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2010年01月12日(火) 「アフロサムライ:レザレクション」

アニメです。「アフロサムライ」の続編。作ったのは日本のチーム(GONZO)だけどセリフは全編英語。サミュエル・L・ジャクソンが製作と主演をやっており、今回はキャストにルーシー・リューやマーク・ハミルなんかも加わってなかなか豪華な顔ぶれ。つかマーク・ハミルて(笑)。どういう繋がり?やっぱスターウォーズ?

前作で父の復讐を果たした主人公アフロの前にかつての兄弟子とその妹が現れて、「一番」のハチマキを奪い取ったうえアフロの父の墓を荒らしていく。この世界では最強の者が「一番」のハチマキを所有し、その「一番」に戦いを挑むことができるのは「二番」のハチマキを持つ者のみと決まっているので、アフロは「一番」を倒すべくまずは「二番」のハチマキを求めて再び立ち上がる…という感じのお話です。相変わらずエログロ描写は健在で、アニメとはいえ正月早々大量の血を見ましたよ…(笑)。アフロも健全なヒーローではなく、自分の目的のために容赦なく「二番」を殺したりと比較的ダークな存在なので、人によっては後味が悪いと感じるかもしれない。復讐が復讐を呼ぶ救いのない話だし。でも私はこういうの嫌いじゃないので楽しめました。敵がクマのかぶりものでハーレー乗ってたり(フロントに交通安全の正月飾りをつけてるという芸の細かさ)、ねぶたを思わせる祭りのBGMにラップがガンガン流れてたり、そういうセンスも好き(笑)。ハリウッドが描く勘違いニッポンではないちゃんとした日本(そりゃ日本の作品だから当たり前だが)を舞台に、主役が黒人でセリフも英語そして音楽はブラックでファンキー!っていうのはビジュアル的に結構新鮮だと思います。
あと、今回「二番」のハチマキを持ってた長髪の剣士がすげー色男で超私好みでした。あんないい男を使い捨てるとは勿体ない!実に勿体ない!!!次も出てくればいいのに…(それは無理)

舞台挨拶つきの上映を見たのですが、この映画は通常のアニメと違って先に向こうで音声(セリフ)を録り、それに合わせて絵を作ったのだそうです。サミュエル・L・ジャクソンがアドリブ多くて大変で…と監督がしんみり語っておりました(笑)。というか、アフロサムライのことはその程度であとはほとんど「バジリスク」の話ばかりだったのが笑えました(笑)。製作が同じチームなんですよね。今度ブルーレイになるそうですよ。
それと冒頭ナレーション(※日本語)で特別出演している杉田くんがアフロのかつらをかぶって登場し(笑)、黄色い声援を浴びつつ笑いをとっておりました…いやほんと面白いわ彼。楽しかったです!



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アフロサムライ:レザレクション
【AFRO SAMURAI: RESURRECTION】

2009年 日本・アメリカ
監督:木崎文智
声の出演:サミュエル・L・ジャクソン、ルーシー・リュー、マーク・ハミル
(劇場鑑賞)


2010年01月04日(月) 今年もよろしくお願いします

新年明けましておめでとうございます!

すっかり更新途絶えてますが映画は変わらず大好きなので今年もよろしくお願いします。と言いつつ今数えたら去年は31本しか観てなかった…映画館に足を運ぶ回数が年々減っている…あああ。31本しか観てないくせにアレですけどちょうどいい機会だし2009年印象深かった作品を簡単に振り返っておくと。
まず真っ先に思いつくのはやっぱり「グラン・トリノ」かな。これは良かった。泣かされた。イーストウッドが本気で渋くてかっこよかった。あと「ベンジャミン・バトン」におけるブラピの若返りに驚嘆。映画の内容よりそっちに驚いてしまって(笑)今となってはそのことしか記憶にないよ。だってあれは本当に若いときのブラピだった。「リバー・ランズ・スルー・イット」でキラキラ微笑んでた頃の、「テルマ&ルイーズ」でジーナ・デイビスを誘惑した頃のブラピそのものだった。現代のCG技術すごすぎる。
大作以外だと、夏に感想書いた「3時10分、決断のとき」が面白かったです。地味だけどじっくり見せる手堅い演出、そしてラスト10分に感動がある。「ラースと、その彼女」も良かったなー。結構あぶない題材素材を扱ってるのに(笑)やさしくてあったかいストーリーに仕上がってた。ライアン・ゴズリング君は大好きな俳優さんなのでこれからも頑張ってほしいな。そして最近だとタランティーノの「イングロリアス・バスターズ」が良かった!タランティーノ節をたっぷり満喫できたし、わたくしのお気に入り美青年(ドイツ人部門)アウグスト・ディール君にも久々にお目にかかれたし。
それから去年は「アンダーワールド」とか「X-MEN」とか「ワイルド・スピード」とか私の好きなシリーズの続編やスピンオフがいろいろあって嬉しかったです。特にヴィン・ディーゼルが復帰して一作目の雰囲気に戻った「ワイルド・スピードMAX」に大満足。やっぱヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカー、二人揃ってこそ「ワイルド・スピード」だよねえ。逆に少々物足りなかったのは「ターミネーター4」かな。ナンバリングタイトルの割にジョン・コナーの存在感が希薄で何となく惜しい感じ。これ外伝だったら納得できたかも。
あと、個人的にキアヌの「フェイク・シティ」が良かった。世の中的には評判いまいちだったけど、でもキアヌの刑事モノは久しぶりだったんだぜ…!おそらく「スピード」以来?いやあれは刑事というよりSWATか。じゃあ「ハートブルー」以来?やだそんな…何十年前の話…久しぶりにも程があるわ!(笑) とにかく久々に刑事役のキアヌが主人公でそれなりにかっこいいし何より最初から最後までキアヌを鑑賞できる作品なので、キアヌファンには全力でおすすめしておく。もうDVDになってるので。

キアヌといえばまもなく「50歳の恋愛白書」が控えてますが、これ初めて概要見たときびっくりしたんですが、主人公がロビン・ライト・ペンなんですよ。美しく歳を重ねた50歳の主婦という役どころ。で、彼女と恋に落ちるらしい15歳年下の青年役がキアヌ。いやあの、ロビン・ライト・ペンとキアヌって実年齢ほとんど変わらないですよね。15歳下って…いいんでしょうかこのキャスティング…!(笑) 私的には楽しみですが。
「50歳の恋愛白書」公式→ http://50love.gaga.ne.jp/

あと、もうひとつ楽しみな作品がベニチオ・デル・トロの「The Wolfman」。タイトル通りベニチオさんが狼男です。結婚してアメリカに住んでる友人(トロファン)が「笑わないでよね!」と言いつつ予告編のURLを教えてくれたんですが、ごめん、少しだけ笑ってしまった…(笑)。いや作品としてはホラーなんだけど!すごく怖そうなんだけど!なにゆえ狼男かと…ちょっとイロモノに果敢に挑みすぎです(笑)。
予告編はここ↓で見られますが
http://www.apple.com/trailers/universal/thewolfman/
(公式(英語)は→ http://www.thewolfmanmovie.com/)
この映画、日本で公開されるよね…?(笑) 早く観たいよ!

ということで今年も楽しい映画にたくさん出会えるといいなー。皆様の映画ライフも充実の年になりますように!



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