里菜竜のエイプリルフール小話、着々と準備中です。 だいたい書き上げたものを、時々取り出しては推敲中。
でも、ちょっと困ってるかも。 何に困ってるって、竜のヤンデレの暴走に……(^^;) ほのぼの日常お馬鹿ネタのつもりだったのに、竜視点で書いたら、竜の心情告白が突然ヤンデレ方面に暴走して、何か、部分的に、アンバランスにシリアスになってしまって。
クリスマスの時もそうだったんですが、竜視点だと、妙にシリアスに、辛気臭くなっちゃって困ります(^^;) 竜がすぐにクドクドと辛気臭い独白を始めるから。
で、そういえば竜って、もともと、実は隠れヤンデレだったらしいです。 今にして思えば、イルファーランの頃から、ひそかに隠れヤンデレ設定だったんです。 (当時はヤンデレという概念がなかったから、自分でヤンデレとは認識してなかったけど)
ただ、あくまで『隠れ』だから、表面的にはずっと単なるいい人としか振舞っていなくて、それで、イルファーランの時は、人によっては『いい人なのに何か怖そう』と感じ取ってしまうヘンな隠し味のあるキャラになってたんじゃないかと思うんですが、それは本人視点じゃなかったからで、うっかり本人視点で独白させたら、外からは見えない、中のヤンデレが丸見えに……。
で、今回は、うっかり手が滑って書きすぎちゃったドシリアスな心情告白独を、(いや、このシリーズはそういう話じゃないから……。この話は、ほのぼのラブなんだから……。ここまで書いちゃったら、ほのぼのハッピーがぶち壊しだから……)と、書いては削除することを繰り返して、今回費やした執筆の労力のほとんどは、そこで費やしてるかも(^^;)
だって、一旦削っても、また続きを書く時になって、それまで書いた部分を読み返して続きを書こうと思って推敲する度に、いったん削った竜のヤンデレ節が復活しちゃうんですもん。 何回削っても、読み返す度に、つい、また同じ事を書き足さずにはいられない……。消しても消しても、竜のヤンデレ節が復活してしまう……。
ほんとに、何度削っても無駄なんです! どうしてもまた書いちゃうんです! 竜のヤンデレが『ほのぼの』の枠からハミ出してきちゃうんです! 私はそれを、どうしても書かずにはいられないらしいんです……。 私の中で、竜が『そういう人』として存在している限り。
そして、私の頭の中では、竜は、十数年前からずっと『そういう人』なのです。 最近私の中でヤンデレ化したとかじゃなく、最初から一貫してブレずに『実は隠れヤンデレ』なのです。
だったら、もう、開き直っちゃうしかないんじゃ……?
で、昨日は、(そんなに書きたいんなら、そこまでどうしても書かずにいられないなら、書いちゃえばいいじゃん!)と、開き直って、とことんまでヤンデレで突っ走ってみました。
……とは思ったものの、最後の最後、もう復活させられないくらいギリギリになって、あんまりほのぼのからハミだし過ぎた部分は削るかも。 もし削れてなかったら笑ってやってください(^^;)
Sequence お話のカケラ+の天菜真祭さんに『、<森の民>の物語』のリリのイラストを描いて頂きました!
覆面企画のご縁でツイッターでフォローしてた天菜さんが、「誰かうちの子を描いてもいいよという方はいませんか」みたいな募集をしてるのをたまたま見かけて、今まで天菜さんの絵柄を見てて可愛いなあと思ってたので、厚かましくもすかさず立候補しちゃったのです。 ほわほわ可愛い丸顔の女の子という天菜さんの絵柄が、リリにぴったりだと思って、ぜひあの絵柄でリリを描いて欲しくて!
