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2004年07月28日(水) ただいま旅の途中。

パリ;
エッフェル塔にもシャンゼリゼ通りもルーブル美術館にも
観光といわれている場所へ向かって一気に駆け巡る駆け巡る。

いつも私の旅はひとつの場所で、その町をゆっくりのんびりとした気持ちで見つめて、
古い町並みフェチの私は、それらに囲まれてているだけで十分という旅の心得。
それから、お茶をすることは欠かせなく、その後またボーとする感じ。

でも初めてのパリ大好きだと思う、って勝手に思って日数も限られているとなったら、見れるもの見たいものすべて目に焼き付けたくてへとへとになるまで、パリを満喫。

多分この先もずっと苦手なものは、時間がちゃんと決まっているツアーの旅。
もう一生できないんじゃないかとまで思っているほど。
どこにいても、自分で選べる自由と責任がない時間は楽しくないのではと思うの。

オペラ座の天井画。大好きなシャガールの作品。
じーっと見つめて、本気で心に焼き付けたかったよ。
小学校のころから大好きなシャガール、彼の人生をとことん調べて、今では本もいくつか持って、展覧会があれば必ず足を運んではいたけど、
それでもまだまだ私の見ていないものは、世界中にあふれているのだな。
それを見たくて、働いて、旅をするってだけでも、あっ人生楽しくなるよって見えてるところが私の幸せだって、パリで思う。

それからパリのイメージは、とにかく人が優しい。
本当に優しくて優しくて、ロンドンに住んでいる私は戸惑ってしまうほどだった。
うーーん。それでも、ロンドンの町が好き。絶対。何でかはわからないけど、もうロンドン大好きだって思う。

ラデュレもメゾンドショコラもaokiさんのケーキも食べて、でも一番おいしかったのは、ホテルの側にあった、おじさんが切り盛りしている、小さなパン屋さんの出来立てのアップルパイ。

てきぱきとして、でも事務的な感じはなくて、2日とも7時ごろ行ったけど、お客さんが並んで待っているほどの賑わいで、
パンとおじさんの人柄がにじみ出ていて成り立っている小さいけど、巨人のお店。

早々、私もこうなりたかったんだった。
私を大切だと思ってくれる人が、周りにいてくれて支えられて、私も支えているような元気を人に分けられるような、でもその行動姿勢は自然な人柄の持ち主。やっぱり人だよなーって思う。

帰りのユーロスターでは地平線に沈む夕日を見て、そのとき、家族を想っていたよ。
夕日だけじゃなくて、こっちで見れるきれいなもの、私の大切な人たちと一緒に見たいし、見せてあげたいなといつも思うの。

それから、必要のない無駄なものなんてキットひとつもなかったんだから、ここで夕日をみれているんだってぽっつり思った。

さて、明日はイタリア。


2004年07月25日(日) 引越しをしてから

引越しをしてからの一週間は、色々なことがあって
でも今やっと落ち着いてきたよ。

はじめてあった時は、川村隆一のようだと密かに思っていたけど、
今恋しくて前の家に何度も行く私を喜んで迎え入れてくれるロンドンの兄KENさん。
ロンドンで、出会えていること大きいなーーと思う。

今週は月曜日に前のフラットメイト達がパーティーをしてくれて
火曜日はFORUFEと一緒に映画へ。
水曜日はTERESAやDEMIらと、会って、木曜日に帰国してしまうTERESAとお別れを。
さよならをいうことが大嫌いな彼女の前で、私は最後の日ずっと笑えていたかな。
でも、帰りのチューブで涙が止まらなくて、
そんな私にとてもきれいな女性がティシュを差し出してくれる。。。
うう。
本当にありがとうばかりのロンドン生活。
TERESAに出会えて本当によかったと心から思うよ。

