【三志塾】 塾長yoneの授業日記
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2000年12月29日(金) |
明日でおしまい・・・だが |
今年の授業もいよいよ明日が最終日。 今年は何だかあっと言う間に過ぎた感じがします。
来年も年明け早々から中学入試や生徒募集で忙しくなりそうだし、 2月・3月は、高校入試に新学年授業開始と息つく間もない毎度のパターンが 繰り返されそうです。 はぁ〜・・・
過去の今日・・・
1999年12月29日(水) 中3生のみなさんへ
奈良では昨日から急に寒くなってきました。 風も強く、今も外ではゴーゴーと風の吹き荒れる音がしています。
昨日は体調をくずした塾生も多く、どの学年でも欠席が目立ちました。 今日も強風と寒さが続くそうで・・・また欠席が多いのでは・・・ 欠席者が多いと授業を進めることができないので非常に困ります。 そうかと言って、熱出してる子を無理に出席させるわけにもいかず・・・ ま、仕方ないっす(^_^;)
過去の今日・・・
1999年12月26日(日) 鍛えるぞ〜
個人懇談会も明日で最終日。 いよいよ冬の特別授業が始まります。 中3生と小6受験生にとってはいよいよ正念場で、 こちらの気合いの入り方も違います。 何とか全員が第1志望校に合格できるよう、 最後の仕上げを丁寧にしなければなりません。
一方、来年度の生徒募集に向けた準備も忙しく、 なかなか気の休まる時がないのが現状です。 1月早々に募集広告を出す予定ですが、この厳しい状況の中で 果たしてどれくらいの新入塾生が集まってくれるのか・・・ 不安な気持ちでいっぱいです。 周りの学習塾が少しずつ閉鎖していってる現実を考えると憂鬱になります・・・(T_T)
過去の今日・・・
きのう(18日)は、個人懇談は1人でした。
昼間に時間がかなり空いていたので、塾の周りを散歩しようと 教室から外に出てみると、ちょうど小学生の下校時間らしく、 たくさんの子どもたちがワイワイガヤガヤ帰っていました・・・ その時、少し離れた所で子どもの人だかりができていて、 その輪の中から怒声が聞こえてきます。
よく見ると小5くらいの男の子どうしが喧嘩をしているではありませんか。 それも1人が馬乗りになってゲンコツで2発、3発と下になっている男の子の顔を 思いっきり殴っています。
「こらっー!何やっとるんやー!!」 大声で駆け寄り、2人を制しながら、 「何が原因で喧嘩になったんか知らんけど、人を殴んのはアカンのとちゃうか!」 「口で喧嘩してるだけやったら止めへんけど、殴り合いは見逃されへん!」 と強い口調で言うと、 馬乗りになっていた男の子が私に「すみません」と素直に謝ったので、 「とにかく、その子(下になってた)に殴ったことを謝りなさい。 何が原因で喧嘩になったかは知らんから、どっちが悪いとかは言うつもりはない。 とりあえず今殴ってたことを謝りなさい。」 と言うと、その馬乗りになっていた子もそれを聞き入れてくれて、 相手の子に謝っていました。
「このあと口喧嘩になるかも知れへんけど、絶対殴るのはアカンで!」 と念を押してその場から離れました。
しかし、小5くらいの子どもが何のちゅうちょもなしに あんなに思いきり人を殴れるとは・・・ 見た目は普通の感じの男の子なのに・・・信じられないです。 その人だかりを見ながら何人かの大人が素通りしていたのも信じられませんが。
何か最近変ですね・・・子どもも大人も・・・
過去の今日・・・
小6に1人だけいつも寂しそうな表情を見せる女の子がいます。 クラスの子たちともあまりしゃべらず、授業中に当ててもいつも小さな声。 ずいぶんおとなしい子だなぁ、とは思っていました。 しかし、最近あまりにも寂しい・・・というか、 暗い表情に思えたので、昨日その子に 「何か悩んでいることあるの?」 と聞いたところ、最初は何も話してくれなかったのですが、 彼女の目が何かを訴えていたので 「心に思っていること1つでも言うとスッキリするよ」 と促すと、無口なはずの彼女が涙をこぼしながら、 これまで言いたくて誰にも言えなかったことを一気に話してくれました。
幼稚園のころから友達にからかわれて嫌な思いをしていること、 母親が自分よりも弟のことばかりを可愛がっていること、 学校と塾と家庭教師、バレエやピアノの習い事で息つくひまがないことなどなど。
