彼等にはいりませんよね、ふふっ。
そういえば…、先日のお誕生会で
娘を含めたきれいなお洋服を着たお嬢さんたち、
みんな公園で走り回り、そのうちお砂場で山を作りはじめたのでした。
こねこちゃんたちと一緒!(笑)
娘の黒い靴も、砂埃だらけでした…(^^;
『2ひきのわるいねずみのおはなし』を読んでいる途中で、
娘は寝てしまったので、
結局『モペットちゃんのおはなし』読まず仕舞。(笑)
明日、読もうね。
←11/16日の「えほんmemo」も書いています♪
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マーガレット・ワイズ・ブラウン/文
アリス&マーティン・プロベンセン/絵
木原悦子/訳 講談社 _________________________________
秋、紅葉狩りにいくと、世の中はいろんな色に彩られていました。
この木は「黄色」 この木は「オレンジ」 こちらは「赤」…エトセトラ。
自然のなかにあるいろんな色を、確認しながらすすみます。
本当に、世の中にはいろいろな色があるのですよねぇ。
この色を自分で作り出すには、いったいどうしたらいいのでしょう…。
最近、娘は「何色と何色をまぜたら、何色になる?」と質問します。
年長になってから、絵の具を使い出したので、
色と色が混ざると、違う色になるということが、
彼女なりにわかってきたのでしょう。
いろんな色を混ぜ合わせて、新たな色が生まれるということは、
子どもにとって、とても楽しい発見なんだろうなぁと思います。
この本のこねこちゃん、ハッシュとブラッシュも
ペンキの「みどり」の色を作りたくて、いろいろ試してみるんです♪
ふふっ、混ぜ合わせると、いろんな色が出来るね!
そして、いろいろ試しながら、その色にまつわるものを描いていきます。
そうやって、色からものを連想していくことも、楽しい作業。
思わず、はなうた風に、歌いたくなっちゃいます。(^-^)
「おかあさん、この本、ずっと家の本なの?」
ごめーん。今、図書館で借りている本だから返さないといけない…
そのうち、お手元本にするから、待っててね。
2002年11月12日(火) |
「版画 のはらうた I」 |
くどうなおこ と のはらみんな/詩
ほてはまたかし/画 童話屋 ___________________________________
先日の幼稚園のお話会でご紹介しようと思って、
私の机の前の本棚にしまってあったこの本を取り出しました。
この本は、去年、ネットのお知り合いにすすめられて
購入したものです。(^-^)
当初はママの本と思ったのか、娘はあまり関心を示しませんでした。
ところが、今は違います。
今週に入ってから、寝る前のおたのしみといえば
この『のはらうた』を二人で読むこと♪
まずは、「すきなもの」の章から行きました。
娘はたいそう”こりすすみえ”ちゃんの(←「ちゃん」よばわり…笑。)
『「あらよっ」のとき』が気に入っています。
それから、さわがによしおさんと一緒にじゃんけんぽん♪をして、
ひとしきり遊びます。
そして、そして、いつも娘が大笑いするのは、
くりのみしょうへいくんの「えへん!」といううた。
まったくねー、「あしたから○○やろうっと」だなんて、
その性格、あんたといっしょじゃないー、笑。
今夜は「げんきのもと」の章を読むことにしましょ♪
「ほて」さんの版画、のはらみんなとおんなじように、
私も娘も、ひまがあったら眺めているこのごろです。(^-^)
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SAKURAさんに感謝です。(^-^)/
2002年11月11日(月) |
「ぎゅうぎゅうかぞく」 |
ねじめ正一/作 つちだのぶこ/絵
すずき出版 _______________________________
最近、娘は「10人家族」ごっこという遊びが気に入っていて、
よく「ママ、10人家族おぼえている!?」と
家族のメンバーを言わされます。(笑)
この10人家族は、パパ、ママ、娘、それにズラズラーっと
兄弟がいるという構成なんですが、
最近いつのまにやら、10人から12人にバージョンアップ
しているのです…。(それでも「10人家族」と言い続ける娘…笑。)
そして娘は一人で何役もこなしながら、
私にいろんな名前を言ってーっとリクエストするのでした。
(これが結構、大変…苦笑。)
さて、つちだのぶこさんファンの娘にと、
新刊の「ぎゅうぎゅうかぞく」を借りてきました。
この家族は…えっとぉ…表紙に出ている家族を数えてみましょ。
