sakurakoのつぶやき
sakurako



 入院7日目

明日退院だけど、今日も来ちゃったよ。

元気になったね。よかった、よかった・・・



うん?何キョロキョロしてるの?

・・・(後ろ振り返る)

今からワンちゃんの帝王切開の手術が行われるみたい。

どうやら、さくらは手術台にいるのワンちゃんが気になるのね。



スタッフの方が、「さくらちゃん、明日退院できてよかったね〜。」

本当にありがとうございます。

「やっぱり、毎日会いに来てたのがさくらちゃんにとって一番の薬だったんですよ。」

よかった〜、通ってさくらが元気になるなら全然苦にならないもの。



「あの〜、明日は何時ごろに迎えに来たらいいですか?」と聞いてみた。

「ええ〜、先生に聞いてきます。」タタッタターと帝王切開をしてる手術室へ・・・

「いつでもいいですよ。都合のいい時に迎えに来て下さいね。」

「ゲージとかは・・・」

「こちらで預かっていますから、そのままでいいですよ。」



ということで、明日迎えに来るからね〜。

待っててね。朝一に迎えに来るから。



本当によかった〜。

明日退院出来るのが夢のよう・・・

さぁ〜、帰ってさくらを迎える準備でもしようっと。


2002年10月22日(火)



 入院6日目

あれから悪くはなってないよね。

大丈夫。もうすぐ退院できる。

早く一緒に帰ろうね。



待っている時も少し安心。

今日は昨日より元気になってるかな?

きゃーーーっ!!さくらちゃん!!

シッポふりふりで元気だね〜。



ゲージを開けてみる・・・すぐに、出てきた〜!!

そんなにも元気になったの?いいコね〜。

そんなに動いたら落ちちゃうよ。



「点滴も外してお水を飲んでも嘔吐がないので、今朝から少量のご飯を食べてます。」

ええ〜っ!!もう、食べれるまで元気になったの?すごいねさくちゃん!!

「とても点滴を嫌がって・・・」そっか〜・・・でも、嫌がる元気はでたんだ。うん、うん、元気になったんだ。





「今から、少しだけあげてください」とスタッフの方が、用意してもらったお皿には少量の缶詰肉・・・

「これ、食べたい?」すでに、お座り・・・そう、食べたいんだ〜。食欲があっていいことだ。

さらに、お手・・・覚えてたんだ〜。いいコ、いいコ。

よし、・・・は・早っ!!もう食べたの。いいコ、いいコ。



こんなに元気になってよかったね〜。

「やっぱり、さくらちゃんの為には毎日の面会がいい薬だったと思うんですよ」そっか〜・・・よかった。

「先生から説明がありますから、このままお待ちくださいね」さくちゃん、何のお話かな?

まさか・・・退院できますってことかな〜?だといいね〜。



先生登場。

「さくらちゃんは、もう大丈夫ですよ。ご飯も食べれますし、嘔吐や血便もないですから」よかった〜。やっと、先生からOKもらったね。

「ここまで、元気になったのは嬉しいですね。もう、退院できますよ」えっ!?もういいって・・・?

「今日はムリですが、明日退院できますよ」ホントですか〜?さくちゃん、お家に帰れるって・・・帰ろうね。



「明日は仕事なので、明後日でもいいですか?」

「いいですよ。では、23日に退院ということで」よかった〜。さくちゃん、明日また先生にお話聞きに来るからね。

その次の日は・・・一緒に帰ろうね、さくちゃん。


2002年10月21日(月)



 入院5日目

今日は思ったより早く会えそうな気がする。

少ないからね〜。

どこのお部屋で会えるのかな〜?



待合室で待つこと10分・・・



「ワッン!!ワン!!」・・・?

うん!?・・・どっかで聞いた声だけど・・・まさかねぇ〜・・・。

昨日の今日だし、いくらなんでも・・・ねぇ〜。



「どうぞ〜」と言われて中に入ると・・・

シッポふりふり〜!!

あれ?点滴も無い!!



「今日も嘔吐と血便はないですよ。

 首からの点滴が嫌みたいなので外しました」ええ〜〜〜っ!!いいんですか?

「もう大丈夫だと思うんですが、様子は見ていきたいです。

 このままだと退院も早いですよ」ホントに〜〜?退院出来るんだ!!また、一緒に住めるんだ!!!



