今にも雨が降りそうな、どんよりとした空模様のなか、
宇治にあります「三室戸寺」へと参りました。
ここは西国十番の札所、約1200年前、
光仁天皇の勅願により、創建されたそうです。
入山しますと、すぐにうぐいすの美しいさえずりに迎えられました。
とても美しい声に、しばし立ち止まり、うっとりと聞き入りました。
あじさいは、まだ5分咲き程度で、
見頃は2週間後とのこと。
娘は雨上がりの蓮の葉っぱがいたく気に入って、
葉っぱをゆらしては、水玉のころがる姿を喜んで見ています。
ほんと、ころころとおもしろいー。^-^
庭園では、あじさいの小経に入り込んで楽しんでいました。
ふふっ、迷路のようね。
↑「三室戸寺のあじさい」
こちらからどうぞ♪(写真をクリックしてね。)
帰りに立ち寄ったお店で、
抹茶アイスクリーム、それに茶団子をいただきました。
美味しかった…♪
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きのうのひとコマに書いたヒステリーに聞く薬草、
調べてみましたら、どうやら「カノコソウ」のようです…。
2003年06月14日(土) |
MY FATHER'S DRAGON |
雨降りの週末。
きのうから肩こりで気分は最悪、身体もだるいのも手伝って、
朝から、ヒステリーを起こしてしまいました…ふぅ。
そういえば、先日行った薬草園で、ヒステリーにきく草がありましたっけ。
(名前忘れたけど…)
ヒステリーでない方がお花の匂いをかぐと、
ちょっと苦手な匂いなんだそうですが、
ヒステリーな人が嗅ぐと、わりといい匂いと思うんだそう…。
(それで気分が落ち着くらしいんですね…。)
私は…、
あははっ、やっぱりヒステリーらしい…(^^;
(来年行った時には、
ちゃんとあの草の名前を覚えて帰るようにしよっと。)
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さて、先日、図書館の洋書絵本コーナーを見ていて、
「MY FATHER'S DRAGON」を見つけました。
最初のページを見て、これなら私でもなんとか読めるかもしれない…
と、思って借りて来たのです。
私が辞書を片手に読んでいたら、娘が横から
「ママ、わからないところがあったら、これを見ればいいんじゃない?」と
『エルマーのぼうけん』を持って来てくれました…笑。
はい、ときどき邦訳版で意味を確認しつつ、
読み進めております…(^^;
きょうは、Wild Islandに到着したところまで読みました。
さて、さ来週の木曜日までに、どこまで読めますでしょうか…。
(ここに書いたら、さぼるわけにも行くまい…。)
2003年06月12日(木) |
ジギタリスときつねの紳士 |
小学校のPTA文教委員会の企画で
「京都薬用植物園」の見学会が今日ありました。
ここは武田薬品工業株式会社の所有で、一般非公開の植物園。
いつも入ってみたいなぁ…と外からながめている場所だったので、
いそいそと見学に参加してきました。^-^
甲子園球場の2.5倍の敷地に、約2000種の植物が
注意深い管理のもと、育てられているとのこと。
まずは、樹木園を見て回りました。
樹木園にあるイチイモドキ(セコイア)の木、
約30年前に植えられたそうですが、もう上が見届けられない程、
大きく成長しています。
いろいろな樹木の説明を受けて、ふむふむと聞き入る私たち。
メモとデジカメを持って行くのを忘れたのが悔やまれます。
(来年は必ず、持って行こう!)
カタクリが咲くという山の斜面がありました。
わぁ…早春にここを訪れてみたい!
