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午前中、小春の散歩をしていると道の向こうにバイクの荷台の商品をのぞき込んでいるヤクルトさんがいた。
娘を妊娠中、「葉酸」を摂取するためビフィーネという飲み物を毎週購入していたのだが、出産してからはすっかりご無沙汰していた。 ヤクルトさんはとっても小春をかわいがってくれていて、小春もヤクルトさんが大好きだった。
小さくて壊れそうだった小春しか知らないヤクルトさん。
今の巨大おたまじゃくし(ちょっとメタボ気味)と化した小春をみたら、きっとヤクルトさん、びっくりするだろうなぁ…、そう思いながら声をかけてみた。
「うわぁぁぁ〜!!小春ちゃん!!大きくなって!!」
小春もヤクルトさんを忘れていなかった。 すっかり大人になって落ち着いてしまった最近の小春。 はしゃぐことが少なくなった小春だが、ヤクルトさんの前では赤ちゃんだった頃とおんなじテンションではしゃぎ、甘え倒していた。ヤクルトさんと小春の距離はあの頃と同じだった。
「今日会えてよかったです。実は私今月でヤクルトの仕事やめるんです。小春ちゃんに会えて本当によかったぁ。声かけてもらえてうれしかったです。」
ついでに背中にしょっている娘も紹介した。
「元気に生まれてきて本当によかったですね。ビフィーネの味にもう飽き飽きしてたのにがんばって飲んだ甲斐がありましたね。」
と娘の誕生も喜んでくれた。
家に戻ると、小春はスフィンクス座りをしてひとりしっぽを振っていた。 ヤクルトさんに会えたことがよほどうれしかったようだ。 表情を見ると、小春の目は「しじみ」のようになっていた。
あまりに幸せそうなので、スフィンクス座りの幸せそうな小春を「ほぼ日手帳」にスケッチしてみた。
生まれてはじめて靴をはかせ外に出てみた。 今日はくっく記念日。
上の写真は肉でプニプにしていた生後4ヶ月頃のもの。 首がすわりお座りができるようになった頃だ。
今の娘はあんよの足取りも軽快で、そのせいか体つきがしまってきた。 近所の人々からも「スリムになったよねー!」と言われる。(あ、私ではなく娘が。残念。)
今日は初めての外歩きということで、私の手をしっかりと握り離れなかった娘だが、いつの日か私の手を離れ一人でどこへでも行ってしまうのだろう。
こうやって赤ちゃん時代がどんどん過去になっていくのか。
娘の成長がうれしいような、さみしいような…。
2008年03月06日(木) |
だてに顔がくさいだけじゃない小春さん |
小春は犬用のガムが大好きで、食べかけのガムを日替わりで楽しんでいる。
今日そのガムを自分で1列に並べていた。 それもきちんと左から短い順に…。
偶然だろうか!?
あまりの驚きに、震える手で携帯カメラを握る私だった。
手前の巨大おたまじゃくしみたいな黒い物体は、得意気な顔でたたずむ小春さん。
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