異世界ファンタジー『サヌザと共に 〜草原の道〜』をUPしました。 覆面企画4参加作品です。 サイト掲載にあたって、ほんのちょっとだけ手を入れました。
どこに手を入れたかと言うと……
・ルビタグで振っていたルビを、《》表記に戻した。
サイトでは、ルビタグでルビを振ると、そこだけ行間が乱れるから嫌なんですよね……。 『腐乱天使』や『スーレの睡り』では、サイトでもルビタグでルビ振ってるけど、あれは、ルビがそれぞれ一箇所ずつしかなくて、かつ、それぞれ冒頭の一行目だったり、空行の後だったりして、行間が空いても気にならない場所だったからです。
今回、『巨砂鳥』と書いて『オオスナドリ』みたいなオリジナル用語と、『焔』と書いて『ほむら』とか『髪挿し』と書いて『かざし』とかの、読み方を指定したい単語が多くて、どうしてもルビが増えてしまいました。
そういえば、誰にも突っ込まれなかったけど、実は、覆面の時、一箇所、変換し忘れて、《》表記が残っちゃってて、あいたた……でした(^_^;)
・推理を交わすために変えていた交漢字変換を、一部、普段どおりに戻した。
普段どおりと言っても、普段からそんなにきちんと統一しているわけではなく、自分が普段何をどう変換しているか自分であまり覚えていないくらいなので、読み返して違和感のある箇所だけ戻して、どっちでもいい箇所はそのままです。 なので、もし、今度また覆面企画があって、参加した時は、これは漢字変換の推理材料にはしないほうがいいかと……って、今ここで言ってもしょうがないですね(^_^;)
・文字数節約のために詰めていた改行を増やした。
・その他、何箇所か、語尾とか細かい言い回しを変えたり……。
そのくらいです。 ほとんど変わっていません。
話は変わって、拍手を押してくれた方、コメントくださった方、ありがとうございました!
2009年09月11日(金) |
覆面の国から戻ってきました! |
覆面企画の後書きテンプレ回答ラッシュもほぼ落ち着き、皆様の後書き巡りもだいたい終わって、一ヶ月以上に渡って入り浸ったきりだった覆面の国から戻ってきました。 ああ、楽しかった……。 思いっきり、本気で、力いっぱい遊んできました。 もう、我ながらムキになりすぎなくらいに……(^^ゞ
その間、すっかり自サイト放置でしたが、考えてみたら、もともと滅多に更新の無いサイトなので、傍目には、普段から放置状態と見分け付きませんよね(^_^;) 企画期間中は日記を毎日のように書いていたというだけでも、日記すら間遠な普段の状態より、傍目には放置度が低くみえるくらいだったかも?
でも、普段は、更新はしてなくても、意識は常に自サイトにあるんですけど。 自サイトの水面下に潜ってる気分。 それが、企画中は、『覆面の国』に行ったきりで、自サイトを留守にしていた気分。 『覆面の国』から自サイトに日記だけ電波で送ってた気分。 だけど、そんなのは、あくまで私の『気分』であって、傍目には、常に変わらぬ放置サイト……(^_^;)
でも、覆面の国から、ちゃんと、サイトの更新のネタになる収穫物を持って帰ってきましたから! 前回の『腐乱天使』の時は、大幅な加筆修正をしたので、サイトにアップするまでに一年以上かかったけど、今度はたいした修正もしないつもりなので、近日中にアップできると思います。
それが終わったら、書きかけの里菜竜、書くんだ! でも、覆面作品の続編も書きたい……。 でも、スーレの続編も書きたい……。 しばらく離れちゃってる<森の民>の国にも、もう一度飛び込んで入り浸りたい……。 あれもこれも書きたい……。 どうしよう。 己の遅筆が恨めしいです。
でも、遅筆には遅筆の楽しみがあるんですよね……。 時間をかけて書いてる間、ずっとその世界に入り浸っていられるという。 森の民の世界なんか、連作だから、当分入り浸れますね。 お話の世界に入り浸ってる時間は、本当に幸せ。 いい趣味を持ってラッキーだなあ、私……。
話は変わって、WEB拍手をぽちっとしてくれた方、イルファーランの『読んだよ』を送ってくれた方、ありがとうございます!
自分の後書きをアップし終わったので、皆様の後書きテンプレ回答を巡り中です。 面白いです。
個人的に、幾つか、ぜひこの点について作者さんに後書きで解説して欲しい……と思っていたことがあるのですが……。
1 『ラブストーリー』のワンちゃんの犬種は? 私は当然ラブラドルレトリバーだと思ったんだけど……。 →和さんの後書き見たけど、そういえば、書いてなかったっけ? 勝手にラブだと思っておこう。私の頭の中では黒ラブではなく薄茶のラブ。
2 『ナキオニ』の、『味噌汁に塩』の謎。何の意図でそう書いたのか。 ヒロインがそれだけ料理に疎いことを示唆するため? →小嶋さんの後書き待ち。
3『夏椿の咲く庭で』の動物さんは、私は狸だと思ってたけど、狐説もある。どっち? →作者さんも狸のつもりだったけど、好きなほうと思っていいとのこと。
4『空の果て、あの道に』の、「 」の、中身。 →後書き見たけど、あれ? そういえば、書いてなかった……? ここは、作者さんが自ら語らないなら訊くべきことじゃないですね。
5『狼は邪心を知る』の意味。 →他の所で解説も見たけど、星間さんご本人の後書き待ち。
そして、拙作を『印象深い作品』や『面白かった作品』にあげてくださってる方が複数いて、おそれ多くも大感激です!
あと、そこにあがってる作品が、本当に多彩なので、面白かった。 ほんとに、人それぞれ好みが違いますね……。 何か、気が楽になるし、安心するし、勇気が出ます。
2009年09月08日(火) |
覆面企画4・後書きテンプレ回答 |
はんぱなく長いです……。
■作者名
冬木洋子
■サイト名&アドレス
カノープス通信 http://www.geocities.jp/canopustusin/
■参加ブロック、作品番号、作品タイトル、作品アドレス
D02『サヌザと共に 〜草原の道〜』 http://maskwriter.web.fc2.com/sakuhindf/d02.htm
■ジャンル
異世界ファンタジー
■あらすじ 草原の街道で道に迷った旅人が、古井戸のほとりで老婆と出会い、その地にまつわる昔話を聞かされる。 かつてそこには古い歴史を持つ都があったが、遠い昔に、蛮族に攻められて滅びたという。その時、王の愛妾であった舞姫が、懐に毒を抱いて城の中庭の井戸に身を投げたのだという。老婆は自分がその舞姫であることを明かし、美女の姿に変転して舞を舞った後、旅人に自らの髪挿しを与えて、夢と消え失せる。
■意気込みテンプレを使用された方は、URLを教えてください。
http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=64893&pg=20090801
■推理をかわすための作戦は?
今回、ジャンルや内容・文体的には全く隠れる気無しでした。 前二回、一応ジャンルフェイクをしたので、三度目の正直で、そろそろ自分のホームグラウンドである異世界ファンタジーで直球勝負してもいいかと思って。 それで当ててもらえるなら、もう、本望というつもりでした。 今まで参加作では一応多少は我慢してきた(あれでも我慢してたんです!)うねうね長〜い文章も、自分に解禁して、好き放題にのびのびと、書きたいものを書きたいように書きました。 が、漢字変換だけは、手がかりを消すために、いろいろとランダムに変えてみました。
■作品のネタを思いついたきっかけは?