係の方の説明だと、微妙に咲く時期がいつも違うので、
その時期に予約を入れていらっしゃっても、
見れる時とそうでない時があるんですよ…と、
そのタイミングのむずかしさをおっしゃっていました。
樹木園の見晴し台からは、左大文字がよく見えました。
うぐいすが時おり、いい声で楽しませてくれます。
樹木園を降りてくると、
今度は、イカルが「ヒィー、ホォ、ヒィー」と鳴いていました♪
温室や漢方処方園を見た後、中央標本園や民間薬園へ。
欧米の薬草のなかに、ジギタリスがありました。
そして係の方がジギタリスには、
"foxglove”という別名があるんですよと解説してくださいました。
"foxglove"という名の由来は、
きつねが、足音をたてないように、手(つまり足)に
ジギタリスの花をはめたという言い伝えから来るのだそうです。
そのとき、ふと思い浮かべたのが、
ピーターラビットのおはなしのシリーズ。
たしか、どこかにジギタリスの花があった…。
家に帰って探してみましたら、
『あひるのジマイマ』のなかにありました。
そう!
きつねの紳士が腰掛けている前に、ジギタリスの花!
そしてきつねの紳士の家のまわりもジギタリスの花!
そぉっか!
ポターはジギタリスのそんな意味をひっかけながら、
この花をきつねの紳士のいる場所に描いていたのね!
うふふっ、楽しい発見♪
ところで、そのジギタリス、
葉っぱに毒があるそうです。
若葉がやわらかくて美味しそうだからって、
スープにしちゃあ、だめですよ…と、係の方から説明を受けました。
難波の高島屋で開催中の「星野道夫の宇宙」展に行ってきました。
入ってすぐに迎えてくれたのは、ホッキョクグマたち。
その毛並みの美しさ、そしてクマたちの表情に魅入られてしまいました。
そして、まだ臍の緒がついている産まれてまもない
タテゴトアザラシの赤ちゃん…。
写真のひとつひとつに、物語があります。
人間もまた、この自然のなかの一部であるということ…
それを忘れてはいけない…と、ふと我にかえる思い。
クマたちと一緒に川辺にいるユリカモメたちに目がとまりました。
彼等がもしかしたら京都に渡ってきているのかもしれない…。
彼等はこんな大自然のなかから渡って来て、
人や車の多い環境のなかで、
何を思いながら、ひと冬を過ごしているのでしょう…。
懐かしい光景を思い出させる写真がありました。
南東アラスカのクジラの姿、
それにPuffin(ツノメドリ)たち。
私がニューファンウンドランド島の海で出会った風景を思い出します。
Puffinは、ゼンマイ仕掛けのように飛ぶ姿が
あまりにもおかしくって、かわいくって、
とても愛着を持ってしまった想い出の鳥なのです。
アラスカとニューファウンドランド、
大陸をまたいで離れた海であるけれども、とても雰囲気が似ている。
またあの風景の中にもどってみたい…
そんな気持ちがふつふつと写真を見ながら沸き上がってくるのでした。
いつか、娘を連れて行ってみたいな。
持ち帰った図録をながめている娘、
彼女が一番お気に召したのは…、ふふっ。
ルピナスの前で、口いっぱいに木の実をほうばっているリスの写真。
それから、ナキウサギとイイズナ。
やっぱり小動物が好きなんだよね…。
8月に京都でまた開催されるから、その時は一緒に見に行こうね!
(8/14ー26 大丸京都ミュージアムにて開催予定です。)
←6/9の「ひとコマ」も書いてます。
2003年06月09日(月) |
しろつめぐさを編んで |
娘が「はい、お土産〜♪」と、
しろつめぐさを編んだものを持ち帰ってきました。
(輪にはなってないんだけれど…)
学校で先生と一緒に編んだんだそう。
まだ編み足りない様子の娘、
そこで、久しぶりに娘と近くの公園へと出かけました。
4時過ぎの公園…。
娘が小さな頃は、日が長くなると、お昼寝のあと、
この夕方のひとときに、公園でよく遊んだものです。
どなたか小さなお子さんを連れてこないかな…♪と思いながら、
娘とせっせとしろつめぐさを摘んでは、編んで行きます。
結局、娘といた30分間、だれも公園にはやってきませんでした…。
(正確には、突然、逆立ちをはじめたおじさんと、
草むしりをしていたおばあさんがいらっしゃったんですが。)
う〜ん、児童公園に子どもたちがいないのって寂しい…。
娘は「あ、このハルジオンも編み込もう!」とか、
「葉っぱも入れるとかわいいんだよ」とか言いながら、
編んで行きます。
クローバーの葉っぱやハルジオンが入ると、
それがまたアクセントになって、かわいい。
彼女は編んだものを輪にまだ出来ないので、
ひとつは私が輪にしてあげ、
ひとつはそのまま持ち帰り、コップに生けてあげました。
食卓にかわいいアクセント♪
私は講談社のおははしキャラバン隊へ、
娘はピアノの先生と一緒にコンサートホールへ、
パパはおうちでお仕事…と、
昼間は三人三様の過ごし方をしたお休み…
(娘が親から離れてお出かけする…!