そして金曜日に、ロンドンという国が根本にあったからこそ出会えた、ちなみちゃんとゆきおさんに会うことができて、
お茶をしてお話をしている間中、私が心に想っていたことは、ひとつだけ。
2人の言葉が耳から入って心にとまるたびになきそうになって、ぐぐぐとくるものがあったの。

本当に一気に大切な友人ができてうれしい。

名声とか地位とか、そんな高いレベルではなく、また今の私に必要ではなく、
私にできる範囲のささやかなものででもそれで十分で、
自分の人生これから先が楽しみで楽しみで仕方がないって気持ちが私にはいつもいつもある。

2人と話しをしていたらさらにさらに生きていくことが楽しみになったよ。
本当に。

たくさんのホームページがある中で大切な人に出会えたことは本当に財産。
いつも人と向き合うことで疲れたりへとへとになるけど、
結局私は人が好きで、人とのつながりで生きているなって思う。

2人が笑ってこの先を見ているんだなって思うだけで、私も向かっていけるなと思う。
しつこいけど、何ができるとかね確信はないの。
あるものは、私の中にある夢とその先と、大切な人たち。

ちなみちゃん、ゆきおさん、
心配よりも、応援してほしいよね、
ありがとうの人になりたいよね、なんてさらりといっていて、
私もそうだから、そう思っていた人が目の前に、そしてロンドンで出会えて、これだけで、ロンドンに来てやっぱりよかったと思わずに入られなかった。
2人とは今までずっと一緒に笑っていたような感覚、この先もずっと笑っていたいなと思う。

そして来週一週間の休暇で、パリへ。
木曜からはイタリアへ。月曜のよるロンドンに戻ってきます。

たくさんのことを今以上に感じることが自分でわかるよ。
本当に本当にたくさんの人にありがとうをいいたいのに、伝え切れなくて、でも今ここで感じれることに幸せを感じていこうと思う。


2004年07月20日(火) 引っ越しの事

土曜日は,イギリス人の友達rickyと一緒に美術館へ行って,
お茶をして,彼の大学の話しをずっと聞いて,家に帰る。
彼と私は私が日本にいるときからのいい友人なので,
こうやってイギリスでたまにあって,私の話しを聞いてもらえるだけで感謝。感謝.

夕方お隣の家の日本人タカシさんやさおりさん、前の家の友君,日本人の友人が私の為に集まってくれたよ。
でも、お別れパーティーは好きじゃない。
だってね、まだロンドンにいるしね。
だから皆で一緒にパブへ。

その日の夜は,フラットメイトのforufeとferunandとyutakaとクラブへ。
私の最も尊敬するあっちゃんが、「日本のクラブは好きじゃないけど,海外のクラブは本当にいい。」と言っていた事を,このロンドンで思い出すよ。私もそうだなって想ってるの.海外しか行きたくないと思ってしまうほど。
というか、私は皆と行く事が本当に楽しいから、海外のクラブが好きなのではなくて,皆と行くクラブが好きだと想う。

そして日曜の朝は,のんびり荷物をまとめる。

最後にforufeの部屋で一緒に昼寝をしていたら、フラットメイトのminからチョコレートと,手紙をもらってその手紙のないように泣いてしまう。
南アフリカのrouenとdemiにも、「キャラクターを大切にするんだよ。本当に出会えてよかったよ」と言われる。

そしてオーナーのlimeまで、「rikaは人を疑わないからこのロンドンでだまされないように。もしだまされたらいつでも言うんだよ。力になるから。」
なんて言うから、このやろーーと思う.
その言葉にまたまた泣いた私をkenさんも彼女も心配そうに見ていて,そんな顔も当分見れないなんて思う。

forufeには、スペイン語で書いた手紙をもらったよ。
そして、kenさんからも手紙を。私を天使なんて言ってくれるのはこの人だけだろうなー。きっと。

家を出たら,前の家の皆も,そして隣の家の皆もいて,
同じロンドンのお引っ越しなのに,日本に帰国してしまうみたいだった。

この先,私の人生の中で,心の夢の隣に絶対いてくれるのは,kenさんとforufeとteresaだと思った。
3人の事は絶対忘れないだろう。
そして、いつも3人を思っているんだろうなって想う.