「う〜ん、道、道……」と、布団の中でずっといろいろ考えながら寝入ったら、目覚め際の夢に、黄土色の砂に埋もれかけた荒野の一本道が出てきて、旅人が枯れ井戸の傍で古びたメダルか何かの由緒ありげな小物を拾って、どうやらそれは昔そこにあって滅びた国の人の持ち物らしくて、元の持ち主の幻?が現れて……以下、夢なので詳細不明……みたいなワンシーンを見たのです。 で、そのシーンを元にいろいろ想像しているうちに、なぜか、ふと、大学時代に比較文化論の授業でビデオを見せられた『鷹の井』という劇のことが頭に浮かび、それで、「よし、今回は『能』でいってみよう!」と思い立ちました。 『鷹の井』は、アイルランドの詩人イェイツがケルトの伝説を題材に能の影響を受けて書いた戯曲で、『旅人が歩いていくと井戸があって、井戸端には老人がいて、老人と話をしているうちに、そばにいた井戸守の女(?)が突然鷹の精に変身して舞いはじめる……』みたいな内容なのです。 その戯曲を元に新作能も作られているそうですが、私が見たのは能のほうではなく、能の要素を取り入れて上演された戯曲のほうだった……ような気がします。大昔のことなので記憶が定かでないのですが。 別にそれがすごく面白かったとか好きだったというわけでもなく、英語だからワケわかんなかったし、どっちかというと退屈だったはずで、ずっと忘れていたのに、今頃になって、なぜか突然頭に浮かび上がってきてネタ元になったのが不思議……。
最初の夢に出てきたのが黄土色の砂漠っぽい場所だったので、舞台は草原なのに、草原がなんとなく乾いて砂っぽくなってます(^_^;)
■ストーリーの構築において気を使った点、苦労した点などあれば教えて下さい。
『旅人(ワキ)が謎の人物(前シテ)に出会い、その地にまつわる伝説等を聞かされる。その人物は実は伝説の登場人物本人であり、後半、旅人の夢の中などで本来の姿(後シテ)を現して、舞を舞って成仏する』という夢幻能のパターンを踏襲してみました。
あと、細かい点ですが、お城の中庭に咲いている花の種類(アーモンドにするかスモモかアンズにするか、はたまた異世界のオリジナル植物にするか……)とその表記の選択(普通にアーモンドとか杏とか書くか、『甘扁桃』と書いてアーモンドの和名のアメンドウとルビを振るか、同表記で異世界のオリジナル植物だということにして『アマントウ』という架空名のルビを振るか、『巴丹杏』と書いておいて、人によってアーモンドなりスモモなりアンズなり謎の異世界植物なり、好きなものを想像してもらうか……)に、ああでもないこうでもないと、ものすごく迷いました。ウキウキと楽しく悩みました。 結局アーモンドにしましたが、楽遊さんのご感想を読んで、アーモンドにしといて良かったなあ……と思えました。ありがとうございました!
■削ったエピソードなどありましたか? 作成裏話歓迎です。
今回は最初から予定通りの20枚分になったので、特に削ってはいませんが、もっと余裕があれば、砂鳥について、もっと書きたかったです! あと、老婆の焚き火の燃料は、土地柄的に、本当は薪ではなく家畜の糞と枯れ草を固めた固形燃料のようなものだろうと思うのですが、それだと、いきなり『固形燃料』と書くのもヘンだから、オリジナルの名称とか、それがどんなものかという説明が必要となりそうで、それをやると本題と関係ない無駄な説明で文字数を食うしテンポも崩れそうなので、『薪』にしておきました。 (でも、砂鳥に関する解説は、本題と関係なくても、入れたいから入れました……(^^ゞ)
■その作品の続編または長編化のご予定は?
砂鳥をもっと描きたい一心で、続編を漠然と構想してしまいました。まだまだ漠然としてるので、本当に形になるかは、分かりませんが。 トリさんの颯爽たる戦闘シーンと、トリさんが楽師に狩の獲物(カエルとかネズミとかヘビとか、じゃなければ何かヘンテコな異世界小動物とか?)をプレゼントして、楽師が内心引きつりながらそれを丸焼きにして食べるシーンとかを描きたい!
■その作品で気に入っている箇所はどこですか?
砂鳥。皆さんお見通しのことと思いますが、もちろん砂鳥。
最初は、「舞台が異世界であることを早いうちに読者に示すために、何か分かりやすい異世界要素を冒頭から打ち出そう」という目的で、「じゃあ、手っ取り早くチョコボ(またはトリウマ)にでも乗せとけばビジュアル的に一目瞭然だろう」と思って出してみただけで、ストーリー的には、とくに出てくる必要も無かったのです(そういえば、今でも、別に必要はないかも(^_^;))。 が、出してみたら、動物を出した時の私の常で、自分がトリさんに夢中になってしまい、タイトルまで、まるで鳥がメインみたいになってしまいました。
ついでに、砂鳥について、語らせて、語らせて!! 砂鳥は、体高が馬くらいあるダチョウな感じです。 でも、顔は、キャプテン・ハーロックが肩に乗せてるトリさん(若い人には分からないかも?)みたいな、目つきの悪い顔です。 でも、楽師はその顔を本気でラブリーだと思っているのです。 ちなみに、砂鳥がデカいのは、リアルダチョウサイズだと、鳥は骨格が華奢なのに長時間人間を乗せて歩くなんて負担が大きくてかわいそうだからです。 馬くらい大きければ平気かなあと思って。 あと、翼がテント代わりになるくらい大きいと便利だし楽しいから。 でも、そんなに大きいと飼葉が大変で、人里離れた場所で野宿の旅をするにはものすごい大荷物がいると思ったので、そこらのものを勝手に食べる雑食性にしました。 全く餌をあげないのではなく、宿場ではちゃんと飼葉をあげるし、ご褒美用のかさばらなくて嗜好性の高いおやつ(馬なら角砂糖、犬ならジャーキーみたいな)を携行していて、時々あげるのです。 近所のダチョウ牧場では、餌やり用に、何か、大粒の雛あられみたいなものを売ってたなあ……。ああいうのでも楽しいかも。 うん、トリさんは、きっと、甘いものが好きです。トリ用のおやつには、きっとハチミツが入ってます。 ちなみにサヌザはめんどりです。楽師のことを、いつまでも羽が生え揃わない手のかかる雛みたいに思ってます。
……という具合に、私の頭の中はトリさん一色です(^^ゞ
あと、『裳裾がさんざめく』という表現。 脳内にある映像を文章にしようとして、なかなかぴったりくる表現が見つからず、ああでもないこうでもないとさんざん考えているうちに、ふと思いついたら、ぴたっとハマって嬉しかったので。
あと、『なんと都合の良いことに』というフレーズ(笑)。 もしこのお話をシリーズ化することになったら、その際は、毎回、『なんと都合の良いことに』というフレーズを入れたいと思います(笑)
■推理期間中、褒められた点は?
砂鳥。あと、描写とか語彙の量とか? おそれいいります……m(__)m あと、褒められたというのじゃないんですが、反響が大きかったのは、『楽師が実はイケメン』というところ(笑)
■推理されてみて、いかがでしたか?