小学生になると、こんなお休みの過ごし方も出てくるのですね…。)
夜になってから、三人で自転車に乗って蛍を見に出かけました。
いつも行く疎水の蛍スポット。
草むらでじっと光るメス、
ふぅわりと疎水の上を飛び交うオス…
そして、ふっと桜の枝やもみじの枝にとまって休む。
しばらくそんな蛍たちの円舞を楽しんだ後、
明日には学校があるので、名残を惜しみつつ帰ることに。
帰り道、いつもとは違うルートで自転車を走らせました。
「あそこの用水路沿いに、もしかしたらいるかもね」
そういって、とある道にさしかかりました。
すると…
その用水路沿いのお宅の生け垣に、
蛍はぽぅっと光りながらおりました。
そのお宅のご主人が、なぜか遅い時間に水まきをしながら
”蛍”接待をしてくださいました…(^-^)
「ほら、お嬢ちゃん、ほたる…」
生け垣にとまっていた蛍を、ご主人が手の中に入れて、
そおっと娘の手にのせて下さいました。
蛍は、娘の手の上で、緑色の光をぽぅっとともします。
そのうちふっと飛んで、娘の胸元に止まりました。
ふふっ、蛍のブローチだね。
しばらくそこで蛍と戯れた後、
ご主人にお礼を言って別れをつげ、
また用水路沿いを、ゆっくりと自転車を走らせました。
ところどころ、生け垣で光る蛍たち…。
「あ〜ぁ、ゆうちゃんもこんなおうちに住みたい!」と娘…。
本当に…そうだね…。
きのうから、娘の学校ではプールがはじまりました。
その前の日は、長そでが欲しいくらいの涼しさ…
どうなることやら…と思っていたら、とても暑い1日となり、
娘はプールの用意を持って、嬉々として学校へと行きました。
…その前の火曜日のこと、
いつものように耳鼻科へ行き(4月以来、毎週通っています…)
先生に学校のプールがはじまる旨を伝えました。
先生は、娘の左耳を見て、
「この間までのかさぶたはとれたけれど、穴は開いたままだね。
この子の鼓膜はたぶんこのまま、この状態でしょう。」と
おっしゃいました。
「必ずしも鼓膜が完全に閉じてしまうことが最良ではないんです。
閉じてしまって奥に水が溜まるよりも、
ここが開いている方が都合がいいと身体が判断しているのです。」
そして、
鼓膜の状態はいいし、このままでもよく聞こえているから
心配しなくてもいい…と。
ただし、穴があいている分、プールに入った場合、
他のお子さんよりも感染する率は高くなるから、
それは覚悟して欲しい。
それから、潜るのもあまりよくない…とも…。
娘はプールに入る許可をいただいたので、ルンルンだったのですが…。
プールにはいるたびにリスクをしょっていること。
この子は潜ったり、シュノーケリングを楽しんだり出来ないかも…と、
思うと、私はずーんと気持ちが落ち込んでしまいました。
きのうと今日、娘は耳栓をして、学校のプールに入り、
今日は2か月ぶりにスイミングにも行きました。
娘が顔をつけるたびに、私はドキドキしてしまったのですが、
本人はもう、嬉しくて仕方がない様子。
プールが終わった後、
「耳はおかしくない?」と聞いてみても、
「大丈夫」というので、まずは一安心。
(そういえば、耳がおかしくなる前に連れて来たときには、
プールからあがった後「耳がへん!」と言っていたのでした。)
それでもさすがに疲れた様子、
今日は、7時過ぎに就寝しました…ふぅ。
Good night…♪
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きのうの夜中、娘が寝言で
one two three four … ten ! とカウントしていたので
笑ってしまいました。
英語の夢をみたのでしょうか!?