さくら、よかったね〜。

もうすぐだよ。もうすぐ帰れる。がんばろうね。

明日はもっと元気になってるよ。


2002年10月20日(日)



 入院4日目

昨夜、先生からの期待できるとの言葉を信じたい。

少し不安はあるけど、このまま期待したい思いで一杯・・・

今日は、ゆっくりと病院へ向かった。

あまり混んでないようである。

早く面会できそう。



違う部屋で面会する。

・・・点滴の管が・・・首から・・・?

スタッフに聞いてみる。

「昨夜は、右前足だったのですが点滴が漏れてクリームパンみたいに腫れてしまった為、首に変更しました」

今は、腫れがないようで一安心である。



足に点滴されてないからか、ゲージの中でも少しだけ歩き回る。

ゲージから出してもいいよ。とOKをもらった為開けてみる・・・

出てきた!!

今までは、出てこなかったのに・・・嬉しい!!

ちょこっと昨日より元気になったんだ〜。

このまま、元気になるかなぁ〜、なって欲しいなぁ〜・・・



撫で撫でしてあげると気持ちよさそうにしてる・・・

早く元気になれ〜、早くお家に帰ろうね〜、早く一緒に遊ぼうね〜・・・

色々語りかけてみる。

分かっているのかいないのか・・・ジーっと見つめてる。



また、自分からゲージに戻る。

???只今トイレ中・・・

すごい!!さくら!!覚えてたんだ!!

お利口さん、おりこうさん・・・

いっぱい撫で撫で!!!



先生は、他のワンちゃんの帝王切開の手術で忙しそうである。

スタッフの方が、代わりに昨夜から夕方までの容態を説明してくれる。

「嘔吐はなく、下血もないです」

とても嬉しい報告!!



手術が終わり先生も説明してくれる。

「まだ、油断は出来ませんがとてもいい方向にむかってますよ。さくらちゃんは頑張ってます」

本当に嬉しい!!

さくら、頑張ってるね。もう少し頑張ろうね。



また、明日も会いに来るよ。


2002年10月19日(土)



 入院3日目

今日はだんな様も面会の約束。やはり、こういう時は誰か側に居て欲しい。

先生も大丈夫という保証はしてもらえないし、不安でたまらないから。



仕事を途中で抜けれるかな?、間に合うかな?

さくらもきっと会いたがってると思うし「ラッキーマン」だからぜひ会って欲しい。



終了10分前に病院へ着いたが、本当いつも10人弱は居る。

携帯が鳴る。ビクッとするが、だんな様からだ。

間に合いそうもない。と言うが大丈夫、きっと30分は待つから時間はあるよ。



20分後、だんな様が到着。ホッとする。

一緒に待つことさらに10分。



先生から「昨夜に血便が少しあっただけで、今日は嘔吐や血便はありません」と嬉しい説明が。

でも、あくまで慎重な先生は「このまま何事もなければ大丈夫ですが、まだ予断は出来ません。良くなってからも悪くなるということもありますから」



気のせいか昨夜よりも少しゲージの中で動いている。だんな様が居るからかな?

しかし、開けても外に出て来ない。点滴の管が痛いみたい。

隅(ゲージ)に体を預けている。やはり、相当辛いようだ。

それでも目だけはこっちをちゃーんと見ている。「力はまだあるよ。がんばるよ。負けないよ」そう言っているようにも・・・



面会後にだんな様が「帰ってきたら美味しーいものをいっぱい食べさせてやろう!その為に稼いでくるわ」

そう言って仕事に戻って行った。

ショックだった。たった2日間見なかっただけで、こんなにも痩せ細っていたとは思わなかったのだろう。

入院してからは絶食だから肋骨も浮き出て、前の面影さえない。

体力の限界が心配だ。



二人しても見守る事しか出来ない。歯がゆい思いがある。

それでも、先生は「さくらちゃんの為になるべく面会に来てください」と言う。

会う事がさくらの力になるんだそうだ。

ならば、何を置いても会いに行こう。



明日は、ママだけでもいいよね。パパもさくらのこといつでも想っているから。


2002年10月18日(金)