推理してくださった方、感想くださった方、ありがとうございました! 思いっきり当ててもらって本望です。光栄です。 今まで私の作品を推理したり当ててくださってる方は、私の作風やクセを、私自身より良く知ってくれてるかも? 何しろ、初参加の時まで、自分の文章に読点が人より多いことに全く気がついていなかったくらいなので(^_^;) 今でも、いくらフェイクしていないとはいえ何で自分がここまで当てられまくるのか、実は良く分かってないです。 それにしても、鉄板上等と覚悟はしていても、ここまで迷わず当てられまくるとは、さすがに思ってませんでした……。
今回の自分的テーマは、『書きたいことを書きたいように書いて正々堂々と当てていただく』と、もう一つ、サブ・テーマとして『でも、漢字変換でだけは当てられない』というのだったのですが、そっちのほうも、漢字変換を徹底的に調べた羽津樹さんから『証拠をつかめかった』というお言葉を引き出せたので、大満足ですv
あと、多くの人が推理の時に着目してくれた『注』マークについて、ちょっと言い訳を……。
自分で『注』を付けといて何ですが、私、この作品が、年齢制限はもちろん、注意書きが必要なものだとさえ、実は思っていません。 なので、自サイトにアップする時には、注意書きや年齢制限はつけない予定です。 それでも、今回『注』をつけたのは、企画内の決まりとして、『自殺・薬物』が出てくる作品にはそれをつけるということになっていたからです。 今回の拙作には、どう見てもあきらかに自殺と毒薬が出てきてます。 で、今回は下読みが無いのだから、明らかに指定要素が出てくるのに『でも読後感は暗くないから』とか『昔話としてさらっと描かれるだけで具体的な描写はないから』とか、その作品内での扱われ方による自己裁量をしたりせず、単純に、機械的に、決まりに従うべきだろうと思ったのです。
……と、本人としては大真面目に「人に迷惑をかけないよう、決まりは厳密に、真面目に守ろう!」という心がけでやったことなんですが……なんか、浮いてましたね(^_^;) あちゃ〜、またやっちゃった……orz
というわけで、02の作者は『年齢制限に敏感な人』でも『用心深い人』でもなく、ただ単に、『馬鹿真面目の度が過ぎて時々ちょっとズレちゃうトンチンカンな人』なのでした(^^ゞ
■あなたの作品だと推理された作品はありましたか?
D12『ハイカラ娘と銀座百鬼夜行』に一票。光栄です! 誰も間違ってくれないのも寂しいから、嬉しかったです。 あとはみんな正解。 あと、推理の途中で一瞬迷ってもらえたらしいのは、D01『帰らずの坂』。 一瞬でも光栄です!
追記:その後、D03『ナキオニ』に1票入ってました。 大好きな作品なので嬉しいです。
■あなたの作品が他の方の作品だと推理された作者さんはいましたか?
桂木直さん。恐縮です。
追記:たかしょうさん。恐縮です……。でも、2回続けて同ブロックなのに前回は誰にも取り違えてもらえなかったので、何かか、同ブロックになった甲斐があった……みたいな気分で嬉しいです。
■推理してみて、いかがでしたか?
好きサイトさんや仲良し管理人さんの作品は読めば分かる……そんな風に思っていた時期が、私にもありました(遠い目) 毎回、意外と分からないことに愕然とします。
あと、推理をすると、読み手としても書き手としても、本当に勉強になります。 普段ならありえないほど、ものすご〜く読み込むと、普段は見えないものが見えてくるような……。 普段は、しっかり読み込んだつもりでもけっこうあっさり流してるんだなあ……ということが実感されます。
推理中は、いろいろと好き勝手なことをほざきまくって、作者の皆様には失礼しましたm(__)m 知り合いであってもなくてもおかまいなしに、苗字より名前のほうが印象的だったり変換しやすかったりする人は勝手に名前呼びしてたし……。 お祭りに免じてご容赦くださいませ。
■あなたの正解率、どのくらいでしたか?
4ブロック推理して、39/48=約81%
■この企画に参加して、改めて気づいたことはありますか?
毎回思うのですが、人の好みは多種多様ということ。 どの作品を気に入るかも違うし、同じ作品についても、『○○なところがいい』と『○○じゃなければ良かったのに』という正反対の感想が出てきたり。 それを見てると、(万人に好かれる作品は無くても、どんな作品でも誰かは気に入ってくれるのかも……)とか(もし否定的な感想を貰うことがあっても、それが全てと思う必要はないんだ……)と思えて、何か、勇気が出ます。
あと、今回、自分が文章を書くときに、開いてあったほうが好みな漢字もなぜか自分では閉じていることが多いのに気がつきました。 特に深い考えがあってのことではなく、なんとなくクセで閉じてるだけのようです。 これから、徐々に、自分の好みに合わせて漢字を開くようになっていくかもしれません。
■参加作品の中で印象深い作品をあげてください。
■参加作品の中で印象深いタイトルの作品をあげてください。
『魂に著作権はない』『ドM道』
■参加作品の中で面白かった3作品&一言感想、お願いします。
↑の『印象深い作品』と合わせて、数増やしちゃいます。 『ナキオニ』・『かつて歩いた道』・『かえりみち』 泣いた! 『俺は不良』 笑った! 和んだ! 『帰らずの坂』 私好みのオチャメなちょい悪ジジイに萌え! 清明様と合わせてダブル爺萌えで、これはもう、うほっ、爺パラダイス♪ (ちなみに私の脳内では、惟尹さんのビジュアルが、なぜか『しんえもんさん』(@アニメ『一休さん』)。時代が違うのに……(^_^;)) 『父へ』 人生の機微を描いて後味爽やか。 『クロランドの流れ矢』 赤ちゃんのプエリョが可愛い! 特に『やう』の一言が絶妙! 名前も可愛い!
以上、後書きテンプレ回答でした。
ほんとに楽しい企画でしたーー! 思いっきり本気で力いっぱい遊ばせていただきました。 参加者の皆様、お疲れ様でした&お世話になりました! ご一緒できて楽しかったです。 いろいろ失礼もあったかと思いますが、お祭りに免じてご容赦くださいませ。 ネジ子さん、ご尽力ありがとうございました! おかげで楽しませていただきました!
2009年09月07日(月) |
覆面4・阿鼻叫喚の答え合わせ |
覆面、正解発表されましたね! ネジ子さん、お疲れ様でした! みなさま、お疲れ様でした!
お祭りの終わりって、少し寂しい……。 明日からはもう、掲示板に推理や感想が上がってないか毎朝うきうきチェックする楽しみがなくなるんですね……。しんみり。
でも、大丈夫、まだまだ盛り上がる後夜祭! 推理の答え合わせして、みんなの後書き見に行って、自分も後書き書いてアップして……。
後書きは、自分の正答率を調べてからになるので、まずは答えあわせから。 ……さぁて、楽しい楽しい阿鼻叫喚の時間ですよ!!
■Aブロック答え合わせ 〜tomoyaさんの高笑いが聴こえる(←幻聴)〜
○A01 締切直前における特定の覆面作家企画4参加希望者の漸近線的記録あるいはマグネシウム燃焼時的アイデア →永坂暖日さん ○A02 □□■□□ □□□■□ →並木空さん ×A03 アガトの巡礼 →碓地海さん(正解:REDさん) ○A04 クロランドの流れ矢 →歩く猫さん ×A05 狼は邪心を知る →tomoyaさん(正解:星間種子さん) ○A06 たとえ何があっても →虹屋よしゆきさん ×A07 ドM道 →星間種子さん(正解:碓地海さん) ○A08 大都会の秘密基地 →K.Sさん ○A09 空の果て、あの道に →玖乃さゆらさん ○A10 月のゆりかご →ぷよ夫さん ○A11 かえりみち →文月夕さん ×A12 もんどう →REDさん(正解:tomoyaさん)
……Σ( ̄□ ̄lll) やられた!!! tomoyaさんにやられた!! 羽津樹さんが日記に『REDさんと12の作者さんが高笑いしている可能性が……』と書いてらっしゃるのを見て以来、ずっとその言葉が頭を離れず、どこからか高笑いの幻聴が聴こえる気がしてたんだけど、あれは幻聴じゃなかったんだ……。 画面の向こうのtomoyaさんの高笑いが電波となって飛来してたんだ……orz REDさん、いきなり思いっきり疑ってごめんなさい!!