娘の頭のなか、のぞいてみたい…笑。
←きのうのひとコマもどうそ。
2003年06月05日(木) |
暮れ行く時間を楽しむ |
図書館から帰ってくると、
お日さまはもうしずんで、西の空がほんのりと茜色でした。
娘が、「しばらくここで、お空の様子を見ていい?」と言うので、
「うん、いいよ」と言って、私は中に入りました。
(私も見たかったけれど…、
夕食の準備を急いでしなくてはなりません、涙。)
娘は、きのうも新体操から帰って来たときに
ぼうっと、暮れ行く時間を一人で楽しんでいたのです。
彼女は何を考えながら、西の空を見つめていたのでしょう…。
ただ、ただ、何を考えるということもなく、
刻々と変わり行く空の風景をながめながら、
暮れ行くひとときの時間の中に自分の身を置くこと…
それが気に入ったのでしょうか…。
ふふっ なんだか親子だなぁ…と、
ちょっぴり嬉しい気持ちになったのでした。
夜になり、ゴミを出しに出てみたら
西のそらに、ぽぅっとランプを灯したような色合いの、
優しい五日月さんがおりました。
うふふっ、かわいいペンダントトップのよう…♪
娘としばらく月をながめ…そして部屋にもどったのでした。
2003年06月01日(日) |
日曜参観/はじめてのコンサート |
はぁ…さっきUPしたと思ったら、見事に文字化け…。
いつもと違うブラウザで入力したんですが、それが原因かしらん?
しくしく…
気を取り直して、コンパクトに書き直します…。(涙)
さて、日曜日は娘の授業参観でした。
2時間目の国語、それに3時間目の図工。
娘の声が、一番大きかった気がします…笑。
(だいたい、この人は生まれた時も新生児室で
泣き声が一番大きかった…。)
なのに…、
図工になって持ってきた箱やカンで何作る?という段になると、沈黙.。
手も挙げません。
う〜ん、工作系は不得手なのかも…。
そうそう、国語ではおとなしかった男の子達は、
逆に「何作る?」で、俄然張り切って発言してました。
なんだか、この対照的な光景が見ていておかしかった…ふふっ。
午後からは、お知り合いの御招待で
京都市民管弦楽団の定期演奏会を聴きに
北山のコンサートホールへと出かけました。
娘は実は、コンサートははじめての体験。
3階席から見渡すオーケストラの様子は、
まるで『オーケストラの105人』(すえもりブックス)から
抜け出してきたよう…(^-^)
3曲目のレスピーギの交響詩「ローマの松」が
変化に富んだ曲で、結構、娘も楽しんでいました。
彼女は自分が親しんだことのある楽器…
つまりトライアングルの響きを楽しんでいた様子です…笑。
3階はオーケストラ全体が見渡せていいのですが、
管楽器の吹いている様子をもう少し詳しく見るために、
オペラグラスを持って行けばよかったと思いました。
次回は、娘にちゃんと持たせよう…。
(実は来週もピアノの先生に連れて行ってもらう予定なのです。)
コンサートホールを出た後、
北山通のpoint pour point(ポワン・プール・ポワン)で休憩し、
美味しいケーキをいただきました。(^-^)
(↑ここの生クリームのロールケーキは美味しいですぅ…♪)
帰り道、娘がパン屋さんのつばめの巣に
5羽の赤ちゃんがいることを、パパに報告。
そして「向いの○○には、もうちょっと大きなのがいるのー」と
見に行ったら、巣はからっぽ。
「あれ?」と娘。
ふふっ、もう飛ぶ練習に出かけたんだね!