兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2008年04月30日(水) カンボジア旅行記 その2

さて、出発〜到着編。

旅は車で福島空港へ向かうところから。折角ETCも取り付けたので、高速に乗ってささーっと移動しましょうと思っていたところ、ETCの割引の関係で、一般道〜高速道となりました。しかし、結局の所、そんな風にのんびりしていたため、割引効かず。何ともいえない出発となりました。
そして12時ごろ、福島空港到着。雪も心配していましたが、それもなく、空港の嬉しい所は、駐車が何日になっても無料だというところ。
空港のイメージはかなり大きめの道の駅といった具合で、駐車場や滑走路は勿論広いけれども、建物自体は、端に立てば全体が見渡せ、3階建て。しかし実際は二階までしか旅客は使わないみたい。



ツアーの待合場所もすぐに分かり、集合してみると、自分達以外、70代前後のお年寄りご夫婦でした。カンボジアは若者には人気が無いのかと、ふと思ったり。
13:30分発、21時5分着ということで、まだ時間があるため、空港内のおみやげ物屋物色→再び集合、旅行の注意を聞く。
添乗員さんは海外旅行専門の方だったようだが、団体を引き連れて歩くのは大変なことだろうなぁと、話を聞きながら考えてみたり。勝手なことをされたり迷子になったり、パスポートをうっかり無くされたりしたら、てんてこ舞いになるのでしょう。名前はセイノさん。
自分も迷惑をかけないように気をつけようと思いつつ、胸に旅行会社のバッジをつけて。
説明された後、一度解散。荷物を引きずりながらみやげ物など物色。これからカンボジアだというのに買う気はないが。

さて、飛行機に乗り込む前にどんな手続きがあるのかも知らなかった自分ですが。
1.搭乗手続き
大きな荷物を預けます。最近は水物が持ち込めないので、友人はハンドクリームのケースではねられました。小袋を売店で購入(100円)し、包んで入れることに。ここで荷物を預けたあと、また暫く待つ時間があって空港内をうろうろ。
2.手荷物検査
二階に集合し、暫く座って待った後、X線検査機で荷物検査と、金属探知ゲートを抜けます。
3、出国検査
パスポートと貰った搭乗券はここで使うのだ。印を押されると、パスポートを各国の印で一杯にしたくなる。そして実際そうしている人のコレクション的な楽しみが良く分かる。
4.搭乗ゲート
ここでまた待つわけですが。免税店があるのがニクイですね。行きにしか見られないのでここで買いそびれたら…と思ってしまうんですが、あんまり心惹かれるものはなかったなぁ。

飛行機は入り口で新聞をくれました。私は寝るつもりだったので受け取りませんでしたが。
そしてテイクオフですよ。
飛行機は久しぶりな私でしたがー。飛ぶときと降りるときが一番事故率が高いという恐怖感で、じーっと窓の外を見ておりました。飛ぶときのあの圧迫感は好きなんですが、万が一を考えてしまいますね。自分で運転しているものは怖くないんですが、ジェットコースターとか、整備不良で壊れそうなものはいやですわ。

見事な秋晴れで、福島の山並みがくっきりと眼下に見えました。それはそれは見事に、山の間の谷が大きな川になって、平地に流れ込んでいるのが分かり、まるでグーグルアース。
友人は通路側だったので、席を替わりたそうだったのですが、「席を替わったことによって、万が一の事故のとき窓側だけ損傷してキミが死んだりしたら、やりきれないじゃないか!」というように伝えた所、笑ってあきらめてくれました。行きは。いや私本気でそう思ってました。


昼ごはんは和風弁当。福島空港発のためか、津軽三味線をテーマにしたアニメを見つつ食しましたがあまり美味しくはなく。アニメを見ているうちに爆睡。いやしかし、台湾航空のお姉さんは、超ぶっきらぼうです。あまり笑顔なく、弁当はどかーんと目の前においていくし、トイレに向かう客に道をゆずらんし。

16時35分、台北着。台北でトランジットだったのです。到着時、地平線の向こうに見事な夕やけでした。とすると、空港の外には出ていないけれどこれが初海外。結構近いものだなぁと思いながら、むくみ切った足と、痛む腰にこれから先を懸念する。まぁ、半分は来ているのだから大丈夫だと言い聞かせつつ、待合でストレッチ。
正直何もないので、トイレに行き、洗面所で手を洗おうと手を伸ばし…そのまま待てど水は出ず。日本の何でも自動なシステムに慣れすぎている自分に気づきました。

そしてカンボジア航空に乗り換えて、お姉さんたちが笑顔満面なことに癒され。でも、後ろのほうでガムたべてましたけどね。
機内で税関申告書を書き、ワレワレはビザをあちらで取るので(国内で申請すると高いから。初海外旅行だけれどもチャレンジだ!)、その書類の確認をしているうちに外は夜。
台湾の海べりの町の明りが綺麗でしたが、だんだんとそれも見えなくなり、海上へ。
、機内食は簡単なサンドイッチ。何だか食べてばかりだなぁと思いながら、持ってきたDSをやってちょっと酔い。寝て誤魔化し。

機内放送は、あとどれくらいでカンボジアに付くか、何フィートをどれくらいの距離で飛んでいるか、あとは天気予報などを教えてくれるが、目を開けたら、もう東南アジアだった。
カンボジア上空、大陸の影はおぼろげに見えるが、兎に角明りがない。ぽつぽつといった風情で、ホントに町の上なのか…と思っているうちに、タッチダウンですよ。
福島空港以上にこじんまりした、でも青々としたヤシの木が一杯ある空港に到着。現地時間21時5分予定だったのですが、いったい何時についたやら。

降りた瞬間に香ってきた匂いは、うわー、ディズニーランドのジャングルクルーズの匂いでした。イイ匂いだー。
イイ匂いでわくわくする。しかし疲れた。なにやらおなかも一杯だ。出来る限り足を伸ばして寝たい。
けれども、英語からっきしなワレワレには、ツアーのみなさんから別れてのビザ申請という難関がまだ待ち受けているのであった。


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