いや、私、REDさんも一応、念のため、文章とか調べたんですけど。 まさか03だとは思いませんでした。 作風の幅の広い人だというのは重々分かっていましたが、03は想定外だった……。 前回の童話に続いて、REDさんにも完敗だ……。
正答率 8/12
■Cブロック答え合わせ 〜最後の最後に一点をロス(T_T)〜
○C01 迷い人の道標 →千里さん ×C02 峠越え らっきーからー。さん(正解:羽津樹透夜さん) ○C03 来客御礼 →恵陽さん ○C04 選ぶべき道 →夜紡静さん ×C05 sai−ai →→よもぎの森さん(正解:らっきーからー。さん) ○C06 ワン・ラスト・キス →なつさん ○C07 おばけの道案内 →天菜 真祭さん ×C08 変化妖怪花火道 →羽津樹透夜さん(正解:よもぎの森さん) ○C09 この道の終わり →松原冬夜さん ○C10 ラブストーリー →和さん ○C11 ある冒険者夫婦の帰郷 →月島こむぎさん ○C12 八月の空蝉 →茅さん
しまったーーー!! 最後の最後によもぎの森さんとらっきーからー。さんを入れ替えをして、05かららっきーからー。さんを外してしまったのは失敗だった!! が〜ん……。 よもぎの森さんはもともと合ってなかったからしょうがないけど、らっきーからー。さんは、どたんばで正解一個ロスした……(^_^;) 入れ替えした後、らっきーからー。さんと02を読み比べて、やっぱり文章違うな……と思ったんですが、もうパソコン使える時間が残って無かったし、よもぎの森さんを05にするとあまりにも漢字変換が合うので、まあいいやということにしてしまいました。
らっきーからー。さんが05でも02でもないとすると羽津樹さんが02になるけど、文章から、それは違うんじゃないかと思っていたし。 羽津樹さん、ジャンル&文体フェイクだったんですね……やられた!! 羽津樹さんがフェイクをするとしたら08はあからさますぎる、もっと巧妙にやるんじゃないか……と、ひそかに危惧していたんですが、ほんとに、もっと巧妙だった……。
よもぎの森さんにも、やられた……というか、これは私が勝手に自爆した……。 森さんはフェイクするとは思ってたんですよ。 でも、作風フェイクで02かと思ったんだもん……。 それにしても、08は、A12並に推理不能でしたね。 『むつかしい』もフェイクだったんでしょうか。それとも、たまたま?
★正答率9/12
■Eブロック答え合わせ 〜みんな仲良くパーフェクト\(^o^)/〜
ここはパーフェクト。 パーフェクト続出ですね! 何人いるんだろう?
★正答率12/12
■Fブロック答え合わせ 〜驚愕の深海さんマジック〜
×F01 より道 →藍間真珠さん(正解:深海いわしさん) ○F02 ばみゅーだ☆とらいあんぐる →瑞沢史也さん ○F03 魂に著作権はない →裏乃りりさん ○F04 境界線上の魔王 →庚 春香さん ○F05 宙の道しるべ →橘 瑞希さん ×F06 落とし物 →深海いわしさん(正解:藍間真珠さん) ○F07 偽りだらけの道筋 →鶏米チャボさん ○F08 からたちの歌 →kannaさん ○F09 シーキング☆ザ・プリンセス →胡那さん ○F10 ひとつの道からはじまる →翠野ゆいらさん ○F11 あわい物語 →たつみさん ○F12 誰そ彼は →空地大さん
な、なんだってーーー!! 01は深海さん!?Σ(@O@;) ちらっと頭を過ぎりもしませんでしたよ……。 だって、01は、藍間さんとkannaさんと、ぱっと見たときから二人もそれらしい作者が思い浮かんでたし、そうじゃなくても、まさか深海さんとは想像もしなかったです……。
しかも、怖いのは、これ、実は別にフェイクでも何でもなさそうだということですね。 いや、漢字変換の軽いフェイク(普段閉じる漢字を開く)はあるけど、文章や内容は良く見てみれば別に深海さんとかけ離れてはいないのに、(たぶん)誰も深海さんを思い浮かべなかったという……。 ジャンル分けの妙もあるけど、作風の幅ですね〜。 自分のイメージを逆手にとって来たんですね。完敗です。
藍間さんは、途中まで06にしてたのになあ……。 06から外した理由が、『内容的にはありそうだけど漢字変換が違う』だったんですが、漢字変換でフェイクしてたんですね。 やられた……。 でも、それ以前に、01があまりにも藍間さんっぽかったから……。 そういえば、私、自分で推理日記に『私にとっては、藍間さんと深海さんは同じカテゴリー』とか書いてましたよ。 そうか、やっぱり、私の目から見たら、基本的に似たタイプに見えるんだ……。 だから、深海さんが藍間さんの書きそうなジャンルを書いたら見分けがつかなかったんですね……。
★正答率10/12
★4ブロック合計の正答率は39/48、約81%。
■他ブロック
Bブロック、Gブロック、推理できなくて残念……。
ブロック全体の推理は出来なかったけど、バラで推理(というほどでもないけど第一印象で推測)してたのは、宣芳さん、葉山さん、sagittaさん。 分かる気がしたところだけなんだから当たり前だけど、それぞれ当たってました。 sagittaさんは、後になって、違うかもと不安になってたので、ほっとしました。
自ブロックで、推理は出来なかったけど、ぱっと見で(もしかしてこうかな〜)と思ってたのが当たったのは、早瀬千夏さん=01と、ナキオニ=小嶋さんと、07=良崎さん。 小嶋さんは、印象的な冒頭の描写が第二回の『砂糖星』に通じるような……と思って。
他の人は、間違える以前に、ぜんぜん分からないから最初から投げてたです(^_^;) 私、このブロックを推理しなくて良かった。 意気込みを読まなければ鈴埜さんを12にするところだったけど、意気込み読んだら違いそうだったし。 で、結局違ったわけですが、鈴埜さんを当てた人、何人いるんだろう……。 鈴埜さんの後書きが楽しみです。
■一人反省会
今回、推理に何もツールを使わなかったのは、やっぱり失敗でした……。 前は一括置換ソフトtext.ssを使ってたんですが、パソコン買い換えてビスタになったら、そのソフトが使えなくなっちゃって。 ビスタで使える別のフリーソフトを紹介してもらってダウンロードはしたんですが、その後、たまたま使う用事がなくて、まだ一度も使ってないまま企画が始まり、なんとなく、もう面倒くさいから使わなくてもいいや……と、目視確認メインにIEのページ検索機能とメモ帳の検索機能だけですませちゃったら、やっぱり精度が低かったです。 あと、読点の入り具合とかを調べられたノベルチェッカーさんの閉鎖?も残念。 もし次があったら、私も、曽野さんを見習ってエクセル使おうかな……。
2009年09月06日(日) |
覆面4・Cブロック推理結果+追記&他ブロックについて少々 |
Cブロック推理結果(修正有)
C01 迷い人の道標 →千里さん C02 峠越え →よもぎの森さん→らっきーからー。さん C03 来客御礼 →恵陽さん C04 選ぶべき道 →夜紡静さん C05 sai−ai →らっきーからー。さん→よもぎの森さん C06 ワン・ラスト・キス →なつさん C07 おばけの道案内 →天菜 真祭さん C08 変化妖怪花火道 →羽津樹透夜さん C09 この道の終わり →松原冬夜さん C10 ラブストーリー →和さん C11 ある冒険者夫婦の帰郷 →月島こむぎさん C12 八月の空蝉 →茅さん
経過は↓こちら 第一回 第二回 第三回 第四回 第五回は、ここから ↓ ↓ ↓ さて、よもぎの森さんと羽津樹さんと恵陽さん。 まさかこんな組み合わせで三つ巴になるとは思いもしませんでした……。
う〜ん、フェイク作が混じってるから難しいぞ……と悩みつつ、三人と三作の文章を見比べた結果、やっぱり恵陽さんは03でいいかなと思います。 もしかして羽津樹さんの可能性も……と、一応疑ってみたけど、漢字の多さ、読点の少なさなど、恵陽さんで良さそう。 内容的には森さんもありそうだけど、森さんはもっと漢字を開きます。読点も多いです。 漢字変換も概ね一致してるし、にっこり微笑む、にこにこと笑う、などのシンプルな笑顔描写が多いのも肯定材料。
そして、ついに最終決戦(?)、森さんと羽津樹さんの、どっちがどっちか!
