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2002年08月30日(金) ギャラリーを更新

いたしました。(正確には矢張りしてもらいましたが正しい)しかし新ためてカラーイラストを描いた量の少なさに情けなさを禁じ得ませんです。周りに上手い人間がいっぱいいるので「うー、恥をさらしてるなー」と言う感覚はやはり否めませんねー。

基本的に自分はイラスト描くと言う作業には失敗しやすい人間だなあとは思いますね。やろうとする事をみんなやろうとして破綻した絵のなんと多い事か。着実に技術をステップアップした上で絵にフィードバックさせれば効果的かつ能率的なのに、色を塗ってるときに「いや、こんな塗りかたしたらどうだろう」とか思ってしまうとついつい試して、出来かけてた絵が何かまとまりのないものになってしまったりというのが多々あります。もし発想がよかったとしても、技術の裏付けがなければ当然そうなるのは解ってる筈なのにやってるんだから馬鹿としか言い様がないです。(うう、うたわれ本の表紙は少し考えて描こう・・)やりたい事が多いのは悪い事ではないかもしれませんが、どっちつかずは最悪です。最近絵だけの作業と言うものが前よりも増えつつありますし、多分これからはもうちょっとは増えると考えられますので、しっかりせねば。頑張ります。そいでは。


2002年08月28日(水) ちかれたー

最近更新していませんでしたが、一昨日まで実家に帰省してました。ほんの2泊3日でしたが、2泊3日で実家の友人知人親戚などに会い続けた為にゆっくり出来る時間なんかは全く無かったです。本当にあんまり寝る間もなかったくらいでした。

なにより丁度帰省した頃は関東はかなり涼しく、上着を着ていても熱いとは感じなかったのに、関西は京都に下りた瞬間、あまりの暑さに圧倒される程の猛暑でした。ゲルマン人の如く寒さよりも暑さのほうが苦手な自分としては、京都や奈良の湿気の多い内陸性気候は本当にキツイです。特に京都の暑さは苦手ですね。京都は車なら実家からは近いのに色んなラーメンを食べに行った記憶しかないですね。

それにしても実家に帰省した感じた事は、産業の無い地方と言うのはかなり不景気だなあと言うことでした。大阪や京都や奈良市の中心部はともかく、地方の郊外に行くとここ1,2年で昔よく行った店なんかがことごとく潰れて、定番のチェーン店やコンビニや更地になってたりと言うのが本当に多かったです。埼玉等の関東の郊外と比べても何か活気が無い感じで、色々と思い出の有る土地が元気が無いのは寂しい気がしました。

まあ頻繁に帰省もしませんし、最近関西のイベントにも出てないですから関西に行くという機会が少ないので、何かが変わっていると余計にギャップを感じるのかもしれませんが。そう思うと関西のイベント今どうなってるのかが気になって、久しぶりに関西のイベントに参加してみたいなとちょっと思いました。今年は無理でも、来年当たり参加してみたいですねえ、余裕があれば是非。


2002年08月17日(土) アンセム

いまさらながら、ワールドカップのテーマ曲が急に聴きたくなってCDを購入しました。CD屋に行って初めて知ったのですが、この曲ってヴァンゲリスの作曲だったんですねー!ヴァンゲリスといえば「南極物語」とか「ブレードランナー」とか沢山映画の名曲を創った作曲家ですけど、昔結構ハマッていた時期があってアルバムも何枚か買った記憶があります。最近は余り新作ないなーと思ったら、ワールドカップのテーマ曲をやっていたとはびっくりです。

でもって今回この曲を始めて最後まで通しで聞いたのですが、いやはやこんなスケールの大きい曲だったと知りませんでした。最初の出だしがウとアの音だけのコーラスで荘厳に鳴り響き、オーケストラの伴奏が流れ出す。一転して荒々しい和太鼓が鳴り響き、その後を受けるようにティンバニが激しく打たれ(和洋の打楽器の協奏!かっちょえー!)そして胡弓と笛の音が聴き覚えのあるメインの旋律を奏で出すと、コーラス、和太鼓、ティンバニとオーケストラ、東洋の様々な楽器たちがユニゾンとなってあのテーマを高らかに歌う。そしてクライマックスの部分での和太鼓の阿修羅の様な強奏がいやが上にも高揚を高めていく。うーんかっちょいい曲です。

