■映画の感想です。映画館で観たもの中心。普通にネタバレしてるのでお気をつけください。
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2006年03月31日(金) ■2006年3月に観た作品(その2)

※以下は2007年になってから過去を振り返って書いてるコメントです。ので、いつも以上に参考にならない感想ですみません…。

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■ブロークバック・マウンテン
これは切なかった。もっぱらゲイ映画だという点ばかりが注目されてる気がしましたが、それだけで片付けてしまうのは勿体ない。彼らはたまたま男同士だったというだけで、なんていうか、もっと普遍的な愛の物語だと思います。全編通してイニスの苦悩が壮絶で、痛々しい。ヒース・レジャー熱演でした。
後半の回想で出てくる、立ったまま眠りそうなジャックをイニスが後ろから包み込むように抱きしめてるシーン、あそこが私は一番好きだなあ。彼ら以外には羊しかいない山の中、まるで世界に二人だけみたいで、時が止まったようで、すごく美しかった。ジャックとイニスにとってあれが一番幸せな瞬間だったんじゃないだろうか。
時を経て歳をとってそれぞれ結婚したり色んな問題が起きたりするにつれて、ブロークバック・マウンテンで過ごしたわずかな日々が記憶の中でどんどん清らかに澄み渡ってゆく。見ていてそれがすごくよくわかるのね。わかって切ない。ほんと最初から最後まで切ない映画でした。映像もキレイでみんな演技も最高だし、この映画がオスカー獲ってても異存はなかったな。


■北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
私北斗の拳大好きなんです!おおお!前売り買って観に行ったよ!(一人で)
ストーリーは昔の北斗をほぼ踏襲していて、具体的には聖帝サウザーとシュウのエピソードあたりがメインで描かれた感じ。サウザーの生い立ちが端折りすぎだったり(そこを省略してしまったら話の重みがぜんぜん違うでしょうよ)えっラオウってこんなキャラだった?!みたいなツッコミ所は多数あれど、まあこの際それはいいとして、

何故声優さんを変えたのか…っ!

違う!なにか違う!これじゃ北斗の拳じゃない!!(特にラオウ)
あとオリジナルキャラのヒロインをいきなり北条司がデザインしていたのもよくわからん。一体何の必然性が。一人だけキャッツアイみたいだったよ…いやいいんですけどね別に…
とまあ色々言いましたが、途中でクリスタルキングの「愛をとりもどせ!」が流れた時は正直相当テンション上がりました。そりゃもう、キターーー!て感じですよ。映画館で拳を振り上げるところでしたよ。音楽に関してはB'zの松本さんがギターで参加していて、それもすごい良かったです。超かっこよかった!
あとやっぱ観客の年齢層が全体的に高めというか、たぶん私と同じ世代だなー、80年代にアニメ見てた人たちだろうなーと周囲を見渡して思ったのを憶えてます(笑)。男の人が圧倒的に多かったけど。
つうことで次の劇場版も観に行きますよ。前売り買ってな!一人でな!


■エミリー・ローズ
オカルトけっこう苦手なので大丈夫かな〜とビクビク鑑賞しましたが。法廷モノっぽい感じだったのでまあまあ平気でした。でもオカルトの部分はやっぱり怖かったよ〜。123456!123456!が忘れられない!ひー怖いー!主演の女の子熱演すぎるよー! あと、これから夜中の3時にふと目が覚めてしまったら絶対眠れなくなりそうだ!と思いました(笑)。
ところで公開時には「その裁判は、悪魔の存在を認めた」みたいなコピーがついてたけど、厳密に言うと悪魔を認めたわけではないよね…?神父に罪がなかったことが証明されただけではないのかな。



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ブロークバック・マウンテン
【BROKEBACK MOUNTAIN】

2005年 アメリカ / 日本公開 2006年
監督:アン・リー
出演:ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、
ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ
(劇場鑑賞)


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真救世主伝説・北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 ※アニメ

2006年 日本
監督:今村隆寛
声の出演:宇梶剛士 、阿部寛 、柴咲コウ
(劇場鑑賞)


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エミリー・ローズ
【THE EXORCISM OF EMILY ROSE】