話を聞いているうち、彼女が無表情を装っていることや無口なことも なぜだか少しわかってきました。 同じクラスの子から「あんたの笑う顔はウザイ」と言われたこと、 それ以来何か言われないようにできるだけ目立たないようにしていること。 そして親には心配かけたくないので学校であった事を言わず、 自分ひとりでその苦しみを背負っていること。それも6年間も・・・
彼女は自分で自分の存在を薄めていくこと、 自分の主張を抑える事で身を守ってきたようです。
彼女が嗚咽しながらそのことを告白してくれている間、私も泣いていました。 なぜ小6の子がこんなに気を遣いながら毎日を送らないといけないのか。 なぜ自分の存在を薄めながら生きていかないといけないのか。 そんな怒りにも近い思いがしたのと同時に、塾が彼女の負担の一部になっていた ことにショックを受け、自分のやっていることは一体何なんだ?という疑念に かられました。
母親には事情をすべてお話し、 彼女が家族に色々話せる環境を作ってやってほしいことと、 息をぬく時間を作ってやってほしいことをお願いしました。
お母さんにお願いしている間、 横にいる彼女の目が「塾があるから息がぬけないの!」と言っているようで、 私自身「息をぬく時間を・・・」なんて言えた義理じゃないと感じました。 自分のこの仕事は子どもたちのためになっていると思っていたのに・・・ 苦痛を与えていたなんて・・・
・・・
過去の今日・・・
昨日の個人懇談は6名、本日も6名でした。
ところで、最近の中学生はどうなってしまったんでしょうか。 懇談をしていて、保護者の方々から「実は、ウチの子は今・・・」と 打ち明けられるのですが、その内容は・・・ 「学校でイジメられているようで学校に行きたがらない」とか、 「友人関係で悩み過ぎて食事も満足にとれてない」とか、 「学校で授業の邪魔をする生徒がいて勉強できる状態でない」とか・・・ 塾の学習以外のことで相談されるケースが今年は特に多く、 私自身びっくりしています。 中学生に、そして中学では一体何が起こっているんでしょう。
過去の今日・・・
昨日から微熱が続き、体調が良くないです・・・ しかし、個人懇談の期間中であるし中3の大事な授業もあるし、なかなか休めません。 今日もあまり夜更かしせずに寝ることにします。
昨日は個人懇談6人、今日は5人でした。 少し成績の良くない生徒のお母さんから 「もう少し厳しく教えてほしい」との要望を受けました。 うちの塾の指導は結構厳しいんだけどなぁ・・・
過去の今日・・・
1999年12月07日(火) 個人懇談会
2000年12月05日(火) |
あの生徒ががんばった |
昨日は個人懇談会の初日で、5名の保護者の方々と懇談を行いました。 やはり初日は緊張するものです。これだけは何年経っても変わりません。
ところで、11月9日と16日の日記にも書いてた親子関係がギクシャクしていた生徒が、 奈良県学力診断テストの国語で校内1位になりました。 休憩時間に自分からその答案用紙を持ってきて、 「あと少しで100点だったのに」と機嫌良く話してくれました。 期末でもいつも苦手な数学で90点台をとったようです。
最近はお母さんも頭ごなしに彼女の趣味のことを非難せず、 また彼女自身も趣味より勉強のほうに力を入れ出したこともあって、 親子関係も修復に向かっているようです。 いろいろあった生徒だけに、今回のことは私自身すごくうれしく思っています。 迎えに来られたお母さんもとても喜んで、何度も私にお礼をおっしゃていました。
このまま親子仲良く新年を迎えてほしいですね。
過去の今日・・・
今日の個人懇談は7名。PM1:30から7名連続だったので少々疲れました。 夜は、中3の模試返却で生徒との個人懇談。 受験が目の前に迫っていることもあって、どの生徒も真剣に懇談に臨んでくれました。 そんな中である生徒は、「学校の先生が、自分の実力より2ランク下の超安全校しか薦めてくれない」 という嘆きにも近い訴えもありました。 自分が担当するクラスから不合格者を出したくないのも分かりますが、実力相応より 2ランクも下を勧めるなんてあまりにも可哀相ですよね。
過去の今日・・・
明日から後期の個人懇談会が始まります。 夏以降の生徒たちのがんばりを保護者の方々にご報告します。 これは、生徒の成績の報告であると同時に私たち塾側の指導成績の報告にもなります。
過去の今日・・・
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