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2004年11月30日(火) スペインの6日間

一人でどこへでも行けるように思っていた。
その気持ちは変わらないけど、私の人生は沢山の人と交差して行くもの。

だからこうやって、飛行機の中で偶然あった人と、話をしてスペインへ一緒に飛んでいくことも、ちっとも不思議なことじゃないんだなぁ。

スペインへ行く同じ期間、大好きな先輩、鈴木さんがlondonにきていてこちらで会うことができなかったことも、
それも必然なことだから、日本でまたねといわれて自分の中ですんなり飲み込めたこと。

londonで出会った皆と、スペインで合流をしてそこから旅をしたこと、

バルセロナから4時間近くをかけてteresaに会いにzaragozaに行ったこと、
帰りの中からみた彼女の表情を今でも忘れられないこと。

ガウディの建築物をこの目で見て、耳で沢山の音を聞けたこと、
バルセロナのmargaのおうちへお邪魔して、お母さんやお兄ちゃん、お友達のパーティーに呼ばれて、皆に出会えたことや
ユースホテルで同じ部屋だったアメリカ人4人組の旅人や世界一周をしている人、ここからフランスを目指す人。

この6日間、本当に楽しい時間、会えた人、けんさんやゆたかやスペインで待っていてくれたteresaやmartaやpichoro皆にありがとう。

私の目の前の小さな道は、どんな風にも進んでいけるように見えて、
本当は、一つ一つの大切な出会いや行くべき場所、小さな瞬間は決まっているのかもしれないと思う。

そしてどんな風にも自由に感じ取れるのなら、いつでも受け止められるように、ひとつの偶然を大切なものとして接するようになりたい.

誰か一人が面白いのではなくて、誰かが私の横にいてくれることが、面白いとおもうことにつながるの。

皆でいるから楽しいんだって、そう思っている人と、私はここで出会ったんだなぁ。
生きて、進んでいくってこういう事なんだと思うんだよ.

皆で笑うから、面白くて、楽しくて、だからやっぱりその人たちとの別れの瞬間は、本当に悲しい.

でも、私たちはまた絶対会えると思って、この旅を終えたいって思ったよ.
そうじゃなければ、teresaに会いにあそこまで飛んでいけないし、この先も皆とずっと連絡をとろうなんて、私は思えないんだ.


2004年11月22日(月) 音は場面を含める力があるんだなぁ。

rikaの朝は、ラジオを聞くことから始まる。
flatのキッチンには、ラジオがあって、そのボタンを押すところから。

この間、1年ずっと耳にしてきた(曲達)が入っているアルバムを買ったよ。
その名も、「NOW59」。
今まで、買ったことも興味もなかった、このNOWに今は感動っ。

すべての曲はもちろんいつも聞いていたものばかりだった。
それから、その音、一つ一つに、私の中にある、沢山の場面が含まれているって、耳から心に入るたびに想うんだよ。

みんなの笑顔、私の嬉しかった事、感動した事、その全てが、一緒になって、音にのって包むんだよ。

さて、来週火曜日から、日曜日までロンドンを少し離れます。
スペインへ、大切な、友達に会うために行ってきます。

きっと、ずっと、いつ聞いても、私はこの音、どこで聞いたって、今日を含めたここでの生活を想うのだなぁと想う。
いつも、どこかで不安な気持ちがあるけど、やっぱりやっぱり、ここにきてよかったなぁと想うことができた強い今も、この音に含まれるのだなぁ。


2004年11月18日(木) 私にとっての大切な部分は(ここ)

自分の日常の、過ごしている時間の、そのとき会っている人達や、やってきた事。
日々何かで詰まっていることが重要なのではなくて、自分がしたいことができているかが、私にとって一番大切なこと。

それで、自分にとっての、(大事なこと達)は言葉で、簡単にいえないことが多いよ。
それをひけらかしたり、表ざたにしたりって行為は私にとっては無意味。

会えば会うほど、離れたくなる人ってそれを表にもっている人が多いよ。
そんな時は静かに静かに、誰にも気づかれないように、その人の心の中からこっそりと消えたい。

今日はやっとLABOURANDWAITにいくことができた。
そして、重いお買い物を、とうとうしてしまった。。
帰国が近づく中、私はこの大量の、(形ある物)たちを持って帰れるのかなぁって思うけど、大好きなこの国で、直感がばしばし働いて出会うことができた(物)たちを、買わないわけにはいかなかったのだよ。(言い訳)