宗教曲等を除けば沢山の楽器やコーラスによって奏でられる明確なテーマを持ったユニゾンと言うのはベートーヴェンの第九から始まったと思うのですが、時代は違えど、異なる楽器や人たちが一つの旋律を構築すると言う手法を使ったこの二つの曲に「世界の協調と融和」と言う同じテーマが含められているというのも実に興味深い事です。ベートーヴェンは第九で「全ての人が友であり、ともに手を取り合い神の御許に赴かん」と歌わせることによって、そしてヴァンゲリスは世界中の楽器を使ってユニゾンを作ることで「人は全ての人たちと共にあらんことを」と言う理想を曲に歌わせたのでしょう。

現実はそうではないし、そんな事は出来ない不完全な存在から脱し得ないのが人間と言う動物の限界と諦観している超悲観主義的人間の自分ですが、それでも希望と理想を捨てない事は大事なのだと思っています。「人(自分)は愚かで卑小でどこまで行っても不完全で理想を完璧にこなす事は出来ないけれど、だからって腐るなよ。たとえ完璧に達成できなくても、自分を高めていくためにやっぱり希望や理想は必要なんだぜ」自分は第九を聞くたびにその旋律がこう語りかけてくるように感じるのです。

晩年は死病、聴覚の完全な喪失、貧困、家族の離反など、人生の辛酸を嘗め尽くしたベートーヴェンが、最後の交響曲でもなお人と神の賛歌を歌い続けたのは、そんな誇り高い気持ちがあったからではないかと自分は思うのです。だから理想を歌い上げた作品と言うものは感動を与える。そう思います。

理想に酔いしれて現実を否定するのは愚かだけれども、現実を肯定する余り、理想を歌った曲の美しさに酔いしれる事が出来ない事もつまらない事だとワールドカップのCDを聴きながら改めて感じました(もっと素直に感動しろと自分に突っ込みたい気もしますが)


2002年08月16日(金) 家族

昨日姉から電話がありました。「いつ帰省すんのーっ、はよ帰っておいでなー。」「そんなん仕事が終わってないのに帰れんよ。」「はよお父さんの墓参りしたらなお父さん寂しがるやん。」「25日までには帰るから。前もそう言うたやろ。」「ちゃんと帰っておいでやー。忙しい言うてすっぽかしたらあかんよ。」「解ってるから、ほな切るで。」

こういう催促が年末年始、お盆には必ず母か姉からきます。地元の友人にも「たまには帰ってこいや」と呆れた様に言われる事もしばしばです。今回の夏コミにきていた地元でお世話になった地元の先輩からもお叱りを受けました。(N本さん、I藤先輩、不誠実な後輩でどうも申しわけないす・・・)

仲間や先輩が取るに足らない存在である自分なんぞと会いたいと今でも思ってくれる事は、今も自分に対して友情などの「情」を持ってくれている事に他ならない訳で、その事はすごく有り難いなあと思いつつ、なかなか帰省となると少し気が重いものだったりするのです。

自分は兄、姉、自分の三人兄弟なのですが、父の生前中から兄と姉の関係が余り良いとは言えない状態で、親に対しても、両親と仲が良かったのは自分だけで、兄は父と、姉は母と又微妙な関係にありました。帰省するとなると、この兄と姉が仲がいまだに非常に微妙なのが弟としては困りものなのです。互いに好意やや思いやりをもっていないもの同士の醸し出す雰囲気はそらもう居たたまれないもんです。性格の不一致も事ここに極まれりと言う感じで非常に居心地が悪いんですよ。ただでさえ家を出でかなりの時間が経ってこちらが「我が家」化してる状態な上、向こうもお客さん扱いですから居心地の悪さは倍増です。

大好きだった父の墓参りは是非したいし、母にも会いたいので、行きたいのですが気が重い・・はあ・・


2002年08月12日(月) あちゃちゃー!