森さんと羽津樹さんは、漢字変換からの区別は不可能と思われます。 羽津樹さんは、フェイクをするかもしれないから。 森さんは、もともと漢字変換に揺れが多い(同じ単語を同じ作品中で開いてたり閉じてたりと、あえて統一していないっぽい)のと、やっぱりフェイクもするかもしれないから。
となると、文章・内容から推理するしかない……けど、08は、どう見ても、文章もフェイクしてますよね。 読点が異常に少ない……(^_^;) あらためて詳しく読んでみると、漢字変換も、ざっと読んだ時に思った以上にあきらかにヘンだし、怪しさ満載……(^_^;) 漢字変換は全部フェイクだとしても『むつかしい』は素かな……と思ったんだけど、森さんも羽津樹さんも、普段は『難しい』を使ってる……(T_T) 文章の漢字変換も内容も全部フェイクだとすると、08はもう、消去法しかないじゃないですか。
内容にしても、羽津樹さんはサイトに一人称の現代恋愛ものしか無いから、異世界ファンタジーとかギャグとか書かれたら、お手上げです。 せめて三人称の文章のサンプルがあれば……。
ジャンル・内容で分からなければ文章を見ればいいと思っても、羽津樹さんは文章にクセがないです。 文章自体に凝るより、ヘンに文章に気を取られることなくスムースにストーリーに入り込んでもらうこと重視の『透明な水』タイプのような気がします。
その点、02は、文章自体にちょっと色がついてる気がするんですよね……。 冒頭の数行だけで、まだストーリーが始まる前から訳もなく私をわくわくさせてくれるこのリズムは、森さんのような(というか、森さんであってほしいような)気がするんですけど……。
あと、この作品、歯切れ良く畳み掛ける短文のカッコよさが目立っているけど、全体には、意外と長文うねうね系のような。 そして、羽津樹さんは、もし長文を書いても、うねうねはしないんじゃないか……という気がします。 森さんは、うねうね系の人だと思います。
あと、羽津樹さんは、サイトの作品からも、覆面参加作への感想からも、物語に倫理を求める人のような気がします。 人のあらまほしい姿を求める人なんじゃないかと……。(勝手に認定、スミマセン) 02は、そういう観点からは微妙な作品では? ……もう、推理のしようがないので、単なる苦し紛れのこじつけです(^_^;)
……と、なんだかんだ言ってるけど、自分に言い訳してるだけで、私、実はごく早いうちから、02は森さんじゃないかと思ってたんです。 なんでかというと、「なんとなく」としか言いようが無い。しいていえば、文体? 何の根拠も無いので、もしかすると、(森さんがこういうのも書いてくれたらいいなあ……)という、単なる願望かもしれないんですけど。 だから、これ、証拠はないけど森さんでいいですか? 『筈』とか『或いは』とか『仮令』とか『帝國』とかは、重厚な雰囲気作りを兼ねたフェイクということで!(と、勝手に決める) 結局、直感による暫定配置のまま、勝手な思い込みを一人で強化しているだけで何も物証は出てないんですけど、もう時間無いし。 何より、私は、これが森さんであって欲しい!(笑)
08=羽津樹さん説は、何の根拠もないけど特に否定材料もなく、そもそも検証のしようもないので、もう、消去法で。
今になって、実は02は森さんでも羽津樹さんでもどっちでもなくて、ここまでの推理が根本から間違っているんじゃないか……と不安になってきたのですが(『むつかしい』と『筈』が気になる……)、今更もう、しょうがない!
というわけで、ここは運を天に任せて、賭けに出ます。 02が森さんで03が恵陽さんで08が羽津樹さん。 以上、Cブロック推理終了。
一番下に追記あり。 最後の最後に藍間さんの推理をカンニングしてよもぎの森さんとらっきーからー。さんを入れ替えました。
・・・・・・・・・
BとG、間に合わなかった……。 ごめんなさい。 とりあえず、Bでは、全く何も検証してない第一印象だけですが、宣芳まゆりさんはB07『俺は不良』、葉山さんはB09『我往此道』かなあ……と思いました。 でも、葉山さんは前に二回もハイテンション・ギャグを出してきてるから、三度目はないかも? Gでは、一瞬、01『柵の向こう側へ』がsagittaさんかなと思ったんだけど、その後、みんなの推理を見て、自信がなくなりました……。
あと、正解発表前に感想をひとつ。 F03『魂に著作権はない』。 作者さんに直接伝えても返事に困られそうな勝手な裏読みだけなので、覆面被ってるうちに勝手にほざかせてもらいます。
えっと、ヨリカは、実は現実の人間じゃなくて、何か、バーチャルな存在なんじゃないでしょうか。 彼らのいる世界は、本当の世界ではない。 本人たちは現実だと思ってるけど、実は仮想現実。 だから人間だけじゃなく世界自体がコピーできちゃう。 ゲームの世界みたいにリセット出来ちゃう。 で、いかにも(実は人間じゃなくてプログラムとかなんじゃ……?)みたいに見えてるタヨのほうが現実の人間で――いや、、ヨリカに直接接触している『タヨ』は現実のタヨを模した監視プログラムとかなのかもしれないけど、タヨの背後にある世界の方が実は現実世界で、大学とか地球の裏側とか言われてるタヨの居場所は本当はきっと研究室か何かで、本物のタヨは、そこで働く研究者とかシステム管理人なのでは……? あるいは、もっと深読みして、もしかして本物の人間は既に滅んでて、後に残った自律型コンピュータ(自分のメンテナンスも自分で出来ちゃいます!)が、もはや理由もないのに仮想世界に仮想の人類を飼い続けている……とかでも面白いかも?
以上、だからどうってこともない与太感想なので、ここで呟いておきます。
追記: ああああああーーーーーーーっ!!! 企画掲示板に書き込みに行って藍間さんの推理を見て、らっきーからー。さん=02説が出てて衝撃を受けたんですが(だって、そういえば確かにらっきーからー。さんは『筈』を使ってるよ!)、今更見直す時間もない予定だったので運を天に任せてたんですが、今、まだちょっと時間が出来たので、どうしても気になって見直してみたら、漢字変換的には、森さんとらっきーからー。さんが逆も有り得る???? ま、まさか……Σ( ̄□ ̄lll) 05は森さん候補としては最初から完全にノーマークだったから、文章的にも、そういえば、有り得そうな気が……???
あまりにも気になって、再調査開始……
……よくよく漢字変換を見比べたら、絶対、こっちのほうがいちいち合ってる!! どうせフィイクだと思って見なかったことにしてた不一致が、ほぼ全部解決する……(@_@;) なんてこった……。 やっぱり、小さな違和感も見過ごしちゃいけないんだ……。
文章も、耽美の香りに目くらましされてたけど、森さんだと思ってみれば、そう見える! よし、今回もまたよそ様の推理をカンニングしての変更だけど、いちかばちかで、ここ、入れ替えちゃう! 藍間さん、お世話になります! えいっ!
らっきーからー。さんと羽津樹さんも入れ替えという可能性もあるけど、そこはもう、いいです……。
今回、このパターン(最後の最後にひと様の推理をカンニングして変更する)が多いなあ……(^^ゞ もはや自分の推理とは言えませんね……。
2009年09月05日(土) |
覆面4・Cブロック推理経過4 |
Cブロックの続きです。
第一印象からどう見ても07だった天菜さんは、やっぱり07に確定。 以前の覆面作品や、その時推理のために読んだサイト作品の印象から、ぱっと見て07と思ったんだけど、もう記憶もおぼろな一年以上前の印象だけで決め付けるのもなんだと思って、もう一度サイトに伺って『移転門の守人』というのを見たら、やっぱり、まんまじゃん……。 そういえば前にも読んだ覚えのある『溶けてしまいそうな』という作品も、幽霊(?)譚で、雰囲気がよく似てます。
内容・傾向や雰囲気のサイト作との類似で決めるのはけっこう危険なんですが、文章そのものも、非常に近いので、これでいいんじゃないかと……。 漢字変換には揺れのある方のようですが、やわらかでなんともかわいらしい女の子一人称、”……”の使い方、”……”の後に句点がないところ、あと、読点のタイミングとか。 07での、たとえば『そう、笑顔を残して裕人さんは、消えた。』みたいな、独特なリズムのある読点使いが、サイトでも目立ちます。 決定!