新しい家についたら,marutaもmarugaも迎えてくれたよ.
3人でお茶をして眠る.
ノッティングヒルの生活はこれから始まるよ。

このロンドンで,いいフラットメイトに恵まれる事も,大好きな日本人に出会える事も奇跡に近いねと大好きなちなみちゃんにメールをもらったけど,
本当にそう思う.
だから出会えた事の大きな意味に,大感謝だ.


2004年07月17日(土) 新しい場所 ノッティングヒルへ。

元一緒に住んでいた、仲良しのmarutaとmarugaの新しいflatに及ばれして2人とずっとずっと笑っていた私をみて,
そこのオーナーさんに突然,「いくらならrikaはここに住める?」と聞かれる。

後日そこへ行き,今度はちゃんとした話しを聞く。
私は今いる家が大好きで,大好きな皆が去っていく今も自分だけはここに残っているんだなと思っていた。
でも、最初は引っ越す気はなかった私が新しい家の人と話しをして、よし引っ越しをしようと突然決めていたよ。

そして、引っ越すにあたって,本当に一つだけ心に引っかかる事があって,それだけがどうしても最後まで引っかかっていたけど,決めた。

家に帰って、とにかく一番最初にkenさんとforufeに話しをしなくてはと思って話しをしに部屋へ。
forufeは私が今までみた事のない複雑な顔をして
それをみたらやっぱり引っ越すのはやめようかなって思ってしまった。
でも夜、「同じロンドンに住んでいるのだからいつでも会える。会い続けるべきだ。」と言われて、
私もずっとここでの楽しい思い出に浸っている場合ではなくて、
なぜか急に心で決めた自分のロンドンで一番大好きな場所への引っ越しを、楽しもうと決めたよ。

kenさんは、「正しい判断だ。」と言ってくれた。
引っ越しの準備をする私が「寂しいね。」なんて歌いながらと言うと,
「rikaがいったらあかんよ。残される方が寂しいのだから。」と言う。

私が心に引っかかっていた事は,今はもう最初のメンバーは2人しか残っていないけれど,
その大好きなkenさんとforufeと離れるのが嫌だなという事だけだったから、そのことが実はまだ心の中でヒキヅル。

そしてお隣さんや、vilauやouenにお引っ越しの話しをする。
日曜日は皆が手伝ってくれると言ってくれたので私がここに住むのはあと少し。
金曜日も土曜日もforufeと遊ぼうと決める。

そして昨日の夜は,totoとpasukenのお引っ越しを見送る。
あまりに明るい2人を見て隣でtakasiさんが「こんなもんやろ」と笑いながら言うよ。だから私も思わず笑う。

私がロンドンで初めて生活をしたこのフラットは,本当にいい人ばかりで特に私の家はなんて言っていいのかわからないほど特別だった。
きっとロンドンで,こんなフラットを探す事は難しいように思う。
色々な国のメンバーが6人、毎日一緒に笑って歌って踊って,泣いて自分たちの事を自分たちでここロンドンで私たちは家族だと呼ぶ。

私はこんなに恵まれてていいのかなと思うほど、幸せな毎日を過ごしたよ。
だから,逆に,その時の皆が少しずつお引っ越しをして、見送る側だった自分は毎日泣いていて,
だから今度は笑顔でここを去って,新しいノッティングヒルの私の家へ帰国までの間楽しんで生活をしようと思ったの。

さて、ここでの生活はあと少しだけど,私のロンドンの生活はまだまだ。
そして昨日からkenさんの彼女さんがドイツから家にきたよ。
私はどうしても迎えたかったから夜遅くまで起きて,そして昨日はお話をする事も出来た。