 入院2日目

夜・・・なかなか寝付けない。

今さくらは寝ているだろうか?また吐いてないだろうか?もしかして、電話がかかってくるのではないだろうか?涙が止まらない。

色々な不安ばかりが頭の中から離れない・・・でも・・・いつのまにか寝てしまった・・・朝・・・いつものように起きてしまう。

時計を見ると目覚ましは鳴ってないが、いつもさくらが起こしてくれる時間。

もう、習慣になっていたのだ。

目が腫れているのが自分で分かる。

今日は仕事に行く気がしないが、そんな事は言ってられないので支度をする。

いつもならば慌しく支度をするが、余裕がある。

少しでも時間があると涙が出てくる。このままでは、化粧すら出来ない。だんな様にそんなんじゃさくらに笑われるぞ。と言われる。

そうだ、さくらは今も一人で頑張っているのだ。メソメソなんかしていられない。



まだ時間ある・・・。そうだ、母が事故後にお札をもらってくれたのがあった。(通称、石切りさんと呼ばれている)小さいお守りもある。

お散歩デビューする時用に買っておいた首輪にお守りをつけ、カバンの中に入れる。

お札に願い事をする。正式名称は言いにくいが、ちゃんと言わなければ「・・・・・・・」

「どうか、さくらについているウィルスを切り離してください。」

この際、何でもおすがりする事にしよう。「お父さん、まださくらを迎えに来ないでね」



仕事がはかどらない。

昼は一人で休憩。また、色々と考えてしまう。

残業をするわけにはいかないので何とか集中する。でも、気になる・・・



帰宅するが、さくらがいないゲージをついつい見てしまう。

先生は毎日来てもいいと言うが、同じ時間にした方がいいと思うから診療時間が終了する頃行く事にしよう。

これからいつまでこの道を通う事になるのだろうか・・・?わからないのが辛い。

病院に着くとあと10分で終了というのに、この車の台数は?

一応、面会に来た事を伝えるが時間がいつになるか分からないがいいですか?と聞かれる。

勿論、待ちます。後で呼びに行きますから車の中でお待ちくださいと。



それにしても・・・まだ来るよ。っていうか、減らない・・・

診療時間10分経過。3人待っている。

20分経過。診察はまだしているが奥の部屋でやっと面会できる!

電話がかかってきたりして、スタッフはまだ忙しいみたい。

昨日の先生は休みなので、違う先生に今日の状態を教えてもらう。



ゲージに機械がついている。その中に不安そうな顔でさくらがいる。右前足に点滴の管が・・・痛々しい姿。

ジーっと座ったままでこちらを見ている。開けても出てこない。

昨日入院した直後・夕方・夜2回・朝・昼と夕に、血便や嘔吐をしたと聞く。

その時についたのだろう、しっぽや体が汚れている。鼻につく臭いもする。今は、シャンプーできない。退院してからしてあげるね。



先生は、この病気は今流行っているから気をつけないといけないと言う。(そう言うが周りでは聞いたことが無い)

発病すると治る可能性はまずないと思ってください。

さくらちゃんの場合、目が落ち込んでいないのと一回ワクチンを打っているのに、生きる望みを賭けましょう。

胸に痛い言葉ばかり。でも、これは現実、逃げられない。

安易な言葉よりも今さくらにとってベストな治療をしてもらえることが大事。

風・人・靴の裏などについてくる目に見えないウィルスにやり切れない思いもあるが・・・

こんなに世の中で科学が発達しているのに、まだ有効な薬は無いという。防ぐにはワクチンがいい。

もし、薬を作った人がいるのであれば、ノーベル賞に推薦間違いなしだと思う。お願い、誰か早く作って!

明日も必ず来るからね。待っててね。パパもママもさくらが退院するの待ってるからね。



車の中でだんな様に報告する。

我慢していた涙が出てくる・・・

帰る途中、さくらが体調悪くなる時の事をよく考えてみる。私が泣いている時間帯ではないだろうか・・・?

