詩-生人-

2007年12月03日(月) 最後の悪魔

中身は真っ黒
闇夜に透けて消える

目の前には闇
暗い暗い暗い

何も見えない。
事実は事実としてでしか無く

死ねれば楽だ。

言葉を吐く
その思念は悪の様

最後の笑顔は悪の様

欲望を貪り食う
胸の上 舌を這わす
手首を掴んで 瞳を直視し
重ねる唇に 温度はあっても

ココロハナイ。

笑顔の裏側の狂気こそ 悪

最後の悪魔
俺の中身は 悪魔の巣窟
最後の悪魔

死ねれば楽だ。

中身は真っ暗
闇夜に透けて消える

一時の暗闇



2007年12月02日(日) 発狂ロリータ

めくるめくる 明日への階段
一つずつ登り詰める

女への一段?
春は霞に 面影は情景に

明日への階段 目の前に立ちはだかるは
巨大な壁 闇 渦

壊れているのは…

嗚呼 AHHHH
壊れているのは 常識?
壊れているのは 日常?

私の洋服タンスには 貴方の指がある。

割いて割って 形どって
そこにあたるのは 私じゃない

開いて空けて 組みとって

嗚呼 AHHHH
笑えるのは 怨念?
笑えるから 狂気?

私の口に 貴方の指が含まれる

めくるめくる 季節の頁
煌き続ける 「青春」と言う名の幻影

汚された記憶に 穢れた事実
煩悩に支配されて
good−bye.

笑い続けるのは 発露した狂気?
壊れているのは 若さ故?

だって私は 発狂ロリータ。
だって私は 発狂ロリータ。

だから私は 発狂ロリータ。



2007年12月01日(土) 感情爆弾

止める必要なんかない
止まる必要なんかない

ここに居るのに 理由なんか無い
事実なんて必要ない
記憶なんか必要ない

必要なのは「愛」
誰かを「愛する」事では無くて
必要なのは「愛」
自分自身を抱きしめる 「愛」

生まれていく日々
一期一会
過ぎていく日々
一生懸命

ここに居るには 昨日があるから
事実ではなく
記録でもなく

覚えているのは「苦しい」事だけ
忘れていくのは「都合の悪い」事だけ

必要なんかない
必要ではない

己の意義なんてない
意義なんて必要ない

必要なのは「愛」
誰にも負けない「愛」

ひたすらに「愛」「愛」「愛」

抱えて虚しいのは 体だけの「愛」
求めているのは 「愛」

必要なのは 「言葉」じゃない
必要なのは 「優しさ」じゃない
必要なのは 「時間」じゃない
必要なのは 「哲学」じゃない
必要なのは 「信念」じゃない
必要なのは 「理念」じゃない
必要なのは 「教育」じゃない
必要なのは 「お金」じゃない
必要なのは 「経験」じゃない
必要なのは 「  」じゃない

必要なのは
必要なのは
必要なのは



「愛」じゃない「愛」
「愛」じゃない「あい」
「あい」じゃない「愛」


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沢野生人

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