そんなこんなでこの8ヶ月間、人から見たらええーーとおどろかれる、でも私にとっては形ある宝物がいっぱい。
お菓子の型、アンティーク、ケーキソーサー、帽子など。へへ。

近くのストリートデリであやこさんと待ち合わせをして、お茶をして、来週からスペインに行く私は、あやこさんの帰国にはこの国にいないのでお別れを。

liverpool駅で、別れる瞬間は涙がやっぱりひょっこり流れ出て、さらりとなんてお別れできなかった。
セントラルラインのチィーブの中で一人なきをして、
ノッティングrヒルについたら、テキストメールが届いていて、そのあやこさんの言葉に泣いて、
家に帰るとflatmaitが全員集合の状態でリビングにいて、それに安心してどどーーと泣いた。

前の日記に書いたけど、彼女も深い湖のような優しい心をもっていて、londonであまりお会いすることはできなかったけど、ここで出会えてよかったと思える友達だ。

そしてうちのflatmaitも。

ここはみんなが仲がよくて、誰一人引越しをすることなくずっと同じメンバーだったから、はじめて引越しするのがこの私だ。
だから明日はみんなでjonの予約してくれた高級タイ料理店へ行くよ。
あと、数えるほどしかないみんなとの時間を大切にしたい。

私にとって大切な部分がここかなってところを、
わかりやすい形で見つけて、つんつんと心を突っついて、教えてくれたのが、ロンドンだった。
それは一生忘れることのできない本当に大切なことだよ。


2004年11月14日(日) ミナの事

私の友人でエジプト人のミナという男の子がいて、
私は彼とフランス人のrouと話す時間やランチがすごく楽しくて、2人にも会えて本当によかったなぁと思う.

それから、この時間や関係が何年か前の学生の頃と重なる.

そして今日はそんなミナのお誕生日.
今夜はミナのBIG PARTYだ。いえーーい。


londonでびっくりしたことは、みんな自分のお誕生日パーティーを自分でアレンジして、招待してくれるところ.
日本だったら、友人が考えてくれたり、家族が祝ってくれたり.
基本的にそこは同じだけど、自分のパーティーを作り上げるのは、彼ら自身なの。

それから休みの日や夜の過ごし方も、日本での生活ではなかったものばかりで、
でも今、それにどっぷり使っている私はすごく心地がいいんだ.

日本でどうしてあんなに忙しくて、少し苦しくて、休息できなかったのかなぁ.

ここでは人のもつ心の広さにも驚く.
綺麗な湖みたいな、みんなの心の深さにどっぷりつかって、私もそうなりたいなぁと思ったり.
本当に、広くて、深くて、深くて、ちっちゃい心しか持ち合わせてない私はおぼれそう、、もしかしたら溺れているかもとも思う.

それと何に対しても受身ではだめ.
女の子だから大人しく待つだけではもちろんだめだし、何かをこの手に一つ守って生きたいと、私は思っている.

だから例えばこれからは、自分でみんなを招待して、きてくれたみんなが幸せになれるようなお祝い事を作り上げたり、
大切な人の大切な火は、自分が先頭を切って作っていきたい、なんか使命みたいなものを感じているし、
自分がいいなぁと思った人には、もう自分からどんどん話し掛けていかなきゃ、その瞬間は今だけだよっておもう.

先につなげていけるか、いけないかは、私にかかっているんだよ、

色んな人とすれ違って、
声をかけてもらって、優しい場面に遭遇して、
目と目が合って、笑い合って、また別れる毎日の中.

沢山の幸せの形を、みんなの器の色を、今日も、色んな人に教えてもらっているよ.


2004年11月12日(金) どこの場所でも。

ロンドンに帰ってきても思ったよ。

どこの国へ行っても、ずっと自分が訪れたかった場所だったらいつだって、どこだって、嬉しい。

例えば本当にやりたかったことや、いきたかった、目標みたいな(場所)にたどり着いたときとおんなじだ。

ここにこれて、今居ること、日本からちょっと離れたこの場所に居ること、人は心にずっと思っていたらいつかは何だって叶うんだって、思わずにはいられない。

できなくて叶わないことと同じくらい、
できてかなえられることも沢山あるんだってこと。

思ってまたあきらめずに、
誰かが「無理だよ」って、言ったことに対しても、
自分だけは自分を信じてあげたいなぁっておもったんだよ。

否定されると本当に悲しいけど、
でも、自分だけは、自分を信じてあげたいなぁって強く思うよ。

ニースからロンドンに帰ってきて、すごくほっとしている自分は、ロンドンが大好きだと思う。
それと、メールを開いたら、今まで人からもらったメールすべてが消えていて、友達や家族のアドレスまで分からなくなってしまっていて、すべてを紛失。