残り3人。 森さんと羽津樹さんと恵陽さん。 今日は時間切れでここまでだけど、明日は仕事がお休みなので、Cブロックの推理、なんとか間に合いそうです。 (間に合わなければ昨日の暫定配置で決めちゃいます!)
2009年09月04日(金) |
覆面4・Cブロック推理経過3 |
ふと気が付いたんですが……あれ? 正解発表って、7日? てことは、推理出来るのは6日まで? なんとなく、7日まで推理できるつもりでいましたよ……。
うわあ、推理期間、もうあと2日しかないじゃないですか! こいつはいかん! ちょっとスピードアップしなければ!
昨日悩んでた08『ある冒険者夫婦〜』は、その後、ふと気がついたことがあって、月島こむぎさんに決めました。 作品に関係ない推理なので詳細は割愛しますが、あの書式の乱れは、うっかりでもフェイクでもなく、エディタの仕様に関係する事故なのではないかと……。 (もし私の想像があたってるとしたら作者さんは大変気の毒なのですが、でも、普通に作品として読んで楽しむ分には、全く差し支えなかったですから! 推理しようとさえ思わなければ、何も気にせず普通に楽しめますから!)
で、原因が私の想像通りだとしたら、行頭の字下げ無しは、作者さんの意図したものではないと思います。 でも、“「 ” の前にスペースが入ってるのは、作者さんが入れたんだと思う。 で、サイトでそれをやってるのは、月島さん。 文体にも漢字変換にも特に違和感ありません。
まだ表に書き出してなかったけど、私の頭の中の暫定配置では02『峠越え』が『月島さんかよもぎの森さん』だったので、じゃあ、02はよもぎの森さんかなあ……? 要検証。でも、とりあえず後回し。
あと、和さんを10『ラブストーリー』に。 これ、最初は、途中まではよもぎの森さんかな〜と思いつつ読んだんですが(だって、可愛い&犬のコンボ!)、途中からだんだん他の人のような気がしてきて。 で、サイトを拝見すると、和さんも犬好きなんですね。 それも、すご〜く好きそう?
森さんもわりとそうなんだけど、和さんは、同じ作品の中でも同じ単語を開いたりひらかなかったり、場所によって使い分ける方のようです。 でも、全体的に開き気味で、どの単語が揺れるかも含めて、10とおおよそ一致してるような。 10に出て来る『ほほ笑み』というネット小説では比較的珍しい(?)変換を月島さんも使っているのが気になりますが、月島さんはもう08に決めてるし、他の変換があまり一致しないので、この一語だけなら無視して大丈夫でしょう。 それに、いまのところみつけてないというだけで、和さんも実は『ほほ笑み』を使ってるのかもしれないし。
一番の決め手は、『償い、だって言うの?』という読点の使い方。 サイトで何度も似た使い方を見かけました。
ここまできて残る作品は……
C02 峠越え C03 来客御礼 C07 おばけの道案内 C08 変化妖怪花火道
作者さんは
羽津樹 透夜さん 恵陽さん 天菜 真祭さん よもぎの森さん
このうち、07は、第一印象が天菜さんでした。
02は、さっき書いたように、よもぎの森さんのような気が……。 恵陽さんは、これは書かないと思う。羽津樹さんは書くかも。
羽津樹さんは、何の根拠もないけど、第一印象が08だったんですけど……。 しかも、いかにも怪しい漢字変換とは関係なく、文章や内容の印象で。 しかも、羽津樹さんの作品の印象ではなく、なぜか羽津樹さんのブログの印象と被ったんですけど……。 我ながら意味不明。何の根拠もない直感だけ。
03『来客御礼』は、みんなそれなりに書きそうだけど、森さんが02、天菜さんが07、羽津樹さんが08だとすると、恵陽さんですね……。 うん、ありそう。
というわけで、残り4人を、何の根拠もない直感だけで仮配置すると、
C02 峠越え よもぎの森さん C03 来客御礼 恵陽さん C07 おばけの道案内 天菜さん C08 変化妖怪花火道 羽津樹さん
となります。
もしかして、これらを検証してそれぞれ違和感が出てこなければOK? ……まあ、そううまくいくとは思えないけど(^_^;)
というわけで、次回に続く。
2009年09月03日(木) |
覆面4・Cブロック推理経過2 |
さて、さんざん収集した特徴を忘れないうちに松原さんを探しましょうか……と、それらしいかもしれない気がする作品をあれこれ見てみましたが、いまいちピンとくるものがありません。
しかたないので、そっちは保留しといて、冒頭の字下げ忘れ(?)や記号の後のスペース無しなど、ぱっと目につく特徴がありすぎて見るからに怪しかった(怪しすぎたから、とりあえず後回しにしてた)11『ある冒険者夫婦の帰郷』を、ちょっと追求してみることに。
これ、字下げがあったりなかったり、セリフで始まる段落の場合「」の前も字下げしていたり、下げていなかったりと、いろいろ乱れているので、最初からすごく気になっていたのです。 この書式の乱れは、普通に考えれば、普段は字下げをしない人が書式での一発バレを避けるために覆面を被ろうとして、時間不足やうっかりから徹底できなかった……と見るところでしょう。 で、参加者の中で冒頭の一字下げをしなかったり、記号の後にスペースをつけないのは、一目瞭然で、らっきーからー。さんなので、普通だったら迷わず、らっきーからー。さんにするところなのですが……。
そうする気になれないのは、らっきーからー。さんが初参加じゃなくて、前回の参加作では、ちゃんと多数派の書式にあわせていたからです(サイト掲載にあたって自分の書式に戻してたけど)。 (過去の覆面作のリストを作ってくださった羽津樹さんに感謝!)
で、そのときは、うっかり下げ忘れなどはなかったようなのです。 ということは、らっきーからー。さんは、覆面を被るためには特徴ある書式を引っ込める必要があるとわかっていて、かつ、私と違って(笑)真性のうっかりさんではないと思われるので、今回に限ってそう何箇所もうっかりするとは思えないのです。 下げ忘れがないだけでなく、目立つ誤字脱字も見当たらないし……。 うん、らっきーからー。さんは、うっかり者ではない!
じゃあ、この不統一は、『うっかり』じゃなくて、意図的なフェイクなのか?
それとも、真性のうっかりさんでなくても、時間が足りなくてギリギリに慌てて提出したとしたら、偶然ちょっとくらいうっかりすることも有り得る? 意気込みによると、らっきーからー。さんの執筆時間は短そうだし……? う〜ん、でも、安直すぎるか……。 あと、今、日記を見てきたら、らっきーからー。さんは、お友達によく完ぺき主義って言われるらしいですよ? 普段からそういう風な人が、今回に限っては大量にうっかりなんか、しないよね……?
あと、もう一人、怪しい人は月島こむぎさん。 セリフで始まる行でも冒頭を一字下げてます。珍しいです。 (もう一人、「」の前にスペース入れてる箇所がある人を見かけたけど、それは一箇所だけだったので、たぶん、単なるミスでしょう)
文章的には、お二方、どちらがこれを書いていても不思議はなさそうです。 他の方という可能性もある。 ほとんど人が、フェイクでなら、書きそう(フェイクでも書かないだろうと思う人も若干いるけど)。 これはもう、書式については目を瞑って、文体・漢字変換から地道に捜査するべきか?
……そう思って、まず、らっきーからー。さんの作品を読んでみる。
…………
むしろ、さっき松原さん候補として精読してきたばかりの05『sai-ai』のほうが結びつきやすいんじゃ……??
