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2003年07月21日(月) F1イギリスGP

5位のクルサードと6位のトゥルーリのフィニッシュを見てある事を思い出しました。

昔マージャンをやっていた時、一人が出した牌(ハネマン当たり牌)をチャイした挙句、チョンボ上がりをして流れを乱した後に、何故か急にそいつがツキ始めて、終わってみればそいつがトップ、自分は3位。

確かに、その後にツキを呼んでこれない人間が悪いと言えば悪いのですが、勝負の流れと言うものが極めてデリケートなものである事を考えると、アクシデントの原因を作った側が、結果的にそれに助けられる形で、アクシデントの直接被害を受けた人間より上位に行くというのは、どーにも感情的に割り切れないものがあります。

「聖書を読め!」と言う紙を掲げて、途中で乱入してきた緑のタータンスカートはいたおっさんに関しては、大昔に婦人参政権を主張して、レース中の競馬馬に飛び込んで自殺した女の事件を思い出しました。いつの世にもトンチンカンな事して、周りに迷惑をかける馬鹿はいるようです。(そういやあれもイギリスだったなあ、イギリスこんなんばっかりか。)

トップを走っていたのに、敵の過失と、馬鹿の愚行によって稼げるマージンをオジャンにされたトゥルーリにとっては、片山右京の言葉じゃないですが「ノラ犬に噛まれたと思うしかないですよ!」と言う心境だったに違いありません。同情を禁じえませんなあ。

しかし、これで11戦して勝者が7人。殆ど毎回かつ人間が入れ替わる大混戦
と言うのは後半楽しみではありますね。

願わくばチャンピオン決定がアクシデントで左右されないすっきりとした形で決ればよいのですが。


2003年07月03日(木) 見なくて良かったコンフェデ杯

更新が遅れましてどうも申し訳ありません。

まず、イベントに来ていただいた方々に心から感謝いたします。お陰さまで
無事終了しました。夏コミも皆さんに来ていただけますよう、更に精進していきますので、これからもよろしくお願いいたします。

で、イベントが終わって帰ってからは、たまった仕事を片付けていました。その他にも書類の整理やら、なんか色々大変です。

そんな訳でイベントの前後にはスポーツ鑑賞する暇も無かったわけで、コンフェデ杯もF1もK1も見る事が出来ませんでした。

しかし・・正直コンフェデ杯は見なくて良かったかもしれません。
まさかサッカーのプレイ中に選手に死人が出るとは思ってもみませんでした。正直誰もが一瞬「もし日本が勝ち進んでいたら・・」と思ったに違いありません。

同じ事はファンの方のメールの中や、作家仲間の中でも何度か話題になりました。「ポジション的には中田がああなっていたかも・・」と言う意見を聞いた時にはゾッとしました。「冗談じゃない、こんな場所で、日本の逸材達が死ぬなんて事があったらたまらん」それが本音でした。

今まさにカメルーンの国の人達はそんな辛い状況を味合わされているのでしょう。その事に割り切れなさ、やりきれなさを感じていると思います。

今回の事について様々な要因が考えられるのでしょうが、ピッチで人が死んだと言う事実がある以上、少なくとも体調不良で片付けられる問題では無いでしょう。何に責任が有るかより、こんな事が起こらないようにする方策を提示する方が、はるかにFIFAに対する非難も少なくなる事に会長さんも
早く気付いて欲しいものです。死んだ選手の名前を大会の名前にするという案にシラけた人は多くても、納得する人など一人も居ないのですから。



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