すごくショックです。
送りたくても送れないのです。もし、見ている友達がいたら、メールを下さい。。。


2004年11月10日(水) ニースで想う事 2日目。

一人ぼっちの人生の、長く与えられた時間をどう使おうかな?
どうするか、どうやって進むか、選択できるのは、自分しかいない。

自分だけは、自分を思い通りに動かせて、
自分の環境や、能力や(この手)で持っているものを、見極めて進めること。それは私達自身だけ。

休みがなく働いた何週間後の休日、
ディスプレイが終わった明け方、
おじいちゃんの家の側でみた、真っ暗闇の中の蛍の光のようなもの。
真っ青な、広い空、白い雲、その中を飛んでいく、飛行機のようなもの。

きらきらする瞬間を手にできるまでは、長い助走も、努力も、必要だってこと。

その道は平坦ではないけれど、後で手にするものの大きさと、達成感の深さ。

今の私は必要となれば、なんだってお金を払って手にいれることのできる世界にいるから、
外に出て、周りを見わたして、色々な事を想って、心に決めたことがたくさんあるんだ。

きっと、もうなんとなく人に会って、おなかが空いていないのになんとなく物を食べて、もうそんな日常は過ごせないだろう。
なんとなく、それが毎日の習慣と生まれたときからの私が教えてもらった規律だとしても、それを続けていくこと、これから自分の意志が疎通しなかったら進むことは無理だろう。

ニースでもどこでも、何かをはじめるとき私を知る人は(そこ)にはいない。
私にとって、その(そこ)にいくこと、想像以上に大きくて、自分を少し消耗すること。

でも私が好きで続けていくのは、私には私の時間がいまあって、誰にも迷惑をかけない時間があるから。
へんてこなホテルに泊まっていることも、ニースの海を見ながら手紙を書いていることも、一つ一つの行動、全部責任が私に課せられているよ。

それを、心地いいと感じられるようになった。
それを、心地いいと感じられるようになったってきずいた今日、人生楽しめるようになったんだなぁっておもうんだよ。


2004年11月08日(月) 一日目 ニースで想う事。

こんなに綺麗な色があるんだなぁと、ニースの海で想ふ。
私の立っている地球にはそんな場所がたくさんあって、そこには人が住んでいて、風景があって、もちろん私の国にも、私達の色が存在。

インディアンの血が流れるroenは、
「いつでも自分の周りは自然が広がっているよ。でもそれは、すばらしくて美しい景色だけど、僕にとってそれらは、日常。」
といってた、それが彼の毎日の色。

家族ですんでいる私の家は、徒歩1分で海に出て、逆へ向かって進めば徒歩5分で山につく、小さな小さな村。
いつも私の周りは、潮風が吹いて、4月の山は桜色。

日本人の平均寿命から、私が後60年生きれたとして、その毎日、目の前に飛び込んでくる色。
絵の具じゃ出せないたくさんの色。
この目と、心と、私の体にしみこんで進めますように。

私の意見。

人は自分で思っているほど、強くないし、泣けると思う。
だから、私の傍のに居る大切な人が、独りで生きれるといって、周りの人をどんどん遠ざけたとしても、
私はその人の人生の色々な場面で、無理やりでもそばにいたいって思っている。

大切な人、なおさら。

一人旅をしていると思う。

私にとって、この時間は、かけがえのない自分のものだけど、帰る場所や迎えてくれる人、見ててくれる人があっての今。
だからこうやって、旅先で大切な人を想って、ハガキを送るのだ。

シーズンはずれのニースも、まだ少し暖かくて、人も優しくて、治安もいいなぁと想ったよ。
そして、世界でひとつだけの国立美術館。
たくさんのシャガールの絵に、囲まれたよ。

行きたい、行きたいと、何10年もずっと想っていた日本から遠く離れたこの美術館に来ることができたよ。
人は、心でずっと想っていたら、本当に来れるし、叶えられる生き物だと又確信。

シャガールの絵のブルーは、本当にコートダジュールの海の色だと想う。
このニース海の、それから町全体の、透明に近いのに、深く見える青い色に。

自分の目で、全てを見れていること。
それらが、地球の中の小さな場面だとしても、自分にとってそれはとても大きくて、本当に良かったことになるんね。


2004年11月05日(金) 悲しい事件を沢山知って。

情報・・私には届かないことが多いです。
取り入れる方法は山のようにあるけれど、こっちにきてから、パソコンでほとんど日本のことを見ないようにしていました。
周りにも人がいないから気づかないことが多くて、でも、日本の新聞を入手してしまった私は、ここ最近の事に、ただただびっくり。