好きな人の好きな人は,やっぱり自分も好きだと思った。
その想いが、日本にいたときと変わらなくて安心した。











2004年07月14日(水) 英語漬け

日曜日はフラットメイトのforufeと2人でオックスフォードへ行ってきたよ。
二人で電車に乗って,とことこと。
オックスフォードも素敵だったけど,そのオックスフォードではしゃいだ私たちは帰りの電車でぐったり。
でも、よかったねーーと、元気のない私を励ましてくれた彼に感謝だ。

月曜日は,唯一の仲のいい日本人のお友達、youkoとayakoそしてスペイン人のpiraと一緒に,クリームティーを食べに。
帰ってきてからは,新しいフラットメイトのayakoさんとお話をして,
仕事帰りのforufeと映画を見る約束をして,
またまた仕事帰りのdemiの恋話しを聞いて,
私のロンドンの夜は瞬く間に過ぎていくのだ。

そして、私がロンドンに来て3ヶ月。
私が初めてこの国に来て,実は窓から見える空ばっかりをみて、飛行機を見つけてはいつ帰ろうと思っていた日から3ヶ月経過。
そしてこの家に住んで,毎日毎日わらってわらって笑いすぎて,その反動で泣きすぎて。
私はこの家を偶然に見つける事が出来たけど,本当にラッキーだったと思って。
そして今,大好きな皆が色々な事情で引っ越しをしたり,
そして新しい国の人たちがまたうちにお引っ越しをしてきたり。
今までは,迎えてもらう側だった私が今度は迎え入れる側に。

本当に,私たちはくるくる回転して,どっちの立場へも転がって,そして経験。
その経験が整形されて,未来の私を作っていくのだなって思うのです。

今は大好きな人に出会えてよかったと心から思う私だよ。


2004年07月10日(土) 別れのはなしはこれで終わり

沢山の別れを見て,
経験してそんな事ばっかりここにかいているように思うけど,
今日、最大級の別れが私に訪れて、思わず大粒の涙。
でもそれを見ていたrimの彼女に
「rika別れはロンドンに沢山あるけれど,あなたはまた新しい友人に出会う事が出来る。」
と言われて,まさにその通りでその事は重々承知なのだけど,
私はやっぱり永遠になれる事はないのだろうなと今日思う。
だからこそ、笑っていたいと強く思う。
大好きな彼女がこの家を色々な事情で去る事は本当に悲しいけれど,
彼女の最後の記憶の中に,私の笑顔が残っていてほしいと強く思う。

彼女はスペイン人で,私は日本人。
もしロンドンに来なかったらきっと永遠に出会う事はなかった私たちだけど,
今ここで出会えて,そしてやっぱりお別れをしなくてはいけない。
私が家族に会いたくて,友達に会いたくて,
それから英語での生活に慣れないときに最も支えてくれたのは,彼女だったよ。
そして、私のつたない英語をいつも一生懸命聞いてくれたのも彼女。
日本の友達からの手紙で泣いてしまった私を抱きしめてくれたのも彼女。
いつも自分の問題を家の誰よりも先に私に話してくれるのも彼女。
初めてこの家に来て「rikaも家族の一員なんだから」問いって受け入れてくれたのも彼女。

もう悲しいとか,寂しいとか書きたくないけれど,
別れのはなしも今日で終わりにしたいって思うけど,今日はすごく悲しい夜だよ。

思えば、私以外の皆は今日初めて彼女が明日引っ越す話を聞いたんだ。
kenさんがいつも「rikaがいるからteresaもむちゃが出来る」って言ってってくれた。
でも私はteresaがいたから、毎日毎日楽しかったんだ。
本当に本当にそう思って生活していたから,本当に本当に悲しい。