丸顔の女の子といえば『金の光月』のチェナもそうなんですが、この子も、もしかするとリリ以上に、天菜さんの絵柄にぴったりのキャラだと思うんですが(私の頭の中では、もう、チェナも天菜さんの絵柄になってる(^^ゞ)、あっちはお話が長いから、絵を描くために読んでいたくのが申し訳なくて、それでリリにしました。
そういうわけで、描いていただいたリリです↓ http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=26070424 (後ほど宝物殿にも展示させて頂く予定ですが、とりあえず天菜さんがUPしてくれたpixivです。サイズ大きいので携帯の方はご注意ください)
第二話『恋の季節』の、泉のほとりのシーンです。 リリは連作短編全体のヒロインで、第一話では赤ちゃん、第四話ではすでに故人になってますが、第二話では、初めての『恋の季節』を迎えたところで、<森の民>の成長速度は人間とは違うと思うけど、人間で言えばだいたい14歳くらいのつもりです。
この作品、今まで一個も検索サイト等に登録していない引きこもり作品だったんです。 宣伝したのは、UP時にセンデンゴン版さんに投下しだだけで、すぐに流れちゃって、その後は一切宣伝無しのまま。
どうしてどこにも登録してないかというと、一つには、どこかに登録してもアクセスが見込める内容じゃないから(^^;) あと、お話の内容は自分で気に入ってるんだけど、作品としての出来には自信がないから。 それと、何より、連作短編で、しかも他の作品(『恋人の石』)とのシリーズ作品で、『森と荒地の物語』としてのシリーズ目次はあるけど『森の民』単独の目次はないという変則的な形態で、しかもシリーズ片割れの『恋人の石』をすでにけっこうあっちこっちに単独で登録しちゃってあって『森と荒地の物語』としてシリーズ登録はできないという、ややこしい事情があったから(^^;)
でも、イラストの可愛さに勇気を貰って、せかっくだから表紙を作って、表紙画像が付けられるorganicさんに登録してみました! こんなの。
あとは、そのうち縦長の表紙も作って、パブーさんにも登録しようかな。 パブーさんでは『恋人の石』を『でんしょでしょ1号』に収録してもらってるので、自分では単独で登録できないので(別にしちゃいけなくはないのかもしれないけど、しないほうがいいでしょう……)、自分で登録するなら『森の民』単独なので、ちょうどいいかなと。 そんなわけで、ワクワクです!
2012年03月20日(火) |
Organicに登録してみました+追記 |
新しく”オリジナルのオンライン作家のためのプロフィールページサービス”Organicさんというのができたので、面白そうなのでさっそく登録してみました!
私のページはこちら↓ http://organic.onlinenovel.jp/profiles/12
作家検索機能、作品検索機能等がありますが、ログインしないと検索もできないようなので、読み手向けの検索サイトというより、作家同士の自己紹介交流サイトですね。 (追記:ログインしなくても検索できるように修正されました。今後読み手向けの機能も充実させていく予定とのこと) ツイッター連動の機能もいろいろあって、便利そうです。
特に、何が面白いって、正方形の表紙画像付きで作品が登録できるのと、登録した作品のジャンルを自動的に円グラフで表してくれるのが楽しくて。 画像のサイズは400×400なんですが、適当なサイズで作れば自動でその大きさに合わせてくれるし、縦長でも横長でもその中に納めて表示してくれるので、楽です。 実際、リンク用バナーを表紙画像に流用してる人とかもいて、それでも問題なく表示されてます。
そんなわけで、さっそく、パブー用に作ってある表紙画像が流用できるものを登録してみました。 ヘブンリー・ブルーは、パブー用のは最初から小さく作っちゃったので小さすぎて、ちょっと編集して大きいのを作り直しましたが。
それから、このサイズの表紙画像なら……と、ふと思い立って、アンリ・ルソーの絵を表紙にして『スーレの睡り』と『樹林の見た夢』を登録してみました。 ルソーは没後50年過ぎてて、著作権は大丈夫なので。 スーレのほうは『夢』、樹林のほうは『蛇使いの女』を使ってます。 スーレはお題作品で、お題が『夢』だったので、ぴったりかなあと。
『スーレ』はもともと、脳内イメージ画像がルソーの絵だったのです。 ルソーの描くジャングル+尾崎亜美の『Dragon Ride』のインスパイア作品といってもいいかもです。 アンリ・ルソーと尾崎亜美って組み合わせも、ちょっと突拍子がないかもですが(笑)
尾崎亜美の『Dragon Ride』については、作品UP時の日記でもちょっと語ってます。 ↓ こちら 古い曲ですが、検索すれば聴けるところもあります。 (著作権的に紹介していいものかどうかわからないので、URL紹介は控えますが)
というわけで、大好きな絵を表紙にできて、ウキウキです。 他の皆様の表紙と並べてみると、ちょっと(かなり?)浮いてるというか、何か怪しげというか、ヘタすると『お触り禁止』的な空気を醸し出しちゃってる気もしないではないけど(^^;) いいの、自分が好きだから!