あぁぁ、日本の記事、悪いこと、悲しいことしか書いていないよ。
でも、最近では、世界全体が、ほとんどそう。

それを読んでいたら、なんだかすごく悲しくなってしまった。
それじゃなくても、実は今日すごく悲しくて、一気に落ち込むことがあって、でも最終的に日本人の方に助けられるなんてことがあった。
気持ちが一日中ごちゃごちゃしていたから、日本のニュース、心にダイレクトに、どどーーんと。

目を逸らすことは本当に簡単。
それに、知らないふりをしたり、逃げることはもう本当に楽なことだ。

そんな風に思いながら、仕事帰りのmaragaをコーヒー屋でまっていたら、突然Harrosの外観が光る瞬間に遭遇。

いろんな場面や、事件や、瞬間や。
私の毎日は絶え間なく変化して、助けられて支えられているんだってこと、いつもいつもいろんな人に気づかせてもらうなぁ。


2004年11月04日(木) 恋愛。

学校が終わって、どうしても見たい絵があったので、美術館へ行くことに。
クラス一番の仲良しのrouと2人で。

ロンドンでフランス人のrouにあえたこと、いつもいつもうれしく思う私。
そしてしつこく、「rika、rika出会えてよかったよね」といってくれる、彼女。大好きです。

彼女に会ってはじめてお菓子の似合う座を譲ってみたrikaだ。
彼女ほど、sweetが似合う素敵な女の子はいないよーーーー。くぅぅぅ。

途中で、彼のkuanもジョインして、今日はずっと2人の幸せな顔を見つめることができたよ。

日本でも、しのさんとまぁさんが話しているのを見ては幸せを感じて、
まどかや旦那様が嬉しそうに笑っているのを見ては、自分が楽しくなって、
まとむが結婚するって決まったときは本当に、私も奥様を好きっておもった。

teresaとdemiの事も大好きだったなぁ。
そしていつも3人で過ごす事が多かった。
邪魔なんじゃないかなぁと思っていても、私がいないと心配してくれる2人を今も思い出す。
そして今日も、こうやってrouとkuanの間を歩きながら、うう私って本当に幸せかも、と思ったよ。

恋愛の形は沢山あるけど、私も好きな人をもっともっと大切にしたいなぁ。


土曜日から月曜日まで、一人フランス ニースの旅だ。
日本にいるときから、一人行動多かったのかもしれないけど、なんだか最近は更に、一人で全部時間を感じたい私になってしまった。
最後の最後に、本当に大好きな場所に一人でいける事、それも幸せに思います。

そしてその後のスペインは、すでに一人でヨーロッパを旅しているユタカや、前のフラットメイトけんさんや、お隣のけんじさん、そしてteresaやmaraga,marutaのお兄ちゃんたちと、実はみんなとスペインで待ち合わせ。
最後の最後に、ここで出会えたみんなとの大きな思い出を作れることも本当に幸せなこと。

私にとって、恋人も友達も、家族も大事。
そして、自分のこと、夢も、もっと大事にしようって思っているんだよ。


2004年11月03日(水) 秋 秋 秋

今までは春が一番好きだったけど、今は秋。
今日朝、目が覚めたらあまりにいい天気で、お隣のハイドパークを歩く。

秋晴れ。
フラットメイトのmarga、noriaと3人で。

深い深い空から、黄色いっぱいの木々から、やわらかい風から。
今私たちを囲む、このロンドンの風景を体いっぱいで感じながら。

多分、みんな心のどっかに、一つのちっちゃい不安を持っているんだって知ってる。
例えばどんなに有名になって、名を上げても。
また私はそこへの魅力は感じないけど、でも絶対みんな同じ人だから、きっとこうやって、道ですれ違っている沢山の人、皆皆同じものを抱えている。

私にとってそれを忘れて笑っている瞬間は、大好きな人と一緒にいるとき。お菓子を作っているとき。

午後、「天気がいいから公園を歩かない?」なんて突然のメール。
夜遅く「日本食が食べたいから、行ってもいい?」なんてかかってくる電話。

「rikaとこの先簡単に合うのは難しいから、今ある時間一緒に過ごさない?」嬉しいけど、悲しい英語。

ここに留学して生きている人のほとんどは、環境を自分で作り上げてる。
例えば大学に合格して上京して、一から環境を作っている人や、日本でも、どこでも言える事だけど。
そこに沢山の友情や、感情が複雑に絡まって、大切な時間を、思い出を、作っている。