漢字変換は必ずしも一致しませんが(『まなじり』と『眦』、『体』と『身体』など)、主語の省略があったり、読点が少なかったりと、文章全体の雰囲気が……。 サイトに『初戀』なんていう旧字体タイトルの作品もあるし、『全身の血が沸騰』したり『全身を突き上げ』たり『動揺が全身から溢れ出』たりと、もしかして、『全身』を使って感情を表現するのがお好きなのかも……?
前回と趣を変えているらしいのでコメディかなと思ったんですが、これはこれで、別の面で前回と違うのかもしれない。 例えば、漢字変換のフェイクとか! だとしたら、変換が全部は合わないのも頷ける!(←強引(^^ゞ)
というわけで、とりあえず、らっきーからー。さんは05に仮配置。
……と、ここで、松原さん探しに戻ります。
こうして詳細に実況報告してみると、私の推理って、ずいぶん行ったり来たりしてるなあ……(^_^;) だから非効率的で無駄に時間がかかるんですね。 まあ、いいや。 気の向くまま、気になるままに、あっちこっち飛びます。
というわけで、松原さん探しです。 04・05・09以外を探してみても「これ!」と思えるものが見当たらなかったので、もう一度、09を精読。
……あれ? やっぱ、松原さん、これなんじゃない? 松原さんのサイト作品のサンプルを増量。 両者を見比べる。 ……うん、やっぱ、これかも?
松原さんの作品では、指先や唇が凍てついたり凍えたり、頬や身体が熱を持ったりする、そしてそれらを対比させたりする、温度の描写が特に多い気がします。
あと、落涙描写が多彩で詳細です。 ただ『泣いた』なんて安直に書かずに、必ずのように、涙が零れ落ちるさまをスローモーションで描写します。光や宝石や熱に例えたりと、印象的です。 その特徴が、09にもあるような気がします。
あと、『言の葉』が気になります。 サイトにそのものズバリ、『言の葉』というタイトルの掌編があって、単なる『言葉』という意味じゃなく『お便り』『伝言』的なニュアンスが『兄さまからの言の葉』と言う使い方と同じで。 まあ、ごく普通言葉・ごく普通の使い方なんですが、なんとなく相通じてる気がしました。
というわけで、09は恵陽さん→松原さんへ。
相変わらず、三歩進んで二歩下がるどころか、一歩進んで一歩下がってるかも……?(^_^;)
現時点での仮配置↓
C01 迷い人の道標 →千里さん C02 峠越え C03 来客御礼 C04 選ぶべき道 →夜紡静さん C05 sai−ai →らっきーからー。さん C06 ワン・ラスト・キス →なつさん C07 おばけの道案内 C08 変化妖怪花火道 C09 この道の終わり →松原冬夜さん C10 ラブストーリー C11 ある冒険者夫婦の帰郷 C12 八月の空蝉 →茅さん
2009年09月02日(水) |
覆面4・Cブロック推理経過1 |
さて、やっと一番最初に読んだCブロックに戻ってきました。
実はまだ、Fブロックで『側』派の深海さんに当て嵌めちゃった06中の『傍』が気になってしかたないんだけど、まさかチャボさんのとこにでも『傍』があるんじゃ……とか疑い出すと(しかも、うっかり探しに行ってもし見つけちゃったりするとなおさら)またキリがなくなって後の推理時間がなくなるので、後はもう、運を天に任せる! Fブロックにはもう行かない!
というわけで、Cブロック。 まだ推理はしてなかったけど、一応、何作かについてはこれは誰々かも……という第一印象をメモしてあったんですが、理由を書いてないので、なんで自分がそう思ったか、今となってはもう忘れてて分からない……(^_^;) というわけで、初読メモのことは忘れて、分かりそうなところから。
・・・・・・・・・ 作品&作家リスト・転記
C01 迷い人の道標 C02 峠越え C03 来客御礼 C04 選ぶべき道 C05 sai−ai C06 ワン・ラスト・キス C07 おばけの道案内 C08 変化妖怪花火道 C09 この道の終わり 注 C10 ラブストーリー C11 ある冒険者夫婦の帰郷 C12 八月の空蝉 注
羽津樹 透夜(Dancing Dream) 恵陽(月明かり太陽館) 千里(Sana) 茅(茅葺き屋根の家) 月島こむぎ(路地裏工房ノスタルジア) 天菜 真祭(Sequence お話の欠片) 和(なごみのお茶屋さん) なつ(ai.k) 松原冬夜(夜の夢) よもぎの森(よもぎの森) 夜紡静(螺旋回廊) らっきーからー。(西の雲 東の花)
・・・・・・・・
01は、まさかの大フェイクでさえなければ、どう見ても、いろいろな点で千里さんでしょう。
12は茅さん。 第一印象からして茅さんだったけど、かなり珍しい漢字変換を見つけたので、ピンポイントで茅さんのサイトにいって探してみたら、使用例がありました。 その変換が何かは、もしかするとあるかもしれない次回に備えてナイショ♪ 作者さんが次回作にも使ってくれる可能性に期待!(笑) あと、いかにもフェイクに見えた『云う』も、サイト作でも使ってました。 以前の覆面作品だから、それもフェイクだったのかもしれないけど、とにかく使ってた。 念のため他の漢字変換も確認した結果、茅さん確定!
よし、これで数が減って、後の推理が多少楽になるかも?
そして、次は、手がかりが多くて一見すごく分かりやすそうに見えた09『この道の終わり』に突撃。 わたし的には、いろいろと、とっかかりがありそうに見えたんですよ。 だから、それらしい作者さんのサイト数箇所をざっと当たってゆけば、すぐ見つかるんじゃないかと……。
……甘かった。意外と見つからない。 サイトをざっと拝見した印象で作者候補としたのは、なつさん、夜紡さん、恵陽さん(松原さんも、内容的にはすごくありそうな気がしたけど、文章的に違うような気がして混ぜなかった)なんですが、意外と簡単には分からなくて、お三方のサイト作品をどんどんどんどん見ていく事態に……。
文体作風比較のついでに漢字変換などもちょっとずつチェックしたので、06がすぐわからないならついでにこのお三方が書きそうな気がする別の作品も同時に検討しちゃおうと、比較対象の覆面作品を04・05・06まで広げました。
で、三人と四作品を見比べた結果、とりあえず、06はなつさんに、仮に当て嵌めました。 漢字変換とか文章の感じとか言い回しとか、いろいろで。
なつさんと06は、体・わずか・ため息をつく・分かる・気がつく・まっすぐ・すべて・できる・頷くなど、殆どの漢字変換が一致しています。 また、表情の変化や動作、言葉を発する時の描写が非常に細かいことがあるのが似ている……気がします。
このへんで、やっぱり松原さんを参入させてみました。
夜紡さんは04か09? なつさんより漢字を閉じる率が高いです。 漢字変換的には04が近い(『溜め息を吐く』)ですが、09と合致する箇所(『幼き』とか『云う』とか)も多々あって、迷います。 キャラ的には04がありそう? あと、夜紡さんは04に出てくる『阿呆』を使います。もしかして関西の方? ちなみに恵陽さんは『馬鹿』のようです。 松原さんは両方使ってました。
夜紡さんを04にすると、恵陽さんか松原さんが09? 内容的には、お二人とも書きそうです。 松原さんが使いそうな言い回しもあれこれ点在してるんだけど……。 う〜ん、でも、ここはやっぱり恵陽さんのほうが近そうな……。 だとすると、漢字変換はそこそこ一致。
とすると、いかにも09を書きそうな松原さんはどこだろう? いかにもありそうな恋愛ファンタジーはみんな他の人にしちゃったから、もしかして現代ものとか、コメディ? 企画に出そうとしてボツにした作品が男性一人称のコメディだったし、もしかして、03『来客御礼』とか?