それでいつかこの悲しさがきっと普通になって,何でもなくなるような毎日を過ごしてしまうんだろう。
だけど、心に思い出とか、過ごしてきた時間があってある時ふと思い出すんだろう。
それは、私たちが持っているものの大切な事の一つだけど,ある時苦しくなるあの感じが私はいつまでたっても慣れない。








2004年07月09日(金) 英語を話す毎日。

日本にいるとき、自分の未来のこと考えてばかりいるように思っていたけど、
いまさらに考えて考えて感じているなぁと思う。
果たして、日本で物事こんな風に見つめてたかな。
ロンドンでは、本当に余分なものを見ていないし、考えていない。
見続けているのは私自身だけのような気がするよ。

こんな風に自分を見続けていくその時間は、
びっくりするほどあっという間だけど、
私が生きている人生の中で今いる場所に入れること、
協力してくれたり励ましてくれたたくさんの人に感謝しなきゃと思う。

昨日はcamdenで働いているSONのお店へ、授業後韓国人のminと一緒に行ってきたよ。
その名もリトルジャパン。好きなもの山盛りで食べさせてくれたリトルジャパンの味は本格派中華だったけど、一人満喫。

minに「自分の英語のレベルがここに来て、上がっていないような気がする」なんて落ち込みながら言われて、
そういえば今日もクラスメイトが新しいクラスになって理解ができないと自分自身に怒っていたことを思い出した。

あぁでも、そのことについて私が思うことはひとつ。
なによりも自分の英語のレベルは断然低いと思っている私は
自分の記憶して学ぶペースがもうあって、だから他人と比較はしていないという事。
学生のころは、周りを見て気にして勉強を必死でしていたの。
でもいつからかそんなものはまったくなくなって、そしてさらにここで自分は自分というペースをもって楽に暮らしているよ。

minは男の子だからプライド!?があるのかなとも思うけど、
同じクラスの彼は私よりレベル上だって思うからそんなに落ち込むなよと肩をバンバンたたいて笑う。
でも、上手な気の聞いた英語がわからなくて、励まし度は日本語の半分にも満たなかっただろうな。

それで私はそんなときにもっと英語上手に話せたらと思う。
もし私が大学に行くために英語を学んでいるのならもっと真剣に学ぶべきなのだけど、
今この年でここにいる私の学びの姿勢はね、私の周りにいるみんなとさらに仲良くなれるように、心通じ合えるようにと、それだけのために学ぶ。
その事が私にとってもっとも大切なことのひとつとして核にあるよ。

夜はforufeと映画鑑賞会。
私にとってテストも大事だけど、もっと大事なものはここで出会った人たちと今一緒に入れるこの不思議な時間を共有すること。
それとくれべたら、テスト、学校、小さいものだなーー。


2004年07月06日(火) のんびり。のんびり。

今日は学校が終わって、急いでずっと行きたかったBOOKS&COOKSへお茶をしに。
月曜の今日はしまっていて残念だったけど、さらにすてきな場所を見つけて
そこで。
「こんなにのんびりできるなんて幸せだよね」
といいながらクリームティーを食べて、勉強までして帰宅。

昨日は、marutaとmarugaの引越しをteresaとdemiとro-enとお手伝い。
teresaが「私はさよならを言うことが一番嫌いだ」と連発していたけど、その気持ち分かるな。。
改札口までkenさんが見送りに来てくれたけど、彼と2人の別れのシーンを見る事も私は嫌だった。

私は今自分祖国の言葉ではない英語を利用して会話をして生活をしていて、
コミュニケーションをとって、人と出会って、別れていて、
その中で英語は嫌いではないし、ロンドンは大好きだということを体でいっぱい感じているよ。
そしてここで出会っている人たちを本当に忘れたくないよ。
ロンドンにただいれば英語が話せるようになるわけではなくて、
皆と言葉を通して理解しあいたいから一生懸命話す、覚える。
私の英語を学ぶスピードの比率はそこが大きい。皆一緒かな?

