MEMORY OF EVERYTHING
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私は何も悪くないって、・・・言って。
HPの更新をしてほしいな。
って思うのは、閲覧者の勝手かな。
いやいや、これは真剣な話ではなくて、ほんとにただの呟き。
だって、つまらないんだもん! 更新がされないとね。
あーあ。
ふと、隣にいるこの男が「本物」なのかどうかわからなくなった。
こちらに顔も向けずに、まっすぐにフロントガラスを見つめているこの人は、
こんな時に、どんな顔をする人だった?
こんな風に、じっと前を睨みながらハンドルを握る男だった?
急ブレーキひとつかけないで、横から飛び出してきたスピード違反の国産車をステアリングを切って交わしたそんな動作は、今初めて見せたもの?
柔らかい微笑みを浮かべて、楽しそうにカーラジオを聴いていたのは、この人じゃない別の人だった?
思い出せない。この人がどんな人だったか。
目の前のこの人が、本物なのか、偽物なのか、わからなくなっていた。
ただただ、肌で感じた違和感だけを、
助手席から手を伸ばし、ハンドルを奪った私の言い訳にしては、いけませんか。
いくつになってもアタシなんてまだコドモだ。
あと何年生きれば大人になれるの?
ついていけないなんて嫌。
置いていかれるなんて嫌。
見下ろされるのだって嫌。
後悔ももう、したくない。
ただひとつ救われるのは、今日の「コドモ再確認」が
自分を嫌いになるタイプのものではないってこと。
・・・・・・・・バカでマヌケでコドモなアタシ。
わかんないのも動揺するのも、今まだ「今」だからなの。
わかんなくって動揺することに同じだけ安心もするの。
オトナになりたいコドモのアタシ。
コドモのようなオトナになりたい。