いち、にぃ、さん、しぃ…なんと11人と猫1匹のようです。(^-^)
そして、本を開くと…
としおくんちの まえで
としおくん あそぼうって
いったら
としおくんの家族が次々に画面いっぱい(!?)に出てくるんですよね。
娘は、妙におばあちゃんに受けちゃってました。
それにしても、このおばあちゃん…
”ひいおばあちゃん”と言っていいぐらい、歳とってないか!?(笑)
おじいちゃんはそれほどでもないのに…ねぇ…。
絵がつちだワールド。
としおくんちの八百屋さん、そして商店街の様子、
存分に楽しめます。(^-^)
2002年11月09日(土) |
『ながらっこ文庫』さんのお話し会 |
今日は「ながらっこ文庫」さんのお話し会に伺いました。
ふだんは大津の長等幼稚園で活動されているのですが、
今日は、今森光彦さんの仰木の里のアトリエにて、
深まりゆく秋を楽しみながら、お話し会を開催されるとのこと。
当初、この日は都合が悪くて、行けなくて残念!と思っていたのですが、
予定していた用事が10日に変更になったため、
急きょ、行かせていただくことになりました。
(ルン♪)
11月の初旬だというのに、雪景色の山々…。
みぞれまじりの雨の中、仰木まで向かいました。
途中の民家の軒先には、干し柿♪(美味しそう…、うふふっ)
里山の風情ある光景の中を迷いながら(笑)
無事、現地に到着しました。
雑木林の中にあるアトリエに到着すると、
小学生たちが、にんじんを切って、カレーの準備をしていました。
お昼前に、今森洋輔さん(光彦さんの弟さん)が
マキノのアトリエからいらっしゃって、
本にサインをしてくださいました。
今森洋輔さんは、精密画を描かれるイラストレーターさんで、
「おおきなポケット」などでも御活躍されています。
今日は『琵琶湖の魚』(偕成社)と
『森のアトリエから』(恒星出版)とに、
それぞれイラスト入りでサインをいただきました。
(その後、娘と一緒にお写真も撮っていただいて、
すっかり舞い上がっている私たち…笑。)
『森のアトリエから』には、
娘の名前でうさぎちゃんのサインをしていただいたものですから、
娘は、本を宝物状態で、持ち歩いています。(^-^)
『琵琶湖の魚』は、湖魚55種を精密に描かれてあり、
琵琶湖の魚を御覧になったことがある方なら、
お子さんから大人まで、必見ですよ♪
楽しいカレーパーティーの後、お話会がはじまりました。
娘は、ひとつだけあった”ワラ椅子”という特等席を確保して
聞き入っていました。
(”ワラ椅子”については、
今森光彦さんの著書『里山を歩こう』(岩波ジュニア新書)の115ページに
詳しくお話が載っていますので、御興味のある方は、見て下さいね♪)
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『もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう』 (土屋富士夫/作 徳間書店)
まずは、この1冊で、子ども達は盛り上がり♪
お話会の雰囲気が楽しくはじまりました。
娘はお話会がはじまる前にも、一緒にいった方に
「この本、おもしろいよ♪」と読んでもらっていたらしい…。(笑)
『りんごです』 (川端誠/作 文化出版局)
ただ「りんごです」とあるだけなのに、ひきこまれていく…
そんな不思議な魅力に満ちた1冊です。
『きょうはみんなでクマがりだ』 (ヘレン・オクセンバリー/作 ほるぷ出版)
今の季節にぴったり♪
『こわくない こわくない』 (内田麟太郎/作 大島妙子/絵 童心社)
この本は、まだ幼稚園に行っていない小さなお子さんたちに
妙に受けていました。
『へんしんトンネル』(パネルシアター)
あきやまただしさんの『へんしんトンネル』(金の星社)を
パネルシアターにされていました。
どんなふうに変身するか…思わぬものが出てきて、大笑い。
娘と後で、本を見ていましたら、
最後の見返しの部分にも、おまけがあって、
最後まで楽しめる1冊でした。
『バムとケロのさむいあさ』 (島田ゆか/作 文渓堂)
絵のこまやかな楽しさを御紹介されていました。
『たのしいふゆごもり』 (片山令子/文 片山健/絵 福音館書店)
この本も今の季節にぴったり。(^-^)
『からすたろう』 (やしまたろう/作 偕成社)
子ども達が、しーんとして聞き入っていました。
『ナッチのおかいもの』(素話)
この夏、新沢としひこさんのライブに行かれたという保育士さんが、
語って下さいました。
とても楽しくて、お話にぐぐっと引き込まれました。
(この方の話力が素晴らしかった!)