夜寝る前に風に当たってちらっと窓から外を見たら
forufeがスペインバカンスから帰ってくる姿がばっちり見えて
思わず階段を駆け下りて、「お帰りーー」と少しセクハラ気味に抱きつきに。
いつも私が旅行に行くと皆待っていてくれるから今日は自分が迎え入れたかったんだ。

「rikaにお土産があるよ」ともらったものは、バルセロナのビーチの砂。
きれいなスペインの瓶いっぱい山盛りだ。
私はそれが嬉しい。
物も気持ちも、びっくりするぐらい伝わるよ。



2004年07月04日(日) ひょっこりひょうたん島

今週末はフラットメイトforufeがスペインに帰っていて
そんなに簡単に帰れちゃう身軽さが羨ましい事と,
たった3日いないだけなのに、見送りが悲しいなんて、感情はぐるぐる。

土曜日はブラジル人のお誕生日パーティーに少しだけ参加。
そこで一人日本人の男の人がいて、突然私の出身中学と出身小学校を言い当てられてなぜ?と思ったら中学の同級生だった。
ロンドンで、、まさかお会いするなんて。
そしてその彼に気づかない私は失礼すぎるけど,男の子って顔が変わるんだな。だって全然前々面影無かったもの。
というわけで、プチ同窓会。(2人だけ)
ロンドン狭い。。。私の周りには日本人があまりいない環境だけど,小さく繋がっていて驚きの連発。

その後,フラットメイトのmarugaとmarutaが日曜日引っ越しをしてしまうので,家でパーティー。
日本食、南アフリカ、イタリア、スペインの料理が並んで皆でわいわい。

いつもいつも一番人気はお寿司。
そして一番人気がないものはイタリア人totoの作ったパスタ。
明らかに誰も手を付けていなくて,その原因はゆで過ぎにあり。ふふ。

あとはいつものように朝まで皆で踊りまくり。
私のダンスの先生は皆で彼らは本当に上手。今日もまた惚れ惚れ。
日本代表が私なんて申し訳ないほど、日本人のイメージ固まってきているように思う。くーー

初めてみんなに出会った時、なんとなく勝手に私は皆にとけ込む事が出来ないように思っていた。
でも、いつでもrikaこっちに座って食べなとか,
rika写真を撮るからあなたも来なさいとか、一員になっている事を幸せに思う。
昨日は,ダンスをしながらなんとなく全員が肩を組んで歌を歌って、
その時「i miss you]の歌詞の瞬間marutaが泣いているのを見てしまったら、また私も泣いてしまった。涙腺弱すぎだ。

ロンドンに来てから今日まで沢山の事があったよ。
そしてそのすべてを作り上げて、仲間で入れた事は皆のおかげだと思ういった私にkenさんが
「rikaもその中にいなければこんな風にはならなかったよ」と言ってくれた。
そして、「誰一人欠けても今環境は作れなかったのだから,rikaも皆も今いるメンバーの一人一人が必要だった」
と、朝5時にぼそっというkenさん。
自分の世界を持ってそして部屋にこもりがちのkenさん。
でも私が生活しているフラットにはその存在が大きく、必要だったから想いは一緒だなって思った。

そして「ひょっこりひょうたん島のようなものだよ」
って言われたんだけど,その意味が分からずぐるぐる。
はて?その意味深し。

今日の夜forufeが帰ってくるよ。
寝ないでまっていたいくらい,私は私のフラットメイトを家族のように思う。






2004年07月02日(金) ホームページ開いてよかったと本当に思うこと

私はココで自分の感情や近況を書くことが出来るから
それを見て、大好きな人たちが心配してくれたり、感じてくれたりして伝わるものが大きい。
それから、自分が毎日忘れないように気持ちを連ねれるから良いなって思う。

