海に降る雪...marin-snow

 

 

自分だけがしんどいかのように言われるくらいなら - 2003年04月17日(木)

彼の今の仕事、私より出勤時間が4時間程早い。
ちなみに私の出勤時間が一般的だと思うが。
当然、寝るのも早い。

彼に言わせれば、私が仕事から帰ってすぐに電話したのでも、
私の夜中の1時のような時間だったんだそうだ。

私もいつもいつも仕事でこんなに遅いわけでもないけどさ。
ちっとばかし、切羽詰まってて、帰るに帰れない。

そんな時の方が、何となく、人恋しくなるものではないだろうか?

人恋しくなろうが、人様には頼らないと決めたんだから、電話するべきじゃなかったんだが。

つい、フラフラと、電話してしまったんだ、あの時は。

寝かけていたらしい彼。
終いには私が彼をなだめることになる。
もう、どーでもいいから、平和に眠ってくれって、思ってしまう。

私がぽろっと本音をもらしてしまったり、
自分に言い聞かすつもりで、言った言葉に反応してくれて。
感情的になってくれる君をなだめるのに疲れてしまう。

このしんどい時に、あんたなだめるような余力は残ってないよ。

で、さらに疲れ果てて。
二度と電話するか!と思う。

私は彼のように仕事自体で夜遅くなるわけではないが。
仕事をし終わってから、眠れる状態になるのに時間がかかってしまって。
結果的には、大概、布団にはいるのは日付が変わっている。

忙しいときほど、そうなってしまう。

忙しいんだから、疲れているんだから、早く寝なければと、頭では分かっているが。
疲れすぎていて、寝る準備をするのが億劫で。
でも、こだわりもあって、お風呂に入らないと布団は触れないし。

今、修学旅行の海水浴やプールの季節が近づいているので。
傷跡、消えるところまでは無理だろうけれど、一応、自傷は必死で控えている。
その分、アルコールと過食になっているような気がする。。。

それでも、あれだけ傷跡があると、自分で客観的に見ても、普通じゃないわ、と思うが。

などなどの様々な私の勝手な事情だが。
私の睡眠時間もこのところ、結果的に、夜中の1時に寝た程度になっているんだが。

ま、私の場合は、君より休日も多いし。
私が勝手に時間はあるのに寝られないだけで。
君よりはるかに楽な仕事なんだろうし。
比較できるものではないだろうけど。

それでも、自分だけが睡眠不足になるみたいに言われたら、
保たないから勘弁してと言われると。

そう。
と、私の中では切り捨てる。
二度と電話はしないと。

そうしないと、私もやってられない。

自分の生活が一番なのは当然のことだし、自分が保つようにするのが当たり前と思う。

ただ。
だったら、できないことを、できるかのように言うな!
いつでもしんどい時は電話してこいとか。
愚痴を言って甘えていいとか。
始めから言われてなければ、期待もしない。

実際、あんたに言ったら、私の愚痴は普通の会社の人に聞かせたら、贅沢でしかなくて。
こんな条件のいい職場はないだろうと、返されただけじゃないか。

確かに、君の言っていることは間違っていないだろう。
だけど、愚痴を言って、かえってストレスが溜まるだけだ。

だから、二度というものかと思うんだ。

私だって、自分が一番で。
必要以上に傷つきたくはないし。
仕事=金絡みで人と関わるだけで、精一杯だ。

電話を受ける余裕もない、話を受け入れて聞く余裕もない、
甘えさせるどころか結果的には君のことをなだめなきゃならなくなるくらいなら。

今の私に付き合えるわけ、ないだろう。

自分の面倒くらいは何とかできるだけ人様に迷惑かけずにみたいと思っている。
それ以上の余裕は何処にもない。
後のことは切り捨てて生きていくしか、今の生活は維持できない。


と、訳の分からない日記を書いてしまっているうちに、今日も日付が変わってしまった。

明日が修羅場なのにねぇ。
せめて、さっさと寝ておけばいいのに。
我ながら、バカだと思うわ。




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去年の今頃 - 2003年04月15日(火)

去年の今頃、彼がとても大変そうだった。
壊れてしまうんじゃないかと、死ぬんじゃないかと思ってしまった。
それで、人と暮らすなんて無理だと分かっていたのに、自分ちに呼んでしまった。

結果、3ヶ月の間に2回も交通事故を起こした。
一つは完全に私の不注意で、もう一つは、運が悪かったって感じだったんだけどさ。

私は体に何の症状も出ないけれど、
事故を起こしたり、失敗したり、物を無くしたりと言う現象が増える。
誰もそれがしんどいからだなんて、思わないような形にでしか、症状は出ない。

ま、交通事故を起こした原因と彼が関係ある訳じゃないけれどさ。



今、私がとてもしんどくて。
止めておけばいいのに、つい電話してしまう。

そして彼と話をするたびに。
話せる内容が減っていく。

しんどくて電話した私が、なぜ彼をなだめなきゃならんのだ?

彼も去年の今頃と別の意味で、しんどい時だと分かっているけれど。
彼だって自分のことで必死だと分かっているけれど。
彼の方が甘えろと、話せと言うけれど。

話した結果、余計しんどくなることを繰り返せば、二度としゃべるもんかと思うもんじゃない?



それと今になって思えば。

去年の今頃。

放っておいたところで、彼は逞しく生きていたことだろう。
こんな状態の私にでも、彼は甘えることができるんだから。



というより。

私の状態を彼に分かれってことが、無理なことなのかな。

うらやましいやねぇ。



気を遣って話さないといけないくらいなら。
言葉使いやら話す内容に神経遣わないといけないくらいなら。

ない方が楽だ。
淋しくてもね。

私もそこまで余裕がない。

もう感情を持つ余裕もなくなってきていることだし。



だけどねぇ。

一度こんなふうに感じてしまっている私。
今の状態が終わったとしても、こんな状態の私にさえ、
彼ってあんなふうにできるんだと知ってしまってさ。

甘えるだの、頼るだのと、できる日が来るんだろうかねぇ。

淋しいから切ってしまうこともできずにいるけれどさ。
それ以上になることもできないんじゃないの?



しんどくて話したい時に。

電話できるところは、私には、ない。




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