仕事の終業のベルのあと、彼から携帯電話に着信がある。明日の予定の確認。彼と会うのは17年ぶり。相変わらず私をとりこにしてしまう彼の声。何年ぶりでもすぐわかる。背中合わせでも 私は貴方を感じることができる。