「暗幕」日記
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【夢の内容】 宴会で、礼服を着たおじさんが二人並んで座っている。彼らはどちらも私にとって親しい目上の人で、お互い同士も仲がいい。誰かが私に「まるでご両親のようですね」と言った。「それではホモみたいじゃないですか。」と、あえて偏見のある用語でまぜっかえした。実際彼らはゲイでないし、そういう関係でもなかったので。
【今思うこと】 知らない人だが夢の中では慕わしく懐かしい感じがした男性たち。
2004年03月24日(水) |
いかりや長介さん死去 |
20日深夜に訃報を聞いてからまだ呆然としています。
私は、TBSで全員集合をリアルタイムで見ていた世代ですが、翌日職場で、少なく見積もっても私と10歳は離れている女性が「チョーさん死んじゃったって」と語るのを聞いて、いかりやさんが幅広い年代に親しまれ、愛されていたことを実感しました。
ネットで、昔の動画や、ジャケット写真などを見ても、なおぽっかり空いた胸の穴が塞がりません。全員集合が終了し、後継の「カトちゃんケンチャン」では離れた私ですが、全員集合の、最初の五人での長いストーリーコントが好きだったからだと今になって気がつきました。 そのコントでは悪ガキ役の加藤茶や志村けんの敵役だったのですが、どちらかというと私は、一人だけハブにされて殴られたり、隙を襲われたりする長さんにカタルシスは覚えず、心の底に悲しみを抱えながら笑っていたような記憶があります。
電報を送りたいけれど、見ず知らずの一般人が送っても迷惑だろうなあ。お葬式のTV中継は録画して、夜に見る予定です。 誰かが追悼フラッシュを作っていました。それを見て泣きました。
2004年03月04日(木) |
コミック『空のむこう』 |
遠藤淑子『空のむこう』白泉社ジェッツ・コミックス bk1 Amazon.co.jp
「土地はあなたのものですが、国は民のものです 民が気持ちよくあなたの土地を使えるよう気を配るのが王としてのあなたの仕事です」 「国王として一番大事な資質は体力だとダグザが言ってた」 「空のむこう」の王子は、良い教育を受けていると思う。風土病に対抗するには信仰より特効薬を作る方が大事だと明言する彼は、しかし幼馴染みの少女が巫女シトゥラとして幽閉されるのを止められない。 国王となった(らしい)彼が、特効薬の研究を続けながら「百年後か千年後か行けるさ必ず」 と言う「空のむこう」とは、理想の国であり、亡き両親の国でもあり、シトゥラとなってもう会えないエーディンのいる国でもあるのだるう。
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