ここまでの暫定推理
C01 迷い人の道標 →千里さん C02 峠越え C03 来客御礼 →まさか松原さん? C04 選ぶべき道 →夜紡さん C05 sai−ai C06 ワン・ラスト・キス →なつさん C07 おばけの道案内 C08 変化妖怪花火道 C09 この道の終わり →恵陽さん C10 ラブストーリー C11 ある冒険者夫婦の帰郷 C12 八月の空蝉 →茅さん
2009年09月01日(火) |
覆面4・Fブロック、やっぱり修正!(^^ゞ |
昨日の日記に書いたとおり、曽野さんの推理結果をカンニングしたのをきっかけに(^^ゞ、裏乃さんを再検証してみました。
もともと、前回の『ファイナル・アンサー』の時、最後の最後に漢字変換や文体のチェックのために03を読み返して、今更ながら03=深海さん説に不安を感じはじめたところだったんです。 最初は、ざっと読んで、内容から、SF属性ありということで深海さんかと思い、ずっとそのまま来たのですが、改めて、文体や言い回しに着目して細かく読み直してみたら、なんだか深海さんの文章というには違和感がある気がしてきて……。
でも、そのときは、サイト作品との題材被りから裏乃さん=03は有り得ないと思っていたから、深海さんと03の違和感にはあえて目を瞑って、さらに裏乃さんと06の結びつかなさにも『フェイク作だから』ということで目を瞑って、深海さん=03、裏乃さん=06をファイナル・アンサーとしたのです。
が、とにかく自分の中でいまいち違和感があったので、そこへもってきて裏乃さん=03という曽野さんの推理結果を見て、やっぱり気になってしまい、もう一度じっくり03を読み返したところ……あれ? やっぱり、03の文章から、裏乃さんの匂いがする……(@_@;)
上手く表現できないのですが、深海さんより、ケレン味?があるような? 深海さんの文章は、もっとプレーンで明晰な気がします。 本当に、言葉が見つからなくてうまくいえないのですが。
うわ〜、ネタ被りのせいでまさかと思ってたけど、これ、裏乃さんだよ……。なんてこった……。 でも、曽野さんがそう言ったから、なんて理由で変更は出来ないから、自力でちゃんと調べなきゃ。 というわけで、裏乃さん徹底解剖・大調査開始。
裏乃さん・深海さんは、ともに漢字の使用率が高い方なので、03で『できる』『わかる』『つくる』『いう』『ほしい』『ひとつ』『ひとり』などのひらがな多用がすごく目立つ、そのうちの『できる』や『わかる』や『とき』はともかく『ほしい』や『つくる』はどうせフェイクか揺れだろうと思ってスルーしてたのですが、あらためて裏乃さんの漢字変換を調べたところ、上の例、すべて、裏乃さんも、ものによっては必ずしも毎回じゃないけど、開いていました。 裏乃さんは『大抵』『頂戴』『所為』『咄嗟』『余計』『時折』『何故』『随分』『尚更』『所詮』などの硬い漢字使いが非常に目立つので、とにかく漢字が多い人という印象があったのですが、良く調べると、逆に、平易な単語は開いている例が多いことを(いまさらながら)発見。
03で使われている『できる』『わかる』『つくる』『ほしい』『ひとつ』『ひとり』『ときどき』『きた(=来た)』『とき』『かぎり』『すべて』『でない(=出ない)』『いわず(=言わず)』『もと』は、いずれも、裏乃さんも使っていました。
中でも『ほしい』や『つくる』『でない(=出ない)』を開く人は、かなり珍しいのではないかと……。
03で『なぜ』を使っている(裏乃さんは普段、『何故』)のと、『達』を使っている(裏乃さんは『たち』派?)のが気になりますが、『所詮』や『束の間』『俯く』『目眩』『ため息』『呟く』『十分』などの変換もことごとく一致しているし、何より、曽野さんもあげてらっしゃる『不意に』の一致が目立ちます。 これは、たいていの人は『ふいに』と書くと思うので。
あと、『目眩』については、漢字の変換だけじゃなく、『目眩を感じる』という言い回しも一致。 『めまいがする』でも『眩暈を覚える』でもなく、目眩を『感じる』です。 また、裏乃さんは、目眩だけでなく喜びなどの感情も『〜を感じる』と表現することが良くあるようです。
あと、これも曽野さんも挙げてらっしゃいましたが、『(感情が)湧き上がる』と言う言い回しも、裏乃さんと一致します。
あと、03での、『後ろ暗い喜び』という表現が、『愛しのメリラ』での『後めたい喜び』に似てると思う。
あ、そういえば、これは裏乃さん=03説とは関係ないんですが、前回、06では『嘘を吐く』だけど裏乃さんは『嘘をつく』だと書いたけど、裏乃さんは両方使ってました。 いまさら裏乃さん=06説の補強材料出現? でも、一方で、03で使われている『だだをこねる』は、深海さんは『駄々こねる』なのが、深海さん≠03説を補強? まあ、このへんはあまり関係ないから置いといて……。
とにかく、これだけ大量の材料を自力で探し出せば、単に曽野さんの真似っこというだけじゃなく、発端はそこでも自分の推理として、結果を変更してもいいですよね! ね!?(←誰にともなく訊く……(^^ゞ)
というわけで、裏乃さん=03『魂に著作権はない』に、推理を変更!
あ、そうか! この推理があってるとすると、裏乃さんが日記で『バレバレ』だと仰ってたのは、こういう意味だったのか! サイト作とのこれだけの類似。たしかに『バレバレ』だ……。
そして、06に全く裏乃さん臭を感じなかったのは、大フェイクだったからじゃなく、裏乃さんじゃなかったからなのか……。 裏乃さん臭を感じない理由としては、『フィイクだから』より『裏乃さんじゃないから』のほうが、よっぽど普通で当たり前だ……(^_^;)
となると、深海さんが06に?
ここでついでに08のkannaさんと深海さんも入れ替えるというのもちらっと考えたけど、漢字変換を見直した結果、それはやめといて、裏乃さんと深海さんを入れ替えるだけにします。 『側』の不一致(06派『傍』、深海さんは『側』)だけが気になるけど。
というわけで、再度、修正。
F01 より道 →藍間真珠さん F02 ばみゅーだ☆とらいあんぐる →瑞沢史也さん F03 魂に著作権はない →裏乃りりさん F04 境界線上の魔王 →庚 春香さん F05 宙の道しるべ →橘 瑞希さん F06 落とし物 →深海いわしさん F07 偽りだらけの道筋 →鶏米チャボさん F08 からたちの歌 →kannaさん F09 シーキング☆ザ・プリンセス →胡那さん F10 ひとつの道からはじまる →翠野ゆいらさん F11 あわい物語 →たつみさん F12 誰そ彼は →空地大さん
もし、この推理が正しいとしたら、もしかして、このブロック、漢字変換でフェイクかけてる人、一人もいなかったんじゃ……? ということは、最初から単純に漢字変換だけで調べてたら、かえって簡単に分かってたのかも?(^_^;) でも、フェイクをしている人がいるかいないかは、最初からは分からないですもんね。 で、一人でもフェイクしてる人がいたら、漢字変換だけの推理は総崩れですもんね。 遠回りして初めて辿り着ける場所もある……って、まだ辿り着いたとは限りませんけどね(^^ゞ
話は変わって、曽野十瓜さん、拍手からのコメント、ありがとうございます! ご覧の通り(笑)、一方的に、大変、大変、ものすご〜くお世話になっております……(^^ゞ 期間終了後には、Dブロック推理のお礼かたがた、ご挨拶に伺うつもりだったのですが、今のところ、そういえばご挨拶も無しで勝手に日記にお名前を出しまくっていて、大変失礼しておりますm(__)m お祭りに免じてご容赦を。 今回、不参加だと残念に思っていた曽野さんが推理に参入してきてくださって、すご〜く嬉しかったです!
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