2005年 アメリカ / 日本公開 2006年
監督:スコット・デリクソン
出演: ローラ・リニー 、トム・ウィルキンソン、
キャンベル・スコット、 ジェニファー・カーペンター
(劇場鑑賞)





2006年03月30日(木) ■2006年3月に観た作品(その1)

※以下は2007年になってから過去を振り返って書いてるコメントです。ので、いつも以上に参考にならない感想ですみません…。

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■ウォーク・ザ・ライン 君につづく道
うーん、特にこれといった感想もなく、はぁ、そうですかという感じ。つまんなかったわけではなくて、もともと伝記モノってあまり得意ではないので…すみません…。伝説のカントリー歌手ジョニー・キャッシュの人生を描いた映画としか言いようがないです。
でも主演の二人はとても熱演でした。歌も自分達で歌ってたそうで。すごいなあ。


■サイレン
珍しく邦画です。確かたまたま時間が合ったから観てみたんですが。
なんかいまいち…。こんなオチでいいんだろうか。ゲームもほんとにこんな話だったのか?
ブオオオオオオオォォォォォンっていうサイレン音は妙に迫力ありました。怖かったです(笑)。


■マインドハンター
いや、これが意外になかなかおもしろかったのよ奥さん!FBI訓練生が最終試験のために無人島に行き、そこで次々と連続殺人事件が起こるというお話。「そして誰もいなくなった」…をたとえに出したらちょっと言い過ぎですが(笑)、しかしテイストとしては似ています。互いが互いを疑い合って疑心暗鬼。観てる側にも誰が犯人かわからないまま話が進む。私はクリスチャン・スレーターとヴァル・キルマー目当てで観に行ったんですが、二人とも割と早くに脱落してしまい…(笑)。
そして意外にエグかったというか、それなりに描写が残酷ですので注意。確かR15だったんじゃないかな。


■ヒストリー・オブ・バイオレンス
クローネンバーグにしては筋道立った話だったかなーと。いや、もっと意味不明系を予想してたので。
階段での半ば無理矢理シーンとか夫婦がコスプレでじゃれ合うシーンとかアダルトな場面は無駄にしつこく変態的で最高!でした。そのへんはあーやっぱクローネンバーグだなーと思いました(笑)。
あとパンフレットがものすごく豪華だったこの映画。本みたいだったよ。


■ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
※これは観たとき感想書いてます。→コチラ


■南極物語
もっと泣いちゃうかと思ったんですが(犬には弱いのよ)意外と大丈夫でした。予告見て内容想像してた時の方がウルッときたな(笑)。痛い場面、哀しい場面、悲劇的な面をあまり強調せず、あくまで物語としてソフトに描かれているという印象を受けました。でもやっぱり南極物語だからねー。ところどころじわじわ来ますよ。犬好きな人には特に。
ポール・ウォーカー良かったです。ジェイソン・ビッグス君も出てたよ。でも主演はあくまで犬たち!みんな素晴らしい演技でした。
あ、ヒョウアザラシにはくれぐれも注意。油断してると痛い目見るぞぉ〜〜〜(笑)。




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ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 【WALK THE LINE 】

2005年 アメリカ / 日本公開 2006年
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ホアキン・フェニックス 、リース・ウィザースプーン
(劇場鑑賞)


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サイレン FORBIDDEN SIREN

2006年 日本
監督:堤幸彦
出演:市川由衣 、森本レオ 、田中直樹、阿部寛
(劇場鑑賞)


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マインドハンター 【MINDHUNTERS】

2004年 アメリカ / 日本公開 2006年
監督:レニー・ハーリン
出演:LL・クール・J、ジョニー・リー・ミラー、キャスリン・モリス、
ヴァル・キルマー、クリスチャン・スレイター
(劇場鑑賞)


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ヒストリー・オブ・バイオレンス
【A HISTORY OF VIOLENCE】

2005年 アメリカ・カナダ / 日本公開 2006年
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、
エド・ハリス、ウィリアム・ハート
(劇場鑑賞)


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南極物語 【EIGHT BELOW】

2006年 アメリカ / 日本公開 2006年
監督:フランク・マーシャル
出演:ポール・ウォーカー、ブルース・グリーンウッド、ジェイソン・ビッグス
(劇場鑑賞)




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