それじゃぁ、泣かなければ良くなる・・・?単純かもしれないが、もう今日からは泣かない。

だんな様にも言ってみる。今度泣く時は、さくらが退院した時に・・・涙はとっておこう、と約束する。



帰宅してから、あのさくらの衰弱した体が頭から離れない・・・

食べていないからみるみると痩せていったのだろう。点滴でかろうじて生命をつないでいるようだった。

そういえば、点滴のハリが抜けないようにピンクの包帯でグルグル巻きにされていた。

とても痛そうにしていたなぁ。

足を着くのもやっとという感じで、気になるようでもあったが今は嫌がる元気も無いみたい。



だんな様が、明日は一緒に面会に行こうと約束してくれた。夜に少し時間の都合をつけてくれる。

よかったね、さくら。明日はパパが会いに行くよ。


2002年10月17日(木)



 パルボ・・・入院1日目

今日は朝一に病院へ行こうね。

やっぱり、朝ご飯を食べない・・・ママの側から離れない・・・あきらかに体調が悪いようだ。

先生に診てもらえば、すぐに良くなるからもうちょっと待っててね。

診察時間は9時から。だんな様と一緒に支度をする。



突然「ゲーホッ、ゲーホッ、ゲーホッ」と、すごい音がどこからかしている・・・音の方を見ると・・・

さくらの腹部が波うっている!何が起こっているの!!ワケが分からずそのまま見ていたら、「ゲボッ」と何か黄色いモノを吐いた。ビックリして動揺して体が震えている私にだんな様は、病院へ連れて行きなさい。何か分かったら携帯に連絡してね。と落ち着かせながら出勤する。

こんなに悪かっただなんて、もっと早く連れて行けばよかった・・・本当にごめんね、さくら。

もう一度、同じように吐く。ティッシュで受け止めこれも病院へ持って行くことにする。



今日は、車に乗ってもいつものように鳴かない・・・たまに「ク〜ンゥ」と、か細い声で・・・

今度はキャリーバッグの中で落ち着きが無くなる・・・下痢をする・・・初めてだ・・・

さくらは嫌なのだろう。つかないように隅に座る。シーツを替えるより今は、少しでも早く病院へ行く事に集中する。道はすいてるのに信号待ちはいやに長く感じる・・・



病院へ着くとまたもすでにいっぱいだ。待っている間に新しいシーツを上から敷く。

待合室で他の人と話をしてみるが「大丈夫だよ」と言ってくれる。少しホッとするが、さくらが元気になるまでは安心できない。

名前が呼ばれ診察台へ・・・何から言っていいのかわからないが、

最近元気が無かったコト。ご飯も食べなくなったコト。今朝吐いたコト。来る途中で下痢をしたコト。

以上の事を伝えると、先生は事細かに聞いてくれる。

いつから元気が無いのか?どんなご飯で、いつもは何時に何回か?どんな風に吐いたか?今までに同じことはあったか?など質問しながらも、さくらを触診していく・・・されるがままでシッポも振らない。

よほど悪いのだろうか?検温すると熱も少しあるみたい。だんだん不安になっていく・・・

さらに、くしゃみ・せき・鼻水は?外に出したか?周りに同じ症状のワンちゃんはいますか?など違う質問をしてくる・・・先生も嫌な予感がしたのだろう。

「もしかして、感染症になっているかもしれません。数分で結果が分かる検査ができますが、3千円の料金がかかります。どうしますか?」もちろん、即答。して下さい。お金はいくらかかってもいいです!



すぐ、下痢したモノを検査シートにのせる。

結果が分かるまで待つことに・・・

さくらの不安そうな顔・・・また、吐く・・・大丈夫よ。先生がきっと治してくれるから・・・

「先生!OO先ー生!」ってあなたも先生でしょ。と、ツッコミしたかったがその瞬間・・・悟りました。

きっと、さくらの病気は悪いものだと・・・他の先生達と確認して急いで戻ってくる。

「実は、検査の結果[犬パルボウイルス]に感染していることが判りました。」と言って検査シートを見せてもらう。

説明をしてくれるが頭の中に入ってこない・・・

「伝染病なのでこのままお預かりになります」やさしい顔なのに、今何かさらッと聞きなれない事を言ったわね。

「あのー、お預かりって・・・?」

「入院のことです」????入院・・・思ってもいなかったので頭の中は真っ白・・・それを察したのか先生が、

「伝染病なので他のワンちゃん達にうつるといけないから、隔離です」さらに・・・

「この病気に感染すると奇跡でも起こらないと治らない可能性があります」

えっ!奇跡?ミラクル?ミラクルですねぇ〜。って、それは長Oさん。パニクってる私の思考回路は支離滅裂・・・

「今からすぐに、点滴・抗生剤・インターフェロンなどの治療をしていきます。そして、血球数測定もしていきます」???