娘も「おもしろかったから、もう1回!」と
もう1度、聞きたかったようです。
このお話は『ナッチのおかいもの』 (新沢としひこ/文 かわかみたかこ/絵 ポプラ社)
として、出ています。
『三びきのこぶた』 (瀬田貞二/訳 福音館書店)
文庫の方が4人で、台詞の役をきめて読んでくださいました。
こうして台詞を分担して読むのも、楽しいやり方ですね♪
(狼役の方が、迫力あってお上手でしたー。)
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あと、手遊びやわらべうたなどもまじえ、
1時間程のたのしいひとときでした。
お話会のあと、子どもたちは、柿をもぎに畑の方へと
出かけました。
窓からは、秋色の雑木林の揺れる姿が美しく、
その風景の中でのお話会。
とてもゆったり心地のよいひとときを
味あうことが出来ました。
こんな自然の中で、お話し会を開くことが出来たら、
素敵だなぁ…と、思います。
すてきなひとときをくださった「ながらっこ文庫」さんの皆様、
今森家の御家族の方に、感謝いたします。
本当にありがとうございました。
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☆お話し会のレポートは「ながらっこ文庫」の代表の方に
許可をいただき、UPさせていただきました。
2002年11月04日(月) |
「ごきげんなすてご」 |
いとうひろし/作
徳間書店 ________________________________
きのう、古本屋さんで娘がめざとく見つけてお買い上げ。
娘はいとうひろしさんの作品、相性が合うからか、
たくさんの本の中から、嗅ぎ分けて見つける能力があるようです、笑。
さて、「ごきげんなすてご」
帰って早速読みました。
すると、まず娘から基本的な質問。
「ねぇ、『すてご』ってなぁに?」
あら…
彼女のボキャブラリーの中にはまだ、『すてご』というのが
なかったんだ…と、あらためて気づきました。
それにしても、家出といわずに、「すてご」というのが
すごい発想ですねぇ…。
娘はひとりっこだから、主人公の「あたし」の気持ち、
どこまでわかっているのでしょう?
私の場合は弟がいました。
それで、小学生の頃、私より出来る弟に嫉妬して、
子のいない叔母の家の養女になりたいと
真剣に思いめぐらしたことがあります…はい。
あー、だからこの「かわいいすてご」ちゃんのもらわれていく先の空想に
とっても共感できるのよねぇ…。(笑)
娘の場合、嫉妬する対象がないんで、
自分の親(つまり、私…)に嫌気がさして、
新しい親が欲しい…なんて思うのかしらねぇ…。
このすてごちゃんのお話、むちゃくちゃ気に入っているもの。(^^;
私は最近涙腺が弱いもので、
クライマックスで、読みながら涙を流してしまいました。
(ああ、なさけなや。)
余談ですが…
今日、公園の滑り台の上から、娘は嬉しそうに
「おにばばー」と叫んでいたそうです。
パパはすぐ、出典が「ごきげんなすてご」だとわかったそうですが、
まわりにいた大人が凍っていたとか…。
ひぃ…、ムスメよぉ…
あんまり、他人様をそうやって驚かせないでねぇ…。(冷や汗…)
2002年11月03日(日) |
「しずかなおはなし」 |
サムイル・マルシャーク/文 ウラジミル・レーベデフ/絵
うちだ りさこ/訳 福音館書店 _________________________________
冒頭に、ちいさな こえで よむ おはなし
とありますので、小さな声で娘にそっと読みました。
すると…
本と娘と読んでいる私の間に、
ピンとはりつめた空気が出来ていくのがわかります。
娘は、一度読んだあとに、すぐに
「もう1回よんで」と言ったのですが、
そのときには、私の腕をつかみながら
聞いていました…ふふっ…すごい緊張感。
自然界の中で、動物と動物との間に発生する緊迫した空気…
それはやはり、息をひそめて、じぃっと見守らねばならない出来事だと
娘は絵本を通じて、肌から感じとっているのでしょう…。
あ…、それとも、
娘は傍観者なのではなく、
はりねずみのぼうやになりきっているのでしょうか。
それならばよけいに、緊迫感がありますよね…。
絵本がもたらす、一種の緊迫した空気。
こういうのに出会うと、
ああ、いいなぁと思います。
ところで、はりねずみって夜行性の動物だということを
この絵本で認識した次第です。
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久しぶりに「読み物memo」も更新いたしました。
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