my lifetime



my lifetime
2005年03月28日(月)着飾る意味

君と同じ格好をしたら、君に見せたくなった。

でも君は馬鹿にするんだろ。或いは引きつった笑顔で褒めてくれるはずなんだ。
頭のてっぺんから爪先まで舐め回すように目を遣って。

君に会うには電話をしなきゃならないから、こんな夜中だけれど、でも君は必ず着信に気
付く。

まだ家には戻ってないらしい君は、喧騒をすり抜けやがて静かな、何処だかの路地裏へと
移る。
今夜な君は意地悪で、言葉を濁すのもいつも以上。

どうでもいいはなしをしながら過ぎる時間が段々虚しくなる。
だから、会いたいとは言わない。
そして、君も言わない。

この格好を君に見せるのはいつになるんだろうか。
狭苦しく暗い中だといいんだろうけども、そうはいかないはずだ。

明け方ようやく服を脱いでみて気付いたのは、君への厭らしい程の愛情だった。


2005年03月05日(土)fact≠truth

私の知らないところで私の知らないものたちが動いている。
自分と繋がっている部分しか見ることが出来ない。それさえも明確に捉えているとは限らなくて。
真実は分からない。
事実だけを知る。
余計なことをされて怒ったり、然り故の言動が傷付けていたり、当人同士さえもすれちがう。
皮肉に時間は過ぎるから、君は忘れろと言う。
忘れられないくせに。頭は別の女の姿で侵されているくせに。心で別の女を犯してるくせに。偉そうに。
それさえ誤解?私には知ることが出来ない、気持ちなど読めない、君は嘘吐き。
本当の気持ち告げるかも不確か。
現にあたしを愛してる、永遠、と。
考えれば考える程、絡まる回路は切れない。
事実だけを受けとめて、真実を求めることさえ止めれば、忘れることさえ出来れば。
全ての始まりは終りに続いてる。
だから信じるなんて行為が生まれ、それは私を痛めつけ、相も変わらず私は君の隣に居続ける。



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