「あのー、私はどうしたらいいのでしょうか?・・・」

「そうですね、入院になりますので今日は診察券をお返しいたします。このままお帰りいただいていいですよ」

って、そうじゃなくて、まぁそれもそうなんだけど・・・

「今後どうしたらいいですか?」だって、急に入院だと言われてもずーっとさくらと一緒だったのに・・・

「ええ、面会に来てもいいですよ」そう、それが知りたかったのよ。

「ただし、伝染病が他のワンちゃんにうつるといけないので、診察の前か後に来て下さい」そうね、そうします。

「もしかしてこれが最後になるかもしれませんので、毎日面会に来てもいいですよ」へぇ!また何かさらッと言った?

「何かありましたら連絡します」何かって何?・・・

「どちらかといえば、さくらちゃんの為に会いに来てくださいね」・・・思考回路・・・停止・・・



携帯の番号を教えて病院をあとにする・・・



車に乗り・・・これからどうしよう・・・?・・・



まず、本屋に行って病気が載っているのを探そう・・・

店に着いてから携帯が鳴る・・・もしかして・・・だんな様だった・・・

連絡が無いから心配していた。ちょと怒ってる・・・説明をしようとするがだんだん泣けてくる・・・

今まで張り詰めていたのだろう・・・涙が止まらない・・・言葉が出てこない・・・だんな様はそんな私に

一番辛いのはさくらなんだから、小さい体で頑張っているのだから泣いたらダメだよ。祈る事しか出来ないけど、帰って来るのを一緒に待っていよう・・・

うん、そうだね。今は祈る事しか出来ないけど、絶対家に帰れるように・・・



本屋には詳しく載っているものが無く、家に帰ってインターネットで調べることにする。

調べれば調べる程、絶望感に襲われる・・・

もう会えなくなるの・・・?これから楽しい事がいっぱいあると思っていたのに・・・まだ、お出掛けもしてないよ・・・色んな所へ行こうとしても行けなくなるの?

もっと早く気づいていれば・・・注意深く見ていたら・・・悔やんでも悔やみきれない・・・

ゲージがあるのにさくらがいない・・・帰ってから遊ぶはずだったボールは、朝遊んでたまま転がっている・・・こんなに家って広かった?・・・なんだか部屋が暗い・・・

さくらが大事な部分を占めていたのだと改めて思い知らされる・・・・・・



だんな様が帰宅する。今日は、休日出勤だったから早目に切り上げたみたい。

考えないようにしても涙がまた溢れてくる・・・止め処も無く・・・そして、どうし様もない程の孤独感が心の中に広がっていく・・・でも、だんな様が、

こうしている間でもさくらは頑張ってウイルスと戦っているんだよ。帰ってくるのを一緒に信じて待っていよう・・・

世界中が諦めても最後まで希望を捨てずにいよう。そして、すぐに帰ってきてもいいように準備をして待ってよう・・・



どうしたらいいか分からず、ペットショップへ聞きに行く事にする・・・しかし、車から降りる事が出来ない・・・

仕方なしに、だんな様だけ聞きに行く。店長さんに色々と聞いてもらったが退院するのが決まってから用意しても大丈夫だよ。とアドバイスしてもらう。

帰宅してからもインターネットで色々調べてみる・・・どれを見てもいい事は書いてない・・・



食事もノドを通らない・・・さくらは今ごろどうしているのか?・・・夜・・・涙がまた・・・



長い一日が終わり・・・先が見えない日々が始まろうとしている・・・


2002年10月16日(水)



 元気ない・・・

朝、ご飯食べない・・・少し口にするが食べない。でも、いつもと変わらず部屋の中を探検している。ひとりでボール遊びもしている。

もしかして、このご飯飽きたか?えっ!今から偏食かい?

だんな様は一応病院かペットショップに連れて行って聞きに行けば?と言う。

明日仕事休みだから病院へ診てもらおうかな?

ようーく見るとママの後ろで座っている事が多い・・・あまり動いてないのかも?ちょっと心配。もしかして体調悪い?どうしよう?ペットショップに聞いてから病院行こうか?



さくらのことが気になって仕事に集中できないな?早く時間よ過ぎてくれ〜



さくらー、ただいま〜どう?元気?大丈夫?

その時、だんな様から携帯に連絡が・・・

仕事で近所のお客様に用事があり、ついでにトイレの為家に寄ってさくらの様子も見たけど、ゲージから出ようともせず元気がないみたいっだった。と言う。

今のさくらはそんな様子はない。ゲージから出てボールで遊んでいる。もしかして、寝起きだったのでは?