そして、今日掲示板を見たら学生時代の大切な友人しげちゃんから結婚するよって報告があって
もうね、ここロンドンで一人大はしゃぎまくりの私だよ。
日本にいたら、ゆうやや、なっちゃんやともちゃんやそれかられいちゃんたちと大騒ぎしていたんだろうとか考えると少し寂しいけど、
あーーココに報告してくれるなんてどうしようどうしよう。
嬉しくて嬉しくて私はしげに何が出来るのかなとか、あーー会ってそしてしげちゃんの奥様にもお会いしてこの気持ちを伝えたい。

彼は私の日大生活で雪山を教えてくれて、そしてほとんど一緒に冬は旅行をしていた仲間の一人で、
ロンドンに来たばかりのころすごく私には必要なタイミングでメールをくれた人だ。
あのメールを読んで泣いてしまったし、1年海外に留学していた彼だから私の状況がわかってばっちりの言葉をくれたんだと思ってる。

それから長野育ちの彼はもちろんスキーもスノーボーも上手で
滑って転んでばかりのへこみがちの私に滑れるまで教えてくれて
そして頂上のふかふかの雪の存在を教えてくれた人でもあるよ。
あの景色は忘れられないし、無人駅からの風景も忘れられない。

私はなんでもそうだけど、
一緒にいる人たちが好きだから それ をしていることが多い。
もちろんスノーボードも好きだったけど、それ以上に一緒に行っていたみんなとすごす時間が大好きだった。

奥様になる彼女ともしげちゃんと一緒にみんなでツアーにい行ったからもちろん知っていて、
あの時夜、ずーーとゲームをしたり歌を歌ったり・・思い出しちゃったよ。

大切な友人たちがここで大切な報告をしてくれたこと
本当に本当に嬉しく思うよ。大感謝です。

そしてしげちゃんがいい意味で代わっておいでねって言ってくれたことと、
がむしゃらに頑張りなさいという言葉もずっと大切に今も持っているよ。

それにしても、7月7日に入籍なんて。。ふふばっちりだね。


2004年07月01日(木) 日本でもロンドンでも

日本でもロンドンでも自分の部屋の窓から外を眺めるのが好き。

今日はね,風邪が強くてね、雲がすいすい流れているよ。
それを見ているだけで,私は贅沢だ、きっと。

6月はずいぶんのんびり過ごしたけど,
7月はまた旅再開。
でもどんな場所へ行っても空は変わらないから繋がっていると思うることが安心。

このさきもずっと上の方ばかりを見て、何かを見続けることが好きなんだと思う。
でも、先ばっかり、上ばっかり見て、周りの一番近い場所を見落とすことはしたくない。

思えば,私の周りの友人は空好き多し。
はっせもよく夕焼けを見て感動しちゃうんだよなんて柄にもないことさらりと言ってたもん。
あーー思い出しちゃった。ぷぷぷ。

普通だったら見逃してしまいそうなものや,風景や瞬間を大切にする人は,
誰も気づかない私のいいところを教えてくれることが多いよ。
ディスプレイをしていた頃社長はいつも
「望月を作った24年間を信じているから、望月が見てきたものを大切にしてものを作ればいい。」
と言い続けてくれたの。
その度にあるのかないのかわからない自分の才能を信じようって思ってた。

そういう一つタイミングで私のことを思ってくれる人に出会えるからここでこうやって生活していれるんだよね。

この2 3日はどどーんと落ちることまで落ちてみたらすっきりだ。
あとはきっと、のんびりあがるのみ。

抱えられるものが,その量が、私のキャパが、狭くてすぐはみ出て、そして疲れてしまうんだった。
こぼれ落ちて,拾いそびれて、初めて気づくんだった。
いつもいつもその繰り返しだったよ。
私の両手をどんなに大きく伸ばしても大きさなんてたかがしれてる。
これでしか支えきれないし,抱えきれなかったんだったよ。

夢と家族と友人と,ここで出会った好きな人たちと,この景色でいっぱいだった。
これでも多いほどだって感じてしまうほど。


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