そんなわけで、アンリ・ルソー、好きなんです。 あと、ルネ・マグリットと、こっちは先の二人に比べてややマイナーだけどポール・デルヴォーが好き。 ごく私的に、私の好きな作家、山尾悠子の『ラピスラズリ』の脳内イメージ画像はポール・デルヴォーだったり。 特に一話目、駅が舞台なので。 デルヴォーは、よく、駅や汽車を描くのです。 (実際の挿画にはワッツの『希望』が使われてて、それも子供の頃から大好きな絵だったから、なんか嬉しかったけど)
話は戻って、(そうだ、アンリ・ルソーの絵が使えるんだったら、パブーにもそれを表紙に使ってスーレを登録しようかなあ)と、さっき思い立ったところです。 そのうち表紙を作って登録してみようと思ってます。楽しいです! ちなみにパブーの私のページはこちら。 現在4作登録してます。
追記:表紙作ってパブーに登録してみました。 内容はサイトにあるのと同じですが、良かったら見てみてね! →http://p.booklog.jp/book/41405
2012年03月08日(木) |
PDF版&書いてます |
先日、イルファーラン物語のPDF版はないかというお問い合わせがあったので、イルファーラン目次ページからPDF版にリンクを貼ってみました。
こちら。 投稿サイト『小説家になろう』さんの縦書きPDFページです。
私はスマホどころかネットのできる携帯さえ持ってない(携帯持ってるけどネットが出来る契約にしてない)ので、さっぱりわからないのですが、iPhoneで読む人はPDF版のほうが便利な場合もあるのでしょうか? DLコーナーに置いてあるテキスト形式一括DL版と併せて、ご都合の良い方をご利用くださいv
『小説家になろう』さんは、普通にPCからテキストを投稿するだけで携帯版もPDF版もできるのでありがたいです。 ただ、最初から横書きで書いた文章なので、うっかり使ってた記号(< >ってやつ)が、縦書きだとそこだけ横向きのままになってて、ちょっとヘンなのですが、気にしないでやってくださいm(__)m
この記号、昔、当時オンノベ界で主流だった縦書きビューア『窓の中の物語』で確認した時には大丈夫だったはずなんですけど……。 サイトに置いてあるテキスト版は一括変換で直せるので、そのうち直しておきます。 『なろう』さんのほうは、ちょっと、労力的に無理なのでごめんなさい……。
それから、引き続き楽しく書いてます。 里菜竜のエイプリルネタの初稿が出来たので、去年暮れから書きかけだった金光の姉妹編に戻って来ました。 並行して里菜竜の推敲もしています。 推敲してたら、だんだん伸びて、原稿用紙20枚くらいだと思ってたのが、いつのまにか30枚くらいに増えてました。
いつも思うんですが、私、里菜竜を書いてる時が一番幸せです。 他のものを書くのも、もちろん楽しいんだけど、里菜竜の世界って、自分にとって、長く慣れ親しんだ、馴染み深い、居心地の良い世界で、書いてる間、そこにどっぷりひたっていられるのが、とても楽しく幸せなのです。
というわけで、里菜竜はエイプリルフールネタなので、4月1日にUPします! 金光のほうも、初稿がほぼ最後のほうまで進んでいるので、去年末に立てた今年の抱負の通り、今年中にはUPできるかと。
この姉妹編、十年間書きあぐねてたネタなんですけど、書いてみれば、そう特別たいしたものでもないです(^^;) もともと、大作だったり難しいネタだから書きあぐねてたわけじゃなく、ただ時間がなくて後回しになってただけなので。 でも、長さ的には、けっこう長いです。現段階で80枚くらいあるかな? 一ページに収めずに分割したほうがいい長さですね。 金光みたいに目次ページまではいらないと思うけど……。 でも、だらだらした話なので、分割するのにどこで切っていいか分からない……(^^;)
……な〜んて心配ができる程度には、形が出来かけてきてます。 ヒマさえあれば開ける書きかけファイルがある生活は、楽しくて幸せです!
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