しかし、夜のご飯は見向きもしない・・・やっぱり気になる・・・

明日、病院へ行こう。先生に診てもらおうね。何でもなければオモチャかオヤツを買ってあげよう。


2002年10月15日(火)



 体育の日

体育の日。もう15日じゃないのね。不思議だわ。まだあまり慣れないな〜

世の中の三連休は今日で終わり。今日こそ、さくらと遊ぶぞ!毎日家に帰るのが楽しみ。

電車の本数が少ないので必ず間に合うように駅に向かう。乗り損ねたら30分も待たなければいけないからね。

夜のご飯初めて少し残した・・・元気ないかな?しかし、パパが帰ってくるとお出迎えはいつもの通りすごく喜んでる。やっぱり私嫌われたのか・・・?えーっ!そんなー馬鹿なー。さくらちゃん許してね。お願ーい!


2002年10月14日(月)



 寝過ぎ?

今日もお仕事。しかし、お客さんが多い!一体どこから来てるのかしらね〜?ホントに疲れちゃったわ。

これも、さくらにいっぱい美味しいものやおもちゃを買う為!がんばるぞ!!

それにしても、さくらちゃん?よく寝ているねー。


すこーし遊ぼうかな〜と思っても部屋の隅に行ってこっちを覗いている・・・そんなに遊んであげなかったことをうらんでるの?

そんなにすねないでよ〜ママが構わなかったのが悪かったから今からあ・そ・ぼ!

うん〜なかなか許してもらえそうにないね。っていうか、また寝てるし・・・寝る子は育つというがこんなに寝ていても大丈夫なのか?

2002年10月13日(日)



 疲れ?

今日は土曜日。やはりお客さんがいっぱい来た。仕事がサービス業の為、お客さんが多いとやっぱり疲れるわ〜

でも大丈夫!早く家に帰ってさくらに癒してもらおーっと。

しかし・・・家に着いたらバタンキューだ。体力が衰えてきたのかしら?昔は、こんなんじゃなかったのにー!

ごめんね、さくら。休みになったらいっぱい遊んであげるから、今は寝かせてくれ〜

そんな状態を察してか、さくらも寝ていることが多いね。


2002年10月12日(土)



 待ち遠しい

ワクチンの副作用も無くきょうも元気な、さくら。

あなたは何故そんなにいつも元気なの?しかも、いつもウサギみたいに跳ねてるし・・・

確か、Mダックスだったような気がするけど・・・まぁッいっか本人はたのしそうだし・・・ね。

もうトイレも覚えたし、お座り・お手・伏せそして待ても完璧だし!言う事なしだね〜

いいのかな?こんなに順調で・・・来月になったらお散歩デビューが待ちどうしいわ。


2002年10月03日(木)



 大きくな〜れ

さくらが初めての外出!がワクチン接種とは・・・分かっているのか相変わらず車内ではすごい鳴き方。この前混んでいたので診察5分前に到着・・・すでに、診察している。しかも、さくらは4番目。

ちょっと緊張気味だが、さくらは堂々としている。

名前が呼ばれキャリーバッグから出ると先生にシッポ振りまくり・・・ま、病気じゃないし元気だもんね〜っていうか、愛想振りまきすぎ!

その間に、触診・検温・検便・体重・ご飯の事などをこまかくチェック

やはり、小さいと言われ、ペットショップのスタッフから「生まれた時一番小さかった」と伝える。

「小さい時はどんなに食べても太る事はないから、ご飯(お米)をふやかしてフードと一緒に(まだ胃は小さいから)出来れば4〜5回に分けてあげてください」と指導してもらった。

最後にプスっとワクチン(6種混合)をしてもらい終了。説明などしてもらっていたら20分は経っていた。

今日一日は、興奮させないようにって言うけど、無理だな。すでに目が輝いている。とっても、お外に興味があるのね。



お昼にご飯をふやかしてフードに混ぜる。においで分かるのかジャンプして喜んでる〜。

オスワリもしてるよ〜。お利口さんね〜。はい、どーぞ・・・早っや!今までにないガッツキ!そんなにウマイか?美味しいのか?大きくなれよ〜!



2002年10月02日(水)
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