だけど、ある日、その小さい不安の横に、小さい自信が隣り合わせていることに、気づくと思う。
それって、絶対財産だと私は思うのです。

私たちはもっと自信を持っていいんだよねって思うんだ。
周りを、きょろきょろして、誰かのまねをしてうらやましがって比較するのではなくて、
もっともっと自分のことを見て、自分で自分に万歳ーー三唱(古いけど)ぐらいしたっていいんだよね?って思うんだ。

もうすぐ冬が来るこの、どこまでも深い深い空を見上げて。

自分の居場所をもっともっと知りたい。
私が好きと思う人たちともっともっと一緒にいたい。、


2004年11月02日(火) ハロゥイン

ハロゥインの今日、フラットメイト達とパーティーを。
リビングは大音響のいろんな国の音楽が。
それは私にはすごく心地がよくて、オーナーのジョンがすごく幸せそうで、私もすっごく、ハッピー。

皆に、ありがとうだ。

皆の目線ひとつが、私にくれる英語ひとつが、本当にやさしく伝わるよ。

私の持っている人生の、私の使える時間の中、私の言葉を全部使って、
いつか南アフリカにも、スペインにも、イタリアにも、フランスにも、ただ皆に会うという目的だけで、会いに飛んでいけますように。
そして、ここに戻ってこれますように、と言葉達と音楽を聴きながら。

本当に幸せはずっと長く続かないのかな?
それは、誰が作った言葉?そしてなぜ私がそれをずっと持っていたか?

ここに来て確信したことはね、私の中で幸せは永遠かもしれないということ。

きっとそれは、いろんな形に変わっていくけど、私の中でそれらはずっとずっと大切なもので、
この生活はきっと一生の思い出で、私はきっとこの先も笑っていられるんだって思うの。

(ここ)に、皆との時間がちゃんと蓄積されてきていることを、確信。
その確信は、きっと大きな自信になっていくんだ。

ここにきて、本当に本当によかった。

日本に居ても、外に出でても、大差はないと思っていたけど、今、外に出て初めて考えて感じること、それは想像以上だった。

だから私の中で、日本のいいところの全てを飲み見込んでしまいそうな(それら)は、少し怖いよ。


2004年11月01日(月) 記憶に残りたい。

考えたくないけど、
でももしこの先ずっと、再開する事ができないとしても、みんなの記憶の中にはずっと残りたい。

昨日フランス、ブルゴーニュ地方から戻ってきたよ。
日本では見たことのない風景が広がっていて、また私はあぁ、駿さんの世界だぁって想いっぱなし。
いつもきれいな景色を見ると、彼の映画を思い出すんだよ。


そして、さおりちゃんと一緒に買った紅茶のソーサ。
「これを使うたびに想いだすから、さおりちゃんも私を想ってね」
なんて、お願いをしてしまった私に快く快諾してくれた彼女。
「この景色に抱かれているよね」なんてさらりというさおりちゃんにも、ここで出会えて本当によかった。

日曜の今日は、liverpoolで前のフラットメイトtotoと、maragaとお茶をして、夜は家で、これまた前のフラットメイトdemiとroenを呼んで5人でdinner。

今日一日、totoやみんなが連発していた言葉。
それは、私がいつも、いつも、想っている言葉。

「国ではなくて、人だよね。」
「前のフラットが恋しくて想うのではなくて、maragaやrikaを想って、恋しくなる。」

言葉が通じることはすばらしいことだけど、気持ちが通じることはもっと素敵なことだ。
5人で、ハイドパークを歩きながら、みんなの背中を見ながら、ずっとずっとそんな風に想っていた。

totoは本当に人の名前を覚えることが苦手なのに、ましてや日本人の名前すぐ忘れてしまうのに、私のことはいつもいつも心配してメールをくれるよ。
totoのおかげで、totoの彼女に日本語を教えて、逆に彼女から英語も教えてもらえてる。
そんな風にずっと接してくれるのは、(出会ってから今までrikaは何一つ変わらないからだ)といってくれた彼との時間になきそうになるよ。

「自分を偽ること、短時間はできるけど、長時間はできないよ。だから、ずっと僕に対して誠実なrikaやmaragaとはずっと友達だ。」

わたしもずっとずっとそう想ってるんだよ。
だからずっと、変わらないよ。


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