|
|
■■■
■■
■ 尊敬すべき大好きな女性
新卒で入社した上司の奥さま。 母親や祖母からは、吸収できない知識や作法を教えてくれた素敵な女性。 出会ったのは、11年前になる。 旅行へ連れて行ってくれたり観劇やお茶会、 お誕生日パーティ、ハレの場に度々招待していただいた。 招待客には、気を使わせないワザをお使いになって。 自宅にもお邪魔して編み物や浴衣作り 茶道を教えてくれた。
ところが2年前に倒れてしまった。 そして、左半身付随となってしまった。 彼女は、不自由な手を使いながらも看護師さんたちに マフラーを編んでプレゼントしていた。 この姿にも感激してしまった。 でも、辛くて、切なくて悲しくなる私自身が嫌で 仕事が忙しいを理由にお見舞いを怠っていた。 祖父母へは、恩返し出来ずに亡くしてしまった。 そんな葛藤の中、元上司が仕事帰りにもお邪魔できるよう セッティングしてくれた。 このチャンスは、逃したら後悔するわと 自宅へ月に1度お邪魔している。 半身不随となり、普通の食事は摂ることは出来ない。 でも、手土産くらいは持って行きたい。 こっそり元上司に和菓子を手渡した。 帰り際に奥さまは、「お菓子をありがとう」って。 そのお菓子は、奥さまに教えていただいたお菓子です。 私の知ってる知識は、全て奥さまから得たものです。 って伝えたかった。 彼女に出会えなかったら、つまらない人生を 送っていただろうな。 感謝の気持ちでいっぱいなのに月に1度、会いに行くことしか 出来ない私自身がもどかしい。
書き込みすることで楽になりたいのかもしれない。
2004年06月14日(月)
|
|
|