夏コミが終了いたしましたが、購入してくださった皆様、猛暑の中本当にありがとう御座いました。

その上、今回はあまり行列をスムーズに流す事が出来ず、多くの方が暑さで苦労されたと思います。イベントが終わってから販売を手伝ってくれた友人達でくつろいでいる時も、今回の流れの悪さをの事が気になったようで、さながら反省会のような状況でした。列がちゃんと流れる為の対策をもっと考えねばと痛感いたしました。本とにどうもスミマセン。

そんな感じで帰りの車の中(送っていただいたのであって、自分の運転ではありません)でもチラホラそんな話をしていたのですが、そうしているうちに自宅に到着して、車のドアを開けると外の熱気がかなり不快な感じでしたが、まあ家の中でようやく一休みできるなあと思いドアを開けると、外なんぞ比べ物にならない怒涛のような熱気が全身に覆いかぶさってきました。「な、なんじゃこりゃー!!」と思わず大声をあげてしまったほど熱いのです。そう、明らかに暑いではなく熱い!何かが熱を放射しているようにしか思えない熱気なのです。留守の間クーラーが動いていなかったとはいえ、こりゃ異常すぎる!あわてて寝室の方に行くと、特に暑さが酷いので、何故だと思いつつ辺りを見回すと、アンプの電源が入ったままになっていて、触ると思わず「あちっ!」と言うくらいすごい熱さになってました。

慌ててクーラーをつけて温度を下げようと思ったのですが、クーラーのききが悪いので、結局温度は明け方近くまで下がりませんでした・・

前からすぐ熱くなるとは思っていたのですが、でかいアンプはすごく電気を喰う分熱量もすごいと言う事を実感いたしました。これからはきをつけます・・


2002年08月05日(月) マブラブ!

夏コミ用の本の作業で荒廃しまくった部屋の掃除をひと段落させたので、休憩がてら電撃姫に封入されていた「マブラブ体験版」をプレイしてみたのですが、お馬鹿でベタなネタのオンパレードでヒジョーに楽しかったです。

前作「君の望む永遠」が苦悩の果てに本当に自分に必要なものを選択するというシリアス路線だったのに比べると180度方向性が違いますが、この作品はプレイする人に「難しい事考えないで笑いながら楽しんで欲しい」と言う気持ちが前面に出ていて、そういう意味ではやはり志のある作品ではないだろうかと自分は思います。コンシュマーに比べるとパフォーマンスに制限がある中で、全てが成功しているわけではないにせよプログラム技術だけでビジュアルの表現を手を変え品を変え色々と工夫をしているのを見るに付けそんな気がします。

自分自身でも最近深刻な話ばかり考えていたせいか、こういうギャハハと笑い飛ばせる作品をやるのは実に楽しい経験でした。是非製品版も売れて欲しいですね。無論自分も購入決定です。

かまいたち2がもう一つ楽しめなかったせいもあって、当分ゲームは買わなくてもいーかなと思ってたのですが、今から発売が楽しみです。


2002年08月04日(日) ああっすっかり忘れておりました

夏コミの入稿が2日も前に終わっていたにも拘らず、その後はずっと寝てばっかりで、報告が遅れました。スミマセン。

何とか無事に入稿をすませたのですが、ここ一週間の不規則な生活のお陰で
眠くてたまらず、暇さえあれば寝続け、たまに起きてはちょこちょこ「かまいたち2」をベッドの上から操作してプレイし、疲れたら寝るということを
丸二日間行い、気が付いたら11個のシナリオ全部クリアーしてしまいました。自堕落な感じですが、今日からは少しづついつもの暮らしに戻していかないと、後々又忙しくなりそうなので気持ちを引き締めてコミケの準備や、新たな漫画のコンテ作業などに取り掛かる事にいたします。それでは又。


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